魔法使いフウリン

烏帽子 博

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第四章

サキュバスの欲求

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マヌエラとリンは、私とリタを信頼して友だちになってくれた。

学園生活は楽しかったけど、私もリタも禁欲が限界になってきた

ー フウリンさまぁ、学園のチェリーボーイたち、いただいちゃ駄目ですか~ ー

ー 精力余りまくってる青年たちからもらうのは、私もしたいわ。でもアイツらアホだから、「俺はリタとヤッタぜ。チェリー卒業したぞ~」なんて吹聴しまくりそうよね。
記憶を消すにしても、よく何人かでいつもつるんでるから、バレないようにするのは面倒ね ー

ー エドワード王子でもいいですか? ー

ー 彼とはあの時以来リタは無いの?記憶は消したの? ー

ー それっきりですよ。記憶も消してませんよ。ー

ー 連絡とれそう?女子から人気高いから面倒じゃない? ー

ー 彼のベッドが空く順番待ちかもですね ー

ー 魅惑スキル使って割り込むか?3Pのお誘いで ー

ー あっ それなら喜ぶかも。ー

ー それと、同室のマヌエラとリンには、カミングアウトしようと思うんだけど ー

ー そうですね。夜抜け出すにも変に心配させても悪いし。でも怖がられたり、敵視されませんかね ー

ー まぁそんときは、記憶消去だな毎回
リン連れてこっちの部屋に来てくれる? ー

ー かしこまりました ー

直ぐに二人は私とマヌエラの部屋にやって来た。

「マヌエラとリンに知ってほしい事があるの。それとこれは、絶対他の人には秘密にしてもらいたいことなんだけど。
最初に約束してもらえるかな?」

「えっ なに、重大なことなの?もう親友だと思ってるし、いいわ、秘密は守るわ」

「私も、人には絶対話さないわ」

マヌエラもリンも直ぐに約束してくれた。

二人はマヌエラのベッドに腰掛けて、私は対峙するように椅子に腰掛けて、リタはその脇に立っている。

「単刀直入に言うわ。私とリタは、魔族のサキュバスなの。」

マヌエラとリンは目を丸くしてポカーンと口を開けている。

「魔族って言っても、私は父親は人間、母親がサキュバス。
リタは元人間で、私との契約でサキュバスに変身したの」

「えっ リタは何でサキュバスになったの、フウリンに無理矢理契約させられたとか?」

リンがベッドから立ち上がりリタに聞いた

「私の方からお願いしたのよ。
人さらいの話をしたわよね、それが始まりでフウリンに憧れてるって、その後フウリンからサキュバスの事を聞いたの。
私はどうしても同じサキュバスになりたくて、フウリンにお願いしてサキュバスにしてもらったのよ」

「あなたたち、私とリンをどうする気」マヌエラが口を開いた

「どうもしないわよ。
これまで通り、普通に友だちとして接していくだけよ
当然の反応だと思うけど
怖がらせちゃったわよね。
だから、他の人には秘密にして欲しいの
偏見もあるし、その度こんなふうに説明するのも大変だから」

「何で私とリンにはうちあけようと思ったの」

「それは、大切な友だちには私たちの事をちゃんと理解して欲しいからよ。
例えば、セックスした相手は精力を吸いつくされて死ぬとか、噛まれたらその人もサキュバスになるとかは、デマよ。そんなこと無いから。」

「えっ そうなの!
今からマヌエラと私噛まれてサキュバスにさせられるのかと思ってた」

「そんなこと、しないわよ。それに。サキュバスになるには凄く厳しい条件があるのよ」

「そうなんだ」
「へえー」

マヌエラとリンは落ち着きを取り戻して、またベッドに腰掛けた

「で もう少し詳しく説明するね。
サキュバスがどんな魔族かって言うと、異性と交わる事で
相手の精力を魔力として取り込むのは本当。
でも相手はそれで死んだりも、弱ったりもしないわ
人間より、基本レベルでも魔力は膨大で、寿命も長いわ。
でも大変なデメリットがあるのよ」

「デメリット?」

「そう、これが大変なのよ。
サキュバスは常に発情してるの。
胸は熱くて敏感に、アソコはいつも濡れてて、うずくのよ。
同じ相手とは3日以上空けないと精力を取り込めないの。
そして、セックスしないでいると発情がどんどん強くなって、辛いのよ。気が狂いそうな程にね」

