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第一章
訓練2
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ロベルトの訓練メニューは、より激しくなり。
それに『スキル』訓練も加わった。
朝食前に全速力ランニング、朝食後昼までは、訓練場で筋トレ、昼食後は再び訓練場で剣術や体術を始めた。そして、夕食後
「ユウト スキルのトレーニングだけど、何するの?」
「まず、この城の1階の見取図を描く。
それから『探知』スキルを発動して、頭の中のマップをその広さまで広げるんだ。
そして、そこに人が何人居て、どこに居るかを『探知』するのが課題だ」
ロベルトは、このスキルを伸ばす訓練は、かなり苦戦した。
彼は地図的感覚や方向感覚が乏しく「真っ直ぐ行ってどこを曲がると広間」的に面では無く、線で場所を捉えていた。
目的の場所に行くのにも、最初に覚えた通りに行くクセがあって、近道が有るのに、わざわざ遠回りをすることがよくあった。
そのため、王宮の見取図は中々完成しなかった。
そして、ある夜王宮の中を調べる為に歩き回っているとパンチ兄に出くわした。
「お前!なに、ウロウロ歩き回ってるんだ!
目障りだ!」
そう叫ぶと、いつものようにいきなり殴りかかってきた。
これまでは、うずくまって「ごめんなさい。ごめんなさい」と言いながら、兄が殴りあきるのを耐えていた。
しかしこの夜ロベルトは、兄のパンチを躱した。
すると兄は、ますます真っ赤になって襲いかかってきた。
ロベルトは「ごめんなさい。ごめんなさい」と言いながら、ダッシュでそこから逃げ出した。
兄のパンチはしばらく追いかけて来たが、途中で諦めたようだ。
兄が追って来なくなった場所と兄の部屋へのルートとここから自分が部屋に戻るルートで兄と出くわさないのはどこを通ればいいのだろう?
「おっ、ロベルト!それこそ『探知』の出番だぞ。
モンスターを狩るにも、モンスターに出会わないように立ち回るにも役立つスキルだ。
お前にとっての兄は、モンスターだろ。
がんばって回避しろよ」
「ユウト、そんなこと言っても………」
「じゃあ 諦めて殴られろ。自動回復で治るから心配すんなって」
ロベルトは『探知』を使って兄のパンチを探した。
すると、これまで狭い範囲しか広げられなかったマップがいきなり王宮全体に広がった。
兄の赤い点がマップの中を移動しているのがわかった。
そして、なんと、兄は、ロベルトの部屋の前で止まった。
しつこいなぁー
「ユウトどうしたらいいと思う?」
「『探知』し続けるんだな、そんでみんなが寝静まる頃にな………」
夜がふけてきた。
兄は、相変わらずロベルトの部屋の前で腕組みをして立っている。
作戦の決行だ!
兄から見える所まで近づいた。
兄のパンチが
「てめぇ。逃げるんじゃねぇー」と追いかけて来る
「兄さん、ごめんなさい。殴らないでー」
と叫びながら、走って逃げる。
兄が息を切らして立ち止まる。
大声で「兄さん、ごめんなさい」と言いながら近づく。
「コノヤロー。殴らねーと気が済まない」
また「殴らないでー、ごめんなさい」と叫んで逃げ回る。
兄は追い付けない。
「真夜中に何事?」な感じで、アチコチドアを少し開けて僕らの様子を覗ってる人が増えてきた
「お前 こんな時間に大声出すんじゃねぇよ」
「だって、兄さん殴ってくるんだもん。」
「わかったよ、許してやるから、こっちに来い!」
「本当?本当に殴らない」
最大の警戒をしながら近づく。
「ああ、今日は殴らないでおいてやるよ」
そう言う兄の間合いに入った瞬間。
予想通り兄は殴りかかってきた。
ロベルトは又も、パンチを躱して、大声で逃げ回る。
「助けて~誰か助けて~
何もしてないのに~
兄さんが殴ってくるよ~
助けて~」
近衛兵が騒ぎを聞きつけてやって来た。
僕は、すかさず近衛兵の後ろに、回って隠れた。
「兄のパンチがすれ違っただけなのに、殴って来るんです。助けて下さい。」
兄が鬼の形相でやって来た。
「おい、お前。そいつを俺に渡せ。」
「申し訳ございません、それはできかねます」
「何だと!貴様!俺を誰だが知ってての物言いか?」
「はい。貴方様は、パンチ殿下で、こちらはロベルト殿下です。
真夜中に、寝ている城中の者を起こすような兄弟喧嘩は、されるべきではございません。」
「貴様!貴様の事は覚えておくぞ。俺に意見してただで済むと思うなよ!」
パンチ兄は、怒りながらも踵を反した。
「お前らも見てんじゃねぇ!ぶっ飛ばすぞ!」
野次馬たちを恫喝しながらパンチは部屋へと戻って行った。
「あ~ 恐かった。
どうしよう。おれ不敬罪で捕まるのかなぁ」
