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第二十話『ここから、二人の恋愛は動き始める』
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広い教室に二つの机。俺がこの空き教室に最後に来た時と全く同じ状況。
そして、教室の奥。窓際に史奈さんはいた。心底驚いた様子でこちらを見つめている。
「史奈さん」
「……え、束紗くん? どうして……」
史奈さんは、俺の第一声を聞いてそう言った。
おそらく、先生に呼び出されていたのだろう。
あの先生、俺の背中を押して告白させるためにここまで準備を済ませるとか、かっこいいじゃねーか、くそ。
「貴方のお兄さんに教えてもらったんです」
「そう、お兄ちゃんが……」
どこか気まずそうに俯く史奈さん。しばらく話していなかったため、何を話したらいいのか分からない。というか元々俺から話題を出さないため、史奈さんが話題を出さない今雑談なんて出来ないし、するつもりも無い。
勢いでここまで来たが、どうしようか。告白……は、いきなりだしな。
「えっと、久し、ぶり?」
「そう、ですね。お久しぶりです」
言い終わってから数日なんて久しぶりに入らないことに気付く。まあそんなことは些細な問題だ。
少しずつ日が暮れていく。先程まで青かった空はオレンジ色に変わっていった。逆光で史奈さんの全身が暗く見える。
「それで、何のつもりなのかな。また今までの関係に戻るつもり? そうだと嬉しいけど」
「いえ、今までの関係に戻るつもりはありません」
「ふーん、そうなんだ……」
今までの関係に戻る。それも悪くないが、俺が欲しいのはそんな関係じゃない。
もっともっと特別な、本物の恋人。
「じゃあどうしてここに来たのかな。わざわざ別れを伝えに来たの?」
「そうじゃない。そうじゃないんです」
本当の気持ちが伝わらない。それがとても苦しくて、辛くて。
なのにストレートに伝えることは出来なくて。なんて不器用な人間なのだろうか。
「……なら、どういうつもり?」
史奈さんは俺が好意を向けていることを疑っている。
ならこのまま、俺の想いを打ち明けよう。全て吐き出して、史奈さんの言葉を待とう。
「俺は史奈さんと距離を置いたこの数日。ずっと満たされませんでした。でも、それもいつか慣れる。そう思って日々を過ごしてきました」
「……」
「ですが、いつまで経っても独りに慣れない。自然と貴方を求めてしまう。苦しんで苦しんで、相談もしたりして、そして」
ゆっくり近づいていく。窓際まで歩き、史奈さんの目の前で立ち止まった。
お互いに向かい合い、目と目を合わせる。悲しい目をしていた。こんな目にさせたのは俺自身だ。それがたまらなく嫌だった。
一呼吸置き、改めて覚悟を決める。もう余計な思考は要らない。
「貴方が好きだと気付きました」
「……嘘」
本当の気持ちを否定されるというものは、思っていたよりも傷つくな。
これがゲームだったら、かいしんのいちげきくらいは出るものだ。弱々しい俺のメンタルではそれだけで致命傷である。
でも、その致命傷を負ってでも伝えなければならないのだ。
「貴方は嘘が嫌いでしょう。俺も嫌いです。……本当に、貴方が好きなんです」
「……ダメだよ。私とじゃ本当の恋愛なんて出来ない。キミには、もっと相応しい人がきっと見つかる」
何を言っているのだこの人は。
ここまで来て今更そんな話を聞くことになるとは。俺に相応しい人がいる? そんなの、史奈さんが一番言わないセリフだ。
俺に合う人間なんて、史奈さん以外にいるものか。
そんな気持ちが胸の奥でふつふつと煮え滾る。それは、怒りとも思えるような熱量を持っていた。
「はあ? そんなの知りませんよ。俺は史奈さんが好きなんです。普通の恋愛が欲しいとは思いません。史奈さんとの本物の恋愛が欲しいんです。他の誰でもない、貴方だからいいんです」
言った、言ってやった。
史奈さんは鳩がガトリング砲をくらったような顔をしているが、そんなの知るか。早く返事を聞きたい。そして帰ってベッドで暴れまくりたい。
「っ! 本当……?」
「ええ。返事を、聞かせてもらえますか」
心臓がうるさい。今、俺は人生で一番心臓が強く鳴っているのではないだろうか。
これ、史奈さんに聞こえてないよな。心臓の音って、普通離れている相手には聞こえないよな。不安になってきた。そのくらい鳴っているのだ。
「私も……好き、なんだと思う」
史奈さんの好きという言葉に飛び上がりたくなるほど嬉しくなるが、引っかかる点が一つ。
「思う?」
「確信はできないの。これが恋なのかどうか」
「ああ、俺も最初はそう思いました。でもまあ、結局それも恋なんだと思います」
人には様々な形の恋がある。それはつい最近知ったことで、とても重要なこと。
恋愛とはこうあるべきだ、というような考え方に捕らわれていた俺には革命とも言えるような言葉。
「そう、だね。うん。私は束紗くんのことが好き。大好き」
「そ、そうですか」
静寂。
「……ん?」
「え、あれ?」
簡単に受け入れたが、待ってほしい。今、難しい話が一瞬で終わったのではないだろうか。
考えれば考えるほど分からなくなる。あ、終わった? というか、史奈さんが俺のこと恋愛感情として好き? え?
