異星人が見た異世界転生記(我輩はゴアである・改)

雲黒斎草菜

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第三巻・ワンダーランド オオサカ

 キャバレーでおっぱいを触るには

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「ご……ぁ……起きてよ、ゴア!」

 遠くでアキラの声がする。
「ふぁ? 何だ? アキラか……どうした?」

「どうしたじゃないよ。もうすぐお昼だよ。いつまで寝てんだよ」

 アキラは手のひらでスマホのディスプレイを撫でておった。思わずバイブで拒否の態度を。
「わかった、起きるから男の手で触らないでくれ。蕁麻疹が出る」

「ギアみたいなこと言わないのー。やっぱ似るんだね、あんたたち。それよりかさ、電磁生命体が睡眠を取るってどういうことよ?」
 こっちの色っぽい声はNAOMIさんなのである。

 我輩が眠っていた?
 おいおい。マジでは眠らされたのか? あり得んぞ。
 我輩は電磁生命体なのだ。最近自主的に寝ることはあるが眠ってはおらん。寝ているのだ。意識を静め外界との情報を遮断しておるだけだ。
 催眠術だろうが睡眠薬であろうと、我輩を眠らすことは不可能だ。眠るという行為は有機生命体の退廃的な、まぁ一種の性癖だろ? 違うのか?

 違うって言われても知らん。我輩は電磁生命体なのだ。地球人のことなど知ったことではない。

 そんなことよりも、この我輩が眠らされたのか? 信じられん。
 腑に落ちないが、確かに意識が吹っ飛んでおる。

「夕べな……」
 体面にかかわるので、ストレートに報告するわけにはいかないだろ。
 電光石火の速度で思考を巡らせる。

 まず、アキラの部屋に妖しげな美少女が二人入って来た、などとここで言うのは控えたほうがよい。漏らした途端、アキラは興奮して問い詰めるだろうし、NAOMIさんはへたをするとキヨ子どのを発動させて、徹底的な科学捜査網を引いてしまうに決まっておる。ここはごまかすに限る。

「あ、いや、人間と暮らしておると変な癖がつくようであるな。ははは。さぁ。アキラ朝食を頂こうではないか」

「なに言ってんだよ。だからもうお昼近いって言ってるだろ。僕はとうに終わってるよ」
 とアキラはアヒル口。横からNAOMIさんも続く。
「何でもいいけど食堂は片してあるからね」
 尻尾を振り振り部屋を出て行こうとする後ろ姿につぶやく。
「我輩の朝食はあんたらとは異なるのだ。コンセントだけ開放してもらえればそれでよい」
「はいはい。どーぞご勝手に……」
 優しいお姉さんの雰囲気満載だが、犬なのである。ロボットのな。

「なに騒いでまんの?」
 ちょっと疲れ気味のギアが乗ったバギーが、NAOMIさんと入れ替えに部屋に入って来た。

「これから朝飯を頂こうかと思ってな。お前は今帰ったのか?」
「んにゃ、ちょっと前や……」
 バギーの前輪を左右に振って、ギアは否定の意を表すると、NAOMIさんがいないことを確認した上で、昨夜のことを報告し始めた。

「徹夜でキャバレーハシゴして、明け方のご帰還や。さっきまで研究室の片隅で休んどったんや。しやけどほんま、博士のパワーにはついて行かれへんデ。なんぼや? ジイちゃんのトシ」

「去年還暦だったから61かな」とアキラ。
「ほぉーかー。最近の60は元気やなぁ」

「お前がジジ臭くなってどうするんだ。我々はまだ若手のほうだぞ」
「おまはんの言葉遣いやけどな……。なんとかならへんのかいな? とてもやないけど若手が発する言葉とちゃいまっせ」
「お前もな……」

 互いにおかしいのは地球に来てからであるからして──結局、なんだ? 何が言いたい?
 まあ。その話はよい。

「で? 昨夜はご機嫌だったのか」
「まあな。しやけど源ちゃんも好きモンやな」
「源ちゃん?」
「せや、北野博士やがな」

「いまだに一度も言葉を交わしていないのに、親近感たっぷり濃厚だな」
「はいな。あの御仁のお供をすると勉強になりまっせ。いやほんま」
「キャバレー通いがか?」
「そうや。たかがキャバレー。されどキャバレーや」
 何を感心しておるんだこいつ。

