魔法使いフウリン

烏帽子 博

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第四章

魔王とビアンカ

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ー 師匠色々とあって、面白かったですね ー

そう 私とリタは、男漁りに行って、売春婦とたまたま知り合い、彼女達を牛耳る組織をことのついでに潰してきたのだ。

ー マヌエラやリンに言ったら驚くでしょうね ー

ー 話せる内容じゃないわよ。あの子ら良いとこのお嬢さんで、たぶん生娘よ。オブラートに包んで話さなきゃね ー

ー 聞かれてもリタは話しちゃ駄目よ、明日私が話すから ー

「お帰りなさい フウリン
どうだった?私気になって全然眠れなかったわ」

ー リタ!そっちはどう? ー

ー 師匠~ リンちゃんに問い詰められてます ー

ー 仕方ないわね、マヌエラとそっちに行くから、窓開けておいて ー

「マヌエラ リタたちの部屋に行くわよ」

「えっ 窓から?」

「そうよ。こんな時間に廊下で寮監と出くわしたい?」

「それはまずいわ」

「声出さないでよ。静かにね。ゆっくり飛ぶから」

「いらっしゃい、フウリン マヌエラ」

「しーっ! 壁に耳ありよ」

「リタ この部屋に結界張って。音と光を外に出さないように。」

「はーい。もういいですよ。」

「マヌエラ リン 何が聞きたいの?知ってるわよね、私とリタが何しに出かけたのか。
想像通りのことをしてきたのよ」

「フウリン リタ 好きでも無い会ったばかりの人と、そうなるのは嫌じゃないの?」

「マヌエラ そんな真っ直ぐな目で見ないで。
恥ずかしいわ。
私たちからすれば、これは食事と一緒なのよ。
飢えは3日食事しないのと同じなの」

「それって気持ちいいの?」
リンがリタに聞いた

「最高よ!これ以上気持ちいいことはないわよ。
でも相手が下手くそだと、イマイチの時もあるわ
上手な人だとキスだけでも逝っちゃうわ」

「リタ!ダメよ!」

「えー フウリン何で~ 教えてよ」

「気持ちいいのは本当よ。でもリンやマヌエラが興味本位で乙女を散らすのは、反対よ。
魔族じゃ無いんだから。
ちゃんとした相手と結婚、それとも婚約してからにすればいいのよ」

「相手が下手くそだったら。一生気持ちよくなれないかも知れないわ。そんなの嫌よ。」

「それは、彼と協力して探して行くのね。
あと、男のプライドはへし折らないこと。
早いとか、ちっとも良くないとか、小さいとか言っちゃ絶対ダメよ」

「私たちサキュバスにとってこれは、快感を求める為じゃなくて、搾精の為だからね。
まぁどうせなら気持ちいい方が良いのは本当だけど」

「フウリンでもリタでもいいから、どんなふうに気持ちいいか教えてくれない?
私恥ずかしいけど、想像したらアソコがキュンキュンして、下着が濡れちゃうの」

「それは、ちゃんとした成人女性になってるってことよ。」

「私が手伝おうか、リンのこと好きだし」

「リタ!ダメよ!その世界にリンを引きずり込むのは」

「フウリン!私からもお願い。もう変に成りそうなの」マヌエラが抱きついてきた。

ー 師匠!こりぁもう仕方ないですよ ー

ー だからってまずいわよ 二人で私の部屋に避難するわよ ー

ー マヌエラとリンは? ー

ー 人と人ならまだいいかな、サキュバスが絡むより ー

「リン マヌエラおいてくから、あと宜しく。
行くわよリタ!」

はぁ~ 寝る時間が無くなりそう。



起床時間より少し早くリンたちの部屋に行くと、案の定 裸で二人は、寝ていた。

ついイタズラしたくなって、マヌエラの乳首を舌で転がした。

「あ~ん」

「あっ 師匠ずるい」
リタはそう言うと、リンの乳首に吸い付いた

「はぁ~ん えっ リタ!?」

「おはよー 朝よ。身支度して食事しに行きましょ」

カフェテリアに行くと、何時もよりザワザワしていた。

魔族が攻めてきたとか、伯爵が討たれたとか聞こえる。

慌てて食事をかきこみ、周りの様子を伺っていると。
サルヴァ先生がやって来た

「はい 皆さんお静かに!
今から大事な話をしますから、こちらに注目して下さい」

カフェテリアは波を打ったように静かになった

「色々な噂が飛び交ってますが、これからお話しするのは公式な情報です。
先程国は緊急事態及び戒厳令を発令しました。
戸外には絶対に出ないで下さい。表に居るものは全て敵と見なし攻撃するとのことです。
これまで我が国に身を捧げていたドラクロワ伯爵が討たれたのも事実です。
誰の手によるものか現在調査中です。
ここで皆さんに改めて意識していただきたい事を申し上げます。
たぶんこうだろうとか、憶測で話を決してしないで下さい。
緊急事態にはデマが必ず発生します。誰かから聞いた話とかには事実とは違う事が含まれていると疑って下さい。
ちゃんとした情報筋からの発表以外はまず疑うことです
以上。
各自、自室にて待機を命じます。」