と近衛兵は呟いた。
ロベルトは近衛兵の前に回って
「あっ!ブルーベリーさん」
「気がつかなかったんですか?」
「はい、逃げるのに必死でわかりませんでした。」
「そうですか。短い間でしたがありがとうございました。」
ブルーベリーさんは、気落ちした表情でそう告げた。
「ぼくにできる限り、今度はぼくが君を護るよ」
その言葉にギャラリーがわっと沸いた。
「ありがとうございます。そのお言葉だけでも、嬉しく思います」
ブルーベリーさんは、引きつった顔で無理矢理笑顔を作った。
翌朝『探知』を使いながら食堂に向かう。
王様がにこやかに、ロベルトを迎えた。
「ロベルト、夜中に鬼ごっこは感心せんぞ」
「王様、わたしは、お叱りを受けます。
ですがお願いです。
私を兄から守ってくれた近衛兵のブルーベリーさんはお咎め無いようにしてもらえませんか。」
「よう言った!一部始終を見ておった何人かの者からも報告があがっている。
近衛兵は、勇気ある諫言と褒めておこう。
パンチには反省するまで謹慎を命じた。」
「父さん、兄さんも許してあげてよ。そうでないと、もっとぼくが恨まれちゃうよ」
「それはダメだ。ものの善悪も人の気持も汲めないまま、あいつが人の上に立ったらこの国はどうなる。
わしには、パンチを育てる義務があるのだ。」
王様の思いは、よくわかった。
王家を守って行くためには、二人の兄に帝王学を叩き込まないといけないのだ。
ロベルトが成人したら、王宮から逃げ出すのを許してくれただけでも、王様としては、英断なのだろう。
今さらながら父である王様に感謝した。
「ロベルト。お前も辛いな。俺が少し助けてやるよ。パンチのお前へのイジメを俺が止めさせる。」
その日の夜中
ユウトはロベルトの体から抜け出て、寝ているパンチに入った。
そして、パンチに夢を見させた。
自分がロベルトになってしまって、パンチにイジメられる夢だ。
人の顔を見るなり殴ってくるパンチ。
いくら謝ってもやめてくれない暴力。気絶するほどの痛みも再現する。
このまま殺される恐怖をしっかりと感じさせる。
無抵抗なのに理不尽な暴力を延々と加えられる。
続けて夢は、パンチがこれまで一方的に服從させた人々から追いかけ回されて、どんなに許しをこうても駄目で、しまいには処刑される夢だ。
なんども繰り返しこの夢を見させて、朝を迎えた所でユウトはパンチを解放して、ロベルトの元に戻った。
そして、次の夜もユウトはパンチを支配し夢を見させた。
その次の夜は、パンチは寝なかった。
ちょっとした物音に怯え、挙動不審なまま、まんじりともせずに、朝を迎えた。
そしてまた夜を迎える。
「恐いよ~恐いよ~」
もう目は狂人となり、怯えた動物のように部屋の隅で腕を組んでうずくまっている。
もう直ぐ夜が開ける頃になって、さすがに疲れ果てたのかパンチは眠りに落ちた。
ユウトは直ぐにパンチの意識を支配して、パンチに自分が王様になった夢を見させた。
家来から信頼され、家来の意見にもよく耳を傾け、民からも親愛を持たれてる王としての夢だ。
嫌だけど、少しは、いい夢も見せないとな。そろそろ発狂しそうだからな。
ユウトはロベルトの元に戻った。
「ねぇユウト、パンチになんでいい夢見せたの?」
「発狂するまで、追い込んだ方が良かったか?」
「そんなことないけど」
「これで、お前のことイジメるのは、やめると思うぞ」
「そうかなぁ~」
それから数日後、パンチの謹慎は解けて、朝食時に王の前でロベルトと顔を合わせた。
「ロベルト。今までイジメて悪かった。謝るよ。」
「ぼくも大声出して逃げ回ってごめんなさい。」
「よし。それでこそ お前たち、わしの子どもじゃ。
許して謝る勇気をこれからも大切にするのだぞ。」
それに『スキル』訓練も加わった。
朝食前に全速力ランニング、朝食後昼までは、訓練場で筋トレ、昼食後は再び訓練場で剣術や体術を始めた。そして、夕食後
「ユウト スキルのトレーニングだけど、何するの?」
「まず、この城の1階の見取図を描く。
それから『探知』スキルを発動して、頭の中のマップをその広さまで広げるんだ。
そして、そこに人が何人居て、どこに居るかを『探知』するのが課題だ」
ロベルトは、このスキルを伸ばす訓練は、かなり苦戦した。
彼は地図的感覚や方向感覚が乏しく「真っ直ぐ行ってどこを曲がると広間」的に面では無く、線で場所を捉えていた。
目的の場所に行くのにも、最初に覚えた通りに行くクセがあって、近道が有るのに、わざわざ遠回りをすることがよくあった。
そのため、王宮の見取図は中々完成しなかった。
そして、ある夜王宮の中を調べる為に歩き回っているとパンチ兄に出くわした。
「お前!なに、ウロウロ歩き回ってるんだ!
