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第4章「好きじゃない」①
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ライブハウスに到着すると、望月さんからの連絡通り岡村さんが預かった衣装を持って来てくれた。中身を見て、間違いがないか確認する。望月さんは忘れっぽいところはあるけれど、こちらが頼んだことは正確にやってくれる。衣装に間違いはなかった。次にCDと物販道具を受け取る。CDは複数枚ある。1つは今日のライブ音源用CD。残りが新曲の音源なのだろう。受け取る時に岡村さんから「芽以ちゃん、作詞頑張ってね」と言われた。どうやら岡村さんも知っているようだ。
それにしても急にどういう風の吹き回しなのだろうか。望月さんは私に新曲の歌詞を書いてほしい、と言ってきた。業務委託をしてもらってから、岡村さんの繋がりもあって、これまで以上にハイペースで新曲を発表できるようになった。望月さんに作詞のことを訊かれたときに、私は、得意じゃないから、出来るならお願いしたい、と言い、それ以降は特に確認作業もなく望月さんが作詞を担当していた。私もそれで特に問題がなかった。作詞を任されることは、私にとっては嬉しい、というよりも、奇妙だった。そして不安になった。私はもうすぐ望月さんに契約を切られるのではないか、と思った。棄てられると思った。私たちに特に深い絆があるわけではないけれど、そうなると不安で胸が締め付けられるようだった。私は思い切って訊いてみる。
「あの・・・望月さん、私のこと、 何か言ってましたか・・・ 契約を更新しないとか」
へっ、と呆気に取られたような顔をした。思いもよらない質問だったらしい。
「だって変じゃないですか、いきなり作詞なんて」
必死な私に対して、岡村さんははははと陽気に笑い飛ばす。
「そうじゃないよ、これはキャリアアップだって、そして、芽以ちゃんの言葉を聴きたくなった、てアイツは言ってたよ」
それではい、そうですか、と簡単に納得するわけにもいかない。さらに粘ろうとすると、
「それに、アイツは芽以ちゃんを棄てやしないよ・・・というか、アイツは誰のことも棄てられない、そういう奴だよ、良くも悪くも」
そして優しい顔で最後にこう付け加えられた。
「大学時代からずっと知ってるオレが言うんだから、間違いないよ」
そう言われると、私はもう何も言うことができなかった。
今日のセットリストをPAさんに渡し、楽屋に引っ込んでからは、出番までずっとCDを聴いていた。私はどんな言葉を曲に乗せることができるんだろうか。そんなことを考えながら漠然と新曲を聴く。いくつか言葉の塊のようなものが浮かんできて、私はそれをメモに書き留める。なかなか良いものが浮かんできた感じがあっても、それを繋げることができない。繋がったとしても1曲のストーリーにすることができない。そうだ、私が得意ではない理由がここにあった。私には歌いたい言葉がない。歌手になりたい、と思って芸能プロダクションの養成所に入った。歌には自信があったし、容姿だって悪いわけではない、と思っていたけれど、養成所には私よりも美人で可愛い子がたくさんいて、そういう子は歌が下手でも大手の事務所に所属していく。私はそこには入れなかった。かといって、歌だけで大手に入れるほどの実力も才能もなかった。結局私は名前も知らないようなアイドル事務所に所属し、鳴かず飛ばずのまま移籍を繰り返し、そのときに得た固定ファンを相手にフリーで活動することで今の安定を手に入れた。活動に理解のある仕事に就いて、収入もある中で活動を続けられる今は控え目に言って幸せなのかもしれなかった。会社には私みたいな人がたくさんいて、劇団員の人が多かった。そして、わずかな夢を追いかけて退職して行っても、すぐに戻ってくる。そんな姿を見て、私はここが自分の最終地点なのだと悟った。これ以上はない。けれど、これ以下になることもない。仕事をしてお金を得て、好きな歌をステージで歌うことができる、これは幸せなことだ、と自分に言い聞かせていた。
だから、今更私に夢や希望を歌うことなんてできない。事務所に所属してからはずっと歌だけを考えてきたから大した恋愛もしていない。だから恋の歌も作ることはできない。私には歌にするほどの言葉がないのだ。届けたい人もいないのだ。
私はイヤホンを外した。これ以上聴いていたら、自分が惨めになるだけだった。望月さんには申し訳ないけれど、作詞はやはり彼に任せよう、そう思った。
