エクソシストの呪い

risk

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くそったれ(2)

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俺はヨグソトースの拳発射装置を構え、魔力を装填した。
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ヨグソトースの拳発射装置・・・スナイパーライフル型のアーティファクト。魔力を装填して銃の数十倍の威力を出すことができる。ちなみに、魔力を入れられる上限はない。
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すると、頭の中に声が聞こえてきた。
(何やってんの?馬鹿じゃないの?)
ハスターか。
(何かあったら、黄衣の王として僕を呼び出す!これ君との契約!!)
ごめんなさいね。だって、これ使えば速攻で終わると思ったんだもん。
(もう。今回の敵は結構強いよ。最悪僕を呼び出すか、ニャルを出して。)
うげ!やだなぁ。まぁ仕方ないか。わかったよ。
俺はヨグソトースの拳発射装置を再び構えて引き金を引いた。
すると砲身からはとてつもないほどのエネルギー弾が出てきた。
それは、まるで核兵器の高熱波を圧縮したような出力で出てきた。
だが、マモンには傷一つつかない。
「まったく、こんな危なっかしいもんばっか揃えて。じゃぁこちらも君を殺してあげよう!」
するとマモンは右手の中指の指輪を怪しく光らせた。
「貴様を閉じ込める拷問器具!!一応人間のお前にはこれで死ねるだろ!!アイアンメイデン!!」
すると俺の周りに鉄のギザギザしたもので塞がれた。
「さて、何秒くらい持つのかな?予想は50。君は弟子を見殺しにするのかな?」
「こんくらい、自分の力でどうにかしてもらわないと?」
カインは言った。
まぁ僕には関係ない。
「いあ!いあ!はすたぁ!いあ!いあ!はすたぁ!この地に降臨せよ。黄衣の王!」
すると俺の右手に黄衣の紋が現れた。
「ようやくかい?親友!!」
どうやらアイアンメイデンの外側にいるらしい。
「ちょっとこれあけてくれない?」
「OKチョットマッテテー。」
すると暗闇に亀裂が入り砕けた。
「「ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ」」
普通の人なら発狂するけどそもそも人外と人外と戦っている人だった。
俺は異空間から仮面を取り出した。
「お、気が効くねぇ。」
「こんくらいわな?」
さて、どうしようか?動きを止めれたら速攻でヨグソトースの拳発射装置でぶっ飛ばせるのに。
「ねぇ?囮、僕しよっか?」
「良いの?」
「その代わり夜になったら。」
「わかってる、プリンだろ。」
「よしやろう!!」
ハスターもとい黄衣の王は何もない虚無の空間から丸い物を出した。
「セル」
そうつぶやくと球体に強力な風が吹き込んできた。まるで、ブラックホールだ。
でも、俺とカインは吸い込まれない。ハスターなりの配慮か。
「そんなんで、俺を止めるとでも?パイルバンカー!!」
マモンが杭を地面に差した。杭に紐が繋がっていて体を固定しているようだ。
チャンス!!
魔力30%装填!!
「死になぁ!!マモン!!」
「行っけぇ!!」
ヨグソトースの拳発射装置が唸りを上げてエネルギー弾が発射された。
それは煙を上げながら直撃した。
「ゲームセット。」
ハスターがつぶやくとかすかに影が動いた。
クソが。俺はすぐさま腰のショットガンにある弾を込めた。
煙が晴れてマモンの体を足で固定したあと、ショットガンの弾を発射した。
マモンは崩れていったかと思いきやめちゃくちゃ小さい虚無界の門を作り消えていった。
「ちぃ!とりあえずだけど300年は出てこないだろう。一応銀の弾丸の散弾Vr.にしといたけど。」
「お疲れ様~帰還するよ~」
「はいわかりました。じゃ!また後でねハスター!」
「わかったよ~」
するとハスターは黒いゲートに入って消えていった。
それと同時に俺の右手の黄衣の紋は消えていた。
疲れた
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