50 / 69
第三章
クーデター
しおりを挟む
ギルドから出るなり、リタと飛んで王宮に向かった。
もちろん、護衛の二人は、置いてけぼりにして。
王宮の正面入口に降り立って。
ー リタ、これからこの国を私の国、フウリン国にする。抵抗する者は、死なない程度に加減して排除しなさい ー
ー 師匠、マジですか?ー
ー おおマジよ。
私たちは、内戦起こさせないようにしたいわけでしょ
内戦が起こる原因を取り除けばいいのよ ー
ー そりゃあそうですけど…ー
王宮の入口警備兵
「身分証明書の提示をお願いします。」
「ハイどうぞ!」
「SSとSランク!」
「通るわよ」
「ご要件と、ご訪問先は?」
「ご要件は王宮制圧、訪問先は、玉座よ じゃ!」
「ええ~~!」
リタを露払いにして、途中何人かを排除しながら一直線に王座の間に進んだ。
王座に腰掛けて、人が来るのを待った。
「キサマ、ここで何をしている。その席は王のみが座ることを許された席だぞ。」
「今 この時から、私がこの国の女王よ。
私だけがこの席に座れるのよ。
わかったら そこに直りなさい。」
「なにをふざけたことを!近衛兵、この女を捉えろ、殺してもいい。」
次の瞬間
「全員動かないで!」
リタが一瞬で、その男をはいつくばらせて、首筋にナイフを突きつけた。
近衛兵は動揺して、みな固まった。
「もう一度言うわ。私はフウリン、この国はもう私のものよ。
あなたは誰?
この部屋で血をばら撒いて今死にたく無かったら、ちゃんと答えなさい」
「僕は、第一王子のヘンリーだ。お前は、死刑だ!」
「まだ立場がわかってないのね。リタ!そいつ素っ裸にして後ろ手に縛って」
その時、近衛兵たちが、それを阻止しようと動いた。
私は風を起こして彼らを吹き飛ばした。
が、吹き飛ばない近衛兵が一人残った。
「あなたは、それなりのようね。名前とこれまでの肩書きを教えて。
それと、私の命令を聞く気がある?」
「私は、コールソン。将軍だ。あなたの部下ではない。よって命令に従う気もない。」
「じゃあ、この裸の王子の命令を聞いて、私を殺す?」
「私の戦闘力では、あなたを殺すのは不可能だ。
私は無駄死にをするつもりは無い」
「ではコールソン、あなたさえよければ、改めて私の国の将軍に任命するわ。
これでどう?」
「賢臣二君に仕えず。」
「アハハハハ、自分で賢臣なんて言う時点で、心にもないことだってバレバレよ。
あなたの忠義は、この裸の元王子に、それとも病気で倒れている元王様に対してなの?
突然現れた私に反発してるだけでしょ」
「王が病気?なにを馬鹿な、王は今頃海辺の別邸で、選りすぐりの側室たちとイチャコラしてるはずだ」
「えっ!うそ!王が病気だって、それで第一王子と第二王子が跡目争いで内戦が起きそうだって聞いたけど」
「誰がそんな根も葉もないことを?」
「冒険者ギルドのテンホウよ」
「アイツは人をかつぐのが趣味だ、アンタ乗せられたんだよ。
まさかアンタが、こんなことしでかすとまでは、計算して無かっただろう。」
「じゃあ、何?私は踊らされたピエロ?
くちぐるまに乗せられて、国に反逆した馬鹿だって言うの!
ふざけないでよ。
あなたこそ、ウソをついてるんじゃないの?
