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第四巻・反乱VR
ドン・キヨ子の登場
しおりを挟む「オマはんのポケットになんぼある?」
「釣銭詐欺のギャラて言っていいのかどうか解らぬが、それが120円。下衆の極みと言われた屈辱料が10円なので130円だ」」
「ほな、総額4190円にもなるがな。よっしゃ、時間もちょうど昼飯どきや。これで堂々と食事にありつけるデ」
「そうか。やったな。何が食べられるんだろう?」
期待に胸を膨らます我輩の手の平に、ギアは500円玉を一枚置いた。
「これだけあれば、オマはんの好きなキツネうどんが食えるデ」
「確かにキツネうどんを食べてみたいとは思うが。なんでオマエが残りの3690円も取るのだ?」
「なに? もっと欲しいの? ガメツイやっちゃな」
ガメツイのはオマエだ。
「ほな。清水(きよみず)はんの舞台から飛び降りたるワ」
と言って、500円玉を摘み取り、代わりに1000円札を置いて残りは自分のポケットに仕舞い込んだ。
「3190円はワテの企画料やからな。オマはんは後ろに付いて、ヘコヘコしとっただけや。そやのに1000円もあげるんや。良心的やろ? キツネうどんと、ざるソバをいっぺんに食えまっせ。まるでお大尽やな」
「いや。そこまで粉モノにこだわってはいない」
「残りのお金は軍資金や。安心せい。ワテに預けとったらエエねんて」
オマエだから気になるのではないか。
あ、さて――。
誘蛾灯に集まる蛾のように、なぜか気付くと戻ってきてしまう駅前広場である。
「それだけお金があるんだ、梅田へでも繰り出さぬか?」
「ホンマにオマはんはクズやな。何で銭を使うことばかりにアタマ使うねん」
ひどい言われようだ。
「せっかく何か食べるのなら、豪勢にしたいのが人情だろ?」
「なにが人情や。電磁生命体のくせに。だいたいな、贅沢モンは早死にすんで、まったく」
どこからそんな言葉が生まれてくるのだ。
「あんな。電車賃に銭使う気は無い。もったいない」
守銭奴め。
「アホか! ワテらには有り余った時間がおますんや」
と言ってから、
「せやけど安心せい。ワテも腹減ってきとんのや。ここ桜園田町で食うたらええねん。『地産地消』ちゅうこっちゃ。農林水産省がすすめとるやろ」
うーむ。半分は賢いのだが、半分はバカのままだな。
「そう言うのは地産地消とは言わぬが、まあ。電車を使わずに食べ歩きは賛成だな。モノを口から食することがこんなにも快感だとは思わなった」
まだアイスコーヒーとタコヤキ一つしか食してないが、我輩はとてつもなく思った。ヒューマノイド型生命体の脳活動の巧妙さをだ。
どういうことかと言うと。
美味しい物を食べることで、最大級の幸せ感を抱かせるために特別な脳内物質を分泌して宿主である人間をコントロールする仕組みなのだ。テレビでグルメ番組が流行るのは、その部分を刺激して、疑似的に満足感を得るように誘っているのであるな。キヨ子とは反対の意見であるが、我輩はそう思うぞ。
「まぁ。あの子は何やかんやゆうても、裕福なお家柄や。飢えたことがないからあんなことゆうとんのちゃうか。知らんけどな」
出たぁ。『知らんけどな』だ。
関西人が、説明の最後にそれをくっ付けるときは、口から出した言葉に自信が無い時なのだ。
「知らないのなら口にするな」
「なにゆうてんのや。いつも満ち足りてる奴が文句言うとるだけや、ちゅうねん。知らんけどな」
チャリッ。
「うははは。50円がポケットに入ったぞ」
「ほんで、どこの店に入る? 新規の店やないとあかんで、もう面(めん)が割れ取るからな」
「うーむ。どうもその言葉を聞くと、罪悪感を強く抱(いだ)くのだが……」
「何べんも言うとるやろ。この世界を作ったんはワテや。言わばワテがよしと思う物はすべてオッケーなんや」
その割に同じ店には入れないという、この矛盾は何だ。
とか思案しながら、食堂を探すべく案内板を仰ぎ見ていた時のことである。
「ちょっと、そこのあなたたち!」
後ろからいきなりそう言われて、振り返った。
「き……キヨ子どの!」
「キヨ子はん!」
二人して仰け反った。あーびっくらしたのだ。
「我輩たちが誰か分かるのか?」
「何をつまらないことを言ってるのです。それよりこれはどうしたことです?」
「どうって?」
「この世界のことです」
この状況を説明しろと言わんばかりのキヨ子どのは、ロケット柄の薄いピンクのワンピース。時々チラつくパンツはイチゴ柄。1メートルに届かない身長と、洗濯板より平たい胸。まさしくいつものキヨ子どのなのだが……なぜにここに?
それから隣にいるのは誰だ? ていうか、人か?
「こんなとこにいたのね、あんたたち。探したのよー」
我輩に語ってくるんだから、人(ひと)……だよな?
「だ、誰である?」
キヨ子どのは目尻を吊り上げる。
「ふざけるのはやめなさい。二日も音信不通にしておいて。関西電力に関しては無断欠勤です。カミタニさんから様子を窺う電話を頂いたのですよ。ひとまず病欠だと言うことにしていただいていますけど、いったい何をしていたのです」
「その口調は間違いなくキヨ子どのだし、尊大な態度もキヨ子どのであるよな」
「なに言ってるのよ、あんたたち」
「キヨ子はん、こちらは誰でんの?」
某球団の野球帽を傾けるのはギア。
「ふむ。グレーのレディーススーツにタイトミニ。腰のくびれも色っぽい美人さんですけど。初見だと思うのであるが?」
「せやな。声は聞いたことあるんやけど、こんな色っぽい人はクララと引けを取らんな」
「あらーん。嬉しいこと言ってくれるじゃない。NAOMIよ」
「そんなアホな。NAOMIはんやったらイヌ……あ、いや、イヌ型コンピューターでっせ」
「ここに入ったらこんな色っぽい姿になったのよー。見てーえ。やっと女になれたのよー」
NAOMIさんと名乗ったその人は、我々の前でくるりと回ってアピール。
確かに女性ではあるのだが……。
「その腕から出てる細い棒は何でんの?」
「それがサー。よく分からないんだけどさー。この棒が下から突き上がってきて両手が動かされてんのよ。失礼な話でしょ?」
「いやいやいや。それって……」
我輩は告げてもいいのか躊躇したのだが、
「あんた人形劇のお人形さんになっとるで!」
にべもなくギアがばらした。
そうなのである。八頭身のスタイルの良いボディで、NAOMIさんの希望どおり美人になっておるのだが。まさにそれは人形劇用の人形であり、また糸で操るマリオネットではなく、棒遣い型の人形であった。それもどこか懐かしい……。
誰だっけ?
