屑スキルが覚醒したら追放されたので、手伝い屋を営みながら、のんびりしてたのに~なんか色々たいへんです(完結)

わたなべ ゆたか

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第一〇部『軋轢が望む暗き魔術書』

四章-1

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 四章 解かれた堰


   1

 新たな坑道を造る掘削作業が一段落したため、俺は鉱夫たちと一緒に外に出ることにした。
 その途中、帰路の護衛を衛兵に任せた俺は、魔方陣の調査をしているリリンを呼びに行くことにした。
 魔方陣のある採掘場の手前で、中年の衛兵が敬礼してきた。


「ごくろうさまです」


「どうも、です。リリンを呼びに来たんですが……」


 そこで、俺は違和感に気付いた。採掘場の中から灯りが漏れているが、物音が聞こえてこない。
 俺は衛兵を振り返ると、採掘場へと指先を向けた。


「リリンは、まだいますか?」


「ええ。ここから出てはいません。途中、なにやら独り言を呟いているようでした……けど、言われてみたら、それから静かですね」


 首を傾げる衛兵から離れると、俺は採掘場へと飛び込んだ。
 魔方陣の側に置かれたランプは、まだ煌々と灯っている。だが、周囲を見回してもリリンの姿は見えなかった。


「――リリン、どこにいるんだ!?」


 呼びかけてみるが、返答はない。リリンは、冗談で黙っているようなじゃない。ということは、ここにはいない……衛兵の目をかいくぐって、しかも灯りすらない状況で坑道内を移動するというのは、考え難い。
 俺の様子に気付いた衛兵は、しきりに首を捻っている。


「おかしいな……壁を背にしていましたから、こっそり通ったわけはないんですが」


「それより、ほかの衛兵にも話をして、リリンを見かけた人がいないか、確かめて下さい。あと、小屋にいる瑠胡やセラにも報せを。俺は、坑道内を探してみます」


「は、はい」


 衛兵が小走りに去って行くと、俺は採掘場へと目を戻した。
 精神を集中させて、精霊たちの声を探す。だけど、鉱山の中だというのに、精霊たちの声は、かなり小さい。
 ようやく手繰り寄せた声も、リリンについては〝消えちゃった〟という返答だけだ。
 その声も、なにかに恐れているような印象があった。精霊たちが恐れるようなことが、この鉱山であったなら、俺たちも気付くと思うんだが――少なくとも俺たちが来てからは、そんな兆候はない。
 採掘場を順番に廻り、最後にもう一度、魔方陣のある採掘場へと戻ったが、リリンは見つからなかった。

 こんなことなら、一緒にいるべきだったか。                   

 後悔したが、もう後の祭りだ。
 俺が急いで外に出ると、瑠胡とセラ、それにエリザベートが坑道へと近づいてくるのが見えた。


「ランド、リリンがいなくなったと聞いたのですが……本当ですか?」


 セラからの問いに、俺は頷いた。


「少なくとも、坑道の中にはいません。精霊の声を拾いましたが、消えたという返答しか貰えなくて」


「精霊が……となると、本当に消えてしまったのでしょう。しかし、消えるとなると……神界などへ転移する門のようなものを使ったのでしょうか?」


「それは、俺ではわかりませんが……エリザベート、なにかわかるか?」


 瑠胡への返答に困った俺は、リリンと同じ魔術師であるエリザベートへと質問を投げた。 エリザベートは、いつになく真剣な表情で、杖の上端を顎に添えた。


「転移の魔術はあるわよ? ただ、それはかなり長い儀式を行って、ようやく発動できる代物でしかないの。こんな短時間での転移なんて、不可能だわ」


 エリザベートの返答に、俺たちは押し黙ってしまった。
 リリンがどこへ消えたのか。そして、どうやって消えたのか……こうして話をしていても、謎ばかりが積み重なっていくばかりだ。


