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第12章 ブス姉が幸せになる為に(ブス姉vs元家族)
13
私の言葉に、慌てて壇上から周りを見渡すマリヴェル公爵夫妻。そこにはきっと彼等を軽蔑する目がずらりと並んでいると思うの。
そんな目に晒され
「わ、私は…私はそんなつもりは…」
とおろおろしだすマリヴェル公爵閣下は、ギロりと私を睨みつけ
「おい!お前がそんな事を言うから他の…「私の娘に対して、「おい、お前」とはなんだ?マリヴェル公爵よ。貴公はランドルフ公爵家喧嘩を売っておられるのか?」え!?」
と、オースティンお義父様が嫌悪感をたっぷりと乗せ唸るような口調でそう仰いながら、私と私に指を指して文句を言うマリヴェル公爵閣下との間に入ると、私を大きな背中に隠して下さったの。
そして
「黙って聞いていれば、貴公は先程らいより、私の大事な娘に対してお前呼ばわり”だのおい”だのと。貴公はいったい何様のおつもりか?」
「な、何様…………」
「娘は、アンジーはマリヴェル公爵でずっと不遇な生活を強いられたばかりでなく、元婚約者からは不貞をされていたという。しかもその不貞相手はなんと先程我々に無礼を働いた娘だというではないか。」
「そ、それはそうだが……だがしかし」
「それに先程貴公が申しておったろうが。不貞を働いた娘やその相手ではなく、アンジーに対して叱責したと。貴公達はそれでも人の親か?血の通った人間か?」
オースティンお義父様の正論に、口篭り下唇を噛むマリヴェル公爵閣下。公爵夫人に至っては既に手巾を目に当て泣いていたわ。
私が幼い頃、厳しい淑女教育が辛いと言って泣いて貴女に訴えた時、貴女は
「それしきのこと我慢なさい。貴女の為なのですよ!」
とそう言って冷たく突っぱねた事があったけれど、貴女は簡単に涙を流すのね?と呆れて夫人を見ていたら、
「だがしかし、貴公の気持ちは分からないでもない。」
と仰るオースティンお義父様。そしてお義父様は、続けて大きな爆弾を投下したの。
「どこぞの馬の骨とも分からぬ娘に、やはり家督を継がれるのは困るという気持ちになったのだろう?」
てね。
そんな目に晒され
「わ、私は…私はそんなつもりは…」
とおろおろしだすマリヴェル公爵閣下は、ギロりと私を睨みつけ
「おい!お前がそんな事を言うから他の…「私の娘に対して、「おい、お前」とはなんだ?マリヴェル公爵よ。貴公はランドルフ公爵家喧嘩を売っておられるのか?」え!?」
と、オースティンお義父様が嫌悪感をたっぷりと乗せ唸るような口調でそう仰いながら、私と私に指を指して文句を言うマリヴェル公爵閣下との間に入ると、私を大きな背中に隠して下さったの。
そして
「黙って聞いていれば、貴公は先程らいより、私の大事な娘に対してお前呼ばわり”だのおい”だのと。貴公はいったい何様のおつもりか?」
「な、何様…………」
「娘は、アンジーはマリヴェル公爵でずっと不遇な生活を強いられたばかりでなく、元婚約者からは不貞をされていたという。しかもその不貞相手はなんと先程我々に無礼を働いた娘だというではないか。」
「そ、それはそうだが……だがしかし」
「それに先程貴公が申しておったろうが。不貞を働いた娘やその相手ではなく、アンジーに対して叱責したと。貴公達はそれでも人の親か?血の通った人間か?」
オースティンお義父様の正論に、口篭り下唇を噛むマリヴェル公爵閣下。公爵夫人に至っては既に手巾を目に当て泣いていたわ。
私が幼い頃、厳しい淑女教育が辛いと言って泣いて貴女に訴えた時、貴女は
「それしきのこと我慢なさい。貴女の為なのですよ!」
とそう言って冷たく突っぱねた事があったけれど、貴女は簡単に涙を流すのね?と呆れて夫人を見ていたら、
「だがしかし、貴公の気持ちは分からないでもない。」
と仰るオースティンお義父様。そしてお義父様は、続けて大きな爆弾を投下したの。
「どこぞの馬の骨とも分からぬ娘に、やはり家督を継がれるのは困るという気持ちになったのだろう?」
てね。
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