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第二章
おのぼりさん
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王都へのゲートが閉まる時間になると、列の進みが早くなった。
なんでも、整理券が配られて、翌日の朝開門時に、整理券の順からの入場受付となるそうだ。
整理券を受け取った人から。列がバラけて行く。
「あ~あ~ みんな6千番代かぁ。明日もかなり待たされそうね。」
グチるリタをよそにマリアが
「屋台がいっぱい出てますね。まるでお祭りみたい。フウリン、見に行ってもいいかしら」
「ヒューリと二人でならね
はぐれないでよ」
入場待ちの人狙いで、屋台が城壁周りに立ち並んでいる。
いつもこうなんだろうな。
マリアが歩き始めると、女性とぶつかった。するとマリアの後にいた子供がマリアのバッグに手を伸ばした。
気づけよヒューリ!
ヒューリは「大丈夫?」転びそうになったマリアを気づかっている。
「リタ!」
「はぁ~い」
リタは一瞬でぶつかった女性と子供を魔力で拘束した。
「マリアのお財布返しなさい」
「えっ?お財布?」慌ててマリアはバッグの中を探っている。
「知らねぇよ財布なんか、調べてみろよ、持ってねぇよ」
「いいわよ、それじゃあ、皆んなの見てる前で、この女の人に、全裸になってもらいましょうかしら」
「えっ!」
「すったあと、渡す所まで見てたわよ」
「チクショウ、好きにしやがれ!」
「だから、お財布を返してくれればいいのよ。あとはいいわ。逃してあげる」
スリの子どもは「えっ」って不思議そうな顔をした。
グルの女はだまって財布をマリアに差し出した。
「じゃあな!あんた凄いな。俺を捕まえたのは、アンタが始めてだ。次はバレないように、あんたからスッてやる」
「百年修行しても無理よ。フフフ。」
「マリアとヒューリ 緊張感を忘れずに。」
街道脇の少し広い場所に、無限箱からテントを出して設営して、焚火をおこした。
その様子をチラチラ見てる男がいたが、別に気にしないでいた。
しばらくすると、5人の男がやって来た。
「ねえちゃん 誰に断ってここにテント張ったんだ?」
「誰に?誰にも断ってないわよ」
「ここは、俺たちの縄張りだ、ここにテント張るなら、場所代を払って貰おうか?」
「お金を取るの?それは嫌よ。」
「おい 嫌よって言われて、ハイそうですかってわけには行かねえんだよ」
「それじゃあ、身体で!
テントの中にどうぞ」
「えっ?」
5人のゴロツキをテントの中に入れて、魅惑を使った。
外に出られない様に結界を張って、5人からしっかり搾り取った。
私に関する記憶を消して、開放した。
ー リタ 待った?戻って来ていいわよ ー
リタ、マリア、ヒューリの3人仲良く帰ってきた。
「フウリンさんも来ればよかったのに、串焼きとか、焼そばとか美味しかったわよ。
ボッタクリ弁当買わなくて正解でした。」
「俺はあの揚げ物が旨かった、酒に合うよなぁ」
「私も魔力たっぷり男たちから補給したわよ、でも食事はこれから。
食べるのは在庫のごちそうにしておくわ」
「師匠~ 私も食べさせて下さい」
「リタは、屋台で食べたんだろう」
「だって、師匠の在庫って宿屋『マンマのスープ』のご飯ですよね。それ絶対美味しいやつですよね~食べたいですよ」
私は無限箱からテーブルや椅子を出して、数々の料理を並べた。
「おっ、こりゃうまそうな。
フウリン、俺もごちそうになっていいかい」
「いいわよ、どうせそうなると思ったから、マリアもどうぞ」
私たちがワイワイと食事をしてると
「あんたら旨そうなもん食ってるな。
なぁ 金払うから俺にも食べさせてくれないか?」
「あなた一人?仲間は居ない?」
「俺はソロで冒険者やってるリュウって言うんだ。仲間はいない」
「じゃあいいわよ。こっちの席にすわって。
リタ 彼が席に着いたら、周りからわからないように結界張って、次々来たら困るから」
「リュウ、あなた都を拠点にしてるの?」
「そうだよ。でも俺もまだ都に来て3年目の新参者さ」
「リュウ 都に入ったら色々と教えてくれないかな、町の案内とかしてくれたら、食事代は要らないよ」
「えっ ホントか?こんな美味い飯、都でもそうそうないぜ。案内引受けた」
「所であなた、都に来る前はどこにいたの?」
「トッポの町だけど、それが何か?」
「へえー トッポの町。私もそこで冒険者してたんだけど。
フウリンよ。知らない?」
「えっ! じゃ もしかして、あの頃ジンの兄貴と一緒にいた姉さんですか」
「フフフ そのもしかしてよ。貴方はおとうと弟子になるのかしら?」
「そっか、そうなりますね。戦い方はジンさんから指導を受けました。
だけどこんなところで、こうして出会うなんてビックリですね」
「そうね。会った時からそうかなぁ~って思ったけど驚いたわ。
で、ジンはその後どうだったの?ハーレム作ってた?」
「ハーレム?何のことですか?ジンさんは、彼女の一人もいませんでしたよ。
ダンジョンで魔物を狩って、そのお金で僕らを助けてくれてました」
アタシがサキュバスとして目覚めてヤリまくってる間に、ジンは聖人君子か!