「とにかく、俺は周辺を探してみます。瑠胡とセラは、小屋で衛兵たちからの話を聞いて下さい」


「……なにを言ってるんですか、ランド」


 瑠胡は俺の腕に手を添えながら、ジッと見上げてきた。


「わたくしも共に参ります」


「しかし、瑠胡……なにと遭遇するか、わからないんです。そんな危険な――」


「なおのこと、共に行かなければなりません。わたくしとランドは、つがいなのですから。こういうときこそ、助け合わなければ――そうでしょう?」


 そう言われると、反論の言葉が潰えてしまう。
 いくら夫婦――つがいとなったからといって、惚れた弱みというか、無理矢理に従わせるということができないでいる。
 セラの様子を伺えば瑠胡と同様、俺と一緒に来るつもりのようだ。


「わたくしも、瑠胡様と同じ考えです」


 こうなると、あとの人選は限られる。
 俺はエリザベートに、情報の取り纏めを頼むことにした。


「それじゃあ、エリザベート。テレサと一緒に、衛兵たちからの情報を纏めてくれないか? なにか分かれば、使い魔経由でもいいから教えて欲しい」


「まあ、別にいいけど。それにしても……あんた、尻に敷かれてない?」


 ……ほっとけ。

 とにかく、だ。俺は瑠胡やセラとリリンを探しに出た。
 集落の中は衛兵に任せて、鉱山の周囲を探すことにした。ドラゴンの翼で飛べば、かなりの広さを捜索できる。
 およそ一五マーロン(約一八メートル七五センチ)の高度で飛翔しながら、リリンを探した。
 見晴らしの良い荒れ地に、人影らしいものは見えない。


「ランド、あそこに森が見えます」


 セラが示した方向――鉱山から見て集落と正反対の方角に、森が広がっていた。鬱蒼と茂っているためか、中央部分は黒っぽく見える。
 精霊の声を拾っているが、めぼしい返答はない。坑道内と同じく、なにかに怯えている精霊たちの気配が、ヒシヒシと伝わってきた。


「行くしかないでしょう」


 セラに促され、俺は溜息交じりに頷いた。
 正直に言えば、俺だけで行きたかった。瑠胡やセラを危険に晒したくないからだけど、先のやりとりもあるから、皆で行くしかない。
 森の中に入ると、一気に視界が薄暗くなる。
 森の中は、異様な静けさだった。鹿や熊など大型の獣はもちろん、小鳥のさえずりや虫の羽音すら聞こえない。


「どうしたんでしょうね、この様子は」


「なにか……妙な気配が漂っております。ランド、警戒を――」


「ええ。なにかいます」


 俺は魔剣の柄に手をかけながら、周囲を警戒した。
 なにか妙だが、前に遭遇した気配な気がする。そんなとき、俺たちの前にある地面が盛り上がり始めた。


〝貴様たち……こんなところで、なにをしている。こんなところで、遊んでいる暇があるっていうのか?〟


 メイオール村で撃退したはずの、魔族の姿をしたユバンが地中から現れた。
 見た目だけでは、傷の様子が窺えない。もう癒えたのか、それとも血が止まっただけなのか。
 そしてリリンの失踪に、こいつが関わっているのか――。

 ――戦えば、わかるさ。

 俺は魔剣の柄に手を添えたまま、左手で臨戦態勢だった瑠胡とセラを制した。
 俺が持っている魔族への印象と、ユバンの言動にはズレがある。実際に見たことのある魔族は数えるほどもないから、書物からの知識によるものだが。
 炎を纏う魔剣を手にするユバンに、瑠胡やセラを襲う気配はない。そんなところも、妙に気になった。


「ユバン、まだリリンを殺すつもりなのか?」


〝ユバン――ああ、それは人の世に紛れるために名乗ったものだったな。我が名はユバンラダケ。貴様らが魔族と呼ぶ中で、魔霊ダイモーンという種の一柱だ〟


「魔霊――始めて聞くな。なんでそんなものが、リリンを殺そうとするんだ?」


〝無知が――あれは贄だと言ったはず。どうせ死ぬなら、我が望みのために死――〟


 言葉の途中で、ユバンラダケは俺たちを見回した。
 銀色の体毛に覆われた顔にある四つの目が、バラバラに動いた。それはどこか焦りというか、まるで有り得ないものを目の当たりにしたような、そんな感情の揺れが垣間見えた。
 炎の剣を持つ腕をだらんと垂らし、逆の手の人差し指と中指を俺へと向けた。


