8 / 9
第8話 ✧錬金スキルを使ってみよう(ようやく)
しおりを挟む
刺し身、サシミさんと別れた私は西の森に向かった。
今度こそウルフに負けないぞと気合いを入れていると、西の森の方へ出ることが出来る街の門の周りに人が集まっていた。
私はその辺にいた女の人に話しかける。
「西の森で何かあったんですか?」
「さっき掲示板でね。西の森でドラゴンをテイムしたっていう書き込みがあったのよ。本人は名前出してるし、β版テストで有名なシルヴィアさんもほんとだと言ったから信憑性が高いって話でね。他にも何かいるんじゃないかって話になってるのよ」
あ、これ私の話だ。私が本人ってバレたら色々面倒そうだ。シルヴィアさんの提案でシルを従魔の石にしておいて良かった。
今西の森に行くのは危ないかもしれない。
どこまでリアルか分からないが、人が沢山来て殺気立ったウルフ達だとさっきのように、✧気配遮断で隠れてもバレるかもしれない。では私はどうするべきか、なんだかんだ使ってない✧錬金を使いたいのはあるのだが、いかんせん素材もお金も大してない。
サシミさんのとこで装備を作ってもらうのに500G必要で、1000Gの手持ちから20Gは串焼きに使ったので480Gは好きに使える。
ウサギの素材はかなり安いそうだが、いくらだろうか?それを確認して決めるとしよう。
このゲームにおいて物の売り方は4つある。
1つ目はNPCの店に売ることだ。
値段は低いものの基本的に買い取って貰えるし、すぐに売り払えるので手持ちを圧迫しないのが特徴だ。
2つ目はサシミさんのように、露店売りだ。
生産者ギルドで売っている露店セットなるものを購入すると街の中、セーフティエリア(フィールドにおいてモンスターが入ることの出来ないエリア。ダンジョンのボス前などにあるらしい)において露店を設置し、物を売れる。生産職ならば名前を売るチャンスであったり、定期購入してくれる顧客の確保であったりの為にやるようだ。
3つ目は販売掲示板で売ることだ。販売掲示板とは各ギルドに設置されているもので、素材に自身で値段をつけ、出品するとその値段で誰かが購入出来るというものだ。
枠で言うと10枠出品出来る。露店売りとは違い、売れた値段の10%が手数料で引かれてしまうので少し高くなる傾向があるが、ほっとくだけでいいので便利ではある。
四つ目は個人取引だ。取引申請を相手に送って取引をするというものだ。
露店セットは必要ない上に物とお金の取引だけでなく、物と物の取引も出来るのでこれを使う人も多い。しかし露店セットの方が商品の中身を見やすく、一目で何を売ってるかわかるので売れやすいとの事だ。
個人取引をするなら掲示板の〈個人取引掲示板〉というもので募集し、待ち合わせして取引するのが暗黙の了解らしい。
とりあえず私はウサギの素材の値段を確認すべく、冒険者ギルドに向かった。
◇◇◇◇◇◇
冒険者ギルドについた私は販売掲示板でウサギの素材を調べてみる。✧錬金は皮でも肉でも大丈夫なので1番安い素材を買おうと思う。
「ウサギの素材はーっと.....皮は100G。100Gか.....思ってたより高いなぁ.....。ウサギの肉は.....10G。って10G!?やすっ!?これ買おう」
色々見ていくと、ウサギの皮は80G~120G。ウサギの肉は10G~20G程で売られていた。他にもウサギの骨などもあったが出品数が少なく、値段も高めだったのでおそらくレアドロップだろうと判断した。
一つだけウサギの耳というアクセサリーが1万Gで売られており、高!!と思ったのだが、速攻で売れていた。みんなうさ耳大好きなんだなぁと思いつつ1万Gの商品が速攻売れるってみんなお金めっちゃ持ってない?と思ってみたり。
とりあえず私はウサギの肉を10Gで48個購入し、装備の分の500Gは預けた。
そういえばウルフの皮が1枚だけあるが、あれはいくらで売れるのだろう。私は再び購入掲示板を見る。