まずいな、いざとなったら信じられない。なんだろう、わかんないよもう。なにこれ。
「あー、その。お互い好きってことでいいんですかね。聞き間違いじゃなければ」
「そ、そうだね。じゃあ…………付き合う?」
「…………はい」
再び静寂。
付き合う、か。
時間にしてみれば、ずっと欲しかったものが簡単に手に入ってしまったのかもしれない。
しかしここに至るまでどれだけ苦しんできたか。それを考えると、簡単には手に入らないものだと思える。
「ねえ、束紗くん」
「なんです」
いつもの口調。数日前に戻ったかのようで、関係は全く違う。していることは変わらないが、確かに違う。
「泣いていいかな」
「……どうぞ」
俺がそう応えると、史奈さんは顔を歪ませながら俺に抱き着いてきた。
がっちりと両手を背中に回して、力強く締め付ける。あー、痛いけどなんだろう。悪くない。
俺ってもしかして、そういう気質もあるのかな。史奈さん相手なら、そういう性癖の方が上手くやっていけるのだろうか。
「寂しかった」
「俺もです」
小さく漏れた言葉。珍しく弱々しい言葉にこちらも抱きしめる手を強める。
寂しい。その気持ちがとても強かった。史奈さんと出会ってから、周りが一人増えただけなのに毎日が騒がしかった。
そして、その一人にとても満たされていたという事実に気付いた。大切なものは失ってから気づく、という言葉はよく聞くが、ここまでその言葉の意味を痛感するとは思わなかった。
「ずっと、束紗くんのこと考えてた。束紗くんのことしか考えてなかった」
「それを言葉にされると、流石に恥ずかしいですよ」
何て言ったって、俺もそうだからだ。
史奈さんのことしか考えていなかった。お互いがそうなのだから、もうどうしようもないバカップルだろう。そしてお互いにそうじゃないと思っていたのだからもう取り返しのつかない馬鹿だ。
「契約しよ」
「え、何のですか」
しばらく抱き合っていると、史奈さんは唐突にそんなことを言い出した。
契約……悪魔の契約だろうか。本格的に俺の命を狙いに来ているのか。史奈さん相手では逃げられない、甘んじて受け入れよう。
「お互いの所有権について。最初はキミは私の物だったけど、今度は違う。私はキミの物だし、キミは私の物。どう? 面白そうでしょう?」
なるほど、最初の契約の更新というわけか。
最初の契約では、俺の存在は実質奴隷のようなものだった。そういえば、俺が望めば史奈さんは何でもしてくれるという条件も出されていたな。
今思えば、最初からあそこまで求められていたのだ。そう考えると嬉しいものである。気付け、昔の俺。
そうなると今出されている契約は、お互いが同等の価値になるというものである。史奈さんのお願いは絶対だし、俺のお願いは絶対。
もちろん契約が切れるのは、史奈さんが飽きた時。
なら、答えは一つ。
「喜んでお受けしましょう。貴方が飽きるまで」
「ふふっ。私、もう一生飽きないかも」
幸せそうに頬ずりをするその自信に満ち溢れた魅力的な笑顔は、俺が愛した天道史奈そのものだった。
ああ、やっと戻ってきた。彼女の笑顔を取り戻すことができたのだ。
ここまで長いようで、短い時間だった。この答えを導き出すまでの間に、どれだけ時間を費やしてしまったのだろう。
だが、もうそんなことはどうでもいい。やっと、始まるのだ。止まってしまった時間を、再び動かすことができる。
ここから、俺と史奈さんの恋愛は動き始めるのだ。
そして、教室の奥。窓際に史奈さんはいた。心底驚いた様子でこちらを見つめている。
「史奈さん」
「……え、束紗くん? どうして……」
史奈さんは、俺の第一声を聞いてそう言った。
おそらく、先生に呼び出されていたのだろう。
あの先生、俺の背中を押して告白させるためにここまで準備を済ませるとか、かっこいいじゃねーか、くそ。
「貴方のお兄さんに教えてもらったんです」
「そう、お兄ちゃんが……」
どこか気まずそうに俯く史奈さん。しばらく話していなかったため、何を話したらいいのか分からない。というか元々俺から話題を出さないため、史奈さんが話題を出さない今雑談なんて出来ないし、するつもりも無い。