目障りだ!」
そう叫ぶと、いつものようにいきなり殴りかかってきた。
これまでは、うずくまって「ごめんなさい。ごめんなさい」と言いながら、兄が殴りあきるのを耐えていた。
しかしこの夜ロベルトは、兄のパンチを躱した。
すると兄は、ますます真っ赤になって襲いかかってきた。
ロベルトは「ごめんなさい。ごめんなさい」と言いながら、ダッシュでそこから逃げ出した。
兄のパンチはしばらく追いかけて来たが、途中で諦めたようだ。
兄が追って来なくなった場所と兄の部屋へのルートとここから自分が部屋に戻るルートで兄と出くわさないのはどこを通ればいいのだろう?
「おっ、ロベルト!それこそ『探知』の出番だぞ。
モンスターを狩るにも、モンスターに出会わないように立ち回るにも役立つスキルだ。
お前にとっての兄は、モンスターだろ。
がんばって回避しろよ」
「ユウト、そんなこと言っても………」
「じゃあ 諦めて殴られろ。自動回復で治るから心配すんなって」
ロベルトは『探知』を使って兄のパンチを探した。
すると、これまで狭い範囲しか広げられなかったマップがいきなり王宮全体に広がった。
兄の赤い点がマップの中を移動しているのがわかった。
そして、なんと、兄は、ロベルトの部屋の前で止まった。
しつこいなぁー
「ユウトどうしたらいいと思う?」
「『探知』し続けるんだな、そんでみんなが寝静まる頃にな………」
夜がふけてきた。
兄は、相変わらずロベルトの部屋の前で腕組みをして立っている。
作戦の決行だ!
兄から見える所まで近づいた。
兄のパンチが
「てめぇ。逃げるんじゃねぇー」と追いかけて来る
「兄さん、ごめんなさい。殴らないでー」
と叫びながら、走って逃げる。
兄が息を切らして立ち止まる。
大声で「兄さん、ごめんなさい」と言いながら近づく。
「コノヤロー。殴らねーと気が済まない」
また「殴らないでー、ごめんなさい」と叫んで逃げ回る。
兄は追い付けない。
「真夜中に何事?」な感じで、アチコチドアを少し開けて僕らの様子を覗ってる人が増えてきた
「お前 こんな時間に大声出すんじゃねぇよ」
「だって、兄さん殴ってくるんだもん。」
「わかったよ、許してやるから、こっちに来い!」
「本当?本当に殴らない」
最大の警戒をしながら近づく。
「ああ、今日は殴らないでおいてやるよ」
そう言う兄の間合いに入った瞬間。
予想通り兄は殴りかかってきた。
ロベルトは又も、パンチを躱して、大声で逃げ回る。
「助けて~誰か助けて~
何もしてないのに~
兄さんが殴ってくるよ~
助けて~」
近衛兵が騒ぎを聞きつけてやって来た。
僕は、すかさず近衛兵の後ろに、回って隠れた。
「兄のパンチがすれ違っただけなのに、殴って来るんです。助けて下さい。」
兄が鬼の形相でやって来た。
「おい、お前。そいつを俺に渡せ。」
「申し訳ございません、それはできかねます」
「何だと!貴様!俺を誰だが知ってての物言いか?」
「はい。貴方様は、パンチ殿下で、こちらはロベルト殿下です。
真夜中に、寝ている城中の者を起こすような兄弟喧嘩は、されるべきではございません。」
「貴様!貴様の事は覚えておくぞ。俺に意見してただで済むと思うなよ!」
パンチ兄は、怒りながらも踵を反した。
「お前らも見てんじゃねぇ!ぶっ飛ばすぞ!」
野次馬たちを恫喝しながらパンチは部屋へと戻って行った。
「あ~ 恐かった。
どうしよう。おれ不敬罪で捕まるのかなぁ」
と近衛兵は呟いた。
ロベルトは近衛兵の前に回って
「あっ!ブルーベリーさん」
「気がつかなかったんですか?」
「はい、逃げるのに必死でわかりませんでした。」