私は何かイヤな予感がした、あのドラクロワ伯爵を屠る実力が有るものは、この世にはそうそう居ないはず。

ー ビアンカ! フウリンよ ー

ー あ~ん それいいわぁ~もっと、もっとよ~ ー

ー 終わったら直ぐに連絡くださいね フウリンよ ー

全く!ビアンカは相変わらずね。

ー ジン!久しぶり フウリンよ ー

ー あっ! フウリン! 元気! ー

ー ええ 元気よ!あなたに助けてもらいたい事が有るんだけど、私が今居るシュウ国の王立魔法学院まで来てほしいの。
私の知り合いが何者かに殺されたんだけど、たぶんその犯人は、私よりも強い気がするの。
だからお願い、助けに来て!
ビアンカにも連絡してるんだけど、相変わらずで取込中なの ー

ー フウリン わかったよ。ここからだと3日位で行けると思う。僕が行くまで、無理しないでくれ ー

ー わかった。ゴメンね。待ってる ー

ー マリア!聞こえる?フウリンよ 今もヒューリと一緒かしら?ー

ー フウリンさん久しぶりです。どうかしたんですか?ー

ー 私の知り合いが殺されて、その犯人が次に何してくるか分からない状態なの
私嫌な予感しかしないのよ
それであなたたちにもここに来て欲しいの ー

ー フウリンさんより強い相手ってことですか?ー

ー 分からない、でも殺されたのは、私と同じ位の実力者なの
その人を屠るってことは、それなりの戦闘力とみていいわ ー

ー 分かりました。明日にはそちらに二人で行きます。ー

ー フウリンちゃん。なあに?何かあったの?随分慌てているみたいだけど ー

ー シュウ国のドラクロワ伯爵知ってるでしょ。ー

ー ああ、あの役立たずね ー

ー 彼が何者かに殺されました。今シュウ国は大騒ぎです。彼を簡単に殺す事ができる人なら、私の手に負えないかも知れません。助けにきてもらえませんか?ジンとは3日後に合流予定です ー

ー へえー アイツが殺されたのか。分かった。ジンが着くまでには私も行くから、心配しないで、それと私が行くまで、動かないこと いいわね ー

ー ありがとうビアンカ 待ってる ー

我ながら情けないけど、事が事だけに仕方ない。

急ぎサルヴァ先生に、応援を呼んだ事を告げた。

「光の剣聖ビアンカ!
それにあなたの兄弟ジンと
勇者の娘で聖女!
それに彼女のパートナー
ですって。
それに加えて、あなたとリタでしょ。
国一つ簡単に潰せそうな戦力ね。
世界征服でもする気?」

「それくらいしないと、ドラクロワ伯爵殺害犯とは、渡り合えない気がするんです」

「分かったわ、すんなりここに来れるよう、各所に伝えるわ」

それから3日の間、特に変わった出来事は無く全員が顔を揃えた。

「皆感じるわね、魔王城から強い魔力があふれ出てるの」ビアンカが口をきった。

「私が魔王に会って話をしてくるわ。」

「ビアンカ!それは危険過ぎない?私達の中での最高戦力はあなたよ。
あなたに何かあったら、それで私たちは詰みよ」

「だったらどうするの?攻め込んで来るのを指咥えてまってるつもりなの?」

「ちょっと待って、僕に考えが有るんだけど。聞いてくれる?」
ジンが提案したのはこんな内容だ。

ジンは魔王城から溢れてくる魔力の波長に自分の波長を合わせられると言うのだ。

話し合いなら出向かなくても念話でできそうだと言うのだ。

それならと全員で手を繋ぎ、情報共有しながら、魔王城の何かと話し合いをしてみようという事になった。


ー 突然失礼します。僕はジンです。失礼ですがあなたは魔王様ですか?ー

ー 妾は魔王ではない。魔王の娘、マオじゃ ー

ー 魔王様は如何されてますか ー

ー 8年前に滅びた。知らぬのか? ー

ー はい 初耳です。恐らくそのことを知ってる人間はいないと思います ー

「ジン 私に話をさせて」ビアンカが言った。

ー ビアンカと申します。マオさん教えてくれる?18年前の勇者と魔王様の決闘で魔王様は、倒された事に表向きはなってるけど、本当は、その後もご存命のはずよ。8年前に滅びたって、どういう事ですか?ー

