30 / 32
1章 始まりの街
22話 裏で動く者
しおりを挟む
カプセル型の大型のマシーン、一般販売がまだされていない最新型のダイブシステムを搭載した機器から、男が出てくる。GMとして、リサと接触したその男は、肩をほぐしながら、椅子に掛けていた上着を羽織る。
「まずは、勧誘成功か?」
スーツ姿を整えながら男は、スマホを上着のポケットから取り出す。登録された電話番号から、【一条涼子】の名前を選択する。
「まだ起きてるか?」
時刻は25時を過ぎており、この時間帯だと寝ている可能性が高い。数回の着信音の後、
『もう~この時間になのよ!』
不機嫌そうな声で涼子が電話に出た。
『あ…起こしてすまん』
『はぁ…で、何の様よ春樹』
『姉さんの言っていた娘と接触した』
春樹はゲーム内でハーベルとして活動しており、涼子のキャラ、リコともフレンド登録をしていた。2人はリアルで、姉弟の関係であり、春樹はTDOを運営するGMの1人である。
涼子に教えられたプレイヤーと接触、今後行われるイベントの参加を要請する。その役目を春樹は無事に成功させた。その報告を行う為に、電話を掛けた。
『そう、リサさんと接触したのね。それで、参加はしてもらえたの?』
『はい、サポートゴーレムを作成してほしいという条件で、受けてくれました』
『なら、私の方も綾ちゃんを誘うわ。リサさんと一緒の方が良いと思うし、それに、妹さんのアリサさんもね』
『お願いします。このままだとゲームバランスが崩れますので』
TDOには4人のGMが存在する。1人1人が国の運営を任されており、春樹はエルフレア王国を担当していた。GM同士の会合で、最近プレイヤー離れが深刻な問題となっており、話し合いが行われた。
マンネリ化で、タワーを攻略するだけではつまらない。
何か、イベントが欲しいと、各国のプレイヤーの要望を聞き、4国で対抗タワー強奪戦を企画した。他の国のタワーを奪い、1カ月、使用できる権限を得る。これで、1年間、国に属しながら、他の国のタワーに挑む事が出来る。
それに、プレイヤー同士の大規模な戦闘が今まで行われた事が無かった。課金プレイヤーと無課金プレイヤーの差が広まり、無課金プレイヤー負けるというイメージしかなかった。
そこで、無課金プレイヤーに優遇処置を行い、強くなれるように施した。今回の対戦イベントを踏まえて、事前に調整していた。それでも、対戦にはバランスが欠かせない。
『それで、春樹、イベントはいつ始めるの?』
『他のGMとの話し合いもありますが、リサさんがエルフレア王国に属すれば行おうと思います。わたしの方で調整は難しいですが…何とか、期間を伸ばせます』
『分かったわ。私の方も綾ちゃんを鍛えて間に合わせるわ。ちょうど、Eランクのクエストもクリアできそうだし、直ぐにDランクになれるわ』
『分かりました。リサさんも、今日でDランクに昇格したようですので、タワーに挑む権利を得ました。チュートリアルタワーのクリア報酬に、サポートゴーレムを渡すと約束したので、今から準備をします』
『そう、それじゃ、リサさんの要望を叶えてあげてね。じゃ、寝るわ』
『はい、起こしてしまいすいません。おやすみなさい、姉さん』
『ええ、おやすみ』
電話を切ると、春樹はパソコンの前に座る。GMとしての国の情勢を安定させる事を考えているが、他のGMとの関係がぎくしゃくしており、思っている程、上手くいっていない。
(今回のイベントも、向こうの意見だしな)
春樹は溜息を吐き作業を進める。4国でのタワー強奪戦を提案したのは、聖王国ベリアルの運営を任されているGMからだ。プレイヤー人数が多く、その分不満もある。
他の国のタワーを使用したいという意見がある。そう言われ、協議を行い、強奪戦の企画が練られた。エドリア王国、セイブン工業国も、プレイヤー同士の対戦は面白いと認めた。
唯一、春樹だけはこのイベントに難色を示した。元々、春樹の担当するエルフレア王国に投資してくれている方は、大きな利益を得ようとは考えていない。善意から協力をしてくれている人たちで、春樹はその人たちの為に、国を管理していた。
エルフレア王国はエルフ族のプレイヤーが多く属しており、彼らは農業を主に職業を選んでいた。ゲーム内での農業の経験が、実際の農業でも役立つ。農家を営む人が高齢化しており、若い人が来るのを望んでいた。