「今もそうなの」

「そう、リタも私も もう我慢の限界なの、それでこれから夜の街に出かけたいの、それも秘密にして欲しいのよ」

「マヌエラ、リン もし嫌じゃなかったら、わたしたちが今どんな状態か少しだけ体験してみる?」

「そんなことできるの?ちょっと怖いわ」

マヌエラがリンに目配せすると
リンが
「私は体験してみたい。」

「それじゃあ、私も付き合うわ」

フウリンはマヌエラと リタはリンと手を繋ぎ感覚共有をした。

「あ いや~ん ダメこれ」
「ふ~ ふ~ こんななの」

「分かってくれたかな?
そういうことで私たち出かけるから」

私たちが手を放すと、二人は、自ら胸を揉みしだき、股間に指を這わせ始め、喘ぎながら
「いってらっしゃ~い」
と私たちを送り出してくれた。

私とリンは、窓から飛び出して、空を飛んで繁華街の裏手の所で降り立った。

ー 王子様はそのうちで、とりあえず今夜は、そのへんの男で間に合わせるわよ。帰りはバラバラで ー

路地から、メインストリートに出るあたりには、コールガールが客引きをしている。

「なんだいアンタたち、見ない顔だね。
ここはガキの来るような所じゃないよ、危ない思いをする前にさっさと帰んナ。
それともあたしらの商売がたきかい?」

「姐さんたちの分を横取りするつもりは無いわ。
この辺で小綺麗なホテルの場所と値段、それと賑わってる酒場を教えてくれないかしら、情報料だすから」

「生意気な娘だね。まぁいいさ、教えてやるよ、先に金出しな」

女に教わった酒場は直ぐに見つかった。
「入場料男性500G 女性無料」

酒場にはいると、いきなりむせるほどの、タバコの煙と酒の匂いが襲ってくる。

小さなステージの上では、裸の女が腰をくねらせて、何人かの男がグラス片手にかぶりつきで見ている。

カウンター席にリタとつくと、バーテンダーより先に二人の男が寄ってきた。

「お好みの飲物は何かな。おごるよ、美人のお二人さん。
俺はリンゴ、こいつはナッシーだ。
一緒に話でもしながら飲もうぜ。」

「それじゃあ せっかくだから魔力たっぷり入った、元気な精子をいただこうかしら」

リタに目配せすると、リタは、早技で二人のズボンを膝迄下ろして、下半身をあらわにした。

「何よ!このカスが詰まった、臭くて小さいのは!
リタ よ~く洗って!」

「なっ 何をする!」

「浄化!」
リタは二人の男のそれを魔法で綺麗にして、しごき始めた。

「師匠~ せっかくだから、オードブルにいただきましょうよ」

「ヤメロー そんなんで立つか!」

リタは、魔力に淫らな映像を乗せて二人に送り込んだ

「ほ~ら、元気になった。
師匠どっちにします?」

「そうね、リタが頑張ったんだから、私は小さい方でいいわ」

「師匠小さい方って竿ですか玉ですか」

「バカ!魔力だよ」

「デスヨネー あっソロソロ出そうですよ」

二人に、パックリ咥えられて、男たちは果てた。

「元気ハツラツ 男の シ~
肌艶てきめんの効果ですね」

「まぁでも、余り魔力にはならなかったわね。
記憶は消しときなさいよ周りの見物人も」

「はぁ~い」

それからは、魔力探知で魔力の多そうな男を探しては、ホテルと酒場を何度か往復した。

「皆 悦んでくれましたね。」

「そりゃあそうよ、なかなか私たちみたいなイイ女と3Pで全部搾りだすなんて無いからね」

「結果的に街角のおねえさん達の商売じゃましちゃいましたかね」

「そうだな。ショバ代払って帰ろうか」



「おや さっきの小娘たちだね」

「ゴメンナサイ、ショバ代払いますから許して下さい。6人程いただいてきました。」

「えっ! 私がまだ一人も捕まえてないのに!」

「たまたま運がよかったんですね。」

「私らの相場は、チョイの間なら8000、泊まりなら1万だから、その半分は出しな!
6人で24000Gだよ」

「分かりました。お渡しします」

私が、金を払おうとしていると一人の男が割り込んできた。

「おっと この金は俺の方で預からせて貰うぜ!
ベリー姐さんに貸してる分から引いておいてやるよ」

「サムさん、4000だけでも残してよ。何ならタダでヤラシてあげるから」

「お前とヤル気はねぇよ。客とやれ!
特別に2000だけ残してやる。
他のやつに言うなよ」

「所で、お嬢さんたち、姐さんたちのじゃまをするなら、ちゃんと筋通してもらおうか!」

「サム この子たちは、関係ないだろう。見逃してやんなよ。ちゃんと金も払ったし。」

「いや、コイツらプロだ、何か分かるんだよ」

サムは私たちを睨んてきた。

「裏組織かぁ。どうする?」

「そうですね~ 女を食い物にするのはどうかと思うけど、奴隷商人よりは、まだいいかな~」

「ヨシ!じゃあ筋通しにレッツゴー」

サムと呼ばれた男が驚いている
「お前らどうなるか分かってるのか?」

「アンタより組織の上の人の所に行くんでしょ。
