閻魔公記――六〇日の物語――

サビ抜き

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一章

霧の日(16)

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「――おっ、目が覚めた?」
 材木を並べ作った簡易ベッドの上で、紅音がゆっくりと目を開けた。
 まだ寝ぼけているようで、意識は重そうだった。
「あれ……」
「おはよう。って、それはちょっと違うか」
「私は……」
 紅音は重たそうに身体を起こし、周囲を見回す。
 記憶が混乱し、現状をまだ呑み込めていないようだった。
「今まで眠ってたんだよ」
 凛太郎がそう言うと、紅音はぼんやりと視線を向けた。そして、少しだけ目を見開いた。
「あ……」
「どうした?」
「凛太郎さんがいます……」
「え?」
「よかった。無事だったんですね……」
 余程心配してくれていたのか、そう言って紅音は安堵の笑みを見せた。
 だがその言い方に、少々の違和感を感じた。
「うん。無事だったよ……?」
「凛太郎さんが大きな魚に食べられた時は、本当に心配しましたよ。まさか海にはあんな大きな魚がいるなんて……」
 その言葉に、凛太郎は首を傾げる。
 薄々気付いてはいたが、何か会話がずれている。
「魚?」
「海から突然大きな魚が現れたじゃないですか。その魚に凛太郎さんが食べられて、それから……あれ?」
 そこまで言って、自分の記憶が滅茶苦茶な話にすり替わっている事に、紅音は気付いたようだった。
 彼女の夢の中では、凛太郎は魚に食べられてしまったらしい。
「大きな魚は、ここにはいなかったよ」
 笑いを堪える凛太郎を、紅音は恥ずかしそうに見た。
 寝ぼけて夢と現実を混同してしまうのは、寝言を聞かれるくらい恥ずかしい。
「そ、そうですよね。えっと、私は林に向かって、それから……」
「そこで甘い匂いを嗅いで眠っちゃったんだよ。で、いま目を覚ましたところ」
「そ、そうでしたね。す、すみませんでした……」
「謝る事なんてないよ」
「……私が意識を失っている間に何があったのですか? 凛太郎さんと華蓮さんは大丈夫でしたか?」
「うん。俺は大丈夫。華蓮もね」
 凛太郎は、自分の膝で寝ている華蓮を指さし答えた。
 紅音よりも先に華蓮は目を覚ましたのだが、寝ぼけたまま凛太郎の膝を枕にし、二度寝をしてしまっていた。
 おそらく怪我などはないだろうと、その気持ち良さそうな寝姿を見て思った。
「それならよかったです。――それにしても、誘眠香という事は地獄の者の仕業ですか? まさか厳鬼!?」
「いや、厳鬼は関係ないよ。そいつのせいだ」
 凛太郎が指さす先には、気絶をした風太が砂浜に転がっていた。
 海に流れ着いていた漁業用の網の切れ端で、その身体はグルグルに巻かれていた。
「この者は?」
「風太とか名乗ってたよ。閻魔庁から、出獄者の捕縛に来たとか」
「閻魔庁から? では獄卒の者でしょうか……」
「知ってる顔?」
「いえ、知りません。それに、このような幼い者は獄卒にはいないと思います……」
「じゃあ、こいつの言ってた事は嘘ってこと?」
「まだわかりませんが、疑わしくはあります」
「なるほどね」
「凛太郎さんがこの者を?」
「あぁ、危なかったけどね。こいつのおかげで何とかなったよ、ありがとう」
 凛太郎は勝手に借りた鬼切写を紅音に返した。
「これを、使ったのですか?」
「あぁ。それのおかげで助かったよ」
「そう、ですか……」
 紅音の驚いたような反応に、凛太郎は内心で不安を覚える。
 人知の及ばない存在に触れ、あまつさえそれを使用したのだ。何かしらの不都合を生じさせていたとしても不思議はない。
「何かまずかったかな?」
 そう聞くと、紅音は手を振りその心配を否定した。
「あ、いえ。そういう事はありません。ただ鬼切写は使用者を選びますので、いきなり認められた事に驚いただけです」
