TowerDungeonOnline(タワーダンジョンオンライン)

小佐古明宏

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1章 始まりの街

13話 ダンジョンマスター

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 遠くから様子を伺うリサとアリサは、話し合いをしていた。現状でのトウジョウ君の実力なら、ゴブリンの集落を壊滅させる事は可能だった。トウジョウ君に倒してもらう事で、ドロップアイテムを大量に回収する作戦だ。

 アリサ曰く、集落は壊滅しても24時間経過すると、復活するらしい。

「でも、裏技があるのだろ? 無限湧き出来る」

「うん、誰も試した人がいないから無理だけど、集落の権限を奪うの」

 集落と言うカテゴリーで、フィールドが形成されており、この場所はダンジョン扱いになる。つまり、ダンジョンという事は、コアがある。そのコアがあるからこそ、崩壊した集落も24時間で、完全復活する。

 そのダンジョンコアの権限を奪えば、時間の制限なく無限に湧かせる事が出来る。裏技なのだが、ダンジョンコアの場所を見つけられない。アリサも集落を崩壊させて、周辺を調べたらしいが、ダンジョンコアらしいものは見当たらなかった。

「ゴブリンの集落が、ダンジョン扱いね。なら、ダンジョンのコアもどこかにあるわけだな」

「今まで、多くのプレイヤーが探しに来たけど見つからないの」

 アリサと同じく、この場所は腕に自信のあるプレイヤーの独占した狩場だった。今は、そのプレイヤーは、始まりの街を卒業し、他の国へと渡っている。つまり、アリサしか使用していない。

「……まさかと思うが、ゴブリンキングの魔石が、ダンジョンコアの可能性はないよな?」

「ん~どうだろ? そもそも、ゴブリンキングの魔石を出したプレイヤーはいないし…、始まりの街にはトウジョウ君みたいなLUKの高いプレイヤーは見た事ないよ」

 なら、可能性はある。ゴブリンキングの魔石が、ダンジョンコアとして扱われ隠されているのなら、ドロップしない限り手に入らない。集落の壊滅は、トウジョウ君が行うとして、リサとアリサは、戦闘の邪魔にならない様に、降りる事にした。

 無人となったトウジョウ君に、命令を下す。

「トウジョウ君、ゴブリン達を1体残らず、倒して、ゴブリンキングも倒しなさい」

 頷くと、トウジョウ君が駆け出す。万が一、弾岩砲を撃ち出して、流れ弾を受けるわけにはいかないので、遠距離からの指令を伝達しておく。遠隔からの命令をMPゴーレム作成のスキルで行い、リサの方へ撃たない様にした。

「楽しみだねリサお姉ちゃん」

「そうだな…マップの赤がすげぇ勢いで消えてる」

「ほんとだね」

 2人で苦笑いを浮かべ、リサはインベントリを確認する。トウジョウ君が倒したゴブリン達のドロップアイテムが、次々と回収されていた。中には見た事のないアイテムもあった。

「レアドロップか? ゴブリンソードが何本もある」

「それ、ゴブリンナイトの武器だよ。普通は、一緒に消えるのだけど」

「剣は扱わないからな…。何かの役に立つか?」

 ゴーレムクリエイトに着目しており、パーツ作成は見ていなかった。暇なので、パーツ作成のスキルを使うと、ウィンドウに、必要な素材が表示された。

「役に立ったな。パーツ作成の素材に使うらしい」

「そうなの?」

「ゴブリンゴーレム専用の武器として作成するのに必要らしい。後、ゴブリンランス、ゴブリンステッキ、ゴブリンアローも素材だな。でも、鉄鉱石がないから作れない」

 ゴーレムクリエイトの時もそうだが、必ず、鉄鉱石が必要らしい。鉄鉱石はリサでは入手できず、アリサに頼むしか方法はない。

「いくついるの?」

「武器内蔵のアームとして作成するのに、鉄鉱石と対象の武器がそれぞれ50ずつだな。この調子だと、全ての武器が50ずつは確実に手に入る」

 パーツ作成の上限数は、50であり、これ以上の性能は望めない。スキルのレベルを上げれば、より強いパーツが作成できるが、今は特に必要とは感じていない。保留にしておくが、収集はしておく。