「ジイちゃんだけいいよな」とはアキラ。
「アキラはキャバレーがどんなところか知っておるのか?」
「知ってるよー。綺麗な女の人がたくさんいるハーレムなんでしょ?」

「まぁ。だいたい正解であるな」
 最後には金品を毟り取られるのだが、これは黙っていよう。

 ギアは、「おまはんもあと3年したら行けまっせ」と告げておいてから、
「せやけどな。ああいう店は人生経験を積んでから行くもんや」
 意外とまともなことを言った。

「そっかー。経験値が必要なんだね~。がんばろう」
 やけに乗り気なアキラであるが、何の経験値を上げる気なのだ? 聖剣使いとか魔法パワーではないぞ。まずそれから卒業せんとな。
 一つ青年たちに忠告してやろう。いいか、キャバレーへ行ってRPGやVRの話なんぞしてみろ。その場でアウトだ。裏から怖いお兄さんが出てくるぞ。ウソだけどな。
 実際、高級店のおねえさんなら話を合わせてくれるかもしれないが、内心は鼻で笑われているからやめたほうがいい。

「源ちゃんはキャバレーのネエチャンを相手して相談にのっとるんや」
「やっぱ年の功って言うかやつか?」
「そういう意味では。僕ではマダマダだよな」
 年を取ればいいってなもんではないぞ、アキラ。

「せや。アキラが二十歳(はたち)になったからって太刀打ちはできひん。道頓堀は色々と悩んだ人がおるんや。大阪は悲しい色やな」
 カラオケか? 
 オマエなら『道頓堀人情(とんぼりにんじょう)』がぴったりだ。

「女子高や女子大の講演会でも最後は恋の悩みとか、人生相談になるって言ってたよ」
 と言うアキラにギアは頭を振った。
「ちょっとちゃうな。キャバクラのネーチャンには、何でマイク●ソフトは強引なアップデートをしたのか、とか、不法コピーのソフトを知らずに持っていた場合の法律的な問題とかやな。あと、ブログにアイドルの写真を載せたいねんけど著作権に引っ掛かるのかとか」

「ちょっと待て、北野博士は呑みに行ったのだろ? 講演ではないよな?」

「あーー。おまはんまた悪い癖が出とるデ。キャバレーのネーチャンをバカにしとるやろ。みんなIT化された世界にどっぷり浸かってまんねんで。ワードやエクセルをばんばん使ってスケジュール管理しとるわ。ショートカットキーかて自由自在に使ぅて客相手に請求書出しとるんやデ」

「そ、そうなのか。すまん。てっきり恋愛相談とかを気安く受けて、頼りがいのある人だと思わせておき、隙を狙ってオッパイでも触るのかと思っておった。いやすまん。我輩の勘違いであった」

「おっぱい触(さわ)れるの?」
「アキラー。熊がミツバチの巣を見つけた、みたいな顔をするな。我輩の冗談だ。そんなことはできん……」

「しとるで――」
 ギアは当然のことのように口を開き、
「手口はこうや……」

 犯行現場の説明をする刑事みたいに言うな。

「まず最初に量子物理学の講義を始めるんや。そりゃあ、あの人の専門分野や。立て板に水やデ、弁舌の魔術やな。一つも理解できひん初めて耳にする語彙に店中のネーチャンがぽーっとなるんや。その隙に触り放題や。すごおまっせ。量子物理学はへんな酒や薬より、人を恍惚にする力を持っとるな。ワテもキヨ子はんから講義受けよかな」

「そっかー。それでキヨ子は僕に物理学者になれって言うのか」
「ないなーい。んなワケないだろ、アキラ! 勘違いにしても甚だひどいぞ」

「だって昨日もベクトルとか、すから、とか散々喚いていたよ。あれって『お水(みず)』の世界の言葉だったんだね」

「……………………」
 呆れた。どこからこの子を説得していいかも分からんぞ。


「せやで。ベクトルちゅうたら『ベツトル』ともゆうてな。まだ酒が残っとるけど、酔っ払って右も左も分からへんから別のニューボトル、略して『別トル』持って来い、ちゅうお水の隠語や。ほんでスカラーは、この客はもう財布の中スッカラカンやから、さっさと追い出せちゅう意味なんや」

「へぇーすごい。短い言葉にそれだけの意味があるのかぁ。物理学ってすごいんだなぁ。にしたってギアって教え方が上手だねー。キヨ子の説明だとぜんぜん解らなかったのに、よく理解できたよー」
「むふふふ。せやろ」

 おーい、ギア。アキラで遊ぶな。


 だんだん何の話をしているのか解らなくなってきたので、
「それよりギア……」
 本題を切り出すことにする。
「朝食を食いに行かぬか?」
「せやな。腹ペコですわ」
 と言い、バギーの充電器がある研究準備室へタイヤを転がそうとするので、
「ちょっと待ってくれ、ギア」
 我輩はスマホのバイブをうまくコントロールして、我が身をアキラの手元近くまで滑らせた。
 事後報告だがこれが唯一の移動手段なのだ。覚えておいてくれ。

「悪いがギアの横に載せくれぬか?」
「いいよ」
 アキラは疑問を浮かべることも無く、我輩をポケラジの横へ載せると鼻歌混じりで部屋を出て行った。

「何やねん。相乗りでっか。電気代何ぼか払ろてや」
「食堂まで十数メートルだろう。サービスしろ」
「あかん。サービスっちゅう言葉の後ろには銭儲けちゅう結果がくっ付いとるからサービスするんや。おまはんのは奉仕や。一銭にもならんモンに手ぇ出す奴の気が知れん」

「………………」
 二の句が継げんぞ。
 ボランティアの皆さん。我輩がこのバカに代わって謝罪する。

 ぺこり――。

 こいつは宇宙人であるからして、地球のモラルを知らんのだ。ほんと申し訳ない。


「誰に謝ってまんのん? 大阪商人は金儲け以外には手ぇ出さへんデ。ようー見てみい。握手はせんやろ。エエとこ腰折るぐらいや」
「わかったよ!」
 今度は大阪相手に戦争を吹っ掛ける気か、こいつ……。

 急いで奴の言葉を遮る。
「食堂までの電気代は我輩が工面するから、とにかくクルマを出せ」
「えらい高飛車やな。ま、銭さえ払ぉてくれまんのやったら、お客はんや」

 ギアは前輪をキュッと鳴かせてから、
「へ。社長はん、今日はどこまで走らせてもらいまひょ。御堂筋でっか? 北新地でっか?」
 色々なところをうろついてるんだな、お前……。
「食堂までだ!」
「新梅田食道街でんな」

「ちがーう。北野家の食堂だ!」

 ちなみに新梅田食道街は『食道』と書いて正解だからな。どうだ。関西は不思議なところだろ。



 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆



「――というこっちゃ。な。おもろいやろ?」
 にしてもよく喋るなぁ、こいつ……。

 ゴムタイヤを軋ませて廊下を突っ走り、数秒で食堂に到着したギアは、食事(充電)を始めると同時に機関銃のように喋り倒すものだから、昨夜の話を切り出すタイミングを完璧に見失っていた。

 話題が尽きることもなく、
「せやせや……最近思うことがあんねんけどな」
「なんであるか?」
 こっちは聞き役に徹したままだった。

「地球人と暮らしとったら。なんや腑に落ちひんことがあるんや」
 今度は急にマジな話に変えた。

「藪から棒にどうした? 何が起きようが平気なお前が珍しいではないか」
「ワテら北野家に電力を下宿代として払ろてまっしゃろ」
「あぁ。居候というワケにはいかぬからな。当然っちゃ、当然であるな」
「片や電気を放出して、片や食事は電気や……」
「うむ。間違っておらんな」
 話半分で我輩は部屋のコンセントから電流をジュルジュルと吸い上げる。
 実際のところ音はせんからな。これはサービスだ。完全無料のな。

「よう考えてや。放出ちゅうことは人間で例えると排泄や。せやろ? 食うた物(もん)を体の外に出すんやからな」
「まぁ。言い方によっては、そうなるかな?」
「――それをまた食べるって、犬コロ以下みたいに感じまへんか?」

 ぶふぅぅぅぅぅぅぅぅ!

「バカ、ギア。食事中に汚い話しをするな! 我々が放出するのは電気だぞ。エネルギーだ。う●こではない!」
「きったないなぁ。おまはん……。べべんじょかんじょカギ切った!」

 が、ガキが……。

「あのな。我々はわずかな電荷で大きな電気エネルギーを放出できる電磁生命体なのだ。草を食べてお乳を出す乳牛とは違うのだ」
「何の話ししてまんの?」
「え? ……なんだかよく解らなくなってきた」

 そんな話をするためにお前を食堂に呼んだのではない。
「変な話はやめて、ちょっとこれを見ろ」
 ようやく本題に入れる。こいつといると無駄な時間を費やしてしょうがない。

