桜の散る頃に

白石華

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青葉の茂る頃に

成体

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「茂樹さん……。」

「う、うん。」

 大人の女性の身体になったホノカちゃんだが、喋り方も俺を見る目つきもホノカちゃんのままで。身体だけが大人になってしまったという印象だが。それがまた、どうにもこう……惹きつけられてしまう。

 むにゅんっ。ふるんっ。

「う……っ。」

 種付けプレスのような格好で身体をくっつけていたからか、お腹の感触や、大きくなった乳房の感触など、それはとってもボリューミーだった。こんな形で大人になったホノカちゃんの姿を見られるとは思わなかったが、俺の肉棒は俺よりも正直で、血流が注がれていくのを感じている。

「ん……茂樹さん、動いて、ください。このままだと。」

「そ、そうだね。ん……っと。」

 ぐじゅっと、身体を動かしているが。うねるような蜜壷の蠕動が増してきているし、大きくなったはずなのに、相変わらずきつい。捕食としての身体の作りだからなんだろうか。そしてあたりに漂ってくる桜の芳香がとても強く。山の気も取り入れたからか嗅いでいる内に動悸が速まってしまいそうであった。

「う……っ。」

 さっきと同様に、相手が弱る間を狙う間もなく、最初から向かって行く行為になってしまいそうである。というか、いいのか? 行ってしまっても。

「ホノカちゃん……っ。」

「はい、来てください、茂樹さん。んっ!」

 ぬじゅっ、にじゅっ、ぐじゅっ!

「ああっ、あっあっ、あっあっあっあっあーーーっ、あっあっあっあーーーっ!」

 ホノカちゃんは相変わらず大人の身体になってもエッチの時は叫び続けてしまうし、感じやすい身体のようだ。違うのは身体が豊満になっているのと、乳房がぶるんぶるんに揺れてしまっていることだな。

「はあっ、はあっ。あ……っ、あぐっ。し、茂樹さん……っ。ああああんっ!」

 ビクンとホノカちゃんの身体が跳ねると、ホノカちゃんの中で激しく収縮が起こり。

「あああああ!」

 じゅっ、じゅっ。ずじゅううううっ!

「えっ? う、うううう!?」

 花洞が収縮すると、ホノカちゃんのそこが……バキュームフェラをされている時みたいな収縮が起こっていた。

「うぐっ。」

 びゅくくくくっ! ドクンっ。

「う……っ。」

 山の神様から受け取った精がまだ残っていたのか、俺の心臓が激しく脈動すると。

「あああああ!」

 ホノカちゃんは背中をのけ反らせて俺の吐精を受け止めている。

 ドクンっ。

「え……っ。」

 ホノカちゃんの身体が再び輝き……。収まったと思ったら、今度は大人の身体になったまま、二つ結いだった身体が長く伸びた髪をおろした姿になっていた。

「ええと、茂樹さん? あっ。」
「うん。また……しようか。」

 俺の肉棒は再び固くなっていて。また行為を続行することにした。
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