「鉄鋼石なら、タワー内に生息するアイアンゴーレムがドロップするけど、LUKが低いから殆ど手に入らないよ」

 そう言いながら、リサに手持ちの鉄鉱石を差し出す。

「今は、30個だけだけど、いる?」

「貰おう」

 受け取った鉄鉱石をインベントリに仕舞う。

「もしかして、トウジョウ君はタワーの中に入れるか?」

「どうだろ? 試した事ないから、わかんない」

 検討する余地がある。ゴーレムBOTとして動いている間、トウジョウ君は準NPC扱いとなり、PTを組む事が出来る。アリサとPTを組んでもらい、タワーに行く事が出来れば、彼女のアイアンゴーレムを倒してもらい、鉄鉱石を手に入れる。ストーンゴーレムとアイアンゴーレム、同じゴーレム同士だが、スペック的にトウジョウ君の方が上だと思う。

「アリサは、今日はこのまま寝るのか?」

「ん~夏休みだし、徹夜でプレイしてもいいけど、お母さんに怒られるし…」

 姉としても、不健康な生活は送ってほしくない。

「徹夜はするなよ。って、そろそろ片付いたか?」

 右上のマップには大きな赤い印を残し、ゴブリン達の討伐が完了していた。残るのは、集落のボス、ゴブリンキングだけだと思う。

「見に行く?」

「そうだな、トウジョウ君が心配だし見に行くか」

 集落に近づくと、轟音と共に2m程の巨大なゴブリンがトウジョウ君と殴り合いをしていた。傍から見ると、怪獣映画のような光景なのだが、

「うわぁ~容赦ないね」

 アリサが哀れみの視線をゴブリンキングに向けていた。トウジョウ君のステータスを見る限りHPは全く減っていない。対するゴブリンキングは、傷だらけで、打撲痕が絶えない。

「グギャァアア……」

 最後に、取っ組み合いをしている時に、至近距離で弾岩砲が撃たれ、ゴブリンキングの頭が吹き飛んだ。無敵のトウジョウ君と呼んでしまいそうな無傷の勝利に、リサもアリサも苦笑いを浮かべた。

「そうだ、魔石はドロップした?」

「ん? そういえば…」

 インベントリを確認するとゴブリンキングの魔石がドロップアイテムとして入っていた。その説明欄を見て思わず笑みを浮かべた。

「どうしたの?」

「いや、予想は外れては無かったけど。ゴブリンキングの魔石は、ダンジョンコアへのアクセスキーらしい」

 説明を見ると、ゴブリンキングがダンジョンマスターであり、死んでもダンジョンコアのおかげで復活するらしい。ダンジョンコアの在りかは、ゴブリンキングの住んで居た屋敷の地下にある。早速、トウジョウ君を連れて歩いて行く。

 屋敷はゴブリンキングの出入りに合わせて大きな入り口だったので、トウジョウ君も入る事が出来た。進むと、広いエントランスがあり、床に魔方陣が描かれていた。

「魔方陣が描かれているのは知っていたけど、どうやって起動させるのか分からなかったよ」

 アリサの目の前でリサは魔方陣の中央まで歩く。インベントリからゴブリンキングの魔石を取り出すと、説明欄に表示された言葉を話す。

「王の名に命じ開く。我が名はキング、ゴブリンを束ねる王なり」

 すると、魔方陣が光り出すと、玉座が召喚された。その玉座には虹色に輝く球体が乗っており、リサが触れると、ウィンドウが表示された。

「ダンジョンコアで間違いないね。どうしよ、マスターの権限を移行しますか? って出てる」

「そうなの?」

「これって、私がダンジョンマスターになるって事だよな?」

 まずく無いか? と思いながらアリサが怪訝そうな顔をして話す。

「マスターになっても、プレイヤーとしての行動には支障はないと思うよ。現に、ダンジョンマスターに就いているプレイヤーもいるし」

「マジか? ゲームとしてありなのか?」

「うん、ダンジョンをクランの拠点にしているって、掲示板で見たよ。それに、ダンジョンマスターになってモンスターを倒すと、ダンジョンポイント、DPを得られて、ダンジョンを強化できるって話だよ」