勢いでここまで来たが、どうしようか。告白……は、いきなりだしな。
「えっと、久し、ぶり?」
「そう、ですね。お久しぶりです」
言い終わってから数日なんて久しぶりに入らないことに気付く。まあそんなことは些細な問題だ。
少しずつ日が暮れていく。先程まで青かった空はオレンジ色に変わっていった。逆光で史奈さんの全身が暗く見える。
「それで、何のつもりなのかな。また今までの関係に戻るつもり? そうだと嬉しいけど」
「いえ、今までの関係に戻るつもりはありません」
「ふーん、そうなんだ……」
今までの関係に戻る。それも悪くないが、俺が欲しいのはそんな関係じゃない。
もっともっと特別な、本物の恋人。
「じゃあどうしてここに来たのかな。わざわざ別れを伝えに来たの?」
「そうじゃない。そうじゃないんです」
本当の気持ちが伝わらない。それがとても苦しくて、辛くて。
なのにストレートに伝えることは出来なくて。なんて不器用な人間なのだろうか。
「……なら、どういうつもり?」
史奈さんは俺が好意を向けていることを疑っている。
ならこのまま、俺の想いを打ち明けよう。全て吐き出して、史奈さんの言葉を待とう。
「俺は史奈さんと距離を置いたこの数日。ずっと満たされませんでした。でも、それもいつか慣れる。そう思って日々を過ごしてきました」
「……」
「ですが、いつまで経っても独りに慣れない。自然と貴方を求めてしまう。苦しんで苦しんで、相談もしたりして、そして」
ゆっくり近づいていく。窓際まで歩き、史奈さんの目の前で立ち止まった。
お互いに向かい合い、目と目を合わせる。悲しい目をしていた。こんな目にさせたのは俺自身だ。それがたまらなく嫌だった。
一呼吸置き、改めて覚悟を決める。もう余計な思考は要らない。
「貴方が好きだと気付きました」
「……嘘」
本当の気持ちを否定されるというものは、思っていたよりも傷つくな。
これがゲームだったら、かいしんのいちげきくらいは出るものだ。弱々しい俺のメンタルではそれだけで致命傷である。
でも、その致命傷を負ってでも伝えなければならないのだ。
「貴方は嘘が嫌いでしょう。俺も嫌いです。……本当に、貴方が好きなんです」
「……ダメだよ。私とじゃ本当の恋愛なんて出来ない。キミには、もっと相応しい人がきっと見つかる」
何を言っているのだこの人は。
ここまで来て今更そんな話を聞くことになるとは。俺に相応しい人がいる? そんなの、史奈さんが一番言わないセリフだ。
俺に合う人間なんて、史奈さん以外にいるものか。
そんな気持ちが胸の奥でふつふつと煮え滾る。それは、怒りとも思えるような熱量を持っていた。
「はあ? そんなの知りませんよ。俺は史奈さんが好きなんです。普通の恋愛が欲しいとは思いません。史奈さんとの本物の恋愛が欲しいんです。他の誰でもない、貴方だからいいんです」
言った、言ってやった。
史奈さんは鳩がガトリング砲をくらったような顔をしているが、そんなの知るか。早く返事を聞きたい。そして帰ってベッドで暴れまくりたい。
「っ! 本当……?」
「ええ。返事を、聞かせてもらえますか」
心臓がうるさい。今、俺は人生で一番心臓が強く鳴っているのではないだろうか。
これ、史奈さんに聞こえてないよな。心臓の音って、普通離れている相手には聞こえないよな。不安になってきた。そのくらい鳴っているのだ。
「私も……好き、なんだと思う」
史奈さんの好きという言葉に飛び上がりたくなるほど嬉しくなるが、引っかかる点が一つ。
「思う?」
「確信はできないの。これが恋なのかどうか」
「ああ、俺も最初はそう思いました。でもまあ、結局それも恋なんだと思います」
人には様々な形の恋がある。それはつい最近知ったことで、とても重要なこと。
恋愛とはこうあるべきだ、というような考え方に捕らわれていた俺には革命とも言えるような言葉。
「そう、だね。うん。私は束紗くんのことが好き。大好き」
「そ、そうですか」
静寂。
「……ん?」
「え、あれ?」
簡単に受け入れたが、待ってほしい。今、難しい話が一瞬で終わったのではないだろうか。
考えれば考えるほど分からなくなる。あ、終わった? というか、史奈さんが俺のこと恋愛感情として好き? え?
