エクソシストの呪い

帰り道

俺等はマモンを倒したあとビルを出て、帰路に入っていた。
「そうだ、お前家ってあった？」
「ない。教会で育ってきたから。」
するとカインは寂しげに「そうか」呟いた。
しばらくすると教会ではない普通の家についた。
「さて、マモン撃退戦おつかれ様。たぶん僕より強い。だけど精神的にはお前は弱い。お前の過去を根こそぎ出されたらお前は耐えられるか？」
俺は首を振った。
「だろ？だから俺は戦闘面ではお前に全部任せる。その代わり僕に毎日顔を合わせること。いいね！」
「だからって同居は無いでしょう。」
「いや、君の精神状態ははっきり言って限界に近いんだ。毎日のように悪魔などと戦い、毎日のように虐待され、君今何歳だっけ？」
「１４」
「それで、戦闘の仕事をしていると。腐ったみかんもはだはだしいよ。普通、君の年齢なら学校に行って青春して史上最高の思い出を作っていく年なんだよ。それをやってない君の精神は壊れているんだ。なので！君にはエクソシストの仕事を50％カットし、学校に行ってもらう。」
・・・は？まじですか？夢に見た学校生活を送らせてもらえると。
「学校生活の代償が同居とカウンセリング。そう考えればいいさ。」
「カイン本当にありがとう。」
「明日から学校だからな～飯食ってさっさと寝るぞ。」
「はい！」
ワクワクするな～

寝る前にハスターにプリンを上げて寝ました