「そうなの?」
「はい。鬼切写の元となっている鬼切は、閻魔王の為の刀です。相応の資質がある者でなければ、鬼切は応えません。それと同じように、鬼切写も相応しい者にしか応えないのです」
「資質って?」
「それは私にもよくはわかりません。刀が相応しいと認める者、それが条件なのだとか」
「じゃあ、俺は偶然にも認めてもらえたのか。そう考えると、鬼切写を使う選択はリスキーだったかもな」
 もしあの時、鬼切写に拒絶されていたらと思うと些か背筋が寒い。
 あの声が聞こえたから、風太を無事に倒す事が出来たのだ。それがなかったら、今頃死んでいたかもしれない。
「きっと……」
「ん?」
「あ、いえ――」
「――な、なんだこれっ!?」
 紅音が言葉を濁すと同時に、目を覚ました風太が大声で叫ぶ。
 突然の声に驚き、凛太郎と紅音の身体が緊張させた。
「あ! お前は!」
 風太は凛太郎の姿を見つけると、恨めしそうに睨んだ。
 自分を倒した相手を、怨敵として認識したようだった。
「さっきは変な小細工をしやがって! この程度でやられたわけじゃねぇぞ!」
 そう言って、縛られた身体を揺らし動こうとする姿は、起き上がる達磨を思わせた。
「黙りなさい。これ以上の狼藉は許しませんよ」
「何だお前は! 偉そうに俺に命令するんじゃねぇよ!」
「偉そう?」
「俺は出獄者捕縛の命を受けた者だぞ! お前ら罪人が偉そうに口を利けると思うな!」
「……なぁ。気になっていたんだが、地獄っていうのはそんなに厳しい場所なのか? 立場やら家柄やらで優劣をつけるみたいなさ」
「立場に対する畏怖や尊崇はありますが、それはあくまで個人の問題です。この子の言うような、立場の違いによって口を利く事すら許されないという事はありません」
「じゃあ、こいつの考え方の問題か……」
「何ごちゃごちゃ言ってんだ! さっさとこれを解けぇ!」
「それを解くわけにはいきません」
 今拘束を解けば、間違いなく風太は暴れるだろう。それを予測出来ていて、わざわざその拘束を解くはずがない。
 だが、砂に何か金属が突き刺さる音が響くと、風太は身体の自由を取り戻した。
 こちらとは別の意図を持つ何者かが、拘束を解いたのだとわかった。
「よっしゃー!」
「拘束が!?」
「どうやら、奴の仲間がこの辺りにいるようだな」
 凛太郎が周囲に視線を配ると、闇に潜んでいた者達が現れた。
 怪しげな仮面を被った、白い装束の者達だった。
「大丈夫ですか?」
「あぁ、助かったぜ」
 仲間だと思ったが、風太に仕える立場の者と呼ぶ方が近いらしい。風太と面の者とのやり取りで、そう思えた。
「あなた達は何者ですか?」
 現状に危機感を覚えた紅音が、緊張を滲ませ尋ねる。
「お教え出来ません」
「何故ですか?」
「お前らは知る必要がないからさ」
 勝ち誇ったような笑みを風太が見せる。
 第一印象の悪さからか、凛太郎はその笑みを消してやりたいと思った。
「解せませんね。自分を捕縛の命を受けた者と名乗っておきながら、素性については語れないというのは。あなた方の言葉自体が、虚構であるように感じられます」
「何だとっ!」
「……こちらが閻魔庁からの命を受けているのは事実です」
「では、何故その素性を明かさないのです」
 紅音の問いに面の者は答えない。
 答えたくない、という方が正しいのだろう。
「お前らはどうせ捕まるんだ。もう関係ねぇだろ」
「この者達は出獄者ではありません」
「は?」
「しかも、そちらの方は閻魔補佐である紅音様です」
「え、閻魔補佐の紅音!?」
 紅音の名を聞き、風太は狼狽する。
 地獄で紅音の名は、余程高名なものらしい。
 おかげで、生意気な風太の情けない顔を拝めた。
「私を閻魔補佐と知っていて、尚もその素性は明かせぬと?」
「申し訳ありませんが、こちらにも事情がございます」
 面の人物の丁寧な物腰と風太の傲慢不遜な態度から、凛太郎には金持ちの子供を守る執事か何かに思えた。主従的な関係も、それで頷ける。