「えーとウルフの皮で検索っと.....1枚900G!?高い!!」
しまった。少し大きな声を出してしまった。
周りにいた人がびっくりしてこっちを見ている。私は思わず顔が赤くなるのを感じた。
深呼吸をして落ち着いたあと、もう一度購入掲示板でウルフの皮を見る。
ウルフの皮は900G~1200Gで売られていた。ウサギの皮はウサギの肉よりかなり高かったから皮は少し出にくいのかもしれないが、それでも高い。西の森へ行く人があまり多くなかったからだろう。そう考えるとシルの影響で西の森にへ向かう人が増えた今ウルフの素材の値段は下がるだろう。値段が高い今のうちに売って、必要であれば安くなってから買えばいい。そう考え私はウルフの皮を少し休めに850Gで出品。他のと比べて安いからか、すぐに売れた。そしてそれでウサギの肉を追加購入。私は全部で133個のウサギの肉を手に入れた。これで錬金をしよう。
私は冒険者ギルドの隅っこの方で錬成陣の紙を出し、存在値を見るメガネもかける。
まずはウサギの肉を鑑定する。
素材:ウサギの肉 品質1 レア度1
普通のウサギの肉。少し筋張っており、弾力がある。
次にウサギの肉の存在値を見てみる。
〈ウサギの肉:存在値1〉
うんうん、ウサギの肉はやっぱり存在値1だ。最初に手に入るような素材だしね。
とりあえずウサギの肉2つ錬成陣に乗せてみる。
「よし、行くよ。【合成】!」
するとウサギの肉は空中にふわっと浮き上がりクルクル周りながら混ざるように1つになった。
「おぉ、なかなか面白いね!」
メガネで存在値を見ると2になっている。存在値が2のものには存在値2のものしか合わせることが出来ない。掛合わせで使う素材の数がどんどん増えていくことになる。
その後私はウサギの肉を16個使って、存在値5まであげた。その時システムメッセージが表示された。
《素材:ウサギの肉の存在値が最大値となりました。この素材はもう存在値をあげることが出来ません》
ウサギの肉の存在値が最大になったようだ。品質1、レア度1の素材は存在値が最大5のようだ。
では次にウサギの肉を【昇級】させる。
昇級は存在値の大きさで成功率が高まり、失敗すれば素材は消える。存在値が最大なら失敗はしないだろう。
「いくよー、【昇級】!」
ウサギの肉が宙に浮いて光っている。なんだか某ゲームの進化を見てる気分だ。「Bボタン!」とか言ったら止まるかもしれない。
そこでまたシステムメッセージが来る。
《素材:ウサギの肉の品質とレア度、どちらを昇級させますか?》
ここはレア度にしておこう。そっちの方が面白そうだし。
そして光が収まるとウサギの肉が大きくなっていた。さっきの数倍はある気がする。
✧鑑定してみよう。
素材:大ウサギの肉 品質1 レア度2
ウサギのボスである大ウサギの肉。大ウサギの強靭な肉は固いように思われるが、ちゃんと下ごしらえすれば柔らかく美味しくなる。
市場にはほとんど出回らない品。
おぉ!レア度が2になった。大ウサギの肉....ウサギのボスということは東の草原のボスだろうか?ボス素材がウサギの肉16個で手に入るってすごくない?なぜみんな✧錬金をしないのか分からない。
その後出来上がった大ウサギの肉にウサギの肉を【合成】しようとしたが出来なかった。レア度が違うからだろう。
私は大ウサギの肉をさらに7個制作し、合計8個の大ウサギの肉を手に入れた。これを売ればかなりの利益を得られるだろう。
✧錬金のスキルレベルを確認すると4レベル上昇し、5レベルに達していた。大した素材じゃなくてもたくさん合成したかいがあったようだ。さらに5レベルに達した時に【錬成】のアーツの使用制限が緩和したと書かれていた。詳細は表示されないため分からないが、便利になったのならよしとしよう。まだ【錬成】のアーツ自体使ったことないのだけど。
私はひと仕事終えてぐいーっと体を伸ばした時、ふとギルドの受付嬢が目に入った。
〈ヒューマン:存在値1〉
..........