良いわよ、着いていくわ」

「ちょっとアンタたち、止めときなよ。なにさせられるか分かるだろ」ベリー姐さんが袖を引っ張る

「姐さん、心配無用ですよ。
サムさん 行きましょ」


お約束通りの、廃工場のような所にやって来た。

外階段を上がった二階に事務所があり、入口でサムが、二言三言 中の人に声をかけるとドアが開いた。

内階段で再び下のフロアーに降りると
丸テーブルが5台あって、どこも満席でカードゲームに興じている。
荷物で埋まった通路を抜けて行くと、男の悲鳴が聞こえてきた。

「お願いします。もう一度チャンスを下さい。
全部話しますから」

「他に遺言はあるか?」

「……」

それっきり静かになった。


「今は駄目だ、ちょっと間をあけてから行くぞ」
サムの声で立ち止まると


「仏さんを片づけろ!
おい!その声はサムか?
いいから入って来い」

中には如何にもゴロツキが何人かと頭と胴が離れてしまった男がいた

「親分 取込中すみません。
この娘たち勝手に客引きしてたんで、連れてきました。」

「ほう なかなか可愛らしいお嬢さんだな」

親分の言葉はそこで途切れた。
周りのゴロツキを水牢に閉じ込めて、親分には身体拘束の魔法を掛けた

「女たちを縛ってる借用書を出すのよ」

「な 何を!」

親分の左手の小指があらぬ方向に曲がった

「ギャー
こんなことしてタダで」

薬指も折った

「ギャー 分かった。分かったからやめてくれ!
出すから。だしますから。」

「最初からそうすれば痛い目に遭わないのに。バカね。
ここには相手の強さが分かる人もいないのね。」

折った指の上に手をかざして、再生魔法で治して、身体拘束を解いた。

「バカはお前だ!」

机の下から矢が飛び出してきた。

勿論矢は私に刺さるはずもなく、床に落ちた。

「まだ何か悪さしたいみたいね。
月に代わってオシオキよ!」

親分の左腕がバッサリと切り落とされた。

「ひえ~ 何でもする。何でもするから殺さないでくれ。」

「さっきあなたも、誰かにそんな頼み事されてなかったっけ?その後どうなったのかしら?」

「あわわわ! たのむ!助けてくれ!金ならやるから、他に俺ができることなら何でもやる!」

「じゃあとりあえず血をとめてあげる。
それと、早くしないと腕くっつかなくなるから。
治して欲しかったらテキパキ動く!いいわね!」

「わかった、奥だ、奥の部屋の金庫に書類はあるんだ」

「はい はい さっさと行く!小細工したら次は足が無くなるわよ」

「これがその書類だ」

「徳政令よ!分かる!借金は全てチャラ。
隠してる書類が残っていたらどうなるか分かるわね」

その時一人の男が入ってきた。

「何か揉め事かな?」

「左近さん。この女たちを何とかしてください。めちゃくちゃに強いんですよ」

「あんたコイツラの用心棒ね。私たちと一戦交える気?」

「いや、それは遠慮する。
水の箱に入れられたく無いし。君たちには感謝する」

「へっ? 左近の先生!そりゃあないですよ。こっちは高い金払ってんだ、その分は働いてもらわないと」

「おい!親分さん。俺が戦っても勝てない相手だ。俺をけしかけて、俺が負けたら、ますますあんたの立場は悪くなるよな。
だったらなるべく穏便になるよう出てきてやったんだ。
俺は知らん振りして逃げることも出来たのに、わざわざ来てやったんだ。それで十分な働きだと思わないか?」

「畜生。ふざけやがって」

「飼い犬に手を噛まれたのね。
諦めの悪い親分の左手は、やっぱり処分するわ」

書類と共に消し炭にした。

「すまんが、ここで一言いいか?」
左近という男が話し出した。

「実は俺は、潜入捜査をするためにここで用心棒をしてたんだ。
コイツラ売春の他に薬でも儲けていて、そのルートを調べていたんだ。
さっき殺されたヤツは売人で、横流ししていたのがバレたんだ。
ここから先は、俺たち検非違使に任せてくれないか?」

「俺たち?他にもここにアンタの仲間がいたの?」

「そこに立ってるサムがそうさ。」


「へ~ それじゃお任せするわ。もし少しでもウソだったら………」

「わかってるよ。街角の姐さんたちは、お咎めなしだ。自由にしていいと君たちから伝えてくれないか。
それと君たちの名前とか何処に住んで何してるか教えてくれ」

「それは今はまだナイショよ
女の秘密は、暴くもんじゃないわよ」

「君程の力が有れば、こちらからお願いしたい時も有ると思ってね。まあいいさ。
お互いに立場は秘密ってことで」

「わかったわ。それからこいつらの貯め込んた金は貰っていくから。それと………
検非違使のサム、22000G返して、ベリー姐さんに渡すから」

「えっ。おお 覚えてますよ。姐さんに宜しく。」

「タダでヤラせてくれるといいわね。ふふふ」

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