屑スキルが覚醒したら追放されたので、手伝い屋を営みながら、のんびりしてたのに~なんか色々たいへんです(完結)

わたなべ ゆたか

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第十一部

四章-2

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   2

 ウィザン川の上流にある滝は、それほど大きくない。高さは一二マーロン(約十五メートル)程で、幅は数マーロン(一マーロンは約一メートル二五センチ)もない。
 水が落ちる音が響く夕焼け空の下、二つの影が滝壺に舞い降りた。
 まだ両腕両脚に負った傷が癒えきっていないゴガルンと、蝙蝠である。ランドから受けた傷こそ癒えきっていないが、体力は少しばかり回復していた。
 身体に取り込んだ瘴気のお陰だが、ゴガルン当人は、そのことに気付いていない。
 蝙蝠は滝に目を向けると、首を小さく振った。


〝あんたが求めるものは、この滝の裏にある。階段を登れば、遺跡に入るはずさ。罠が生きているかもしれないから、気をつけて行くんだね〟


〝てめぇは、来ないのか?〟


 膝を地面に付けた姿勢のゴガルンは、蝙蝠を睨んだ。しかし、そんな殺気に満ちた視線など意に介さぬような素振りで、蝙蝠は右の翼を広げた。


〝もちろん、行かないね。契約は、不死を与えるまでだ。この中にある泉の水を飲めば、あんたは不死を得る。ほぼ一本道だから、迷うことはないはずさ。それとも、お手々を引いて貰わなくちゃ、怖くて中に入れないのかい?〟


「……巫山戯るな。一人で……行ける」


 ゴガルンは近くにある太い木の枝を根元から折ると、それを杖代わりに立ち上がった。
 まだ傷口から血が滴り落ちているが、それには構わず枝に凭れかかるように、そして脚を引きずるようにしながら滝に近づくと、その裏側を覗き込んだ。
 滝の裏には、高さ三マーロン(約四メートル五〇センチ)ほどの洞穴がある。その洞穴には十段ほどの階段があり、その上には石造りの扉が見えた。


「……あれか」


 ゴガルンは滝に打たれながら洞穴の中に入ると、蹌踉けながら階段を登り始めた。

   *

 魔術師ギルドでの調査を終えた我らは、ザニアへと向かい始めた。最初は馬車で――戸レティシアに言われたが、それは断った。
 地上を進んでいては、恐らくゴガルンには追いつかぬ。とはいえ、森の手前までは馬車で送らせたが。
 馬車が去ったあと、我がドラゴン化をした。皆を運ぶためだが、魔霊であるユバンラダケとウァラヌは独自で進むと、我との同行を断った。
 二体が先に行ったあと、我らもザニアへと急いだ。瑠胡とセラはもちろん、リリンもドラゴン化には慣れていたが――同行するテレサには、かなり驚かれた。
 それを気にするのは、詮なきことだろう。今の最優先はゴガルンに追いつき、奴めが不死を得るのを阻止することだ。
 我は背に皆を乗せ、ザニアへと飛翔した。
 もう昼はとっくに過ぎ、夕暮れが近づいていた。オレンジ色に染まっていく空は、かなり空気が冷えていた。
 神糸の小袖を着ている瑠胡やセラはよいが、リリンやテレサには辛いやもしれぬ。ゴガルンには早く追いつきたいが、皆が動けなっていれば、こちらが不利となる。
 我は僅かに、背中に目を向けた。


〝皆――寒すぎるなら、高度を下げよう。速度も落とせば、少しは寒さも収まろう〟


「お兄様、わたくしは大丈夫です。テレサさんは……少し顔が青いようです」


「だ、大丈夫……」


〝無理はするな。瑠胡とセラは大丈夫か?〟


「……はい。瑠胡様も平気な御様子です」


 セラが、瑠胡の分も含めて答えた。瑠胡の顔は沈んでいるが、顔色は悪くない。二人とも平気なら、やはり負傷しているテレサだけが問題なようだ。
 我は高度を下げながら、手早く人里と街道の位置を把握した。それらを避けて飛べば、騒ぎにはなりにくいだろう。
 目的地である滝までの地図は、頭に入れてある。少々進路がずれたとしても、さしたる問題はない。
 日が暮れるころ、遠くに河川が見えてきた。山間から流れてくる河川は、ウィザン川に間違いない。
 となれば、目的地はこの先だ。
 我は高度を下げながらウィザン川の真上へ、ゆっくりと旋回した。
 川を遡っていくと、山脈が見えてきた。川は山間を通り、一際高い山へと入って行く。さらに遡ると、高さ一二マーロン(約一五メートル)ほどの滝が見えてきた。