本当だって証拠は?」
「俺の首を賭けてもいい」
「わかったわ、百歩譲って、信じてあげる。
でも、ここで王子を開放しても、私たちのした事は消えないわよね」
「そりゃあそうだ。王子をこんなにして、怪我人も沢山。
立派な犯罪者だ。まともに裁かれることも無く死刑だな。」
「やっぱり そうなるわよねぇ でも予定通り、私が女王となればどう?」
「勝てば官軍。犯罪者とはならない」
「そんな事が許されると思ってるのか!」裸の王子が叫んだ。
「だからアンタは裸の王子なのよ、誰の許しも要らないわ。
王がイチャコラしてる時に、食べる物が無くて娘を人買いに売ったり、飢え死にする人を作ってるのがこの王国よ、一度ぶっ壊して、贅肉を取る必要があるのよ」
「テロリストが自分を正当化しているようにしか聞こえないが、どうやって貧しい者を救うつもりだ」
「仕事を与えるのよ、そして、子どもには教育をする。
血筋ではなくて、優秀な者を積極的に登用し、新たな発明や発見をした者を表彰して、賞金をだす。
有益で有ると判断した研究には補助金を注ぎ込む
世襲ではなくて人民によりこの国のリーダーとなる人を選ばせるシステムを構築する。
ここまで出来たら、あとは育てた優秀な人たちが、いいようにやるでしょう。
その際利権で私腹を肥やす人がいないように、監視できるようにもしないとね。
あと女が安心できる町、治安もそう、子育てしながらでも、働けるシステムを作るのよ。
まぁ こんな所が手始めかな?」
「随分大風呂敷を広げたな。そんな事ができるわけがないだろう。」
「コールソン将軍。そこに居る裸の王子じゃあ、できないわよね。でも私は違うわ。
国庫を預かる者に資料を持って越させて。
現在進行中の国の事業について説明できる人を連れてきなさい。
この国の商会で売上トップ5の代表も連れてきなさい
魔法学院及び騎士学院の歴代首席卒業者も連れて来て
それぞれ、日はずらしてね」
「まだ私は、あなたの命令に従うとは言ってないが……」
「あなたがやるべき事は、こんなシロ豚たちがお楽しみをするのを手助けして行くことなの?
私の為じゃなく、この国の全ての人の為に、よりよい国づくりの為に働けばいいのよ。
ああそれと、元王子は自室にね、そこから出さないよう、見張りをつけて。
王はそのまま別邸に幽閉、側室は実家に帰して」
「畏まりました。陛下」
コールソン将軍は膝をつき、
「今この時より、臣として尽くします」
もちろん、護衛の二人は、置いてけぼりにして。
王宮の正面入口に降り立って。
ー リタ、これからこの国を私の国、フウリン国にする。抵抗する者は、死なない程度に加減して排除しなさい ー
ー 師匠、マジですか?ー
ー おおマジよ。
私たちは、内戦起こさせないようにしたいわけでしょ
内戦が起こる原因を取り除けばいいのよ ー
ー そりゃあそうですけど…ー
王宮の入口警備兵
「身分証明書の提示をお願いします。」
「ハイどうぞ!」
「SSとSランク!」
「通るわよ」
「ご要件と、ご訪問先は?」
「ご要件は王宮制圧、訪問先は、玉座よ じゃ!」
「ええ~~!」
リタを露払いにして、途中何人かを排除しながら一直線に王座の間に進んだ。
王座に腰掛けて、人が来るのを待った。
「キサマ、ここで何をしている。その席は王のみが座ることを許された席だぞ。」
「今 この時から、私がこの国の女王よ。
私だけがこの席に座れるのよ。
わかったら そこに直りなさい。」
「なにをふざけたことを!近衛兵、この女を捉えろ、殺してもいい。」
次の瞬間
「全員動かないで!」
リタが一瞬で、その男をはいつくばらせて、首筋にナイフを突きつけた。
近衛兵は動揺して、みな固まった。
「もう一度言うわ。私はフウリン、この国はもう私のものよ。
あなたは誰?
この部屋で血をばら撒いて今死にたく無かったら、ちゃんと答えなさい」
「僕は、第一王子のヘンリーだ。お前は、死刑だ!」
「まだ立場がわかってないのね。リタ!そいつ素っ裸にして後ろ手に縛って」
その時、近衛兵たちが、それを阻止しようと動いた。
私は風を起こして彼らを吹き飛ばした。
が、吹き飛ばない近衛兵が一人残った。
「あなたは、それなりのようね。名前とこれまでの肩書きを教えて。
それと、私の命令を聞く気がある?」
「私は、コールソン。将軍だ。あなたの部下ではない。よって命令に従う気もない。」
「じゃあ、この裸の王子の命令を聞いて、私を殺す?」
「私の戦闘力では、あなたを殺すのは不可能だ。
私は無駄死にをするつもりは無い」
「ではコールソン、あなたさえよければ、改めて私の国の将軍に任命するわ。
これでどう?」
「賢臣二君に仕えず。」
「アハハハハ、自分で賢臣なんて言う時点で、心にもないことだってバレバレよ。
あなたの忠義は、この裸の元王子に、それとも病気で倒れている元王様に対してなの?
