屑スキルが覚醒したら追放されたので、手伝い屋を営みながら、のんびりしてたのに~なんか色々たいへんです(完結)

わたなべ ゆたか

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第七部『暗躍の海に舞う竜騎士』

二章-1

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 二章 海竜と不意の悪意


   1

 レティシアがワイアームに連れ去られたという報告は、すぐさまベリット男爵とシャルコネに伝えられた。
 ハイント領の兵士たちは帰途の準備を中断して、ベリット男爵の指示を待っている状態だ。
 とはいえ、ベリット男爵が引き連れた兵士は十人に満たない。少なくとも三体のワイアームを相手にするには、数も含めて力不足だ。
 俺が海岸近くで発見した青年――アハムから報告を受けたシャルコネは、まだ早朝だというのに、ベリット男爵がいる港へと駆けつけた。
 王国が所有する帆船の前にいたベリット男爵の前まで来ると、シャルコネは深々と頭を垂れた。


「ベリット男爵様――この度のこと、我が孫が近くにいたにも関わらず、妹君を御護りできず……誠に申し訳ございませんでした」


「いえ……シャルコネ様。アハム様に責任を問うのは、酷というものです。話によれば、彼らはランドとの再戦を望んでいると。それであれば、原因そのものは、我々の側にあるのでしょう」


 気遣わしげなベリット男爵の言葉に、シャルコネは少しホッとした表情で頭をあげた。
 後ろに控えていたアハムは胴と籠手を身につけ、腰には曲刀を下げていた。いかにも戦いへ赴くような出で立ちだが、ほかに配下らしい兵の姿は見えなかった。
 アハムは一歩だけ前へ出ると、ベリット男爵の前で膝をついた。


「ベリット男爵様……ワイアームとの戦いの際には、わたくしも兵を率いて戦う覚悟でございます。ご采配には従う所存で御座いますので、どうか戦列に加えて頂くよう、伏してお願い申し上げます」


「アハム様の御覚悟、有り難く受け取りましょう。ですが、我々が戦うのは、最後の手段となりましょう」


 アハムが怪訝な顔をすると、ベリット男爵は帆船の近くにいた俺たちを呼び寄せた。
 呼ばれるままに俺と瑠胡、セラの三人が近寄ると、ベリット男爵はアハムに俺たちを紹介した。


「ランド・コールは……今朝、会われましたな。あとは瑠胡姫とセラ――ランドの妻たちです。ワイアームからレティシアの救出は、彼らに頼みました」


「ランド……昨日、ワイアームを追い払ったという?」


「ええ」


 アハムの言葉に、ベリット男爵は深々と頷いた。
 俺がワイアームの住む離島へ向かうことは、アハムを連れ帰ってからすぐ、ベリット男爵と相談して決めたことだ。
 といっても、戦うためじゃない。
 俺との再戦が望みなら、人質などなくとも叶うことを伝え、レティシアを解き放つよう交渉するためだ。
 ベリット男爵は俺たちを一瞥してから、アハムへと目を戻した。


「彼らならワイアームと対峙をしたとしても、切り抜けることができます。まずは交渉、それで駄目なら、即座に決闘を申し込む。レティシアの身の安全を考慮しつつ、段階を踏んでいくつもりです。そうだったな、ランド」


「はい、その予定です。レティシアの救出が最優先ですから。まずは交渉……実力行使はせず、一時撤退も視野にいれています」


 俺の返答を聞いてから、ベリット男爵はアハムとシャルコネへ片膝をついた。


「そこで、この街を治めるシャルコネ殿に、お願いが御座います。小舟で構いませんので、ランドに船を貸して頂きたい。あの離島へ行くのに、ランドの身体一つでは苦労しますから」


「その程度であれば、問題はありますまい。ただ……小舟の操船は難しいかもしれませんな。なにせ、兵たちはランドに対して畏怖の念を抱いておりますから、共に行こうとはせぬでしょう」


 シャルコネの返答に、ベリット男爵は困った顔を俺に向けた。
 俺としても、まさか街の兵士たちに怖がられているとは知らず、今の会話で軽く心に傷を負った気分になっていた。