複雑な気持ちのままステージに向かった。けれど、ステージに立つと、照明が私を照らし、音楽が私を包む。私が歌えば、歌声が空間を支配する。ここに立っている時だけは、迷いも不安も忘れることができた。強めの照明が当たれば、ライブハウスの後方まで見えることはない。恐らくこんな情勢なので、観客は少ないだろう。けれど、見えないものは、無いものにもできるし、有るものにもできる。私は頭の中で描く客席を前に歌っているような感覚で3曲を歌い終えた。歌い終えて照明が少し弱まると、さっきよりも後方がぼんやりと見えるようになった。思っていたよりもお客さんはいるけれど、やはり少ない。仕方ないことだ。そういえば岡村さんが次のライブはオンライン上での無観客ライブになると言っていた。私もそこに出ることになっている。まだ望月さんに最終確認は取らないといけないけれど、告知をしなければ。忘れるところだった、と思いながら私は動画サイトへのアクセスチケットが販売中であることを告知する。さっきよりも鮮明に後方が見える。
後方のドアから出て行くお客さんが見えた。後ろ姿ではっきりとはわからなかったけれど、私は確信を持ってそれが誰かわかった。
この間のライブにも来ていた、望月さんの元カノに間違いなかった。
また物販で一悶着あったらどうしようか、と色々な想定を巡らせながら、私は物販会場へと向かった。フロアを見渡したけれど、彼女の姿はどこにもなかった。人違いだったのだろうか、いや、そんなはずはない。それでもいないのだから、きっと帰ってしまったのだろう、と思った。私はいつも通りに特典会を開始して、彼女が現れることはなかった。
全てが終わって、岡村さんに声を掛ける。岡村さんは私にお礼を言った後、次のライブの簡単な打ち合わせをしてくれた。望月さんにはまだ確認を取っていなかったけれど、岡村さんはいざとなればオレが了解を取る、と言ってくれたので大丈夫だろう。持って帰るのが大変なら、衣装も物販道具も預かってくれる、と言うので、お言葉に甘えて預けることにした。あの荷物を持ったまま電車に乗るのは嫌だなと思っていたので助かった。岡村さんは動画へのアクセスチケットの1つを渡して、これを望月さんに渡すように言った。まだ次のライブに望月さんが間に合うかわからない、と言うと、間に合うなら返してくれてかまわないし、間に合わないなら後ほど奴からチケット代をもらうからいい、と笑った。
身軽なまま私はライブハウスを出た。早い時間ではないけれど、終電を考えればまだまだ余裕な時間だった。大きく息を吐き、駅へと向かう。けれど、すぐに私はライブハウスのすぐ脇にいた人から呼び止められた。
「ライブお疲れ様、私のこと、覚えてる?」
やはり人違いではなかった。さっきライブハウスにいたのは間違いなくこの人だった。
「少し話がしたいの、時間ある?」
私は了解すると、望月さんの元カノと渋谷の街を歩き出した。
それにしても急にどういう風の吹き回しなのだろうか。望月さんは私に新曲の歌詞を書いてほしい、と言ってきた。業務委託をしてもらってから、岡村さんの繋がりもあって、これまで以上にハイペースで新曲を発表できるようになった。望月さんに作詞のことを訊かれたときに、私は、得意じゃないから、出来るならお願いしたい、と言い、それ以降は特に確認作業もなく望月さんが作詞を担当していた。私もそれで特に問題がなかった。作詞を任されることは、私にとっては嬉しい、というよりも、奇妙だった。そして不安になった。私はもうすぐ望月さんに契約を切られるのではないか、と思った。棄てられると思った。私たちに特に深い絆があるわけではないけれど、そうなると不安で胸が締め付けられるようだった。私は思い切って訊いてみる。
「あの・・・望月さん、私のこと、 何か言ってましたか・・・ 契約を更新しないとか」
へっ、と呆気に取られたような顔をした。思いもよらない質問だったらしい。
「だって変じゃないですか、いきなり作詞なんて」
必死な私に対して、岡村さんははははと陽気に笑い飛ばす。
「そうじゃないよ、これはキャリアアップだって、そして、芽以ちゃんの言葉を聴きたくなった、てアイツは言ってたよ」
それではい、そうですか、と簡単に納得するわけにもいかない。さらに粘ろうとすると、
「それに、アイツは芽以ちゃんを棄てやしないよ・・・というか、アイツは誰のことも棄てられない、そういう奴だよ、良くも悪くも」
そして優しい顔で最後にこう付け加えられた。
「大学時代からずっと知ってるオレが言うんだから、間違いないよ」
そう言われると、私はもう何も言うことができなかった。