 面白そうな話を聞き、リサはダンジョンコアからのメッセージに答えた。ダンジョンマスターとして、承認すると、称号にダンジョンマスターが追加された。しかも、ステータスが上昇するボーナス付きだった。

「やばい、ダンジョンマスターの称号を得たけど、チート過ぎるぞ」

「そ、そうなの?」

「配下、1人につき、全ステータスが1ポイントずつ上昇するらしい。上限は、ダンジョンコアのレベルによるけど、今はLV:1で、上限は100だな。つまり、200体の配下が居ても、100までしかステータスが上昇しない」

 LV:1→【100/100】…100体
 LV:2→【200/200】…200体
 LV:3→【300/300】…300体
 LV:4→【400/400】…400体
 LV:5→【500/500】…500体
 LV:6→【600/600】…600体
 LV:7→【700/700】…700体
 LV:8→【800/800】…800体
 LV:9→【900/900】…900体
 LV:10→【1000/1000】…1000体

 上限はLV:10までしか実施されていない。しかも、この配下は、ダンジョンコアで召喚したモンスター以外になる。つまり、他から配下を連れてきてダンジョンに住まわすと言う事だ。

 クランの拠点として使われるのなら、クランメンバーが配下になり、ダンジョンマスターは、配下の人数分の全ステータスが上昇する。ダンジョンのレベルを上げる方法は、ダンジョン間のバトルで上げられるらしい。召喚したモンスター同士、戦わせるも良し、自らが戦いに参加し、相手のダンジョンを負かせばいい。

 ダンジョン間のバトルは、DPを互いにかけて、人工コアを破壊した方が勝ちと言うルールらしい。ゴブリンキングが、ダンジョンマスターの時は、ゲームシステム上、レベルが高く設定されていた。

 リサが、ゴブリンキングから所有権を奪った事で、初期化されてレベルが下がった。そのせいなのだろうか、建物に亀裂が生じてきた。

「リサお姉ちゃん…なんだか、ヤバくない?」

「あ~コアのレベルが下がって、建物が維持できなくなったんだな」

 リサは、トウジョウ君に命令すると、コアの乗る台座を覆うように、体を伏せてもらい、2人はその中へと回避した。刹那、天井が崩れ落ち、破片がトウジョウ君にぶつかる。壁が倒れ、柱が折れて、ゴブリンキングの住んで居た屋敷は、倒壊した。

「ふ~アリサ無事か?」

「ごほっごほっ…うん」

 咳き込みながら周辺を見渡す。建っていた家々が完全に倒壊して、更地になっていた。屋敷の後も淡く光り出すと、更地に変わる。

『所有者変更により、初期化が行われました』

 ウィンドウに表示されると、リサは確認するように操作を行う。

「DPも0になってる。完全に、最初から作り直すみたいだな」

 ダンジョンの広さは、100㎥程で、地上開拓タイプと記され、モンスターの配置には、DPが必要になる。

「面倒だな…モンスターの討伐数でDPに変換するらしいけど」

 ふと、ダンジョンコアを乗せている台座に、カードを差し込むような溝がある事に気づく。

「まさか…」

 思い付きでギルドカードを取り出し溝に差し込むと、

『チャージしますか? YES/NO?』

 と表示が現れた。討伐数を読み取りDPに変換するが、変換するとギルドカードの討伐数が減る。トウジョウ君を操り、乱狩りをしていたので、討伐数は凄い数になっていた。減っても問題ないと思い、数字を入力しYESを選択した。討伐数1=100DPに変換されて、500討伐数を5万DPへと変えた。

「リサお姉ちゃん、そんなに変換してよかったの?」

「大丈夫、まだ2000ぐらい、残ってるから」

 集落に来るまでと、集落を壊滅させた事で、討伐数を稼いでいた。500ぐらい減っても問題はない。大変なのはこれからである。

「DPから召喚したモンスターは、通常モンスターと同じでドロップアイテムを落とすのか」

 なる程と感心しながらコアを操作し、DPの購入画面を見つめる。ダンジョン拡大は、ダンジョンの大きさを広くする機能だが、リサは最初にコアの場所を保護する空間を作成する。