ー 魔王は勇者との決闘で受けた傷をそのままにしていたのだ。本来なら魔力で直ぐにでも回復できる傷。
それを何故か魔王は放置していたのだ。
傷は十年掛けて魔王の体を蝕んでゆき、魔王は滅びた ー

ー マオさん、あなたは魔王の生まれ変わりじゃなくて、娘さんなのよね。
お母さんは? ー

ー 母はおらん、いまわのきわで魔王は自分のクローンを生み出す能力があるのを知ってるか?
魔王は何故かその時過去に付き合った一人の女の魔力を混ぜて、妾を作りだしたのだ 故に妾は魔王そのままのクローンではなく娘なのだ ー

「ジン それってもしかして」

「うん そうだよ、母さんと同じ波長をあのマオって子の中に僕は見つけたんだ」

「さすがマザコンのジンね。私の中のビアンカの魔力を見つけたこともあったわね」

ー マオさん、あなたの母親はさっき念話で話をしたビアンカだよ。
そして僕はビアンカの息子、ここにいるフウリンもビアンカの娘。僕達は兄妹だよ ー

ー 妾はそのビアンカの魔力を有しておると言うが、その腹から産まれた訳ではあるまい。
魔力の繋がりはあっても、血の繋がりは無い
故に、親子でも、兄妹でもない ー

ー フウリンですマオ様、ドラクロワ伯爵を討ったのは、あなたですか?そうならその訳をお話し下さい ー

ー そこそこ強そうなヤツを探しておったら、アヤツが居ったのだ。「シュウ国を侵すことは許さない」とか、「こっから先は一歩も通さない」などとぬかしよったので、屠ってやった。しかし、大したことはなかったぞ ー

ー ビアンカです。魔王城には四天王や十二魔生がいましたよね。彼らの魔力を全く感じませんがなぜですか ー

ー ああ 魔王に使えておった奴らじゃな。あやつらは妾の糧となった ー

ー マオ様フウリンです。マオ様はこれから何をするおつもりですか?ー

ー そうじゃな、我が父である魔王を傷つけ、苦しめ、滅する元となった者とその郎党を討ってみようか ー

ー ビアンカです。マオさん。
至高の存在の魔王様がサキュバスの魔力など必要無いはずよ。なぜ?そうまでして私の魔力も一緒にこめて、あなたを生み出したのかしら?
それと治せる傷を直さずにいたのは、あなたを産みだす為に自分が滅ぶ必要があったからよね

私はあなたが望むならこの身を捧げてもいいわ。
でも魔王様がどうしてそんなことをしたのかどうしても知りたいわ。ー

ー 知ってどうする? ー

ー 魔王様の下に行きます ー

ー そなたも又 自らを滅するつもりか? なぜそうなる 魔王といい、そなたといい それは妾のせいなのか ー

ー いいえ、あなたのせいではないわ。
私は、あなたを産んだわけじゃなくても、今はあなたの母だと思っている。
魔王様と私の二人の魔力を持ったあなたは、私たちの愛の結晶よ。ー