まずいな、いざとなったら信じられない。なんだろう、わかんないよもう。なにこれ。
「あー、その。お互い好きってことでいいんですかね。聞き間違いじゃなければ」
「そ、そうだね。じゃあ…………付き合う?」
「…………はい」
再び静寂。
付き合う、か。
時間にしてみれば、ずっと欲しかったものが簡単に手に入ってしまったのかもしれない。
しかしここに至るまでどれだけ苦しんできたか。それを考えると、簡単には手に入らないものだと思える。
「ねえ、束紗くん」
「なんです」
いつもの口調。数日前に戻ったかのようで、関係は全く違う。していることは変わらないが、確かに違う。
「泣いていいかな」
「……どうぞ」
俺がそう応えると、史奈さんは顔を歪ませながら俺に抱き着いてきた。
がっちりと両手を背中に回して、力強く締め付ける。あー、痛いけどなんだろう。悪くない。
俺ってもしかして、そういう気質もあるのかな。史奈さん相手なら、そういう性癖の方が上手くやっていけるのだろうか。
「寂しかった」
「俺もです」
小さく漏れた言葉。珍しく弱々しい言葉にこちらも抱きしめる手を強める。
寂しい。その気持ちがとても強かった。史奈さんと出会ってから、周りが一人増えただけなのに毎日が騒がしかった。
そして、その一人にとても満たされていたという事実に気付いた。大切なものは失ってから気づく、という言葉はよく聞くが、ここまでその言葉の意味を痛感するとは思わなかった。
「ずっと、束紗くんのこと考えてた。束紗くんのことしか考えてなかった」
「それを言葉にされると、流石に恥ずかしいですよ」
何て言ったって、俺もそうだからだ。
史奈さんのことしか考えていなかった。お互いがそうなのだから、もうどうしようもないバカップルだろう。そしてお互いにそうじゃないと思っていたのだからもう取り返しのつかない馬鹿だ。
「契約しよ」
「え、何のですか」
しばらく抱き合っていると、史奈さんは唐突にそんなことを言い出した。
契約……悪魔の契約だろうか。本格的に俺の命を狙いに来ているのか。史奈さん相手では逃げられない、甘んじて受け入れよう。
「お互いの所有権について。最初はキミは私の物だったけど、今度は違う。私はキミの物だし、キミは私の物。どう? 面白そうでしょう?」
なるほど、最初の契約の更新というわけか。
最初の契約では、俺の存在は実質奴隷のようなものだった。そういえば、俺が望めば史奈さんは何でもしてくれるという条件も出されていたな。
今思えば、最初からあそこまで求められていたのだ。そう考えると嬉しいものである。気付け、昔の俺。
そうなると今出されている契約は、お互いが同等の価値になるというものである。史奈さんのお願いは絶対だし、俺のお願いは絶対。
もちろん契約が切れるのは、史奈さんが飽きた時。
なら、答えは一つ。
「喜んでお受けしましょう。貴方が飽きるまで」
「ふふっ。私、もう一生飽きないかも」
幸せそうに頬ずりをするその自信に満ち溢れた魅力的な笑顔は、俺が愛した天道史奈そのものだった。
ああ、やっと戻ってきた。彼女の笑顔を取り戻すことができたのだ。
ここまで長いようで、短い時間だった。この答えを導き出すまでの間に、どれだけ時間を費やしてしまったのだろう。
だが、もうそんなことはどうでもいい。やっと、始まるのだ。止まってしまった時間を、再び動かすことができる。
ここから、俺と史奈さんの恋愛は動き始めるのだ。
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