熊と俺と家

hamiru

文字の大きさ
21 / 25

21 泣いて劉備を斬る

しおりを挟む

2025-11-18-火


ああ、ハミルさん



ハート型なんですね



日本原産なんですね
ハミルさん

ええ、マルバノキ
庭木や、
山地の谷間や渓谷沿いの林なんかにも自生するみたいです

可愛らしい木があるものですね
ねえ、ハミルさん

ええ、ちょうど11月ですか
紅葉ですけどね
葉が散り始める頃、花が咲くらしいんです

ほうほう、花ですか
紅葉が散って花が咲く

散りながらですかね
合わせて観れるんですよ
花、紅葉、果実もつくようです

花美留さん、詳しいんですね

いえまあ
ちょっとハートにはうるさいものでしてね

はあ、ハートにはうるさい?
あ、ハート型の葉っぱですものね

例えばですよ、ウンさん

はいはい、どうしました
ハミルさん

桜なんてお花見されるじゃないですか

はいはい
私達、好きですね、花美、桜

例えば、マルバノキの木
3mくらいになるそうでしてね

へえへえ
サンメートル

ちょっと紅葉見に行こうぜ

えっえっ
は、ハミルさん?

なあ、ちょっと紅葉カモンベイベー

はあはあ
は、ハミルさん?

マルバノキの木の下に連れて行きますよ
それは、そうなりますよ

え、ええ、はあ

あー綺麗な紅葉だなー
うん、素敵な景色ね
マルバノキって言うんだぜ
へえ、ハミルくん詳しいのね
フッ、ちょっと座ろうか。
なりますよね

はあはあ
あのハミルさん、いや、
ええ、続けてください

空気が透き通るな
うん、少し冷たくて気持ちいいね
肌を刺す心地良さだな
うんうん
青い空に赤い葉、まるで俺とおま
あっ!あれ!
葉が落ちてきた、ひらひら~
ハミルくん、これって、見て
どうしたんだい、ベイベー
ハート型。ハミルくんと私の間に
偶然だなフッハートかあ、ハハッ
ハミルくん・・
ほら、まばたき忘れてるよ



そこまでです!ハミルさん!

ぶちゃー

終わりです!
もう、見てられないですよ
花美留さん、変な妄想をし

ぶちゅー

駆除お願いしまーす!






いやー、参りました

はあはあ、つい、興奮してしまいました

落ち着きましたか、ハミルさん

ええ、なんとか

花美留さん、断腸の思いです

えっえっどうしました

ハミルさんは私自ら駆除します
いや'御免ね'します

ごごめんね~?





'御免ね'してもらいます




おい!ハミル!
ハミルが起きない!

ハミちゃん、起きて

ワエハ、コルク
落ち着くんじゃ
冬眠じゃよ

キサマ様・・

冬眠したんじゃ
春までは起きんな

ハミル・・

いろいろ心労もあるんじゃろ

寝かせてやろう

・・・・

おやすみ

・・・・

おはよう

スーパーのワゴンに積まれた300円の縫いぐるみ

パッと目につきその毛並み、手にとって、買って

1人の女の子に手渡した

簡単な箱を開けてその縫いぐるみを手にした下の子は飛び跳ねて喜んだ

"これ欲しかったやつだ"




父は、ずっと覚えています

おはよう、美愛

どこ行くの
ミアイお兄ちゃん


ちょっと行ってくる





誰だ

行こう、トシミ

盗賊?



カチ






入れてくれよ!









キサマ様

ふむ、資格はある

うん


























しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

(完)百合短編集 

南條 綾
恋愛
ジャンルは沢山の百合小説の短編集を沢山入れました。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

与兵衛長屋つれあい帖 お江戸ふたり暮らし

かずえ
歴史・時代
旧題:ふたり暮らし 長屋シリーズ一作目。 第八回歴史・時代小説大賞で優秀短編賞を頂きました。応援してくださった皆様、ありがとうございます。 十歳のみつは、十日前に一人親の母を亡くしたばかり。幸い、母の蓄えがあり、自分の裁縫の腕の良さもあって、何とか今まで通り長屋で暮らしていけそうだ。 頼まれた繕い物を届けた帰り、くすんだ着物で座り込んでいる男の子を拾う。 一人で寂しかったみつは、拾った男の子と二人で暮らし始めた。

彼の言いなりになってしまう私

守 秀斗
恋愛
マンションで同棲している山野井恭子(26才)と辻村弘(26才)。でも、最近、恭子は弘がやたら過激な行為をしてくると感じているのだが……。

処理中です...