桜の散る頃に

白石華

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青葉の茂る頃に

変花―hennge―

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「ホノカちゃん。今度は後ろを向いてみて。」
「こう……ですか?」

 ホノカちゃんは長い髪をさらりとさせて、四つん這いの格好になる。豊満な乳房がぶるんと揺れ、これも小さい身体だったころと比べたら大きく育ち、スラリとしているが、ぷりんとした形が丸くくっきり浮かび上がっているお尻が見える。

「ホノカ……ちゃんっ。」
「あっ。」

 ホノカちゃんのお尻に触れると。穿かれていたパンティを脱がし、綺麗な形をしたお尻が露になる。

 むにっ、むにっ、むにっ。

「んっ、あっ。く……んっ。」

 ホノカちゃんも声の出し方は可愛いままだがやはり少し、大人びているようだ。

「し、茂樹さん。お尻……触れたいんですか?」
「うん。」

 俺は即答した。お尻の感触も太腿の肉付きもいい感じだが、やはり俺は……。

 むにゅんっ。

「あんっ。」

 ホノカちゃんの花弁とお尻に挟まれるように股間を押し付けたまま、身体を傾けて、大きな乳房も掴んでみる。

 むにゅん、むにゅんっ。ふにっ。

「あっ、あんっ。あうっ。」

 揉んでいる内に頂が蕾が膨らんだように固くなり、指と指で挟んで転がしていく。

「んう……っ、ああっ。んっ。」
「はあっ、はあっ、は……ぁっ。はふっ。」

 俺はいつの間にか、乳房を弄りながら、固くなった肉棒をホノカちゃんの花弁に、小刻みに擦りつけていた。

「はあ……っ、茂樹さん。擦られたら、いっちゃう……っ。」
「う、うん。入れた方がいい、かな?」
「お願いします。おちんちん、入れて……ください。」
「うん……。」

 ねだられると入れられずにはいられない言い方で言われてしまったため、アッサリと入れてしまう俺。

 ぢゅにゅうう……っ。

「あっ……ぐ、あああっ!」

 埋め込まれていく感触にホノカちゃんが最後は叫ぶようだったが。

「うっ……んっ、うぐっ。」

 肉の粒と襞に包まれて、蠕動するたびにこすられていく俺の方も、あっという間に余裕がなくなってしまう。

 ぱんっ。

「あうっ。」

 奥まで挿入が終わり、子宮とお尻を突いてしまうと、ホノカちゃんが声を出す。

「ホノカちゃん、突くね……っ。」

 ぱんっ、ぱんぱんぱんっ。ぱんぱんっ。

「あっ、あっあっ、あああっ、あっあっあぁっ、あっああっ、あっ……んんんんっ!」

 突いていく内にホノカちゃんが背筋を逸らしてお尻を突き出すようにすると、ビクンと腰を弾ませていく。行為による反射だが、付いているこちらからしたら自分からお尻を揺すって腰を蠢かせているようにも見えてしまうし。四つん這いにさせてお尻を叩くたびにそう見えてしまうのは、とても……突きがいがあった。

 ぱんぱんぱんっ、ぱんぱんっ、ぱんぱんぱんっ。ぱんっ。ぱんぱんっ。

「あっ、あっあぁっ。あぐ……ああああっ、あぐっ、んんっ、ああああっ!」

 既に数回、身体をのけ反らせてホノカちゃんが全身を収縮させているが、バキュームフェラのように吸い込まれる気配がない。妖精さんの絶頂はどうなっているのか俺にはサッパリだが、そういうものだと思っておこう。

「はあああっ、あっ……あああっ、茂樹……さんっ。」
「え……っ?」

 そう思っている内にホノカちゃんが俺の方を振り向いて、目が合った瞬間。何かに魅入られたように俺の身体が激しく脈動していく。

 どくんっ、どくんっ。どくん!

「う……っ。ううううっ!」

 びゅくっ、びゅるるるるっ!