 DPを1000消費し、木造の小屋を建てる。この木造の小屋の中は安全地帯であり、モンスターは侵入しない。次に、ダンジョンを拡大する。1000DP毎に100㎥ずつ拡大できるので、9000DPを消費し、ダンジョンの広さを1000㎥に広げた。

 これで、残りは4万DPになる。リサは、時間を見ると日付が変わっている事を確認する。

「アリサ、トウジョウ君をBOT化させてログアウトしようと思うのだけど」

「ん? もう1時だね」

 これ以上起きていると、アリサの健康にも悪い。

「DPでゴブリンを召喚させ、トウジョウ君に倒してもらおうと考えてる」

 ダンジョンコアにサブマスター設定があり、ダンジョンマスター以外でも、モンスターの召喚が行える。この機能を使い、トウジョウ君をサブマスターに任命した。出来ないと思ったが、出来てしまった。

「うわ~…マジで、反則だ」

「ん?」

 不思議そうに首を傾げるアリサに、説明した。

「トウジョウ君をサブマスターに任命して、ゴブリンを召喚してもらい、倒してもらう。残りのDPを全てゴブリンの召喚に使ってもらう。1DPでゴブリンは1体召喚が出来る。どうなるか…わかるだろ?」

「うん…自分で召喚して自分で倒すだね。トウジョウ君はLUKが高いから魔石もドロップするし、討伐数も稼げるね」

 つまり、4万DPを使い4万体のゴブリンを召喚して、4万個のゴブリンの魔石を手に入れる。後、討伐数を4万にする。しかも、ダンジョンコアの小屋にはゴブリンは侵入できない。それに、設定した1000㎥からゴブリンは逃げない。

 その場にいながら、大量に狩りが出来るという訳だ。流石にアリサも呆れていた。リサも自分で思いながらも、いいのか? ゲームのルールに反していないか? そんな不安を抱いていた。

「ん~ダンジョンを使った無限増殖は、反則じゃないけど。やっているクランもいる事だし…大丈夫だと思うよ。私も誰にも言わないし」

 アリサが運営に通報すればバレてしまうが、本人はしないと話す。リサはそれを聞き、安心しながら、ゴーレムBOTを使用する。詳細設定を行うと、早速トウジョウ君が動き、ダンジョンコアを操作する。

 ゴブリンを購入する画面を開き、召喚する数を入力してYESを押していた。すると、外から「クギャアア…」という声がいくつも聞こえた。一度に倒す数を1000体と決めて、トウジョウ君が外に出る。

 確認の為にアリサと出ると、トウジョウ君がゴブリンを追いかけまわしていた。逃げ惑うゴブリンに、弾岩砲を乱射していた。ビー玉ほどの石を、マシンガンの様に飛ばして、ゴブリンをハチの巣にしている。

 ポリゴン化してゴブリンは消えた。インベントリにゴブリンの魔石と、討伐部位の左耳が大量に入ってきた。リサとアリサは、戻ってきたトウジョウ君を見上げると、なんと、トウジョウ君がサムズアップをしてきた。

「任せろっと言ってるみたいだね」

「そうだな」

 リサは、アリサを連れて小屋に備え付けていたベッドへと案内する。1つのベッドに、並んで寝ると、

「今度はいつログインするの?」

「ん? 今日はバイトがあるから、夜の20時だな」

 ログイン時間を聞いてきたので答える。それまでゴーレムBOTのスキルは終わっている。8時間しか動かせない。それまでに、4万DP分のゴブリンを召喚できるか不明だが…。

「じゃ、ログインする時、LINEするね」

「ああ、バイト中で返事が出来ないかもしれないけど、見ておくよ」

「うん! それじゃ、おやすみなさい。お姉ちゃん」

「おやすみ、アリサ」

 2人は目を瞑りログアウトを行う。プレイヤーの2人がいなくなったが、トウジョウ君は黙々と、ゴブリンを召喚し、倒す作業を永遠と、繰り返していた。減っていくDP、増えていくゴブリンの魔石と、討伐数。

 リサがログインするまでに終わりそうな勢いで、トウジョウ君は作業を行っていた。
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