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第19話 宇宙人が見る未来
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部下、宇宙人、二足歩行ロボットと変わった人(?)だらけの室内談義はまだまだ続いていた。
「ちなみにそうだね、私は朧げながら未来を見ることだってできてしまうよ。」
ふふん、と得意げな顔で語る宇宙人。
えー!と驚く、部下とボス。
「それじゃあ私達の未来はどんな感じですか?」
部下が尋ねる。
「それじゃあ、君たちの未来も見てあげようか。」
宇宙人が目を瞑ると
ふんふん、なるほどなるほど。と言いながら指を振った。
「おー、これはなかなかだね。」
未来を見終えると、宇宙人は満足そうに言った。
部下とボスは結果を聞きたそうにうずうずしている。
まぁ、そんなに遠い未来まで見えるわけじゃないんだけどね。と前置きを入れながら、宇宙人は話し始める。
「君達は、私が見た範囲内では安泰だよ。まぁ、それぞれ問題にぶつかることもあるだろうが、そこは解決できる範囲内だ。」
ボスと部下はほっと胸を撫で下ろす。
その様子を嬉しそうに見る宇宙人。
「まぁ、ただ。意外な事はどうしても起こってしまうかもね。特にアイズさんは注意した方がいいかもしれないな。」
唐突に注意喚起をされたアイズは、私ですか?と無表情に驚いた様子で返す。
「私はただのアンドロイドですし、そのような事はないものかと思います。」
ははは、と笑いながら宇宙人は続ける。
「まぁ、この世界では思いもよらない出来事が起こるものさ。私が正しく見えていない可能性もあるが、どうなるかな。」
何やら意味深な事を話す宇宙人に、ボスは他には何か見えなかったのか尋ねる。
「そうだね、それじゃあボスにも注意喚起をしておこうかな。」
宇宙人は楽しそうに話す。
「君の未来を一言で言い表すなら、女難だね。君の未来はどう転んでも、女性に真っ黒に染め上げられる。」
かなり身に覚えのある表現にボスはひきつった笑いを浮かべる事しかできなかった。
すかさず、部下がひとつの質問をする。
「そのボスを染め上げる女性っていうのは私の事ですか?」
あまりにも答えが怖すぎる質問に、ボスの額には冷や汗がすーっと流れた。
そうだねぇ...。宇宙人はニヤニヤしながらボスと部下、そしてアイズを見渡し、答える。
「部下さんになる可能性もあるってところかな。」
その答えを聞いて、ふーんと呟く、部下。既にボスには真っ黒い瘴気が見えていた。
眩しい笑顔の部下が、その目でじろりとボスを見た。
「それじゃあ、早いうちに染めてあげないといけませんね。」
そう言いながらボスに抱きつく。
「いや、おい!ちょっと待って!宇宙人もなんとか言ってやってくれ!」
ボスはすがるように宇宙人に話す。
宇宙人は爆笑しながら扉に手をかける。
「それじゃあ、われわれはお邪魔なようだし、新人2人で、このアジト探索でもしようか、アイズ。」
あ、はい!わかりました!そう言ってアイズも外に出る。
そんな...と呟くボス。
どうして2人に助けを求めたんですか?と目をしっかりと覗き込んで尋ねる部下。
いやぁ、ははは...。弱々しく笑いながらもしっかりと興奮してしまっている自分に呆れながら、天井のシミを数えていた。
「ちなみにそうだね、私は朧げながら未来を見ることだってできてしまうよ。」
ふふん、と得意げな顔で語る宇宙人。
えー!と驚く、部下とボス。
「それじゃあ私達の未来はどんな感じですか?」
部下が尋ねる。
「それじゃあ、君たちの未来も見てあげようか。」
宇宙人が目を瞑ると
ふんふん、なるほどなるほど。と言いながら指を振った。
「おー、これはなかなかだね。」
未来を見終えると、宇宙人は満足そうに言った。
部下とボスは結果を聞きたそうにうずうずしている。
まぁ、そんなに遠い未来まで見えるわけじゃないんだけどね。と前置きを入れながら、宇宙人は話し始める。
「君達は、私が見た範囲内では安泰だよ。まぁ、それぞれ問題にぶつかることもあるだろうが、そこは解決できる範囲内だ。」
ボスと部下はほっと胸を撫で下ろす。
その様子を嬉しそうに見る宇宙人。
「まぁ、ただ。意外な事はどうしても起こってしまうかもね。特にアイズさんは注意した方がいいかもしれないな。」
唐突に注意喚起をされたアイズは、私ですか?と無表情に驚いた様子で返す。
「私はただのアンドロイドですし、そのような事はないものかと思います。」
ははは、と笑いながら宇宙人は続ける。
「まぁ、この世界では思いもよらない出来事が起こるものさ。私が正しく見えていない可能性もあるが、どうなるかな。」
何やら意味深な事を話す宇宙人に、ボスは他には何か見えなかったのか尋ねる。
「そうだね、それじゃあボスにも注意喚起をしておこうかな。」
宇宙人は楽しそうに話す。
「君の未来を一言で言い表すなら、女難だね。君の未来はどう転んでも、女性に真っ黒に染め上げられる。」
かなり身に覚えのある表現にボスはひきつった笑いを浮かべる事しかできなかった。
すかさず、部下がひとつの質問をする。
「そのボスを染め上げる女性っていうのは私の事ですか?」
あまりにも答えが怖すぎる質問に、ボスの額には冷や汗がすーっと流れた。
そうだねぇ...。宇宙人はニヤニヤしながらボスと部下、そしてアイズを見渡し、答える。
「部下さんになる可能性もあるってところかな。」
その答えを聞いて、ふーんと呟く、部下。既にボスには真っ黒い瘴気が見えていた。
眩しい笑顔の部下が、その目でじろりとボスを見た。
「それじゃあ、早いうちに染めてあげないといけませんね。」
そう言いながらボスに抱きつく。
「いや、おい!ちょっと待って!宇宙人もなんとか言ってやってくれ!」
ボスはすがるように宇宙人に話す。
宇宙人は爆笑しながら扉に手をかける。
「それじゃあ、われわれはお邪魔なようだし、新人2人で、このアジト探索でもしようか、アイズ。」
あ、はい!わかりました!そう言ってアイズも外に出る。
そんな...と呟くボス。
どうして2人に助けを求めたんですか?と目をしっかりと覗き込んで尋ねる部下。
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