 なにが原因だったのか、俺には見当がつかないんだけど。

 困惑する俺に、ベリット男爵は確認するように訊いてきた。


「どうする? 船は無理っぽいようだが……」


「あ、いえ。その……なんとかします」


 項垂れるように俺が答えると、とりあえず小舟だけは貸してくれることになった。
 とはいえ……だ。小舟だけあっても、あまり意味はないんだけどなぁ。自分で小舟を漕いでいって疲れるくらいなら、ドラゴンの翼で飛んでいったほうが早いし。
 それから少しだけ話し合いを行ってから、俺は洋上に出た。瑠胡やセラも同行すると言ってきたが、それは俺から断っている。
 あくまでも交渉が目的だから、人数が多いと相手に警戒させてしまう。それに、ワイアームが狙っているのは、あくまでも瑠胡だ。俺との一騎打ちだって、瑠胡を手に入れるための手段でしかない。
 下手に交渉の場に連れて行って、ワイアームに攫われでもしたら……と思うと、とてもじゃないが連れて行けない。
 それはセラも同様だ。相手の戦力がわからない以上、危険に晒すような真似はしたくない。
 そんなわけで俺は一人で、離島に向かっていた。
 もちろん小舟なんか使わず、ドラゴンの翼で空から向かっている。小舟はベリット男爵配下の兵士に乗って貰い、洋上で待機して貰っている。
 小舟には水と食料を積み、補給と休憩用として活用する予定だ。
 最後の休憩を終えて小舟から飛び立ってから、約一時間ほど。俺は離島の上空へと到着した。
 上空から見る限り、離島と呼ばれてはいるものの、島はそこそこに大きかった。
 直径だけなら、優に一〇キロン(約二〇キロ)はあるだろう。少し楕円形の形状をした島は、東の一部を除いて、ほぼ森林に覆われていた。
 これだけ広いと、まっとうな手段を用いてワイアームの住処を探すのは、かなり骨が折れる作業だ。


「さて……と。まずは、定石セオリー通りやってみるか。皆――ワイアームの住処を教えてくれ」


 俺は意識を集中させると、精霊たちの声を聞いた。
 風の精霊、水の精霊、地の精霊――それぞれの精霊たちは、俺にとある地域を示してくれた。
 島の北側にある、断崖になった場所だ。
 岩肌が露出した断崖は、高さだけで五〇マーロン(約六二メートル五〇センチ)はあるだろう。所々白くなった部分は、上の木の枝から落とされた、鳥の糞のようだ。
 この断崖のどこかに、ワイアームの住処へ入る侵入口がある。俺は慎重に断崖に近寄ると、波打ち際の岩場へ降りた。
 周囲を見回した限り、なにかが這いずった跡は無さそうだ。となると、入り口は海中にあるんだろうか?
 どこからか、潜ってみようか――そう考え始めたとき、海面に泡が浮かんできた。
 なにか出てくるのかと警戒した瞬間、三つの長い首が海面から現れた。外観は、巨大な蛇に、魚のヒレがついたようだ。
 頭部の大きさだけで、ワイアームやドラゴンくらいはある。恐らくは――サーペントと呼ばれる、海竜の一種だろう。
 三体のサーペントは俺へ目を向けた途端、剣呑な牙を覗かせた口を開けて、襲いかかってきた。


「チッ――」


 俺は舌打ちとともに、ドラゴンの翼を羽ばたかせながら上空へと逃げた。


〝ギャアアアアアアアッ!〟


 三体のサーペントは、断崖の上と同高度まで飛んだ俺を見上げながら、何度も吼えた。


「おい、おまえらはワイアームたちの仲間か!?」


 俺は上空から問いかけてみたが、サーペントは吼えるだけで、答える様子はない。人語がわからないか、会話をするだけの知能がないようだ。
 俺は二回目の舌打ちをすると、断崖を見下ろした。途中に、洞穴のようなものは見えないから、どうあっても海中を探す必要がある。
 問題は、あのサーペントだ。奴らをなんとかしないと、捜索もままならない。
 

「悪いが――無力化させてもらう」


 俺が〈筋力増強〉と〈遠当て〉でサーペントを気絶させようとしたとき、海中から新たに巨大な影が飛び出してきた。
 藍色の鱗を持つ、ワイアームだ。


〝この地に踏み入れること、我らが許さぬ〟


「あんたは――ちょっと待ってくれ。俺の知り合い――人間の女を攫ったのは、おまえか?」


 俺の問いに、ワイアームは目を細めた。


〝いかにも――貴様は……竜族、か? 天竜族、なのか〟


 瞼を瞬かせるワイアームに、俺は頷いた。


「色々あって、今は天竜族になっている。俺は、天竜族のランド・コールだ」


〝ランド・コールだと!〟


 牙を剥くワイアームに、俺は「待て」と短く制した。


「あんたたちが、俺との再戦をしたがっているのは聞いた。それはいつでも受けて立つから、攫った女――レティシアは帰してやってくれ」


〝ならぬ。人間は、裏切る。嘘を吐く。帰したら、おまえは戦わぬだろう〟


「そんなことはない。なんなら、インムナーマ王国のメイオール村まで来てくれたら、いつでも戦うさ」


〝インムナーマ王国……海の近くか?〟


 目を細めたワイアームの問いに、俺は否定の意味で首を振った。


「いや、かなり内陸だな。山間部に近い」


〝なら駄目だ。そこでは、我らに不利すぎる〟


「俺に不利な海の近くで、一度戦っただろ。今度は、俺の有利な場所で戦ってもいいだろう。それで公平じゃないか」


〝公平――〟


 ワイアームは少し考えたあと、俺の真似をして首を左右に振った。


〝それは、駄目だ。我らに不利な条件は、飲めぬ。次の戦いのときに、人間の女は帰す。それ以外、我らは貴様に語ることはない〟


 そういうことか。あくまでも、自分たちに有利な場所でしか戦わない――と。自分本位で身勝手だが、野生に生きる種というのは、こういうものなんだろう。
 なら、俺もそれなりの対応をするまでだ。


「なら、次の戦いはいつだよ。明日か、十日後? それとも一月後か、一年後か……まずは、それを教えろ」


〝ジコエエルの傷が癒えたあとだ。彼は、貴様との戦いで傷を負った。癒えるまで、時間が必要だ〟


「だから、それはいつなのかを教えろって言ってるんだ。今、わからないのなら……夕刻にもう一度来る。それまでに返答を用意しろ。もし、返答がなければ……このあたりの地形を破壊し尽くしてでも、あんたらのネグラを探し出すからな」


〝馬鹿なことを――〟


 押し問答を続けるつもりは、ない。ワイアームの言葉を遮るように、俺は〈断裁の風〉を断崖へと放った。
 その直後、断崖の中程に、直径二〇マーロン(約二五メートル)ほどの大穴が穿たれた。
 瓦礫どころか、砂塵の一つも舞わなかった。ぽっかりと空いた大穴を見たワイアームの顔から、感情が消えたように見えた。
 俺はワイアームを見据えながら、最後通達を伝えた。


「今日の夕刻に、もう一度来る。そのときに、再戦の日時を教えろ。いいな?」


〝いいだろう〟


「もう一つ。次の戦いは、一切の手加減をしねぇ。二度と戦えないよう、徹底的に砕いてやるから覚悟しろって、ヤツに伝えろ。いいな?」


〝……わ、わかった〟


 最後の通達に、少したじろぐような気配を見せたワイアームは、サーペントたちを引き連れて、海中へと戻っていった。

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本作を読んで頂き、誠にありがとうございます!

わたなべ ゆたか です。

二章に入りました。サーペントも出てきて、海竜総動員……って感じです。

公平な戦い――を拒んだのは野生とかどうかというより、種族の差による価値観の違いから……と、しています。

少しでも楽しんで頂けたら、幸いです。

次回も宜しくお願いします!
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