魔法使いフウリン

烏帽子 博

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第二章

主役はリタ

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ー あなたなら、どうするリタ?ー

ー 見つけたら、消える前に仕留めます ー

ー そうね、私も同じ意見よ それで? ー

ー それで!ー

ー どうやって気づかれる前に仕留めるの?
いぃい わかってるとは思うけど、これはあなたの為にしてることよ、私が全部お膳立てして、はいどうぞ ってのじゃあ駄目だと思うの。
リタ サキュバスになる為の儀式は覚えているわよね ー

血の契約
主たる者の血液を、従たる者が狩ったユニコーンの角に、なみなみとそそぎ、従たる者はこれを飲み干し、終生の隷属を誓う。
そして、主たる者は、月が6度満ち欠けする間、毎夜精により得た魔力を、従たる者に注ぎ込む。同じ相手とは、3日を開けなければ、精を受けてはならない。
従たる者は、この間精を得てはならない。

ー 「従たるものが狩った」の部分があるでしょ。これはあなたが主役で狩りをしないといけないと思うの。
「とどめだけ、自分がやりました」が通用する保証は無いでしょ
私はフォローするけど、主役はあなたよ ー

ー 師匠、私にできますか?ー

ー キンブルさんも言ってたでしょ、今のあなたはBランクでも実力はAランクよ、自信を持ちなさい
状況を整理して、あなたなりの作戦をたててみて。
私は、魔力の補充に行ってくるから、作戦は明日聞かせて ー




「あなたが欲しい キンブル」
予想通り彼からは、たっぷりと魔力の載った精をもらえた。
3回目の後、私が魔力として取り込んでいる時に、魅惑が少し弱まったようだ。

「ああ 俺はどうしたんだ!
フウリンさん、申し訳ない、この責任はとるから、内密にしていただけないか」

「キンブルさん、責任は取らなくていいわ。誘ったのは私の方からだし。リタ以外誰にも言わない。その代わり、4日後にもう一度抱いてください。」

「それだけでいいのか?」

「セッティングはお任せします。忘れられない夜の演出して下さいね」

「わかった。任せてくれ」

キンブルさんの記憶を消す事はしなかった。この人には色々と利用価値が有りそうだから。

「それじゃあ。またね。ユニコーンと氷のユリのことで、他に何かわかったら教えてね。」

魔力が充実して気分がハイになってる。
酒場に行って喧騒に揉まれたいと思って歩いていると

「ねえちゃん 一人かい?
俺たちと遊んで行かないかい?」

「いいわよ。何処でもついていってあげるわ。その代わり満足させてくれないとひどいからね。」

「おっ いい度胸だね。何されるか分かってるのか?」

「話はいいから 早く行きましょ」

「この女ノリノリだぜ アハハ」
男その1が手首を掴んで、押し倒そうとしてきたので、足をはらって投げ飛ばした。

「イテテ 何しやがる!この野郎」

「野郎じゃないわ。可愛い女の子よ。
あんたらは慣れてるかも知れないけど、私はこんなところじゃ嫌よ、ベッドのある所にしてよ」

「お前何もんだ!偉そうに」

「何よ!怖気づいたの?嫌ならここでお別れしてもいいのよ。そしたら、こんないい女2度と抱けないわよ
今日は、気分がいいからつきあってあげようかと思ったのに、残念ね」

「おい やっちまうぞ!」
3人の男はナイフを持って向ってきた。

「ナイフは貰うね。」
無限箱に男たちのナイフを収納した。

「えっ!な ナイフが無い」


「ふふふっ 詰まらないギャグ言ってる余裕は無いわよ。
ちょっと空中散歩でもどうかな~」

3人の男を空中に浮かび上がらせた

「アジトで私といいことするって約束したら、ゆっくり降ろしてあげる。
ここで別れたいなら、そこから落とすけど、どうする?」


「な 何でも言うことききます。お願いします。ゆっくり降ろして下さい。」

「最初から素直にそうすればいいのに バカね。」

私は、3人のアジトに行き、しっかりと2人から精を吸い取らせてもらった。
残りの1人は病気持ちだったので、今回は見送り、薬を渡してやった。

「姐御、今日はありがとうございました。」

「そこらの娘襲っちゃ駄目よ、4日後にまた来るから。
それまでに、この部屋を掃除しときなさい!あとベッドも天日干ししてよ。汚くすると病気になるわよ。
ちなみに、逃げても無駄よ、もう覚えたから。」

私はそう言い残して、ビアンカにもらった光る砂を少しだけ撒きながら飛び上がった。

「飛んでっちゃったな」

「ああ 俺たち夢見てたのかな」

「いや ありゃ魔女だよ」

「どうする4日後に来るって言ってたよな」

「言う通りにしないとヤバイだろ。勝てる相手じゃないぞ」

「兄貴 俺たちこれからどうなるんですか?」

「姐御の手下にしてもらえば、殺されることは無いと思うぜ」



家に帰ると、リタがニコニコして待っていた。

「おかえりなさい、また師匠 一段と綺麗になってますね。少し魔力分けてもらえますか?」

「リタ 顔が赤いけど、どうしたの?」

「師匠がお出かけになってから、今頃師匠は誰かと……
そんなこと考えたら、たまらなくて、身体が、さっきから熱くて仕方ないんです。」

「サキュバスになったら、いつもそんな感じよ。慣れることね」

「そう言わず、今夜だけでもお願いします」

「仕方ないなぁ ベッドで待ってて、後で運ぶのは面倒だから」

「はあーい」

リタは嬉しそうに自分の部屋に走って行った。

ちょっと背徳感を感じながら、ゴロツキたちから吸い取った分の魔力をリタに流し込んだ。

「ちゃんと魔力混ぜて、取り込むのよ。」

「ああ はい いい ああ もう 激しいです ハァハァ
うーん 取り込みました
ハァハァ もう らめぇ~」

「おやすみ。明日はリタの考えた作戦聞かせてもらうよ」
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