春樹の試みで、各業種に実際に就くプレイヤーは、リアルの世界でも同じ業種につく事が多くなり、感謝されるようになった。別にお金が全てではなく、人との関わりも大切だと、春樹は考えていた。
今回のイベントでエルフレア王国が所持するタワーが奪われれば、攻略するたびに景品を渡さなければいけない。投資してくれている方への負担になる。その為、エルフレア王国に属するプレイヤーは、極力タワーを攻略しないようにしていた。
攻略するのは、国に属さないプレイヤーで、用意する景品も、高価な物は準備していない。しかし、メインタワーには、必ず、高額な物を用意するように、運営から言われていた。
メインタワーの攻略では、農業からは、高級メロン、畜産業からは、霜降り肉5キロ、酪農業からは、チーズ、牛乳、林業からは手作り高級家具が景品で得られる。しかも、メインタワーは、他の国のメインタワーより難易度が低い。国に属するプレイヤーの数により、タワーの難易度が変化する仕様で、コストの軽減も兼ねている。
攻略するプレイヤーが少ないのに、高コストをかける意味がない。その考えで、春樹はポイントを節約している。GMは国ごとに配布されたポイントを元に、タワーを運営する義務がある。
属するプレイヤーが課金を行うごとに、ポイントを取得できるが、エルフレア王国には課金プレイヤーが少なく、ポイントの取得も少ない。少ないポイントでタワーを維持しなくてはいけない。
因みに、ポイントが尽きると、GMの資格を失う。春樹が行っていた努力も無駄になり、関わっていた人との交流も断たれる。一条財閥の権力でも、覆す事は出来ないので、春樹はどうしても、今回のイベントは負けたくなかった。
「強奪者の好きにはさせない」
英王国ベリアルに属するプレイヤーは、マナーが良くない。人間以外の種族を見下す傾向があり、差別をする。どうやら、他種族を嫌う事でステータスが上昇する仕組みを組み込んでおり、そのせいで、多くのプレイヤーを勧誘した。
勇者PTなど呼ばれる無法者を集めては、訪れてきた、人間以外の種族のプレイヤーにPKをしている。良くない噂を聞くが、事実である。聖王国ベリアルは人間以外の種族を受け入れない。入れば必ずPKに出会う。
その集団が万が一、エルフレア王国のタワーを奪い、好き勝手する様になれば? タワー内のモンスターの設置、罠の設置にポイントを消費して、いずれ、尽きてしまい、春樹はGM権限を失う。
(やはり、リサさんには頑張ってもらわないと)
要望通りのサポートゴーレムのプログラムを作成する。本当は、プレイヤー個人をGMが優遇する事は禁じられている。エルフレア王国の為、投資してくださる人たちの為に、その禁じを破り、春樹は協力する。
作成したプログラムをゲーム内にアップデートする。春樹には、一条家の隠しパスワードがあり、これで、運営のサーバーに関与が出来る。TDOの発売当初から開発費も含め、一条財閥は多くの投資を行っていた。
開発にも春樹は関わっており、その時に、隠しパスワードを仕込んでおいた。TDOの運営権を一条財閥は手放しているが、隠れた場所で、密かに、関りを持つ。リサの為に作り上げたサポートゴーレムの情報を、サーバーに上げると、チュートリアルタワーの攻略報酬に設定する。
個々に報酬を決める事が出来る。実は、アリサの装備も、春樹が仕込んだものだった。初めて選ばれた職業で、ボーナスポイントを貰ったアリサを、エルフレア王国に勧誘しようと考えた。
まさか、姉のリサまでも、初めての職業を選ぶとは思っていなかった。春樹は自分が任された国を守る為に、裏で動き出す。様々な手を使い、イベントまでの準備を行う。
「まずは、勧誘成功か?」
スーツ姿を整えながら男は、スマホを上着のポケットから取り出す。登録された電話番号から、【一条涼子】の名前を選択する。
「まだ起きてるか?」
時刻は25時を過ぎており、この時間帯だと寝ている可能性が高い。数回の着信音の後、
『もう~この時間になのよ!』
不機嫌そうな声で涼子が電話に出た。
『あ…起こしてすまん』
『はぁ…で、何の様よ春樹』
『姉さんの言っていた娘と接触した』
春樹はゲーム内でハーベルとして活動しており、涼子のキャラ、リコともフレンド登録をしていた。2人はリアルで、姉弟の関係であり、春樹はTDOを運営するGMの1人である。
涼子に教えられたプレイヤーと接触、今後行われるイベントの参加を要請する。その役目を春樹は無事に成功させた。その報告を行う為に、電話を掛けた。