しばし思案する。
「あー。どこかで見たことがある操り人形だと思ったら。ピョッコリピョーたん島のマンデー先生ではないか。どうりで記憶にあると思った」
「操りってなによ。失礼なこと言わないで!」
「あ、いや、失敬。えっと、オートマタ的な……」
「あたしは動く人形じゃないわ。バカにしないで」
いえいえ、今は確実に人形ですけど……。
怒られたら怖いので、頭をブンブンと振り、
「そうではなくて、アンドロイド的と言うか」
「ピョッコリピョーたん島の人形はアンドロイドちゃいまっせ」
「うるさい、よく知っておるワ。よい子の人形劇にリアルなアンドロイドが出てきたら、絵が浮いちまうだろ。って、話が逸れておるぞ、変なところにこだわるな。みろ話が全然進んでない。キヨ子どのがあくびをしておるぞ」
それより――、
「我々がヒューマノイド型に再現されていると、なぜ分かったのだ?」
「おかしな大阪弁と古臭い言葉遣い、そしてあり得な恥ずかしい姿。すぐにピンときたわよ」
とNAOMIさんが言うので、お返しである。
「我輩もそっくりそのままNAOMIさんに返すぞ。あなたはピョーたん島の人形である」
「もう。何度も言わないで」
操り人形と語り合う白衣の男。世間一般に見てこんなおかしな光景は無いのだが、通行人は誰も気にも留めず通り過ぎて行く。もしここで我輩が、ほれ~とばかりに白衣をはだけたら、途端に警官が飛んでくるのに、人形のNAOMIさんが、ピョコピョコと棒式操り人形の歩き方を見せても、誰も何とも言わないのが摩訶不思議なのである。しかもその操り棒は地面から出るのにもかかわらずだ。
「ちょっとおかしくないか? なんで町の人はNAOMIはんを見て違和感を覚えへんのやろ?」
ギアも我輩と同じ疑問を持っていた。
「それはつまり、NAOMIさんが人ではないことを知っているのは、我々だけだからではないか?」
あくびをしていたちっちゃなお口を手のひらでぱたぱたした後、キヨ子どのは言う。
「つまりNAOMIさんに違和感を持つ人が外の世界から来た人間だと言いたいのですね」
「そうそう」
白衣の前を押さえて説明しても、あまり説得力は無いが致し方が無い。
「そう言われてみたら、この町の住民は至極まともな人ばかりね。一人としておかしな雰囲気を持つ人がいないわ……」
NAOMIさんは辺りを一巡させ、最後に我輩の下半身を棒の動きで操られた手で指し、
「それなのに、なんであんたはチカンをしてるの? ほら前を大きくはだけて……」
「あうぅ……」
急いで股間を押さえつつ、
「我輩の最も触れられたく無いところを……」
「ったく。下品なことで」
NAOMIさんは痛いところをグリグリ。キヨ子どのは剣呑な視線に切り替えてプンプン。
「そんなことより……!」
我輩の股間が『そんなことより』扱いなのだ。
「いったい誰が、ラブマシンのハーレムクラスオブジェクトを起動させたのです!?」
「し、知りまへんで。ワテらも被害者や。気付いたらここに取り込まれましたんですワ」
自分で起動しておいてよく言うのだ。ほんとこいつはすっとぼけるのが上手いな。
「ところで、二日も行方不明とはどういう意味である? 我々がここに監禁されてからまだ半日ほどであるぞ」
「あなた方は、いつここに入ったのです?」
「木曜日の朝7時前であるが」
「今日は土曜日の午前8時です」
「時間の流れが違うんや」
「閉鎖的空間でありながら完璧に実空間をシミュレートした世界ですか……」
キヨ子どのは溜め息を吐き、辺りをじっくりと見渡して言う。
「ハーレムクラスオブジェクト。まさに驚異のシミュレータですわ。VRとはまるで違う……」
「ちょい、ゴア。耳貸せ」
と言ってギアは小声で打ち明ける。
「この子、ホンマにキヨ子はんでっか?」
「どういう意味だ?」
「シミュレートされたキヨ子はんかもしれんデ」
「そうか。本物以上に本物だと言っておったな」
「何をごちゃごちゃ言ってるのです?」
「あい、いや。こちらのことである」
と向こうには説明し、
「いいか。気を抜くな。ひとまず偽物として扱っておくぞ」
「ガッテンやがな」
オマエは江戸っ子なのか、上方(かみがた)なのか、どっちだ?
