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第2章 マコ巫女になる
推しが!!
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『マコ?大丈夫?』
結界を張ったその日、修道院の自室で眠り続けていた私の目が覚めたのは、次の日の昼前だった。
自室をのドアをノックする声に応じた私は、かけていた鍵を魔法ではずす。
『マコ。朝粥風のパンのリゾット持ってきたわよ。』
キャシーさんが英語でそう言いながら、いい匂いをさせた器をトレーに乗せて入って来た。
器の中身はスープだったが、何やら中華っぽい香りがする。
『キャシーさん。なんか中華っぽい香りがするよ、』
『それ、鶏ガラスープ作ってみたのよ。』
鶏ガラスープ。あ~それのせいなんだ。
でも鶏ガラスープて、取るのに手間がかかるんじゃなかった?知らんけど。
1口すすってみると、それはとても美味しいかった。でも中身はお米じゃないけどね。
中に入っていたのは、なんとパンだったのだ。だから【風】なんだね。
私は美味しい中華粥【風】をぺろっとたいらげると、
『ごめんなさい、キャシーさん。まだ魔力が回復していないみたいなの。』
と言って、もう少し休ませて貰おうと布団に潜り込んだ。
『大丈夫よ、マコ。私に任せて、ゆっくり休みなさい。』
と言って、キャシーさんは部屋を出ていった。
それから何時間経ったのだろう。
キャシーさんが再び私の部屋に来た。
「司祭様がマコを呼んでるわ。起きて教会迄行けるかしら?」
司祭様が?なんの用だろ。こういう時の為に護符渡しといたんだけど……。まさかあんなにつくったのが、もう無くなったとか言わないよね?
私はモソモソと起き出し、身支度を整え教会へ向かった。
✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†
「マコ。こちらはカルディール侯爵家の三男でおられるリューベック様だ。リューベック様。こちらは、我が修道院の巫女のマコでございます。」
「お初にお目にかかります。マコと申します。」
私はリューベック様に向け、深々と頭を下げた。
「リューベック=カルディールだ。この領地の聖騎士の職に就いている。」
「マコ。侯爵様が、そなたに聞きたい事があるそうじゃ。」
私は頭を下げたままだから、2人の会話が頭上から聞こえてくる。
「そうでしたか、司祭様。分かりました。で、頭を上げても?」
「あぁ、悪かった。上げて良いぞ。」
サウジ様から言われて、私は頭を上げリューベック様を見た。て、え?この人って私の推しキャラじゃん!
ヤバい!!カッコいい!
cv.(キャラボイス)同じだし、話してるし、動いてるし。
ダメだ!倒れそう……。
私は内心ドキドキしながら、
「で、お聞きになられたい事とは何でしょうか?」
と、なんとか平静を保ちながら問うと、
「マコ殿は、昨日の朝、この領地に入ろうとした魔獣が、砦の手前で昇天した件はご存知だろうか?」
と聞かれた。
私は内心(魔獣昇天は知らないけど、まぁ結界の効果だろうな。)と思った。
でも、
「存じません。」
と答えた。
だってさぁ…騎士ルートの設定って、騎士と聖女が出会うのは、王都のお城の中なんだよ?こんな所で会ったら話おかしくなっちゃうじゃない。
しかも私、聖女認定されてないし、それにンコ王子から認定された聖女はお城にいるんでしょ?
私が騎士様に出会っちゃダメって事になるわよね?
てか、あれっ?聖騎士って聖女を護る為に基本王都にいるんじゃないの?
なんで?
う~ん……よく分からないけど、ともあれ推しが尊い。
はぁ……リューベック様、最強過ぎる。
と私が1人惚けていると、
「マコ殿。大丈夫か?」
と顔を覗きこまれ、今度こそ失神しそうになったのは、許して欲しいと思う。
結界を張ったその日、修道院の自室で眠り続けていた私の目が覚めたのは、次の日の昼前だった。
自室をのドアをノックする声に応じた私は、かけていた鍵を魔法ではずす。
『マコ。朝粥風のパンのリゾット持ってきたわよ。』
キャシーさんが英語でそう言いながら、いい匂いをさせた器をトレーに乗せて入って来た。
器の中身はスープだったが、何やら中華っぽい香りがする。
『キャシーさん。なんか中華っぽい香りがするよ、』
『それ、鶏ガラスープ作ってみたのよ。』
鶏ガラスープ。あ~それのせいなんだ。
でも鶏ガラスープて、取るのに手間がかかるんじゃなかった?知らんけど。
1口すすってみると、それはとても美味しいかった。でも中身はお米じゃないけどね。
中に入っていたのは、なんとパンだったのだ。だから【風】なんだね。
私は美味しい中華粥【風】をぺろっとたいらげると、
『ごめんなさい、キャシーさん。まだ魔力が回復していないみたいなの。』
と言って、もう少し休ませて貰おうと布団に潜り込んだ。
『大丈夫よ、マコ。私に任せて、ゆっくり休みなさい。』
と言って、キャシーさんは部屋を出ていった。
それから何時間経ったのだろう。
キャシーさんが再び私の部屋に来た。
「司祭様がマコを呼んでるわ。起きて教会迄行けるかしら?」
司祭様が?なんの用だろ。こういう時の為に護符渡しといたんだけど……。まさかあんなにつくったのが、もう無くなったとか言わないよね?
私はモソモソと起き出し、身支度を整え教会へ向かった。
✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†
「マコ。こちらはカルディール侯爵家の三男でおられるリューベック様だ。リューベック様。こちらは、我が修道院の巫女のマコでございます。」
「お初にお目にかかります。マコと申します。」
私はリューベック様に向け、深々と頭を下げた。
「リューベック=カルディールだ。この領地の聖騎士の職に就いている。」
「マコ。侯爵様が、そなたに聞きたい事があるそうじゃ。」
私は頭を下げたままだから、2人の会話が頭上から聞こえてくる。
「そうでしたか、司祭様。分かりました。で、頭を上げても?」
「あぁ、悪かった。上げて良いぞ。」
サウジ様から言われて、私は頭を上げリューベック様を見た。て、え?この人って私の推しキャラじゃん!
ヤバい!!カッコいい!
cv.(キャラボイス)同じだし、話してるし、動いてるし。
ダメだ!倒れそう……。
私は内心ドキドキしながら、
「で、お聞きになられたい事とは何でしょうか?」
と、なんとか平静を保ちながら問うと、
「マコ殿は、昨日の朝、この領地に入ろうとした魔獣が、砦の手前で昇天した件はご存知だろうか?」
と聞かれた。
私は内心(魔獣昇天は知らないけど、まぁ結界の効果だろうな。)と思った。
でも、
「存じません。」
と答えた。
だってさぁ…騎士ルートの設定って、騎士と聖女が出会うのは、王都のお城の中なんだよ?こんな所で会ったら話おかしくなっちゃうじゃない。
しかも私、聖女認定されてないし、それにンコ王子から認定された聖女はお城にいるんでしょ?
私が騎士様に出会っちゃダメって事になるわよね?
てか、あれっ?聖騎士って聖女を護る為に基本王都にいるんじゃないの?
なんで?
う~ん……よく分からないけど、ともあれ推しが尊い。
はぁ……リューベック様、最強過ぎる。
と私が1人惚けていると、
「マコ殿。大丈夫か?」
と顔を覗きこまれ、今度こそ失神しそうになったのは、許して欲しいと思う。
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