「そんな答えで、私を含め無関係な者達への狼藉が許されるとでも?」
「その事については申し訳なく思っております。事情を知らなかったとはいえ、非は明らかにこちらにあります」
「ならば、せめてそちらの素性を明かすのが誠意ではありませんか?」
「そこは納得して頂くしかありません。幸いにも死傷者は出なかったわけですから、これ以上お互いが関わらない方がよろしいのではありませんか? 紅音様がここにいらっしゃるのも、何かしら事情があっての事でしょう?」
「私には、説明がはばかられるような事情はありません」
「ならば、何故我々はあなたの出獄を知らされていないのでしょうか?」
「……どういう事です?」
「我々は、地獄では幾分か顔の利く方でしてね。なのに、あなたの出獄に関する情報は何も知らされておりませんでした。仮にもあなたは、地獄を取り仕切るべき立場におられる方です。そんなあなたが地獄を出るというのに、こちらには何も知らされないというのは、少々疑問に思いましてね」
「私の出獄に、何か裏があるとお思いなのですか?」
「それはわかりません。今はまだ、可能性の話です」
「……私の目的は、次期閻魔王候補をこの人間道で探す事です。そのために、正式な申請をし出獄しました。そこに、何一つ憚るべきものはありません」
「候補者探し、ですか。閻魔補佐たるあなた自ら……」
「そこにも疑いがありますか?」
「いえ。――そちらの事情はわかりました。あなたを疑った非礼を謝ります」
「では、そちらの事情を話していただけますか?」
「先も申しましたが、それはお教え出来ません」
「ならば、こちらであなた方について調べさせて頂きます」
「それはご自由に。我々が、それをあなたにやめろと言う事は出来ませんから」
 やけに物分かりの良い態度は、即ちその行為は無駄だと言っているようだった。
 少なくとも、凛太郎にはそう感じられた。
「では、我々はこれで失礼させて頂きます」
「ちょっといい?」
 凛太郎が立ち去ろうとする面の人物に声を掛けると、返答はないがこちらに視線を向けてくれた。
 話は聞いてくれるようだ。
「あなた達が自分達の事を話せないのは、その存在が影だから?」
「……どういう事です?」
「こういう推測は乱暴なんだけどさ、俺はあなた達が暗殺者なんじゃないかと思ってたりするんだよね」
「これはまた、本当に乱暴な推測ですね」
「あなた達は地獄では顔が効く有力者。なのに、紅音はあなた方に心当たりがないようだ。
それは、あなた達の存在が表立って知られていないから」
「……それで?」
「表立って知られていない者が、どうして権力を持つのか? その答えは簡単だ。表に出せない問題を担っているから、その存在を知られずに権力を持ったんだ」
「だから、我々が暗殺者だと?」
「そういう事。正確には違うのかもしれないが、つまりはどす黒い部分を担っている者達なんだろ?」
「……面白い考えですね。我々の事をそんな風に推測するとは」
「あなた達は出獄者を殺しに来た。出獄者に生きてられちゃ困る権力者に命ぜられて。そう考えると、色々しっくりくる気がしているよ。その子供と、お守りが一緒にこの世界に来た理由として」
「そこらで乱暴な推測はやめておいた方が良い。こちらも、勝手な推測で暗殺者扱いされるのは、あまり気分が良くはない」
 面の者達が凛太郎の方を向く。
 この場で視認できているのは三人。まだ他にも隠れている可能性を考えれば、こちらの形勢は良くなかった。
「あぁ、悪かった。ただ聞いてみたかっただけだからさ、気にしないでくれ」
「……こちらの名誉のために言っておくと、我々は出獄者を殺しに来たわけではありません。目的はあくまでも捕縛です。信じるかどうかは自由ですがね」
「……信じるよ。その言葉は嘘じゃあない」
「……そうですか。――では、今度こそこれで」
 面の者達は立ち去ろうと背を向ける。
「おい」
 その中で、風太が凛太郎を呼び睨んだ。
