屑スキルが覚醒したら追放されたので、手伝い屋を営みながら、のんびりしてたのに~なんか色々たいへんです(完結)

わたなべ ゆたか

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第九部『天涯地角なれど、緊密なる心』

四章-3

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   3

 屋敷の浴場から出てきたばかりのムンムは、庭にある花壇の石材に腰を降ろしていた。
 心地良い風が、植えられた花々の香りを運んで来る。微かに枝葉が鳴る音しか聞こえてこない静寂の中で、ムンムは香りを楽しんでいた。
 ふと屋敷の二階にあるベランダへと目を向け、そこが無人であることを確かめると、ゆっくりと目を閉じた。


(変化があれば、侍女が呼びに来るはずだし……でも、あまり遅くなるようなら、少し考えないといけないかしら)


 使えそうな品とかあったかしら――蓄えている品々を思い出していると、庭の静寂を打ち破るような、荒々しい足音が近づいて来た。


(あらあら……)


 おっとりと首を向けた先では、険しい顔をしたキングーが、大股に歩いていた。腰には神剣ズルフィカルを下げていて、姉の住まいを訪ねるにしては物々しい。
 キングーはムンムの二歩前で立ち止まると、固い声で告げた。


「……どういうおつもりなのです」


「なにが?」


「先ほどの一件です。なぜ――」


「ランド様を、お助けしたのか――ということ?」


 先回りするように言われてしまい、キングーは苦々しい顔をしながら頷いた。
 そんな弟の表情に、ムンムは小さく溜息を吐く。


「失われる命――同じドラゴン族を救うのは、海竜族としては当然のことでしょう? 竜神・ラハブの子として、その立場に相応しい、当然のことをしただけよ」


「しかし、ヤツは――」


 キングーは反論しかけたが、すぐに口を噤んだ。
 これまでしてきた言動、そしてこれから口にする言葉が、竜神の子として――眷属神として相応しくないと認めるようだったからだ。
 忙しく頭を働かせたキングーは、やがて諦めたように大きく息を吐いた。


「姉上は、わたしが瑠胡姫のつがいになることに不満がおありですか」


「不満……そうねぇ。お互いが心から望んでいるなら、なんの不満はないわ。無理矢理とか、不公平なものがなければね」


 そう言いながら微笑むムンムの瞳が、琥珀から赤に変わった。すべてを見透かすような視線から、キングーは目を逸らした。
 そんな己の態度を誤魔化すように、姉を睨む。


「わたしは瑠胡姫を手に入れます。このことは、誰にも文句は言わせません。姉上はランドを気に入っておられるのでしょう。なら、この機会にランドを己が物とすればいい。それなら、姉上だって文句はないでしょう」


「……わたくしが、ランドさんを?」


 目を見広げたムンムから背を向けると、キングーは大股歩きで立ち去っていった。
 それを見送ったムンムは、ゆっくりと頬に手を添えた。

   *

 ハッと目が覚めたとき、柔らかな光に照らされた天井が見えた。白い石材や白っぽい木材が使われた部屋だ。
 柔らかなベッドに寝かされている感触がある。ぼんやりとした頭で、しばらくのあいだ部屋の中を眺めていた。
 だが、徐々に思考がはっきりとしてくると、俺はベッドから跳ね起き――ようとした。


「うぐ――痛っ!」


 右脚に走った激痛に、俺はベッドの上で身体を屈めた。
 普段なら耐えられる程度の痛みだが、なんの心構えもない状態だったことが災いした。涙目で痛みを堪えていると、開けっ放しだった部屋の出入り口近くで、数人の人影がパタパタと動いている気配がした。
 痛みが和らいでから起きあがると、パタパタとした足音が聞こえて来た。


「まあまあ! 目が覚めたのですね、よかったですわぁ」


 サンクマナで出会ったムンムさんが、俺を見て笑顔になった。嬉しそうにポンと手を叩いた彼女は真逆で、俺は絶望感に襲われていた。
 ムンムさんがいるということは、ここは神界の外――しかも、インムナーマ王国ではなく、どこか遠方の土地ということになる。
 あの泥の中から、神界の外に出されてしまったのか? 原因がわからずに混乱しかけたが、俺がやるべきことは一つだけだ。
 助けてくれた御礼も忘れ、俺はムンムさんに詰め寄った。