〝おい……あの娘は、どうした。一緒ではないのか?〟


「……鉱山で、いなくなった。おまえが絡んでいるんじゃないだろうな」


〝我が絡んでいるなら、こんなに驚くわけがないだろう!? なぜだ。なぜ、あの娘が共にいないのだ! あの娘を殺させないつもりなら、せめて監禁し、監視し、誰とも会わせるべきではないはずだ〟 


 予想とは別方向の指摘に、俺は戸惑うしかない。


「おまえ……言ってることが無茶苦茶だ。リリンを殺したいのか、護りたいのか、どっちなんだよ」


〝どっちも糞もない。このままでは――神魔大戦が起きるぞっ!!〟


「神魔大戦――って」


 これは以前、ニッカーという魔族から聞いたことがある。詳細はあとから瑠胡や紀伊から教えてもらったが、すべての生物を巻き込んだ神々と魔族の戦争のことだという。
 その結果、どちらが勝利したとしても今存在することわりは、すべて破壊されるだろう――と、俺は聞いていた。


「リリンが、神魔大戦に関係あるのか?」


〝だから、贄だと言っているだろう! あれはもう、神魔大戦のための贄にしかならん。この世界を護るため、早急に殺さねばならんのだ〟


 ユバンラダケの発言に俺だけでなく、瑠胡やセラも驚きを隠しきれなかった。
 神魔大戦のこともそうだが、よりにもよって魔族が世界を護ると発言するとは思わなかった。


「おまえ……魔族が神魔大戦を防ごうっていうのか? 今の世界を護るって……本気で言っているのかよ」


〝なぜ、我の言葉を疑う。神とて、世界の破壊を目論む邪神や破壊神がいるだろう。世界を護ろうとする魔族がいて、なにが悪い〟


「ユバンラダケと申したか。御主の発言は興味深いが……妾たちにとって、理解できぬことがある。御主はリリンを贄と申したはず。それは、神魔大戦を起こすための贄という意味ではないのかえ?」


〝違う、違うぞ、天竜の娘よ。あの娘は神魔大戦の贄になろうとしている。それを防ぐには最早、あの娘を殺すしかない。世界を存続させるための贄として、殺すしかない――そういう意味だ。なぜ、まだ理解できぬのか〟


 ……できるか、そんなの。

 すべてを知っていないと、理解できない内容だ。それに、選択した単語が悪すぎる。これで敵対するなっていうほうが、無理があるだろ。
 俺は魔剣を構えていた腕を下ろすと、ユバンラダケに問いかけた。


「……その神魔大戦を起こそうとしているのが、リリンだっていうのか?」


〝しらん。ただ、そのための力を得ているのは確かだ。さあ、我はすべてを説明したぞ。貴様はどうする? 天竜はどうする。あの娘を放置して神魔大戦を起こすか、それとも我と娘を殺すか〟


 ユバンラダケが迫る選択に、俺たちはすぐに返答ができなかった。
 世界を護る、そしてリリンの命――理屈だけで考えれば、二つを天秤にかければ世界を護ることを選ぶだろう。
 だけど……リリンと過ごしてきた俺たちにとって、そんな二者択一では済ませられることじゃない。
 沈黙の中、俺の中で魔剣がうっすらと光を放っていた。

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本作を読んで頂き、誠にありがとうございます!

わたなべ ゆたか です。

ユバンラダケですが、これは例によっての悪魔の辞典からです。善なるダイモーンとして紹介されていますが、炎の剣を持っていること以外、ほぼ記載がないという。

あと約束通りに、ユバンが前にした発言の答えも書いておきました。

……うん。書いた本人、事前知識(神魔大戦との関係性)がないと、理解できんよなーと思っておりました。

少しでも楽しんで頂ければ幸いです。

次回もよろしくお願いします!
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