.........
........
......
....
.....ん???
ーーーーーーーーーーーーーーー
後書き
2、3日に1回の投稿って言ってましたしセーフですよね!セーフ!(必死)
ようやく✧錬金のスキルに手を出しました。
私の小説は見切り発車のため✧錬金のスキル中身の詰め込みが甘く、色々矛盾が生じていくと思います。(今も怪しい)
まず迷ったのはウサギの肉のレア度が2になるとどうなるか、です。
私の想像として第2の街までの素材はボスを除き基本全てレア度1、ボス系素材はレア度2というイメージで、第2の街~第3の街でレア度3、4のように上がっていく感じにしました。当然第2の街へ行くと魔物は強くなりますが、レア度を見るとボスよりレア度が高い....そう考えると第2の街にいる魔物はボスより強いのがうじゃうじゃいる、という感じがして違和感があります。難易度上がりすぎです。第2の街からはウサギの上位種としてホーンラビット(角ウサギの方がいいかもしれない)が出てくる予定だったんですけど、大ウサギより強いのかな?と考えてしまいます。
大ウサギはウサギがでっかくなっただけなんですが、大きくなって突進はより重く、体は強靭に、的は大きくなりましたが大きいは強い。ですよね。でもウサギは狩りまくれるのに大ウサギは狩ることが出来ないの?って思ってしまいます。なのでウサギの中でも特殊な個体、イメージとしては6話の後書きで書いた最大ステータスによる特殊進化先が1番しっくりくるのでは?という結論に至りました。
よってレア度はボスクラスという扱いでレア度2。バランスがまあまあ取れている気もしますね。
それと、【合成】のシステムについて話しておきます。合成はレア度、品質、存在値が同じで【合成】できます。(今のところ)正直これで良いのか悩んでますので変更される可能性があります。すみません。ウサギの肉は存在値5で最大となり、レア度または品質の増加となります。こうなると品質があげにくいような気もするので品質あげた場合は素材が2つになった方がいいのかもしれないなとか考えてます。ちなみに存在値ごとの素材の必要数を計算する時は「素材の必要数=2^n-1、nは存在値」という計算になり、レア度、品質が上昇したら存在値は1に戻ります。
さて、長くなりましたが最後です。
〈ヒューマン:存在値1〉で「どういうことや!」ってなった方もいると思います。すみません。第3話にて全ての素材には存在値というものがある、と言いました。つまり人も素材ってことですね!
錬金術って割と禁忌って感じじゃないですか。キメラとか作れちゃいますしね?なら人も【合成】したり【錬成】したりしてもいいかなって思っています。
むかしむかし、禁忌を犯して人間に錬金を使って人体実験を繰り返し、全て人類を超越した存在を作ろうとした人もいたとかいないとか。
ほんとに見切り発車なのでめちゃめちゃな話ですがこれからも呼んでもらえると嬉しいです。後書きで解説(?)も入れていくのでそれで何とか伝わってくれたら嬉しい限りです笑
✧錬金スキルの中身に関してこうした方が面白いとかこういう方がスッキリするとかあれば感想で言って欲しいです!いいなと思ったものを取り入れて少しずつ良くなればと思います。誤字脱字は結構気をつけているつもりですがあるかもしれないので教えていただけると有難いです。
今度こそウルフに負けないぞと気合いを入れていると、西の森の方へ出ることが出来る街の門の周りに人が集まっていた。
私はその辺にいた女の人に話しかける。
「西の森で何かあったんですか?」
「さっき掲示板でね。西の森でドラゴンをテイムしたっていう書き込みがあったのよ。本人は名前出してるし、β版テストで有名なシルヴィアさんもほんとだと言ったから信憑性が高いって話でね。他にも何かいるんじゃないかって話になってるのよ」