「ムンムさん、ここは何処ですか? お、俺はどれだけ寝てましたか!?」


「ここは、わたくしの屋敷です。お助けしてから、一日と少し……くらいだと思いますわ」


「そんなに……」


 一日以上も寝ていたとなれば、もう残された時間はかなり少ないはずだ。
 すぐにでも神界に戻りたかったが……周囲を見回しても、長剣などの装備は見当たらなかった。


「あの、俺の装備は知りませんか? 今すぐ、行かなきゃならないところがあって――」


「まあまあ、そうですわよね。装備は侍女たちに持って来させますわ。でもその前に、お茶でも御一緒にどうですか? 軽食なら御用意できますので、食べて行かれて下さい」


「そんな暇はないんです! 急いで行かないと、瑠胡が――」


「ランドさん、お待ち下さい。足の怪我のこともありますし、昨日からなにも食べていないのではありませんか? なにかを食べないと、体力が持ちませんわ。刻限まで七時間ほどありますから、今は落ちついて下さい」


「それ――」


 反論をしかけたところで、俺は目を見広げた。
 俺はまだ、ムンムさんに瑠胡が攫われたことや、刻限についての話をしていない。なのに、なぜ、そのことを知っていたのか――?
 そんな俺の疑問に答えるように、笑みを消したムンムさんは胸に手を添えた。


「わたくしは……竜神・ラハブの娘。そして、キングーの姉です」


「そ……んな。それじゃあ、ここは?」


「はい。竜神・ラハブの神界です」


 ムンムさんの発言に俺がショックを受けているとき、侍女らしい女性たちが、お茶や食べ物を運んで来た。ちびっ子の侍女も含めて、五人ほどでお茶の準備を終わらせると、すぐに部屋を出て行った。


「……丁度いいですわね。お茶をしながら、お話をしましょう。キングーの宮殿へ行く前に、わたくしの話を聞いて下さい。決して、無駄にはなりません」


 お茶らしいカップとパスタを使った生地にチーズを挟んだ焼き菓子――クナファというらしい――の置かれたテーブルに、俺とムンムさんは対面に座った。


「わたくしが海竜族としって、驚かれましたか?」


「そりゃ……まあ。ただ、わからないですね。なんでサンクマナで、俺の手伝いをしてくれたんです? キングーが瑠胡を狙っているのなら、俺を手助けしなきゃ良かったのに」


「弟……キングーが瑠胡姫を欲していることは、ご存知なのですね。あの子が、どこで瑠胡姫への想いを抱いたのか……それはわかりません。ただ瑠胡姫様への執着は、わたくしの想定を超えておりまして……」


「……ムンムさんは、キングーの味方ではないんですか?」


「やはり、そう思われますよね。父もキングーを可愛がっておりますし、その影響で海竜族もキングーに味方をする同胞が多いですもの」


 ムンムさんは僅かに目を伏せた。


「確かにキングーは、わたくしに瑠胡姫を手に入れるのを邪魔するなと――そのようなことを言ってきましたわ。ランドさんの気持ちを、わたくしに向けるよう籠絡せよと」


「な――」


 ムンムさんが、俺を手に入れる? 俺に好意的なことをしてきたのは、俺と瑠胡との分断のためだったのか――。
 俺が警戒心を露わにしたとき、ムンムさんは右頬に、おっとりと手を添えた。


「わたくし、その意味がまったくわからないんです。だって、ランドさんには瑠胡姫という素晴らしい相手がいますでしょう。それなのに、なぜ、わたくしがランドさんを籠絡する必要があるんでしょう?」


 ムンムさんはあくまでも、おっとりとしていた。
 言葉に嘘は無さそうだが、どこまで真実なんだろうか。俺は溜息を吐いてから、ムンムさんに問いかけた。


「それじゃあ……俺の手助けをしてくれるんですか?」


「もちろんです。まずは、お茶をどうぞ。少しですが、魔力を回復させる薬草を混ぜておりますから。あとクナファには、止血の効果がある薬草を入れてあります。それを食べたら、キングーの宮殿へ御案内致しますわ。今、弟の宮殿は特殊な結界に覆われておりますの。普通に向かっただけでは、その姿は見ることもできないでしょう」


「そう……なんですか」


 あのまま飛んでいても、宮殿を見つけられなかったかもしれないのか。
 沼地に引きずり込まれ、ムンムさんに助けられなければ、どうなっていたのか――それを考えると、複雑な気持ちになる。
 老ギランドに言われたことを思い出しながら、俺は大きく肩を揺らした。俺の表情が僅かに和らいだのを見て、ムンムさんはポンポンと手を叩いた。