 脈動した瞬間、一気にホノカちゃんの中に出し切ってしまっていた。

「あ……っ。あああああんっ!」

 ホノカちゃんも花弁が収縮し、果てた直後に俺の身体にバキュームフェラのような吸い込みが襲い掛かっていた。

「う……っ、う……ぅ。」

 俺の意識が遠のいていき、いつの間にかホノカちゃんの身体に倒れ込んでしまっていた。

 ・・・・・・。

「起きました?」
「あ……うん。俺、どうしちゃってた?」
「寝ていただけだから、神様も呼ばずに寝て貰ってました。」

 起きた時には、ホノカちゃんが俺を膝枕してくれていたのだが、身体がまだ、大きいままだった。そしておっぱいもよく見える位置にいた。

 むくっ。

「あ……っ。」

 俺ははだかでいたから、肉棒がまた健康さを示していると、アッサリ気付かれてしまう。

「しますか? 茂樹さん。」
「うん。それなら、こうして貰っていいかな。」
「えっ。」

 ・・・・・・。

「う……っ。んっ。」
「こうするんですか、茂樹さん。」
「うん。俺はホノカちゃんのおっぱいを吸っているから、ホノカちゃんは手で。」
「はい……。」

 ちゅにっ、ちゅにっ。

 部屋にはすっかり桜の匂いが充満していて。癒されるような匂いの中、俺はホノカちゃんの乳房を吸いながら手コキをして貰っていた。ホノカちゃんの乳房を口に含むとサクランボの味と桜の香りがして、吸っている間、肉棒を手で扱いて貰うというのは、行為としてはアレだが、とても癒される行為であった。

 ちゅにっ、ちゅにっ。

「ちゅうっ、ちゅっ、ちゅっ。こり、こり。」
「んっ、あうっ。く……っ。あっ。ああ……。」

 頂の先を甘噛みすると、ホノカちゃんがプルプルと震えている。

「茂樹……さん。」
「ちゅぱ。何、ホノカちゃん。」
「胸が……熱いです。」
「えっ? う……っ。」

 ジワリ、と何かが染み出てきたかと思ったら、乳のような液体だった。

「え、ホノカちゃん。これは?」
「ええと。私にもわかりませんが、お腹には誰もいないです。」
「これも山の精の影響かな。」
「恐らく。神様に確認できないのが困ったところですが。」
「エッチしたら母乳が染み出てきたんですが大丈夫ですかとか聞けないもんね。」
「はい……。」

 妖精さんだからそういう事とかもあるんだろう。俺はそう思うことにして、ひとまずホノカちゃんの母乳を吸うことにした。

「ちゅうっ。ちゅうっ、ちゅうううぅ……っ。」
「あっ、あんっ。でちゃう、おっぱいから出ちゃううっ。」

 ぴぴぴぴっ。

 ホノカちゃんの乳房を吸っていたら、細く糸を引いて、数本、母乳が飛び出ていく。

「う……ああっ、あうっ。」
「ちゅぱ。美味しいよ。ホノカちゃんのおっぱい……。」
「んっ、茂樹さんのも、美味しいですよ。」
「えっ。」

 いきなり俺の話になってしまったと思うと。

「だから、早く出してください。」

 ちゅにちゅにちゅにっ。

 ホノカちゃんに手のスナップで素早く搾り出すように動かされてしまう。

「あっ、ちょっと。もうちょっと桜の情緒を愉しんでから!?」
「茂樹さんばっかりです。私も待ちきれなくて。」
「二回も出した後なのに!?」

 ホノカちゃんの手のスナップは容赦がなかった。一気に吐精に引き戻されてしまったと思うと。

 ドクンっ。ぶびゅるるるっ!

「あ……っ。」

 最後はホノカちゃんの手に先端を包まれて、出し切ってしまっていた。

「ちゅぱ、ちゅぱ。ぴちゅっ、ホラ、こんなに美味しい……。」

 ホノカちゃんが手に着いた俺のを舐め取っている内に。

 シュウウウウ……っ。

 再びホノカちゃんの身体から光が飛び散っていき、元の姿……に戻っていた。

「あ。元に戻れるんですね。」
「一時的みたいだね。」

 とは言え。その格好でも暫くホノカちゃんに膝枕をして貰っていたのだった。
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