『そう、リサさんと接触したのね。それで、参加はしてもらえたの?』
『はい、サポートゴーレムを作成してほしいという条件で、受けてくれました』
『なら、私の方も綾ちゃんを誘うわ。リサさんと一緒の方が良いと思うし、それに、妹さんのアリサさんもね』
『お願いします。このままだとゲームバランスが崩れますので』
TDOには4人のGMが存在する。1人1人が国の運営を任されており、春樹はエルフレア王国を担当していた。GM同士の会合で、最近プレイヤー離れが深刻な問題となっており、話し合いが行われた。
マンネリ化で、タワーを攻略するだけではつまらない。
何か、イベントが欲しいと、各国のプレイヤーの要望を聞き、4国で対抗タワー強奪戦を企画した。他の国のタワーを奪い、1カ月、使用できる権限を得る。これで、1年間、国に属しながら、他の国のタワーに挑む事が出来る。
それに、プレイヤー同士の大規模な戦闘が今まで行われた事が無かった。課金プレイヤーと無課金プレイヤーの差が広まり、無課金プレイヤー負けるというイメージしかなかった。
そこで、無課金プレイヤーに優遇処置を行い、強くなれるように施した。今回の対戦イベントを踏まえて、事前に調整していた。それでも、対戦にはバランスが欠かせない。
『それで、春樹、イベントはいつ始めるの?』
『他のGMとの話し合いもありますが、リサさんがエルフレア王国に属すれば行おうと思います。わたしの方で調整は難しいですが…何とか、期間を伸ばせます』
『分かったわ。私の方も綾ちゃんを鍛えて間に合わせるわ。ちょうど、Eランクのクエストもクリアできそうだし、直ぐにDランクになれるわ』
『分かりました。リサさんも、今日でDランクに昇格したようですので、タワーに挑む権利を得ました。チュートリアルタワーのクリア報酬に、サポートゴーレムを渡すと約束したので、今から準備をします』
『そう、それじゃ、リサさんの要望を叶えてあげてね。じゃ、寝るわ』
『はい、起こしてしまいすいません。おやすみなさい、姉さん』
『ええ、おやすみ』
電話を切ると、春樹はパソコンの前に座る。GMとしての国の情勢を安定させる事を考えているが、他のGMとの関係がぎくしゃくしており、思っている程、上手くいっていない。
(今回のイベントも、向こうの意見だしな)
春樹は溜息を吐き作業を進める。4国でのタワー強奪戦を提案したのは、聖王国ベリアルの運営を任されているGMからだ。プレイヤー人数が多く、その分不満もある。
他の国のタワーを使用したいという意見がある。そう言われ、協議を行い、強奪戦の企画が練られた。エドリア王国、セイブン工業国も、プレイヤー同士の対戦は面白いと認めた。
唯一、春樹だけはこのイベントに難色を示した。元々、春樹の担当するエルフレア王国に投資してくれている方は、大きな利益を得ようとは考えていない。善意から協力をしてくれている人たちで、春樹はその人たちの為に、国を管理していた。
エルフレア王国はエルフ族のプレイヤーが多く属しており、彼らは農業を主に職業を選んでいた。ゲーム内での農業の経験が、実際の農業でも役立つ。農家を営む人が高齢化しており、若い人が来るのを望んでいた。
春樹の試みで、各業種に実際に就くプレイヤーは、リアルの世界でも同じ業種につく事が多くなり、感謝されるようになった。別にお金が全てではなく、人との関わりも大切だと、春樹は考えていた。
今回のイベントでエルフレア王国が所持するタワーが奪われれば、攻略するたびに景品を渡さなければいけない。投資してくれている方への負担になる。その為、エルフレア王国に属するプレイヤーは、極力タワーを攻略しないようにしていた。
攻略するのは、国に属さないプレイヤーで、用意する景品も、高価な物は準備していない。しかし、メインタワーには、必ず、高額な物を用意するように、運営から言われていた。
メインタワーの攻略では、農業からは、高級メロン、畜産業からは、霜降り肉5キロ、酪農業からは、チーズ、牛乳、林業からは手作り高級家具が景品で得られる。しかも、メインタワーは、他の国のメインタワーより難易度が低い。国に属するプレイヤーの数により、タワーの難易度が変化する仕様で、コストの軽減も兼ねている。
攻略するプレイヤーが少ないのに、高コストをかける意味がない。その考えで、春樹はポイントを節約している。GMは国ごとに配布されたポイントを元に、タワーを運営する義務がある。