「なんだ?」
「勝ったと思うなよ」
 そう言い残し、風太と彼らは砂浜から姿を消した。
「……ふう」
 その姿が見えなくなると、紅音は緊張を解き息を吐いた。
「大丈夫?」
「はい。少し冷やりとしましたが……」
「そうだね。でも、色々とわかったよ」
「彼らについてですか?」
「あぁ」
「ですが、彼らは自分達の事はほとんど話していませんでしたよ」
「そうでもないさ。まず、彼らの狙いは出獄者の捕縛だ。そして、裏の役目を担っているのも間違いない。権力者に雇われているのもね」
「どうしてそう思うのですか?」
「俺の言葉に、風太の表情が変わってたからね。緊張を含んだ時は、こちらの言葉が真実だってことだ」
「な、成程……」
「ただ、奴らに殺意がないとしても、狙いが厳鬼達である事は間違いない。あまり好ましくはない連中だ」
「そうですね」
「早く厳鬼達が来てくれればいいが、奴らの仲間がこちらを監視しているかもしれないと思うと悩ましいな」
「ですが、厳鬼達の話が本当だとすれば、一刻も早く薬を届けなければいけません」
「そうだね」
 厳鬼をここで待つだけでは、奴らに先を越される気がした。
 だからといって、ここで待つ以外に厳鬼を探す手立てもない。
 風太達の登場に、気持ちだけが焦る。
「何か、厳鬼達を探せるような道具はない?」
「いえ、そういった物は……」
「そうか」
「すみません……」
「そんな謝る必要はないよ。選択肢を探しているだけだから、紅音は何も悪くない」
「……はい」
「さてと、お前はそろそろ起きろ」
 凛太郎が華蓮の頭を軽く叩くと、
「あははぁ、ばれてた?」
 と、笑いながら彼女は身体を起こした。
「途中から息遣いが変わってたからな」
「だって、何だか難しい話をしてたし……」
「そんな難しい話はしてない」
「そう?」
「あぁ。――それより、気を失う前に連絡は出来たのか? もう日付は替わってしまってるぞ?」
「あ、えーっと……」
 華蓮は首を傾げ、記憶を辿る。
 紅音の時もそうだったが、誘眠香とやらの影響で、記憶に一時的な混乱が起こるらしい。意識を失った時の記憶が、中々戻らないようだった。
「あの時、電話しながら林の方に行って、そしたらどこかから良い匂いがしてきて、その匂いを探してたらいつの間にかここで寝てて……」
「じゃあ、もしかして家の許しをもらえてないんじゃないか?」
「そ、そうかも。ど、どうしよう……」
「もう一回電話してみるしかないだろ?」
「で、でも……」
「心配して警察に連絡とかしてるかもしれないぞ?」
「う、うん……」
 恐る恐る華蓮が電話を掛けると、電話の向こうから怒声が漏れて聞こえた。
 その声から、華蓮への心配が伝わってくる。
 ごめんなさいと繰り返す華蓮を、凛太郎と紅音は静かに見守った。
「――うぅ……」
 随分と叱られた華蓮は、涙を浮かべ電話を切った。
 目の前で起こっている事情を説明出来ない事が、更に怒りを煽ったようだった。
「なんだって?」」
「早く帰ってこいって……」
「そりゃあそうだろうな。しょうがねぇ」
「凛?」
「紅音はここで待ってられるか?」
「え? はい、大丈夫ですけど……」
「じゃあ、俺は華蓮を送ってくるから。それまで待っててくれ」
「わかりました」
「大丈夫だと思うけど、もし誰か知らない人間がここに来たら姿を隠しておいて。変なのに絡まれると面倒だからさ」
「き、気を付けます」
「よし。じゃあ、帰るぞ華蓮」
「一緒に来てくれるの?」
「この時間じゃ危ないかもしれないからな。ちゃんと送ってやるよ」
「あ、ありがとう!」
 さっきまで浮かべていた涙を忘れ、華蓮は笑顔を見せた。凛太郎の言葉が、慰めになったらしい。
「ほら、行くぞ」
 荷物を紅音に預け、凛太郎は華蓮を連れて戻る。
 さすがに同じ道には飽き飽きとしていたので、わざわざ違う道を通った。
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