「ところで。キヨ子どのは何しにここへ?」
「ユーは何しにみたいに言わないでよ」とはNAOMIさんで、
「もちろん捜索に来たのです」と答えるキヨ子どの。
一つ鎌をかけてみよう。
「このラブジェットシステムに関してはキヨ子どのは危険だとよく言っておったであろう? なぜに自らここへ?」
そう。そんな不合理なことを本物のキヨ子どのがするはずがないのだ。
「危険を承知で探しに入ったのですわ」
「おおぉ、そこまで我輩たちのことを思って……」
「バカな。アキラさんを探しに来たのです。あなたたちは偶然見かけたから声を掛けただけです」
「そ。偶然なの」
おーお。いとも簡単に……無残であるのう。
「アキラもこの町のどこかにおるんかいな?」
「金曜日の深夜にトイレへ行った切りいなくなった、とNAOMIさんから連絡を受けて探していたら、ラブマシンが起動したままになっていたのです。中を覗くと、ラブジェットシステムの中に腑抜けのアキラさんがいたので後を追って、NAOMIさんとここへ来たわけです」
腑抜けのアキラは授業中と、宿題をやらされている時によく見る姿だが。この子の言葉は真実なのだろうか。ここまで完璧にシミュレートされた世界では本物とコピーとの区別がつかないのである。
「探す必要などないであろう。ラブマシンを停止させればいいのではないのか?」
「そんなことをすれば腑抜けのままになってしまいます……ま、実世界でも腑抜けみたいなもんですが」
ぬははは。よくご存じであるな。
「――いいですか。ハーレムクラスオブジェクトは思考波の元となる精神世界を身体から引き離して、量子論的フィールドで再現する装置なのです。ですから元に戻すにはメタ認知を強化し、終了処置を通してから戻さないと、精神だけが消えた完璧な痴呆状態になります」
「き……キヨ子どの。もちっと易しく説明してくれないかな。我輩は理解したが、ほら、このステテコのおじさんには難しいかと思うのでな」
「なんでやねん。ワテかて解っとるワイ」
とは言っても目が泳いでおる。
「まぁ、いいでしょう。簡単に言うと、いきなり電源を落とすとパソコンみたいに人間も壊れるということです」
「そ、そうなのか……恐ろしい物に我々は捕り込まれたのだな」
と言いつつギアを睨む。こいつの口車に乗って我輩はこの世界に飛び込んだのである。
ギアはさっと目線をあらぬ方向へ逸らした。
「ま、立ち話もあれやから。池のある広場の横に喫茶店がおますやろ。そこで茶ぁでもシバきまへんか?」
「お茶など叩く気はありません」
「ちゃうがな。メンドクサイな……。入りまへんか、ちゅうてまんねん」
「持ち合わせがありませんわ」
「そ。あたしたちオケラなのよ。うふ」
陽気だなNAOMIさんは。
ギアと目だけで会話する。
ここは一つこちらが払いをしてやろう、と。
だがギアはウンとうなずかないので、我輩は強硬手段を取った。
「これから食事に行こうと思っておるのだが、一緒にどうである?」
「ぐぉア(ゴア)――っ!」
唸りとも言える極低音でギアは我輩を睨んだ。
「まぁまて。相手が本物ならここから出る方法があるのだ。だからアキラを探しに来たんだ。今二人と別れたら、本気でここから出られなくなるぞ」
「ワテはここで骨を埋めてもエエ」
骨なんかないクセに。
「ここではあるワ!」
「落ち着け。ここで情報を得ても損はないだろ。金儲けに関しては天才的なオマエがおるのだ。お金ならすぐに稼ぐことができる。な? キツネうどんの一杯で状況が好転するやも知れんぞ」
「オマはんはキツネうどんを食いたいだけやろ」
「へえー。あんたたちがご馳走してくれるの?」
「ま、まあそうだ。ちと小金を得たのでな」
「この世界でどうやって金銭を稼いだのです?」
「キヨ子どの。とにかくどこかそこらのレストランにでも入らないか? 腹ごしらえしよう」
「稼いだ労力の80パーセントはワテやからな。そんな高級なとこはあかんデ」
「はいはい。ヒューマノイドになっても、相変わらずケチね。でもなんだっていいわ。あたしおなかペコペコなのよ」
と人形のNAOMIさんが、自分のお腹を手でペシペシする。地面から突き出した棒が上手くそれを動かしておるが、いったい誰がこの人を操っているのか、摩訶不思議、奇々怪々なのである。
ついでに言うと、人形劇の人形がハラペコだと言うあたりが、もうムチャクチャなのである。
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