エクソシストの呪い

早速かよ

俺等は一応家に帰ることにした。
そして、すぐにインターネットで怪異の情報を検索し徹底的に頭に叩き込んだ。
「そういえば、お前と戦ったハエってどうなった？」
カインが聞いた
「え、頭を切り取ったあと黒い塵になって消えた。」
「その頭ある？」
「あるけど、どうして？」
「日本エクソシスト教会に提出して報酬をもらうんだよ。もしかして知らなかった？」
「うん。」
「今後、悪魔などを討伐したら俺に報告。良いね？」
「はい。」
俺は頭をカインに渡して作業に戻った。
以外にもハスターたちが色々知っていたからそんなに時間はかからなかった。
（キリア。悪い報告だ。）
ニャルだ。どうした？
（早速怪異に遭遇した。今回の敵は精神干渉系だ。実際に彼女はいま寝ている。）
そっちでなにかできることはない？
（いま、熱が出ているからなんとか落ち着かせている。看病で少し手が離さない。）
わかった。たぶん該当内容が１つ。This man。中年の男性顔にいろんな夢を見してくるやつだ。今、熱が出ているのは相当精神的に苦しめられているからだろう。ニャル、天羅さんの夢に突入したいんだけどどうすれば良い？
（そうだな～ヒュプノクスに相談してみれば？あいつお前に懐いていたじゃん。）
確かに。わかったそうするよ。
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ヒュプノクス・・・クトゥルフ神話から旧神と呼ばれる神話生物。夢の神である。
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俺はニャルとの念話を切ってヒュプノクスにかけた。
（なんや？ってキリアちゃんやん！おひさ～）
何故に関西弁？ってそうじゃなくって。俺はさっきのことを諸々説明した。
（とりあえず分かったで。そんじゃ、そっちに光線送るから。光線浴びたら夢の世界にGOや。）
了解。すると俺の周りに異空間らしき門から光線が俺の真上から浴びせられた。すると俺は眠気が抑えられなくなり寝てしまった。