あ、これ私の話だ。私が本人ってバレたら色々面倒そうだ。シルヴィアさんの提案でシルを従魔の石にしておいて良かった。
今西の森に行くのは危ないかもしれない。
どこまでリアルか分からないが、人が沢山来て殺気立ったウルフ達だとさっきのように、✧気配遮断で隠れてもバレるかもしれない。では私はどうするべきか、なんだかんだ使ってない✧錬金を使いたいのはあるのだが、いかんせん素材もお金も大してない。
サシミさんのとこで装備を作ってもらうのに500G必要で、1000Gの手持ちから20Gは串焼きに使ったので480Gは好きに使える。
ウサギの素材はかなり安いそうだが、いくらだろうか?それを確認して決めるとしよう。
このゲームにおいて物の売り方は4つある。
1つ目はNPCの店に売ることだ。
値段は低いものの基本的に買い取って貰えるし、すぐに売り払えるので手持ちを圧迫しないのが特徴だ。
2つ目はサシミさんのように、露店売りだ。
生産者ギルドで売っている露店セットなるものを購入すると街の中、セーフティエリア(フィールドにおいてモンスターが入ることの出来ないエリア。ダンジョンのボス前などにあるらしい)において露店を設置し、物を売れる。生産職ならば名前を売るチャンスであったり、定期購入してくれる顧客の確保であったりの為にやるようだ。
3つ目は販売掲示板で売ることだ。販売掲示板とは各ギルドに設置されているもので、素材に自身で値段をつけ、出品するとその値段で誰かが購入出来るというものだ。
枠で言うと10枠出品出来る。露店売りとは違い、売れた値段の10%が手数料で引かれてしまうので少し高くなる傾向があるが、ほっとくだけでいいので便利ではある。
四つ目は個人取引だ。取引申請を相手に送って取引をするというものだ。
露店セットは必要ない上に物とお金の取引だけでなく、物と物の取引も出来るのでこれを使う人も多い。しかし露店セットの方が商品の中身を見やすく、一目で何を売ってるかわかるので売れやすいとの事だ。
個人取引をするなら掲示板の〈個人取引掲示板〉というもので募集し、待ち合わせして取引するのが暗黙の了解らしい。
とりあえず私はウサギの素材の値段を確認すべく、冒険者ギルドに向かった。
◇◇◇◇◇◇
冒険者ギルドについた私は販売掲示板でウサギの素材を調べてみる。✧錬金は皮でも肉でも大丈夫なので1番安い素材を買おうと思う。
「ウサギの素材はーっと.....皮は100G。100Gか.....思ってたより高いなぁ.....。ウサギの肉は.....10G。って10G!?やすっ!?これ買おう」
色々見ていくと、ウサギの皮は80G~120G。ウサギの肉は10G~20G程で売られていた。他にもウサギの骨などもあったが出品数が少なく、値段も高めだったのでおそらくレアドロップだろうと判断した。
一つだけウサギの耳というアクセサリーが1万Gで売られており、高!!と思ったのだが、速攻で売れていた。みんなうさ耳大好きなんだなぁと思いつつ1万Gの商品が速攻売れるってみんなお金めっちゃ持ってない?と思ってみたり。
とりあえず私はウサギの肉を10Gで48個購入し、装備の分の500Gは預けた。
そういえばウルフの皮が1枚だけあるが、あれはいくらで売れるのだろう。私は再び購入掲示板を見る。
「えーとウルフの皮で検索っと.....1枚900G!?高い!!」
しまった。少し大きな声を出してしまった。
周りにいた人がびっくりしてこっちを見ている。私は思わず顔が赤くなるのを感じた。
深呼吸をして落ち着いたあと、もう一度購入掲示板でウルフの皮を見る。
ウルフの皮は900G~1200Gで売られていた。ウサギの皮はウサギの肉よりかなり高かったから皮は少し出にくいのかもしれないが、それでも高い。西の森へ行く人があまり多くなかったからだろう。そう考えるとシルの影響で西の森にへ向かう人が増えた今ウルフの素材の値段は下がるだろう。値段が高い今のうちに売って、必要であれば安くなってから買えばいい。そう考え私はウルフの皮を少し休めに850Gで出品。他のと比べて安いからか、すぐに売れた。そしてそれでウサギの肉を追加購入。私は全部で133個のウサギの肉を手に入れた。これで錬金をしよう。
私は冒険者ギルドの隅っこの方で錬成陣の紙を出し、存在値を見るメガネもかける。
まずはウサギの肉を鑑定する。
素材:ウサギの肉 品質1 レア度1
普通のウサギの肉。少し筋張っており、弾力がある。
次にウサギの肉の存在値を見てみる。
〈ウサギの肉:存在値1〉
うんうん、ウサギの肉はやっぱり存在値1だ。最初に手に入るような素材だしね。
とりあえずウサギの肉2つ錬成陣に乗せてみる。
「よし、行くよ。【合成】!」
するとウサギの肉は空中にふわっと浮き上がりクルクル周りながら混ざるように1つになった。
「おぉ、なかなか面白いね!」
メガネで存在値を見ると2になっている。存在値が2のものには存在値2のものしか合わせることが出来ない。掛合わせで使う素材の数がどんどん増えていくことになる。
その後私はウサギの肉を16個使って、存在値5まであげた。その時システムメッセージが表示された。
《素材:ウサギの肉の存在値が最大値となりました。この素材はもう存在値をあげることが出来ません》
ウサギの肉の存在値が最大になったようだ。品質1、レア度1の素材は存在値が最大5のようだ。
では次にウサギの肉を【昇級】させる。
昇級は存在値の大きさで成功率が高まり、失敗すれば素材は消える。存在値が最大なら失敗はしないだろう。
「いくよー、【昇級】!」
ウサギの肉が宙に浮いて光っている。なんだか某ゲームの進化を見てる気分だ。「Bボタン!」とか言ったら止まるかもしれない。
そこでまたシステムメッセージが来る。
《素材:ウサギの肉の品質とレア度、どちらを昇級させますか?》
ここはレア度にしておこう。そっちの方が面白そうだし。
そして光が収まるとウサギの肉が大きくなっていた。さっきの数倍はある気がする。
✧鑑定してみよう。
素材:大ウサギの肉 品質1 レア度2
ウサギのボスである大ウサギの肉。大ウサギの強靭な肉は固いように思われるが、ちゃんと下ごしらえすれば柔らかく美味しくなる。
市場にはほとんど出回らない品。
おぉ!レア度が2になった。大ウサギの肉....ウサギのボスということは東の草原のボスだろうか?ボス素材がウサギの肉16個で手に入るってすごくない?なぜみんな✧錬金をしないのか分からない。
その後出来上がった大ウサギの肉にウサギの肉を【合成】しようとしたが出来なかった。レア度が違うからだろう。
私は大ウサギの肉をさらに7個制作し、合計8個の大ウサギの肉を手に入れた。これを売ればかなりの利益を得られるだろう。
✧錬金のスキルレベルを確認すると4レベル上昇し、5レベルに達していた。大した素材じゃなくてもたくさん合成したかいがあったようだ。さらに5レベルに達した時に【錬成】のアーツの使用制限が緩和したと書かれていた。詳細は表示されないため分からないが、便利になったのならよしとしよう。まだ【錬成】のアーツ自体使ったことないのだけど。
私はひと仕事終えてぐいーっと体を伸ばした時、ふとギルドの受付嬢が目に入った。
〈ヒューマン:存在値1〉
..........
.........
........
......
....
.....ん???
ーーーーーーーーーーーーーーー
後書き
2、3日に1回の投稿って言ってましたしセーフですよね!セーフ!(必死)
ようやく✧錬金のスキルに手を出しました。
私の小説は見切り発車のため✧錬金のスキル中身の詰め込みが甘く、色々矛盾が生じていくと思います。(今も怪しい)
まず迷ったのはウサギの肉のレア度が2になるとどうなるか、です。
私の想像として第2の街までの素材はボスを除き基本全てレア度1、ボス系素材はレア度2というイメージで、第2の街~第3の街でレア度3、4のように上がっていく感じにしました。当然第2の街へ行くと魔物は強くなりますが、レア度を見るとボスよりレア度が高い....そう考えると第2の街にいる魔物はボスより強いのがうじゃうじゃいる、という感じがして違和感があります。難易度上がりすぎです。第2の街からはウサギの上位種としてホーンラビット(角ウサギの方がいいかもしれない)が出てくる予定だったんですけど、大ウサギより強いのかな?と考えてしまいます。
大ウサギはウサギがでっかくなっただけなんですが、大きくなって突進はより重く、体は強靭に、的は大きくなりましたが大きいは強い。ですよね。でもウサギは狩りまくれるのに大ウサギは狩ることが出来ないの?って思ってしまいます。なのでウサギの中でも特殊な個体、イメージとしては6話の後書きで書いた最大ステータスによる特殊進化先が1番しっくりくるのでは?という結論に至りました。
よってレア度はボスクラスという扱いでレア度2。バランスがまあまあ取れている気もしますね。
それと、【合成】のシステムについて話しておきます。合成はレア度、品質、存在値が同じで【合成】できます。(今のところ)正直これで良いのか悩んでますので変更される可能性があります。すみません。ウサギの肉は存在値5で最大となり、レア度または品質の増加となります。こうなると品質があげにくいような気もするので品質あげた場合は素材が2つになった方がいいのかもしれないなとか考えてます。ちなみに存在値ごとの素材の必要数を計算する時は「素材の必要数=2^n-1、nは存在値」という計算になり、レア度、品質が上昇したら存在値は1に戻ります。
さて、長くなりましたが最後です。
〈ヒューマン:存在値1〉で「どういうことや!」ってなった方もいると思います。すみません。第3話にて全ての素材には存在値というものがある、と言いました。つまり人も素材ってことですね!
錬金術って割と禁忌って感じじゃないですか。キメラとか作れちゃいますしね?なら人も【合成】したり【錬成】したりしてもいいかなって思っています。
むかしむかし、禁忌を犯して人間に錬金を使って人体実験を繰り返し、全て人類を超越した存在を作ろうとした人もいたとかいないとか。
ほんとに見切り発車なのでめちゃめちゃな話ですがこれからも呼んでもらえると嬉しいです。後書きで解説(?)も入れていくのでそれで何とか伝わってくれたら嬉しい限りです笑
✧錬金スキルの中身に関してこうした方が面白いとかこういう方がスッキリするとかあれば感想で言って欲しいです!いいなと思ったものを取り入れて少しずつ良くなればと思います。誤字脱字は結構気をつけているつもりですがあるかもしれないので教えていただけると有難いです。
0
あなたにおすすめの小説
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
ペット(老猫)と異世界転生
童貞騎士
ファンタジー
老いた飼猫と暮らす独りの会社員が神の手違いで…なんて事はなく災害に巻き込まれてこの世を去る。そして天界で神様と会い、世知辛い神様事情を聞かされて、なんとなく飼猫と共に異世界転生。使命もなく、ノルマの無い異世界転生に平凡を望む彼はほのぼののんびりと異世界を飼猫と共に楽しんでいく。なお、ペットの猫が龍とタメ張れる程のバケモノになっていることは知らない模様。
ぽっちゃり女子の異世界人生
猫目 しの
ファンタジー
大抵のトリップ&転生小説は……。
最強主人公はイケメンでハーレム。
脇役&巻き込まれ主人公はフツメンフツメン言いながらも実はイケメンでモテる。
落ちこぼれ主人公は可愛い系が多い。
=主人公は男でも女でも顔が良い。
そして、ハンパなく強い。
そんな常識いりませんっ。
私はぽっちゃりだけど普通に生きていたい。
【エブリスタや小説家になろうにも掲載してます】
転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです
NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた
現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!
おとうふ
ファンタジー
2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。
ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。
過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。
ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。
世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。
やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。
至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!
日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。
ダンジョンをある日見つけた結果→世界最強になってしまった
仮実谷 望
ファンタジー
いつも遊び場にしていた山である日ダンジョンを見つけた。とりあえず入ってみるがそこは未知の場所で……モンスターや宝箱などお宝やワクワクが溢れている場所だった。
そんなところで過ごしているといつの間にかステータスが伸びて伸びていつの間にか世界最強になっていた!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる