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第2章
# 1.
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超かわいいっ………けど、
何を作ればいいの?
カウンター席に座っているゴブリンを
見つめて思案する。
ごめん!分かんない!
とりま、オムライス作るわ!
四次元BOXから材料を取り出す。
よく分かんないけど、
手をつっこんだら取れた。
手際よくケチャップライスを作り、
その傍らで卵を焼く。
これでも私、料理めちゃめちゃ得意
なんだから。
卵の真ん中に切れ目を入れて、
ケチャップライスに
「よっ」
とのせると、卵がとろとろと広がり、
ほかほかと湯気をたてる。
この芸当ができる一般ピーポーって
なかなかいないと思うのよね。
「はい、召しあがれ」
カウンターにコトリと置くと、
ゴブリンは湯気をたてるオムライスを
目を丸くして見つめている。
え、と、これはどういう反応だ?
「冷めないうちに食べないと、
おいしくなくなっちゃうよ?」
声をかけると、恐る恐る口に運ぶ。
とたんに目を輝かせて、
ものすごいスピードで完食してしまった。
ゴブリンはぴょこんと椅子から降りると
ポケットから
紫色の玉を2つと、
赤色の玉を1つ、
カウンターに置くと、またぴょこんと
おじぎをして帰っていった。
何を作ればいいの?
カウンター席に座っているゴブリンを
見つめて思案する。
ごめん!分かんない!
とりま、オムライス作るわ!
四次元BOXから材料を取り出す。
よく分かんないけど、
手をつっこんだら取れた。
手際よくケチャップライスを作り、
その傍らで卵を焼く。
これでも私、料理めちゃめちゃ得意
なんだから。
卵の真ん中に切れ目を入れて、
ケチャップライスに
「よっ」
とのせると、卵がとろとろと広がり、
ほかほかと湯気をたてる。
この芸当ができる一般ピーポーって
なかなかいないと思うのよね。
「はい、召しあがれ」
カウンターにコトリと置くと、
ゴブリンは湯気をたてるオムライスを
目を丸くして見つめている。
え、と、これはどういう反応だ?
「冷めないうちに食べないと、
おいしくなくなっちゃうよ?」
声をかけると、恐る恐る口に運ぶ。
とたんに目を輝かせて、
ものすごいスピードで完食してしまった。
ゴブリンはぴょこんと椅子から降りると
ポケットから
紫色の玉を2つと、
赤色の玉を1つ、
カウンターに置くと、またぴょこんと
おじぎをして帰っていった。
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