今日のセットリストをPAさんに渡し、楽屋に引っ込んでからは、出番までずっとCDを聴いていた。私はどんな言葉を曲に乗せることができるんだろうか。そんなことを考えながら漠然と新曲を聴く。いくつか言葉の塊のようなものが浮かんできて、私はそれをメモに書き留める。なかなか良いものが浮かんできた感じがあっても、それを繋げることができない。繋がったとしても1曲のストーリーにすることができない。そうだ、私が得意ではない理由がここにあった。私には歌いたい言葉がない。歌手になりたい、と思って芸能プロダクションの養成所に入った。歌には自信があったし、容姿だって悪いわけではない、と思っていたけれど、養成所には私よりも美人で可愛い子がたくさんいて、そういう子は歌が下手でも大手の事務所に所属していく。私はそこには入れなかった。かといって、歌だけで大手に入れるほどの実力も才能もなかった。結局私は名前も知らないようなアイドル事務所に所属し、鳴かず飛ばずのまま移籍を繰り返し、そのときに得た固定ファンを相手にフリーで活動することで今の安定を手に入れた。活動に理解のある仕事に就いて、収入もある中で活動を続けられる今は控え目に言って幸せなのかもしれなかった。会社には私みたいな人がたくさんいて、劇団員の人が多かった。そして、わずかな夢を追いかけて退職して行っても、すぐに戻ってくる。そんな姿を見て、私はここが自分の最終地点なのだと悟った。これ以上はない。けれど、これ以下になることもない。仕事をしてお金を得て、好きな歌をステージで歌うことができる、これは幸せなことだ、と自分に言い聞かせていた。
だから、今更私に夢や希望を歌うことなんてできない。事務所に所属してからはずっと歌だけを考えてきたから大した恋愛もしていない。だから恋の歌も作ることはできない。私には歌にするほどの言葉がないのだ。届けたい人もいないのだ。
私はイヤホンを外した。これ以上聴いていたら、自分が惨めになるだけだった。望月さんには申し訳ないけれど、作詞はやはり彼に任せよう、そう思った。
複雑な気持ちのままステージに向かった。けれど、ステージに立つと、照明が私を照らし、音楽が私を包む。私が歌えば、歌声が空間を支配する。ここに立っている時だけは、迷いも不安も忘れることができた。強めの照明が当たれば、ライブハウスの後方まで見えることはない。恐らくこんな情勢なので、観客は少ないだろう。けれど、見えないものは、無いものにもできるし、有るものにもできる。私は頭の中で描く客席を前に歌っているような感覚で3曲を歌い終えた。歌い終えて照明が少し弱まると、さっきよりも後方がぼんやりと見えるようになった。思っていたよりもお客さんはいるけれど、やはり少ない。仕方ないことだ。そういえば岡村さんが次のライブはオンライン上での無観客ライブになると言っていた。私もそこに出ることになっている。まだ望月さんに最終確認は取らないといけないけれど、告知をしなければ。忘れるところだった、と思いながら私は動画サイトへのアクセスチケットが販売中であることを告知する。さっきよりも鮮明に後方が見える。
後方のドアから出て行くお客さんが見えた。後ろ姿ではっきりとはわからなかったけれど、私は確信を持ってそれが誰かわかった。
この間のライブにも来ていた、望月さんの元カノに間違いなかった。
また物販で一悶着あったらどうしようか、と色々な想定を巡らせながら、私は物販会場へと向かった。フロアを見渡したけれど、彼女の姿はどこにもなかった。人違いだったのだろうか、いや、そんなはずはない。それでもいないのだから、きっと帰ってしまったのだろう、と思った。私はいつも通りに特典会を開始して、彼女が現れることはなかった。
全てが終わって、岡村さんに声を掛ける。岡村さんは私にお礼を言った後、次のライブの簡単な打ち合わせをしてくれた。望月さんにはまだ確認を取っていなかったけれど、岡村さんはいざとなればオレが了解を取る、と言ってくれたので大丈夫だろう。持って帰るのが大変なら、衣装も物販道具も預かってくれる、と言うので、お言葉に甘えて預けることにした。あの荷物を持ったまま電車に乗るのは嫌だなと思っていたので助かった。岡村さんは動画へのアクセスチケットの1つを渡して、これを望月さんに渡すように言った。まだ次のライブに望月さんが間に合うかわからない、と言うと、間に合うなら返してくれてかまわないし、間に合わないなら後ほど奴からチケット代をもらうからいい、と笑った。
身軽なまま私はライブハウスを出た。早い時間ではないけれど、終電を考えればまだまだ余裕な時間だった。大きく息を吐き、駅へと向かう。けれど、すぐに私はライブハウスのすぐ脇にいた人から呼び止められた。
「ライブお疲れ様、私のこと、覚えてる?」
やはり人違いではなかった。さっきライブハウスにいたのは間違いなくこの人だった。
「少し話がしたいの、時間ある?」
私は了解すると、望月さんの元カノと渋谷の街を歩き出した。
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