マザコンのお兄ちゃん、いつまで引きずってるのよ。困ったヤツね。
なんでも、整理券が配られて、翌日の朝開門時に、整理券の順からの入場受付となるそうだ。
整理券を受け取った人から。列がバラけて行く。
「あ~あ~ みんな6千番代かぁ。明日もかなり待たされそうね。」
グチるリタをよそにマリアが
「屋台がいっぱい出てますね。まるでお祭りみたい。フウリン、見に行ってもいいかしら」
「ヒューリと二人でならね
はぐれないでよ」
入場待ちの人狙いで、屋台が城壁周りに立ち並んでいる。
いつもこうなんだろうな。
マリアが歩き始めると、女性とぶつかった。するとマリアの後にいた子供がマリアのバッグに手を伸ばした。
気づけよヒューリ!
ヒューリは「大丈夫?」転びそうになったマリアを気づかっている。
「リタ!」
「はぁ~い」
リタは一瞬でぶつかった女性と子供を魔力で拘束した。
「マリアのお財布返しなさい」
「えっ?お財布?」慌ててマリアはバッグの中を探っている。
「知らねぇよ財布なんか、調べてみろよ、持ってねぇよ」
「いいわよ、それじゃあ、皆んなの見てる前で、この女の人に、全裸になってもらいましょうかしら」
「えっ!」
「すったあと、渡す所まで見てたわよ」
「チクショウ、好きにしやがれ!」
「だから、お財布を返してくれればいいのよ。あとはいいわ。逃してあげる」
スリの子どもは「えっ」って不思議そうな顔をした。
グルの女はだまって財布をマリアに差し出した。
「じゃあな!あんた凄いな。俺を捕まえたのは、アンタが始めてだ。次はバレないように、あんたからスッてやる」
「百年修行しても無理よ。フフフ。」
「マリアとヒューリ 緊張感を忘れずに。」
街道脇の少し広い場所に、無限箱からテントを出して設営して、焚火をおこした。
その様子をチラチラ見てる男がいたが、別に気にしないでいた。
しばらくすると、5人の男がやって来た。
「ねえちゃん 誰に断ってここにテント張ったんだ?」
「誰に?誰にも断ってないわよ」
「ここは、俺たちの縄張りだ、ここにテント張るなら、場所代を払って貰おうか?」
「お金を取るの?それは嫌よ。」
「おい 嫌よって言われて、ハイそうですかってわけには行かねえんだよ」
「それじゃあ、身体で!
テントの中にどうぞ」
「えっ?」
5人のゴロツキをテントの中に入れて、魅惑を使った。
外に出られない様に結界を張って、5人からしっかり搾り取った。
私に関する記憶を消して、開放した。
ー リタ 待った?戻って来ていいわよ ー
リタ、マリア、ヒューリの3人仲良く帰ってきた。
「フウリンさんも来ればよかったのに、串焼きとか、焼そばとか美味しかったわよ。
ボッタクリ弁当買わなくて正解でした。」
「俺はあの揚げ物が旨かった、酒に合うよなぁ」
「私も魔力たっぷり男たちから補給したわよ、でも食事はこれから。
食べるのは在庫のごちそうにしておくわ」
「師匠~ 私も食べさせて下さい」
「リタは、屋台で食べたんだろう」
「だって、師匠の在庫って宿屋『マンマのスープ』のご飯ですよね。それ絶対美味しいやつですよね~食べたいですよ」
私は無限箱からテーブルや椅子を出して、数々の料理を並べた。
「おっ、こりゃうまそうな。
フウリン、俺もごちそうになっていいかい」
「いいわよ、どうせそうなると思ったから、マリアもどうぞ」
私たちがワイワイと食事をしてると
「あんたら旨そうなもん食ってるな。
なぁ 金払うから俺にも食べさせてくれないか?」
「あなた一人?仲間は居ない?」
「俺はソロで冒険者やってるリュウって言うんだ。仲間はいない」
「じゃあいいわよ。こっちの席にすわって。
リタ 彼が席に着いたら、周りからわからないように結界張って、次々来たら困るから」
「リュウ、あなた都を拠点にしてるの?」
「そうだよ。でも俺もまだ都に来て3年目の新参者さ」
「リュウ 都に入ったら色々と教えてくれないかな、町の案内とかしてくれたら、食事代は要らないよ」
「えっ ホントか?こんな美味い飯、都でもそうそうないぜ。案内引受けた」
「所であなた、都に来る前はどこにいたの?」
「トッポの町だけど、それが何か?」
「へえー トッポの町。私もそこで冒険者してたんだけど。
フウリンよ。知らない?」
「えっ! じゃ もしかして、あの頃ジンの兄貴と一緒にいた姉さんですか」
「フフフ そのもしかしてよ。貴方はおとうと弟子になるのかしら?」
「そっか、そうなりますね。戦い方はジンさんから指導を受けました。
だけどこんなところで、こうして出会うなんてビックリですね」
「そうね。会った時からそうかなぁ~って思ったけど驚いたわ。
で、ジンはその後どうだったの?ハーレム作ってた?」
「ハーレム?何のことですか?ジンさんは、彼女の一人もいませんでしたよ。
ダンジョンで魔物を狩って、そのお金で僕らを助けてくれてました」
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