「そうですか。短い間でしたがありがとうございました。」
ブルーベリーさんは、気落ちした表情でそう告げた。
「ぼくにできる限り、今度はぼくが君を護るよ」
その言葉にギャラリーがわっと沸いた。
「ありがとうございます。そのお言葉だけでも、嬉しく思います」
ブルーベリーさんは、引きつった顔で無理矢理笑顔を作った。
翌朝『探知』を使いながら食堂に向かう。
王様がにこやかに、ロベルトを迎えた。
「ロベルト、夜中に鬼ごっこは感心せんぞ」
「王様、わたしは、お叱りを受けます。
ですがお願いです。
私を兄から守ってくれた近衛兵のブルーベリーさんはお咎め無いようにしてもらえませんか。」
「よう言った!一部始終を見ておった何人かの者からも報告があがっている。
近衛兵は、勇気ある諫言と褒めておこう。
パンチには反省するまで謹慎を命じた。」
「父さん、兄さんも許してあげてよ。そうでないと、もっとぼくが恨まれちゃうよ」
「それはダメだ。ものの善悪も人の気持も汲めないまま、あいつが人の上に立ったらこの国はどうなる。
わしには、パンチを育てる義務があるのだ。」
王様の思いは、よくわかった。
王家を守って行くためには、二人の兄に帝王学を叩き込まないといけないのだ。
ロベルトが成人したら、王宮から逃げ出すのを許してくれただけでも、王様としては、英断なのだろう。
今さらながら父である王様に感謝した。
「ロベルト。お前も辛いな。俺が少し助けてやるよ。パンチのお前へのイジメを俺が止めさせる。」
その日の夜中
ユウトはロベルトの体から抜け出て、寝ているパンチに入った。
そして、パンチに夢を見させた。
自分がロベルトになってしまって、パンチにイジメられる夢だ。
人の顔を見るなり殴ってくるパンチ。
いくら謝ってもやめてくれない暴力。気絶するほどの痛みも再現する。
このまま殺される恐怖をしっかりと感じさせる。
無抵抗なのに理不尽な暴力を延々と加えられる。
続けて夢は、パンチがこれまで一方的に服從させた人々から追いかけ回されて、どんなに許しをこうても駄目で、しまいには処刑される夢だ。
なんども繰り返しこの夢を見させて、朝を迎えた所でユウトはパンチを解放して、ロベルトの元に戻った。
そして、次の夜もユウトはパンチを支配し夢を見させた。
その次の夜は、パンチは寝なかった。
ちょっとした物音に怯え、挙動不審なまま、まんじりともせずに、朝を迎えた。
そしてまた夜を迎える。
「恐いよ~恐いよ~」
もう目は狂人となり、怯えた動物のように部屋の隅で腕を組んでうずくまっている。
もう直ぐ夜が開ける頃になって、さすがに疲れ果てたのかパンチは眠りに落ちた。
ユウトは直ぐにパンチの意識を支配して、パンチに自分が王様になった夢を見させた。
家来から信頼され、家来の意見にもよく耳を傾け、民からも親愛を持たれてる王としての夢だ。
嫌だけど、少しは、いい夢も見せないとな。そろそろ発狂しそうだからな。
ユウトはロベルトの元に戻った。
「ねぇユウト、パンチになんでいい夢見せたの?」
「発狂するまで、追い込んだ方が良かったか?」
「そんなことないけど」
「これで、お前のことイジメるのは、やめると思うぞ」
「そうかなぁ~」
それから数日後、パンチの謹慎は解けて、朝食時に王の前でロベルトと顔を合わせた。
「ロベルト。今までイジメて悪かった。謝るよ。」
「ぼくも大声出して逃げ回ってごめんなさい。」
「よし。それでこそ お前たち、わしの子どもじゃ。
許して謝る勇気をこれからも大切にするのだぞ。」
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