ー 妾の母だというビアンカよ、それではこれからお主らを滅ぼしにいってやる ー

「マオがくる。私一人でいいわ死ぬのは。
みんな逃げて、今すぐに!」

「母さん、僕は逃げない。死ぬなんて駄目だよ。」

「私もここにいるわ、マオがわたしの妹なら、きっとわかるはず。
リタ!あなたは逃げなさい!」

「嫌です。一緒に居させて下さい。何があっても、離れません」

「俺もマリアもここに
おっ? マリア 何を」

「間に合えば良いんだけど」
マリアの体が光だし、やがてその光はマリアの手の中に集まってゆく。
マリアは青白い光の玉をつくりだした。

我先にと逃げ出そうとしている学生の中から、マヌエラとリンが抜け出してきた。

「聖女様の光に祈りを!」
「聖女様の光に祈りを!」

マリアの手の中の光は、一段と強く光だし、心なしか先程より大きくなっている。


その時、校舎の一角が轟音と共に崩れ落ち、そこから一人の女の子が入ってきた。

「待たせたな、ビアンカ。妾がマオじゃ。
言い残すことはあるか?」

「マオ、あなたのことを愛しています」

「では、滅びよ!」

マオの手から生み出された魔力の塊が渦巻き始める。それは人の大きさ位になり撃ち出された。

「だめだ!」
ジンがビアンカの前に飛び出して、結界を張った。

私もジンの隣に行き結界を張る

パリンパリンとマオの魔力の渦は結界を破って進んでくる。

「フウリン 私の魔力も使って」

リタが私の肩に手を置き、魔力を送り込んでくる

ビアンカは何もせず、手を組み祈りを捧げるようにしている。

パリンパリンと作り出した端から結界は破られていく

「チクショー 僕たちのちからじゃ抑えきれない。
母さん、助けてよ」

「ジン、あなた、このごに及んでまだママママなの。フルパワー出しなさいよ」

「クソっどうにでもなれ!」

その時、私たちは青白い光に包まれた。
後ろを振り返ると何人もの人が祈りを捧げている

青白い光はマオの魔力の渦も飲み込み、マオに迫ってゆく。

「な なんじゃ これは」

マオもまたその一言を残して青白い光に包まれた。

光の中は暖かく初夏の陽射しの元に居るようだ。

ー ビアンカ ビアンカ ー

ー えっ?魔王様?あなたはほろんで ー

ー そうだよ、マオの中に私の思いを残したんだ。
私はもう居ない。でも私とビアンカの子どもマオがいる。
私は、ビアンカ 君と魔力だけではなく肉体でも繋がりを持ちたかった。
でも私の体は、そうすることができない体
サキュバスの君が精を常に欲しているのを、私は知っていた。
君を勇者の元に送り出したあの日、私は何が欲しいのか気づいたんだ。
私自身は、もう何代目のクローンなのか分からない。
衰える度に自分を滅し、複製を作り続けてきた。
でももうそれは終わりだ、マオの中には、私とビアンカ君がある。
マオが大きくなったら、また誰かと共に子を成して行く。
私はそうして繋がり行く命のひと欠片になりたかった。
ビアンカ、君を抱きたかった ー

魔王の声が消えると徐々に青白い光が小さくなってゆく。
目の前には、マオが倒れている。
振り返るとビアンカが老婆の姿になりそして、そのまま砂となって崩れた

「私のせいだわ」
マリアが顔を手で覆っている。
ヒューリがマリアの肩をそっと抱いている

「ビアンカは、これを望んだんだと思う。そうでしょジン」

「うん でももう一度抱きしめて欲しかったぁ~ 母さん」

落ち着きを取り戻したマリアが、さっき迄ビアンカだった砂の塊に手をかざした。

すると砂は光を帯びて、キラキラとベールのようになり浮かびあがった。

やがて光のベールは美しいビアンカの姿を描き出した。

いつも光の粒を撒きながら空を舞うビアンカ。
そんなビアンカそのままに、光はどんどん高く高く舞い上がり、太陽の光の中に消えていった。

ハッと我にかえり、私は、倒れているマオのもとに駆け寄った。
さっき迄マオの背中に生えていた黒い羽が無くなっている。

「う う~ん」

「マオさん 大丈夫?」

「あたし、どうしたの?おねえちゃんだあれ?」

「私はフウリン。あなたの姉さんよ」

「俺はジン、君の兄ちゃんだよ」

「私どうしてここにいるの?」

「それはね、これからたくさんの人とお友達になってゆくためよ」

「師匠~ 私何か変なんですけど」

「リタが変なのはいつもでしょ」

「なんか疼いて無いんです。
それと、オッパイが小さく……
アッ 師匠!師匠も胸が無い」

「無いとは失礼な!ここにいる魔人が皆マリアのさっきの青白い光で浄化されたんだろう。
残念だけど、ビアンカは人として生きられる限界を超える存在だったから、魔人ではなくなった時点で寿命が尽きたのね」

「師匠も、私もサキュバスじゃなくて人間になったんですね。永遠に生き続ける事は出来なくなったんですね。」

「そうね、限りある命を大切にしましょう。
恋をして、愛する人との子どもを育てるのもいいわね。」

「マオ マオは、お兄ちゃんと暮らすかい?」

「私 あのおねえちゃんがいい」
ジンは、アッサリとマオにふられた。

マオは、私の脇も通り過ぎて、マリアの元に行った。

「私 おねえちゃんの暖かい光、覚えてるよ。
おねえちゃんと一緒にずっといたい」

「いいわよ。でも、このお兄ちゃんも一緒だけどいいの?」

「仕方ないわね、お兄ちゃんも居ていいわ」

ヒューリが満面の笑みでマオを抱き上げた。

※※※※※※※※※※※※
フウリンの話は、ここまでです
ここまで読んでいただき感謝します。
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感想 1

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みんなの感想(1件)

スパークノークス

お気に入りに登録しました~

2021.09.28 烏帽子 博

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励みになります

解除

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