〝リリン――あれだと思うか?〟


「はい。地図で調べた限りでは、最初の滝でした」


〝ふむ――〟


 我は周囲を見回し、地上に人影がないことを確認した。ドラゴンの目はまるで鷹のように、高空からでも獣や小鳥の姿を捉えていた。
 滝の周囲に誰もいないのが確実になってから、我は滝壺を目指して降下した。砂塵が周囲に舞い上がる中、滝壺の縁に着地をすると、まずは姿勢を低くして、瑠胡たちが地面に降りるのを待った。
 全員が背から降りると、我はドラゴン化を解いた。
 山脈の奥にある山だけあって、周囲はもう薄暗かった。神糸の小袖を着ている瑠胡やセラはともかく、リリンは身体が冷えたのか、少し身体が強ばっているように見えた。
 しかし、さらに酷いのはテレサだ。腹部の怪我も癒えてないのに、上空n冷えた空気に晒され、顔が真っ青になっている。
 リリンが「大丈夫ですか?」と声をかけると、テレサはぎこちないものの、大きく頷いた。


「だ、大丈夫……です。それより、兄さんは……?」


 周囲を見回すテレサを片手で制すと、我は滝に近づいた。地面を見れば、まだ乾ききっていない血の跡が、滝へと向かっていた。
 あの書物に記載されていた内容が正しければ、血の軌跡がゴガルンのものであるのは間違いがないだろう。


「ゴガルンは、滝の裏へ入ったようだ。まだ血が乾いていないことから、それほど時間は経っていないはずだ」


「なら、急ぎましょう」


 リリンは皆を促しながら、持ってきたランタンに火を灯した。
 我は《異能イレギュラー》をもちいて、滝を受け流す屋根を構築した。神気を注いでいるあいだしか保たぬが、それでも我らが洞穴に入れば事足りる。
 階段を登って、微かに開いている石造りの扉を押し開けた。中は真っ暗だが、リリンが持つランタンのお陰で、中を進むことはできそうだ。
 石扉を開けて中に入ると、すぐに登りの階段があった。岩を削りだして造られたらしい階段は、湿気を帯びているのか艶がある。
 足を滑らさぬよう階段を上がっていくと、二十段目くらいで廊下に出た。ここも階段と同じく岩盤を削りだして造られたらしい――通路を歩きながら周囲を見回していると、目の前に血だまりがあった。テレサが短い悲鳴を挙げたが、それだけだ。
 衛兵としての経験が、それ以上の錯乱を阻止したらしい。
 問題は、なぜ血だまりが――。


「リリン、ランタンで前を照らしてくれ」


「……はい」


 リリンが階段の先を照らすと、通路に楕円形の溝が見えた。周囲を見れば、削り出されたものだと思っていた壁にも溝がある。壁の溝は高さ二マーロン(約二メートル五〇センチ)、幅一マーロン(約一メートル二五センチ)の長方形を描いていた。
 恐らくだが通路にある楕円を踏むと、なにかしらの罠が作動する――といったところだろう。ゴガルンは罠に引っかかったものの、そのまま前進しているらしい。


「階段に注意せよ。罠が作動するようだ」


 我は皆に忠告すると、楕円を避けるように通路を進んだ。前方に下りの階段らしい空洞が見えてきた。左右には石造りの扉が見えたが、ゴガルンのものらしい血の跡は、下りの階段へと続いていた。
 先を急ごうとしたとき、階段の下から激しい金属音が聞こえてきた。僅かに遅れて、微かに苦悶の声が耳に届く。
 どうやら、ゴガルンはまだ不死を手に入れていないらしい。追いつくなら、急ぐべき――そう思って通路を進みかけたとき、リリンが俺を止めた。


「ランドお兄様……左右の部屋を調べましょう。なにか、情報があるかもしれません」


「しかし、リリン。ゴガルンを追うのが最優先ではないか?」


「そうです。ですが、この遺跡のことを知らずに先に進むのも危険です。なにか、安全に先を進む手掛かりがあるかもしれません」


「ふむ……」


 リリンの言うことにも一理ある。我が迷いを見せていると、瑠胡が力なく口を開いた。


「ランド……リリンの案に賛成、です」


「そうですね。先回りをする道があるかもしれません」


 瑠胡に続いて、セラがそう提案してきた。我は少し焦れたが、皆の意見を飲むことにした。ここで揉め事の切っ掛けを造ることだけは、避けたい。
 我らは先ず、右の部屋から入った。そこは書庫のようだったが、岩壁を削った空洞に収められているのは、石版だった。
 リリンには重すぎるため、我が石版の一つを手に取った。
 刻まれた文字は、魔術師が魔術書などに使う、古代の文字だ。本来なら読めない文字だが、今や神々の意志と繋がっているためか、我にも文字が理解できた。
 手にした石版には、長文が刻まれていた。


『謝ってすむことではないが……すまない。すまない。すまないすまないすまないすまないすまないすまないすまないすまないすまないすまないすまないすまない……せめて、安らかに死ねるよう祈っている』


 これは、不死の研究をしていた者が書く内容でない。
 我とリリンで石版を解読した限り、以下のことが判明した。
 ここで研究をしていたウィリアムとアダムという魔術師は、共同研究を開始してから十年で、ネズミでの実験に成功した――らしい。
 魔術を施した泉の水を、ネズミに飲ませたところ、どんな傷を与えても死なず、傷も瞬く間に治ったという。首を切り落としても、頭部と胴体はそれぞれ生き続け、首を合わせれば数十分ほどで繋がったという。
 餌や水を一ヶ月以上与えなくても、ネズミは生き続けた。
 それで研究は成功と判断した二人は、不死の水を飲んだようだ。身体に変化が現れたのは、一ヶ月後のことだったらしい。
 頭を掻いたら、毛がごっそりと抜けたようだ。体臭は洗っても消えなくなり、怪我の治りが遅くなったという。
 ここにきて、二人は改めてネズミを調べた。
 研究は、失敗だったらしい。体毛のせいで判別できなかったらしいが、皮膚はただれ、目も白濁しかかっていたらしい。
 魔術の力を付与した泉から汲んだ不死の水を与えれば、ネズミは回復していった。
 それはウィリアムたちも同様だった。だが、不死の水を飲まねばならない間隔は、次第に短くなっていったと、石版にはある。
 一ヶ月が二十日、十日、そして数分ごとになっていった。この段階で、二人は袂を分かつ。
 アダムは泉の中に己の身を沈め、この不死の牢獄――ウィリアムはそう表現していた――で、永遠に生きることを選んだ。ウィリアムは水を断ち、死ぬことを選んだ。
 最初に見た謝罪が意味しているのは、こういうことらしい。
 石版の内容を告げ終わると、テレサの顔が真っ青になっていた。


「そんな……兄さん」


「不死を得る前に……奴を止めねば」


 我が部屋から出たとき、階下から再び金属音が響いてきた。ゴガルンはまだ、不死を得るための泉には、まだ辿り着いていないだようだ。


「……急ごう」


 我は瑠胡たちを促しながら、階段を降り始めた。
 あとに皆が続いたが、暗い顔をする瑠胡のことに、このときは気付いていなかった。

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本作を読んで頂き、誠にありがとうございます!

わたなべ ゆたか です。

ゴガルンが罠に引っかかっているのは、暗闇の中を灯りもなしで進んでいるから、だったりします。それでも死んでいないのは、化生しているから――というわけです。
以上、ちょっとした言い訳タイムでございます。

これでやっと、プロローグからの引きを回収ですね。ここまでが、長いこと長いこと(汗

少しでも楽しんで頂けたら幸いです。

次回もよろしくお願いします!
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