「さあ、お茶が冷めないうちにどうぞ。そのあいだに、足の傷の治療を済ませましょう。お助けしてすぐに軟膏を塗りましたが、一晩で効果が薄れたようですし。痛み止めと、傷口の治癒の効果がありますから」


 ムンムさんに勧められるまま、俺はクナファと茶を口にした。どちらも空腹と疲労で身体が乾いていた俺には、至上の味わいだった。
 俺が食事をしてると、薬を持ってきた侍女が、俺の右脚に薬を塗布し始めた。神糸の服だけ捲ったが、僅かに見えた俺の肌は、かなり焼けただれていたらしい。
 かなりの範囲に広がった傷跡に、俺は思わず目を逸らしてしまった。
 傷薬の塗布が終わり、俺がお茶とクナファを食べ終えると、侍女たちが鎧や長剣を持ってきてくれた。
 装備が整うと、ムンムさんは俺を屋敷の外へと誘った。


「それでは、キングーの屋敷へ道を通しますわ」


 ムンムさんが指を鳴らすと、俺の目の前に空間の歪みが生じた。


「この中が、弟――キングーの宮殿ですわ。ただ……わたしを信用して、この中に入れますでしょうか。これが罠だと……不安ではない?」


 ムンムさんの問いに、俺は首を左右に振った。


「サンクマナでは、ムンムさんの助力が無ければ指輪は手に入らなかったですから。そのときに、あなたの言動は信じられると思いましたよ。それに、老ギランドが海竜族の神界にも味方がいると言ってました。あれは、ムンムさんのことだったんですね」


 心までは解らないが、言動は信じるに値するものばかりだった――そんな俺の意見に、ムンムさんはたおやかに微笑んだ。


「ありがとうございます。老ギランド様とは、古くから交流がありますの。あの御方から、瑠胡姫様とランドさんのことをお聞きして……そのときから、お二人を応援しておりますのよ。それはもう、鼻血が出るくらいの衝撃でしたもの」


 鼻血が出るほどの――という表現は、ちょっと意味不明だけど。それでも、俺と瑠胡のことを応援してくれるのは、素直に嬉しい。
 思わず微笑んでいると、ムンムさんは手振りで空間の歪みへと俺を促した。

「近くへ道を繋げるのは危険ですので、結界の端に出ます。護衛など増やしているでしょうから、お気を付けて」


「はい。ありがとうございます」


 俺が礼を述べたとき、頭上から羽ばたき音が聞こえて来た。
 見上げれば、青い鱗のワイアームが舞い降りてきた。


〝ムンム様、それはなりませぬ! 僭越ながら、力尽くでお止め申し上げます〟


 急降下してくるワイアームに俺が身構えると、ムンムさんが俺の背中に手を回した。


「ここは、お任せ下さい。ランドさんは、瑠胡姫の元へ」


「しかし――」


「まあまあ、心配なさって下さるんですね。でも、わたくしを信じて下さい。ここは、誰も通しませんわ」


 ムンムさんの返答に、俺は躊躇いつつ頷いた。ついさっき、彼女の言動を信じると言ったばかりだ。それを違えるのは、ムンムさんに対しても失礼だろう。


「わかりました。でも、無理はしないで下さい」


 俺はそう告げると、空間の歪みに飛び込んだ。



 一人残ったムンムは、白銀の鱗に包まれたワイアームへと変貌した。ただし、その全身は飛来したワイアームの三倍もある。
 四枚の翼を羽ばたかせ、青い鱗のワイアームの頭部ほどもある脚の指を広げた。
 その姿に怯む青いワイアームに、ムンムは雄叫びを挙げてから告げた。


〝あらあら、そんなに怯えなくていいのよ? さあ――止められるものなら、止めてごらんなさい〟

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本作を読んで頂き、誠にありがとうございます!

わたなべ ゆたか です。

ランドの休憩&宮殿への道開通回です。そしてムンムとの再会。これでようやく、キングーの宮殿へ突入です。
ランドの疲弊は戦闘も原因の一つですが、やはり食料などを持参していないのが大きいですね。飢えは体力だけでなく、精神的にも辛いですし。
疲弊しているので、魔力の回復も遅い……という感じです。
余談ですが、止血か化膿を抑える薬草は実在しますね。魔力を回復というのは実在しませんので、こちらは架空のものとなります。

少しでも楽しんで頂けたら幸いです。

次回もよろしくお願いします!
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