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第一章
着任初日のこと、その2,サシガネと施設内を回る
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「へー、ここが事務室になっているのね。」
「ああ。玄関開けてすぐだな。」
社内に入ると。応接室のようなソファとテーブル、その奥にデスク……サシガネとベルさんが待機して仕事をする場所が設置されていた。ドアを開けて、さらに奥に行くと。
「こっちは……更衣室とシャワー室と……3DCGで表示されるジオラマみたいな……。
手元で操作する、町の都市開発計画を決めていく装置ね。」
「ああ。これも精霊装置だ。」
奥の部屋には俺とカンナが主に入るであろうシャワー室だが従業員分は用意されている。精霊装置で簡略化されているとは言え、俺の仕事は肉体労働だから、後に急な仕事が控えている時は即座に汗を流せる場所があるといいだろう。
「そんでもって、休憩室だな。
今の所は席を外して貰いたいときは、ここで待機して貰ったり仮眠したり。
今日みたいにみんなで着任式をする時にいいと思ってな。」
「社宅まで行ってシャワーを浴びるのが面倒なときとかもあるわね。」
「そっちで飯食いたいときは近いからそっちでもいいぜ。
近いから連絡も付くだろうし、仕事を持ち帰りたくなったり。
そっちでしたくなったらノルマ提出してくれればいいぜ。
事務所に待機して貰うのはベルと、俺が基本、いればいいからな。
お前は資材確認の時に連絡付けばオーケーだ。」
「うん……ありがとう。」
サシガネが俺に礼を言う。サシガネは集中してくると、一人で飯を食いたくなったり仕事とかもしたくなるタイプだからな。そういうところで利かせられるのも、個人経営のいい所だろう。
「後は社宅だが……バスルームとトイレは別、キッチンもリビングと寝室のエアコンも精霊装置完備。
更に、従業員に子供が生まれた際はサクッと部屋を広げる予定だ。
だがあれなんだよな……精霊装置を起動させるからには。
この町の霊社霊閣を再建しておいた方が良さそうだな。」
「そうね。電気……雷の精霊は特に、霊社霊閣によくいるからね。」
「ここの精霊も全属性……多霊教だろうが一霊教だろうが頭は一柱だからな。
その精霊は必ず祀っているから、中心地の大きな祀場と、地域の霊殿はまとめて早い所。
再建しておかないとな。」
「そうね。それじゃあ、着任式が終わったら、そこにする?」
「ああ。これからどんどん、町を再開発しておくし。土地霊様にもお伺いを立てとかないとな。」
俺たちは精霊装置の恩恵を受けて仕事をしているため、そういう信心……俺たちにとっては精霊が当たり前に存在する世界の、生活や社会基盤みたいなもんだと思ってくれ……。も、キッチリ持つようにしていた。そうじゃないと装置も作動しないからな。
「ただいまー。あれ、どこ行ったの?」
「社長、サシガネさん。今帰りました。」
ちょうど見終わったところでカンナとベルさんが戻ってきたようだった。
「おお、こっち。奥にいたんだよ。ついでだからみんなも休憩室に来いよ。
着任式をみんなでやろうぜ!」
この後は着任式……俺たちがここに来たのと、仕事の無事達成を祝う宴会みたいなのをする事となったのであった。
「ああ。玄関開けてすぐだな。」
社内に入ると。応接室のようなソファとテーブル、その奥にデスク……サシガネとベルさんが待機して仕事をする場所が設置されていた。ドアを開けて、さらに奥に行くと。
「こっちは……更衣室とシャワー室と……3DCGで表示されるジオラマみたいな……。
手元で操作する、町の都市開発計画を決めていく装置ね。」
「ああ。これも精霊装置だ。」
奥の部屋には俺とカンナが主に入るであろうシャワー室だが従業員分は用意されている。精霊装置で簡略化されているとは言え、俺の仕事は肉体労働だから、後に急な仕事が控えている時は即座に汗を流せる場所があるといいだろう。
「そんでもって、休憩室だな。
今の所は席を外して貰いたいときは、ここで待機して貰ったり仮眠したり。
今日みたいにみんなで着任式をする時にいいと思ってな。」
「社宅まで行ってシャワーを浴びるのが面倒なときとかもあるわね。」
「そっちで飯食いたいときは近いからそっちでもいいぜ。
近いから連絡も付くだろうし、仕事を持ち帰りたくなったり。
そっちでしたくなったらノルマ提出してくれればいいぜ。
事務所に待機して貰うのはベルと、俺が基本、いればいいからな。
お前は資材確認の時に連絡付けばオーケーだ。」
「うん……ありがとう。」
サシガネが俺に礼を言う。サシガネは集中してくると、一人で飯を食いたくなったり仕事とかもしたくなるタイプだからな。そういうところで利かせられるのも、個人経営のいい所だろう。
「後は社宅だが……バスルームとトイレは別、キッチンもリビングと寝室のエアコンも精霊装置完備。
更に、従業員に子供が生まれた際はサクッと部屋を広げる予定だ。
だがあれなんだよな……精霊装置を起動させるからには。
この町の霊社霊閣を再建しておいた方が良さそうだな。」
「そうね。電気……雷の精霊は特に、霊社霊閣によくいるからね。」
「ここの精霊も全属性……多霊教だろうが一霊教だろうが頭は一柱だからな。
その精霊は必ず祀っているから、中心地の大きな祀場と、地域の霊殿はまとめて早い所。
再建しておかないとな。」
「そうね。それじゃあ、着任式が終わったら、そこにする?」
「ああ。これからどんどん、町を再開発しておくし。土地霊様にもお伺いを立てとかないとな。」
俺たちは精霊装置の恩恵を受けて仕事をしているため、そういう信心……俺たちにとっては精霊が当たり前に存在する世界の、生活や社会基盤みたいなもんだと思ってくれ……。も、キッチリ持つようにしていた。そうじゃないと装置も作動しないからな。
「ただいまー。あれ、どこ行ったの?」
「社長、サシガネさん。今帰りました。」
ちょうど見終わったところでカンナとベルさんが戻ってきたようだった。
「おお、こっち。奥にいたんだよ。ついでだからみんなも休憩室に来いよ。
着任式をみんなでやろうぜ!」
この後は着任式……俺たちがここに来たのと、仕事の無事達成を祝う宴会みたいなのをする事となったのであった。
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