突然現れた私に反発してるだけでしょ」
「王が病気?なにを馬鹿な、王は今頃海辺の別邸で、選りすぐりの側室たちとイチャコラしてるはずだ」
「えっ!うそ!王が病気だって、それで第一王子と第二王子が跡目争いで内戦が起きそうだって聞いたけど」
「誰がそんな根も葉もないことを?」
「冒険者ギルドのテンホウよ」
「アイツは人をかつぐのが趣味だ、アンタ乗せられたんだよ。
まさかアンタが、こんなことしでかすとまでは、計算して無かっただろう。」
「じゃあ、何?私は踊らされたピエロ?
くちぐるまに乗せられて、国に反逆した馬鹿だって言うの!
ふざけないでよ。
あなたこそ、ウソをついてるんじゃないの?
本当だって証拠は?」
「俺の首を賭けてもいい」
「わかったわ、百歩譲って、信じてあげる。
でも、ここで王子を開放しても、私たちのした事は消えないわよね」
「そりゃあそうだ。王子をこんなにして、怪我人も沢山。
立派な犯罪者だ。まともに裁かれることも無く死刑だな。」
「やっぱり そうなるわよねぇ でも予定通り、私が女王となればどう?」
「勝てば官軍。犯罪者とはならない」
「そんな事が許されると思ってるのか!」裸の王子が叫んだ。
「だからアンタは裸の王子なのよ、誰の許しも要らないわ。
王がイチャコラしてる時に、食べる物が無くて娘を人買いに売ったり、飢え死にする人を作ってるのがこの王国よ、一度ぶっ壊して、贅肉を取る必要があるのよ」
「テロリストが自分を正当化しているようにしか聞こえないが、どうやって貧しい者を救うつもりだ」
「仕事を与えるのよ、そして、子どもには教育をする。
血筋ではなくて、優秀な者を積極的に登用し、新たな発明や発見をした者を表彰して、賞金をだす。
有益で有ると判断した研究には補助金を注ぎ込む
世襲ではなくて人民によりこの国のリーダーとなる人を選ばせるシステムを構築する。
ここまで出来たら、あとは育てた優秀な人たちが、いいようにやるでしょう。
その際利権で私腹を肥やす人がいないように、監視できるようにもしないとね。
あと女が安心できる町、治安もそう、子育てしながらでも、働けるシステムを作るのよ。
まぁ こんな所が手始めかな?」
「随分大風呂敷を広げたな。そんな事ができるわけがないだろう。」
「コールソン将軍。そこに居る裸の王子じゃあ、できないわよね。でも私は違うわ。
国庫を預かる者に資料を持って越させて。
現在進行中の国の事業について説明できる人を連れてきなさい。
この国の商会で売上トップ5の代表も連れてきなさい
魔法学院及び騎士学院の歴代首席卒業者も連れて来て
それぞれ、日はずらしてね」
「まだ私は、あなたの命令に従うとは言ってないが……」
「あなたがやるべき事は、こんなシロ豚たちがお楽しみをするのを手助けして行くことなの?
私の為じゃなく、この国の全ての人の為に、よりよい国づくりの為に働けばいいのよ。
ああそれと、元王子は自室にね、そこから出さないよう、見張りをつけて。
王はそのまま別邸に幽閉、側室は実家に帰して」
「畏まりました。陛下」
コールソン将軍は膝をつき、
「今この時より、臣として尽くします」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
ギルドの片隅で飲んだくれてるおっさん冒険者
哀上
ファンタジー
チートを貰い転生した。
何も成し遂げることなく35年……
ついに前世の年齢を超えた。
※ 第5回次世代ファンタジーカップにて“超個性的キャラクター賞”を受賞。
※この小説は他サイトにも投稿しています。
転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする
初
ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。
リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。
これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
家ごと異世界転移〜異世界来ちゃったけど快適に暮らします〜
奥野細道
ファンタジー
都内の2LDKマンションで暮らす30代独身の会社員、田中健太はある夜突然家ごと広大な森と異世界の空が広がるファンタジー世界へと転移してしまう。
パニックに陥りながらも、彼は自身の平凡なマンションが異世界においてとんでもないチート能力を発揮することを発見する。冷蔵庫は地球上のあらゆる食材を無限に生成し、最高の鮮度を保つ「無限の食料庫」となり、リビングのテレビは異世界の情報をリアルタイムで受信・翻訳する「異世界情報端末」として機能。さらに、お風呂の湯はどんな傷も癒す「万能治癒の湯」となり、ベランダは瞬時に植物を成長させる「魔力活性化菜園」に。
健太はこれらの能力を駆使して、食料や情報を確保し、異世界の人たちを助けながら安全な拠点を築いていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる