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第2章
サキュバスとドキドキデート、その3
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「ありがとうございました~。」
「はーい。」
俺はレイナの分まで簡易包装紙に包んで食べられるピザと、エスプレッソとフワフワミルクを混ぜた……なんかいろいろ混ざっているカプチーノっぽい何かだが、トッピングの名前が多すぎて忘れたもので、結局ミルクコーヒーを持って行くと。
「わあ。ありがとうございますっ。」
「どもども。そんなに喜んでくれるとは思わなかった。」
こっちのピザは異様にでかく、切り分けて食べるタイプなので、一人分の切り分けもでかい。それをレイナは一気にかぶりついていた。
「おいし~い。ピザって、美味しいですね。」
「うん結構、豪快に食べるんだね、レイナって。」
「あ、お行儀悪かったですか?」
「ううん。そういう話じゃなくて。そう食べた方が美味しいからね。」
「あははっ、そうですね。ピザは特に……冷めると勿体ないですし、チーズも固まっちゃう。」
「うん。俺も食べないと。……うん。オレガノとバジルと、サラミと……。ミックスのやつか。」
オリーブの塩漬けの輪切りも入っているピザだった。シンプルな盛り付けだったり郷土の野菜やチーズ、燻製とかが乗っているのだったり、癖が強くて味が濃いのがこっちのチーズ載せピザだが、具が盛りだくさんだし、バターロールを伸ばしたような歯ごたえのパンだし、こっちにだってこういうのもあるんだろう。移動式遊園地と一緒に来た業者の所かもしれないからな。次はコーヒーを飲むも……めっちゃ甘い。甘いと言うか、こっちではこのくらい甘いのが本場なのだが、ピザと合わせるんだなと思ってしまった。糖質と脂質過多だから、あとでブラッドオレンジ入り炭酸水も買っておこうと思った俺。サッパリしたいところである。
「ご主人様、他には何かされますか?」
「うーん、そうだな。観覧車でも乗る?」
俺の指さした観覧車は、メリー轟ラウンドみたいにめっちゃ速く回る観覧車だった。
「ご飯あとは止めましょう。」
レイナはキッパリと言った。
「うん、そうだね。あとは絶叫マシンとかそういうのばかりだし。」
「あ、そうだ、ご主人様、口にソースが付いてますよ。」
「えっ? あ……っ、んっ。」
「ちゅ、ぺろ、れる……っ。」
レイナに舌で口に着いたソースを拭われていく。
「ちゅぱ。ん……っ。綺麗になりました。」
「う、うん……。俺、このくらいならベッドヤクザにならないんだ。」
「みたいですね。」
「うう……っ。」
俺の身体のフェロモン判定はどうなっているんだと思いつつ。今日は珍しく俺のままでレイナにされてしまっていた。
「それじゃあ、スーパーに並ぶのも面倒だし、コンビニで炭酸水を買って帰ろうか。
ついでにサンドウイッチでも。」
「あ、それならご主人様。モフモフ喫茶はいかがですか。」
「ああ。永久パスポートあったのスッカリ忘れていた。」
俺はこの調子で、モンスター討伐の依頼ををこなすたびに、俺とレイナが魅惑の術で捕獲したモンスターの種族や数がモフモフ喫茶に並ぶことになろうとは、あと図鑑も閲覧可能になるとは、まだ知らなかったのであった……。あったよな、そういうゲーム。
「はーい。」
俺はレイナの分まで簡易包装紙に包んで食べられるピザと、エスプレッソとフワフワミルクを混ぜた……なんかいろいろ混ざっているカプチーノっぽい何かだが、トッピングの名前が多すぎて忘れたもので、結局ミルクコーヒーを持って行くと。
「わあ。ありがとうございますっ。」
「どもども。そんなに喜んでくれるとは思わなかった。」
こっちのピザは異様にでかく、切り分けて食べるタイプなので、一人分の切り分けもでかい。それをレイナは一気にかぶりついていた。
「おいし~い。ピザって、美味しいですね。」
「うん結構、豪快に食べるんだね、レイナって。」
「あ、お行儀悪かったですか?」
「ううん。そういう話じゃなくて。そう食べた方が美味しいからね。」
「あははっ、そうですね。ピザは特に……冷めると勿体ないですし、チーズも固まっちゃう。」
「うん。俺も食べないと。……うん。オレガノとバジルと、サラミと……。ミックスのやつか。」
オリーブの塩漬けの輪切りも入っているピザだった。シンプルな盛り付けだったり郷土の野菜やチーズ、燻製とかが乗っているのだったり、癖が強くて味が濃いのがこっちのチーズ載せピザだが、具が盛りだくさんだし、バターロールを伸ばしたような歯ごたえのパンだし、こっちにだってこういうのもあるんだろう。移動式遊園地と一緒に来た業者の所かもしれないからな。次はコーヒーを飲むも……めっちゃ甘い。甘いと言うか、こっちではこのくらい甘いのが本場なのだが、ピザと合わせるんだなと思ってしまった。糖質と脂質過多だから、あとでブラッドオレンジ入り炭酸水も買っておこうと思った俺。サッパリしたいところである。
「ご主人様、他には何かされますか?」
「うーん、そうだな。観覧車でも乗る?」
俺の指さした観覧車は、メリー轟ラウンドみたいにめっちゃ速く回る観覧車だった。
「ご飯あとは止めましょう。」
レイナはキッパリと言った。
「うん、そうだね。あとは絶叫マシンとかそういうのばかりだし。」
「あ、そうだ、ご主人様、口にソースが付いてますよ。」
「えっ? あ……っ、んっ。」
「ちゅ、ぺろ、れる……っ。」
レイナに舌で口に着いたソースを拭われていく。
「ちゅぱ。ん……っ。綺麗になりました。」
「う、うん……。俺、このくらいならベッドヤクザにならないんだ。」
「みたいですね。」
「うう……っ。」
俺の身体のフェロモン判定はどうなっているんだと思いつつ。今日は珍しく俺のままでレイナにされてしまっていた。
「それじゃあ、スーパーに並ぶのも面倒だし、コンビニで炭酸水を買って帰ろうか。
ついでにサンドウイッチでも。」
「あ、それならご主人様。モフモフ喫茶はいかがですか。」
「ああ。永久パスポートあったのスッカリ忘れていた。」
俺はこの調子で、モンスター討伐の依頼ををこなすたびに、俺とレイナが魅惑の術で捕獲したモンスターの種族や数がモフモフ喫茶に並ぶことになろうとは、あと図鑑も閲覧可能になるとは、まだ知らなかったのであった……。あったよな、そういうゲーム。
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