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第5章 異世界で得たものは
凱旋帰郷
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王都の城門まで来た私達は、ランスロット率いる騎士団に囲まれた。
「領地へ帰るのですね、リューベック様。」
「ああ。」
「また稽古付けて下さい。」
「何言ってんだ。お前は十分強いだろ。」
「昨日魔獣相手に無双した人に言われたくないですよ。」
「無双か……。だが俺はそうは思っていない。俺は、俺たちはずっと一緒に戦っていた。そうだよな?マコ。」
ポケットサイズになって私の掌の上にいるチンロンの事を、マークが気にしてひたすら匂いを嗅いでいる。2匹?2頭?の攻防が可愛くて面白くてケラケラ笑っていた私に、いきなり話を振られて焦ってしまった。
「え?えと……なんの話?」
私の大ボケ発言に、その場が一瞬凍りつく。
『ご主人~。愛する旦那の話を聞いてなかったのか?』
「えと……う、うん。」
「お~ま~え~」
リックの低い声に怯え後退りをする私だったが、リックの長い腕に捕まり抱きすくめられると、長いキスが始まってしまった。
自力では立っていられなくなるまで続くリックのキスは、気持ち良くてヤバい。しかも大勢のギャラリーいても、リックは関係ないのだそう。
やっと解放されたかと思いきや、マークに颯爽と跨ったリックは、そのまま私を片手で抱き上げマークに乗せた。
「お前のそんな可愛い顔をだれにも見られたくないから、俺にしがみついていろ。領地に帰ったら続きをしよう。愛する奥様。」
と言ってマークの腹を蹴ったリック。
「リューベック様!また領地に行かせて貰います。お幸せに!!」
とランスロットが大声で叫んでいる声が私達の後方で聞こえた。
行きは急いでいた事もあり、マークに回復魔法をかけ続け走り続けて貰ったが、帰りはのんびりで大丈夫な行程にした。
マークの休憩がてら、森の水場で草を食べさせたり水を飲ませたり。時には一緒に結界内でお昼寝したりの のんびり旅は、まるで婚前旅行のようで幸せだ。
まる1週間かけて、私達はカルディール侯爵領に帰ってきた。
行きと同様、砦の門をくぐった途端、領地の人達に囲まれてしまった。
身動きが出来なくなって困っていた頃、侯爵閣下が夫人を伴い私達の前に現れた。
領民の皆さんがさっと左右に別れると、閣下が笑顔を見せながら私達に近づいて来た。
私達はすぐに馬から降り礼をする。
「封印ご苦労だった。皆、お前達の帰郷を首を長くして待っておったのだぞ?リューベック=カルディール伯爵よ。」
「え?伯爵?リューベック様が?」
「きっと王様からのご褒美なんだろうさ。」
「そんな事より見てご覧よ。マコ様とリューベック様、同じシトリンの指輪してるじゃないか。」
「おお!本当だな。お2人はとうとう…」
「リューベック様!マコ様!おめでとうございます。」
「伯爵様!聖女様!万歳!!」
なんか、凱旋帰郷が結婚発表みたいな空気になっちゃったけど、領地の皆さんが喜んでお祝いしてくれて嬉しかった。
そんな気持ちでリックを見上げる。
リックは
「良かったな。」
そう言って、横からギュッと抱き寄せてくれた。
「領地へ帰るのですね、リューベック様。」
「ああ。」
「また稽古付けて下さい。」
「何言ってんだ。お前は十分強いだろ。」
「昨日魔獣相手に無双した人に言われたくないですよ。」
「無双か……。だが俺はそうは思っていない。俺は、俺たちはずっと一緒に戦っていた。そうだよな?マコ。」
ポケットサイズになって私の掌の上にいるチンロンの事を、マークが気にしてひたすら匂いを嗅いでいる。2匹?2頭?の攻防が可愛くて面白くてケラケラ笑っていた私に、いきなり話を振られて焦ってしまった。
「え?えと……なんの話?」
私の大ボケ発言に、その場が一瞬凍りつく。
『ご主人~。愛する旦那の話を聞いてなかったのか?』
「えと……う、うん。」
「お~ま~え~」
リックの低い声に怯え後退りをする私だったが、リックの長い腕に捕まり抱きすくめられると、長いキスが始まってしまった。
自力では立っていられなくなるまで続くリックのキスは、気持ち良くてヤバい。しかも大勢のギャラリーいても、リックは関係ないのだそう。
やっと解放されたかと思いきや、マークに颯爽と跨ったリックは、そのまま私を片手で抱き上げマークに乗せた。
「お前のそんな可愛い顔をだれにも見られたくないから、俺にしがみついていろ。領地に帰ったら続きをしよう。愛する奥様。」
と言ってマークの腹を蹴ったリック。
「リューベック様!また領地に行かせて貰います。お幸せに!!」
とランスロットが大声で叫んでいる声が私達の後方で聞こえた。
行きは急いでいた事もあり、マークに回復魔法をかけ続け走り続けて貰ったが、帰りはのんびりで大丈夫な行程にした。
マークの休憩がてら、森の水場で草を食べさせたり水を飲ませたり。時には一緒に結界内でお昼寝したりの のんびり旅は、まるで婚前旅行のようで幸せだ。
まる1週間かけて、私達はカルディール侯爵領に帰ってきた。
行きと同様、砦の門をくぐった途端、領地の人達に囲まれてしまった。
身動きが出来なくなって困っていた頃、侯爵閣下が夫人を伴い私達の前に現れた。
領民の皆さんがさっと左右に別れると、閣下が笑顔を見せながら私達に近づいて来た。
私達はすぐに馬から降り礼をする。
「封印ご苦労だった。皆、お前達の帰郷を首を長くして待っておったのだぞ?リューベック=カルディール伯爵よ。」
「え?伯爵?リューベック様が?」
「きっと王様からのご褒美なんだろうさ。」
「そんな事より見てご覧よ。マコ様とリューベック様、同じシトリンの指輪してるじゃないか。」
「おお!本当だな。お2人はとうとう…」
「リューベック様!マコ様!おめでとうございます。」
「伯爵様!聖女様!万歳!!」
なんか、凱旋帰郷が結婚発表みたいな空気になっちゃったけど、領地の皆さんが喜んでお祝いしてくれて嬉しかった。
そんな気持ちでリックを見上げる。
リックは
「良かったな。」
そう言って、横からギュッと抱き寄せてくれた。
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