「時間はタダや。なんぼでも消費したらエエねん」

 言うと思ったが、ここで反論するとまーた時間が消えるので、我輩は無視してスマホのディスプレイを切り替え、昨夜の録画映像を奴のカメラレンズの前で流すことにした。

「いいか。瞬きせずによく見るんだぞ」
「何やねん? 瞬く目ぇなんか無いワ」

 初めは胡乱げな感じで、ほどなくして信じられないといった表情に変化。
「むぉぉ……なんちゅう綺麗な子ぉや。可愛さと妖艶さ、そして透明感。完璧やがな」


 最後には溜め息のような唸り声を漏らしてこう言った。
「あかん。恋しそうや」
「またか……」
 呆れかえるぞ。まったく。

「お前のは病気だな」
「うっさいワ。人のことはほっとけ。それより途中で映像が切れとるがな。アップになった後どないなってん。ものごっつう気になるやんけ」

「それがな……」
 言葉を濁す我輩にギアは泣きそうな声で迫った。
「おいおい。待ってーな。言われへんほど、いかがわしいことがあったんとちゃうやろな。こら、ゴア、白状せい。場合によっては電撃ショック与えるで!」
「興奮するな、ギア。ついでに我輩も電磁生命体だ。電撃ショックは通じんぞ」

「うっさい。はよ白状せぇ」
「わかったから、耳元で喚くな」
「耳なんか無いワ。はよ言うてくれ!」

「やっぱやめておく」
 こいつのことだ。笑い転げるに決まっておる。

「なんやと。ワテらのあいだで隠し事はせえへんと約束したやんけ。殺生やでゴア。同じ仲間やろ。エエことは分かち合おうや」
「たかだか十数メートルの移動に電気代を請求するような奴は友人ではない」
「そんなんゆうなやー。返しまんがな。帰りも乗ってええからー。なぁって、社長ぉぉ!」
 ほんとにこいつと来たら……どうもこの大阪弁というものは不思議な魔力を持っておる。いつの間にか和んでしまうのだ。

「なら交換条件だ」
「銭なら出しまへんデ」
「そのようなモノは要らぬワ。それより、お前、まだ時々ラブジェットシステムの後遺症が出ると言っておったろ?」

「はいな。もう人のカタチは無理やけど、自販機でジュースぐらいは買えるデ」

「アメーバが健在で助かった。なに、ジュースはいらん。代わりに何かあったときに我輩が移動するのを手伝ってくれぬか? スマホはなんでもできて便利なのだが、移動だけが不便でな」

「そやから恭子ちゃんがドローンを発注するっちゅう時に断るからや。ワテは発注しときましたで」
「さすがだな。だが我輩はお前ほどアクティブでもないし、アドベンチャー好きでもないのだ」
「まぁエエわ、手伝ったる。その代わり昨夜の事を正直に白状しなはれや」

「しょうがない、教えてやる。それがな……」

 切れた映像の後の顛末を聞いたギアは、無い腹を抱えて死ぬほど笑い転げ、
「はー。おもろかった。ほんまジブン抜けとるな。電磁生命体が眠らされたって、アホの上乗せやな。せや。アホのワンランク上の称号を与えたるワ」
「大阪弁にそんなのがあるのか?」」
「あるで……」
 再び前輪をキュッキュッと振ってから、
「アホンダラ! や」

 くっぬ、ヤロウ。

 ギアは鼻を鳴らして散々悪態を吐いていたが、急にマジ顔になり、
「それより、この事はみんなにまだ言うてないやろな?」

「ああ。もちろんだ。ここは一つ内々で処理してから表沙汰にするかどうか決めようと思ってな」
「せやな。このあいだのカマキリみたいなこともあるからな」
 そのとおり。何が起きるか分からないのが、この日本なのだ。

「でもなんで『風呂』なんやろ? 何が『見える』んや?」
「だろ。一瞬、我輩が見つかったのかと思ったが、どうも違うようだ」
「ほぉーか………あ、ちょう。もっぺん再生してんか」

 白い少女がアップになるまでの過程を何度も繰り返し再生させていたギアが、やはり我輩と同じところで首を捻った。
「せやけど、よーできてまんな。このケモミミ。どこの工房で作ったんやろな」
 どうやらこいつの見解も我輩と同じで、昨夜の二人はただのレイヤーではないという結論に達した。

「やっぱりイベント会場へ行こうデ。ほんでコスプレイヤーについてもうちょい勉強しようや。『風呂』の意味が分るかもしれん」

 うーー。なんだか遠回りしていないだろうか……。


 ひとまず続くぞ――。
  
  
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