属するプレイヤーが課金を行うごとに、ポイントを取得できるが、エルフレア王国には課金プレイヤーが少なく、ポイントの取得も少ない。少ないポイントでタワーを維持しなくてはいけない。
因みに、ポイントが尽きると、GMの資格を失う。春樹が行っていた努力も無駄になり、関わっていた人との交流も断たれる。一条財閥の権力でも、覆す事は出来ないので、春樹はどうしても、今回のイベントは負けたくなかった。
「強奪者の好きにはさせない」
英王国ベリアルに属するプレイヤーは、マナーが良くない。人間以外の種族を見下す傾向があり、差別をする。どうやら、他種族を嫌う事でステータスが上昇する仕組みを組み込んでおり、そのせいで、多くのプレイヤーを勧誘した。
勇者PTなど呼ばれる無法者を集めては、訪れてきた、人間以外の種族のプレイヤーにPKをしている。良くない噂を聞くが、事実である。聖王国ベリアルは人間以外の種族を受け入れない。入れば必ずPKに出会う。
その集団が万が一、エルフレア王国のタワーを奪い、好き勝手する様になれば? タワー内のモンスターの設置、罠の設置にポイントを消費して、いずれ、尽きてしまい、春樹はGM権限を失う。
(やはり、リサさんには頑張ってもらわないと)
要望通りのサポートゴーレムのプログラムを作成する。本当は、プレイヤー個人をGMが優遇する事は禁じられている。エルフレア王国の為、投資してくださる人たちの為に、その禁じを破り、春樹は協力する。
作成したプログラムをゲーム内にアップデートする。春樹には、一条家の隠しパスワードがあり、これで、運営のサーバーに関与が出来る。TDOの発売当初から開発費も含め、一条財閥は多くの投資を行っていた。
開発にも春樹は関わっており、その時に、隠しパスワードを仕込んでおいた。TDOの運営権を一条財閥は手放しているが、隠れた場所で、密かに、関りを持つ。リサの為に作り上げたサポートゴーレムの情報を、サーバーに上げると、チュートリアルタワーの攻略報酬に設定する。
個々に報酬を決める事が出来る。実は、アリサの装備も、春樹が仕込んだものだった。初めて選ばれた職業で、ボーナスポイントを貰ったアリサを、エルフレア王国に勧誘しようと考えた。
まさか、姉のリサまでも、初めての職業を選ぶとは思っていなかった。春樹は自分が任された国を守る為に、裏で動き出す。様々な手を使い、イベントまでの準備を行う。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
ブラック企業で心身ボロボロの社畜だった俺が少年の姿で異世界に転生!? ~鑑定スキルと無限収納を駆使して錬金術師として第二の人生を謳歌します~
楠富 つかさ
ファンタジー
ブラック企業で働いていた小坂直人は、ある日、仕事中の過労で意識を失い、気がつくと異世界の森の中で少年の姿になっていた。しかも、【錬金術】という強力なスキルを持っており、物質を分解・合成・強化できる能力を手にしていた。
そんなナオが出会ったのは、森で冒険者として活動する巨乳の美少女・エルフィーナ(エル)。彼女は魔物討伐の依頼をこなしていたが、強敵との戦闘で深手を負ってしまう。
「やばい……これ、動けない……」
怪我人のエルを目の当たりにしたナオは、錬金術で作成していたポーションを与え彼女を助ける。
「す、すごい……ナオのおかげで助かった……!」
異世界で自由気ままに錬金術を駆使するナオと、彼に惚れた美少女冒険者エルとのスローライフ&冒険ファンタジーが今、始まる!
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
娼館で元夫と再会しました
無味無臭(不定期更新)
恋愛
公爵家に嫁いですぐ、寡黙な夫と厳格な義父母との関係に悩みホームシックにもなった私は、ついに耐えきれず離縁状を机に置いて嫁ぎ先から逃げ出した。
しかし実家に帰っても、そこに私の居場所はない。
連れ戻されてしまうと危惧した私は、自らの体を売って生計を立てることにした。
「シーク様…」
どうして貴方がここに?
元夫と娼館で再会してしまうなんて、なんという不運なの!
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる