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伯爵令嬢
籠の鳥
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はぁ~何てこと言ってしまったんだろう。
パーティーも終わり、部屋の窓を開けて、月を見ながらため息をついた。
あれに恋はできないわ。
母さんが逃げ出した訳が、なんとなくわかった。
とにかく、ここにいてはダメ。明日お爺様と話そう。
「なに?もう出て行くと申すか?好きになれそうな男がいないと!
諸外国を見て回る旅に出たい?
よくまぁ好き勝手をポンポンと」
私は、部屋でおとなしくしてるように、命ぜられた。
あ~あ わたしこのまま枯れて行くのかしら、熱い恋がしたいなぁ。
ヨシヒコが私の部屋に来た
「お前 旅に出るのか?だったら俺も連れてけ!」
「えっ なに言ってるの?私があなたの面倒みながら旅を?
冗談でしょ。従者を連れた旅じゃ無いのよ。あなたの好きな すず とも離れて行くのよ」
「わかっているよ。僕だって外の世界が見たいんだ。僕はずっとここに居たくない。」
「アンタもまず、伯爵様の了承でしょ、いや、あんたの場合王様の了承も必要よ。
両方ちゃんと出来たら、それでやっと相談に乗ることができるわ」
すごすごと帰るかと、思ったら
「わかった、やってみる!」
と元気に部屋を出て行った。
アンタも籠の鳥なのね。
自分のことばかり考えてたわ。
私が捕まえたあの時も逃げ出したかったのよね。
それから5日後、伯爵様にヨシヒコ王子と一緒に呼び出された。
「旅を許可するための条件は3つ
これを守ると約束するなら、二人の旅だちを許可しよう。」
「やったー」ヨシヒコが喜んだ
「ちょっと、喜ぶのは条件を聞いてからにしなさいよ」
伯爵様は、ニヤリとした
「1つ ヨシヒコは、旅から戻ったら、当伯爵家を継ぐこと」
「2つ ヨシヒコとモニカは、旅を終えるまで、互いを守り合うこと」
「3つ 旅が終わるまでは、二人は情を交わしてはならない」
「なぁ~んだ、簡単じゃないか
のみます、その条件」
「そりゃ、あなたには簡単かも知れないけど、わがまま王子の子守を私は押し付けられたのよ。
一人旅がしたかったのにぃ。
少し考えさせてよ」
伯爵様が
「モニカ 当家を継ぐヨシヒコ王子を立派な方に成長させる、重要な役目じゃよ。
国内外の庶民の暮らしぶりから、王族に至るまで、つぶさに自分たちの目で見て来るのだ。
恋に恋するのは少し休んで、現実を見て回るのはどうだ」
ぐうの音も出ない。
私こそ軽い考えだったんだ
でも、責任重い子守だなぁ
「なぁモニカ うんって言えよ!それで俺たち旅に出られるんだぞ」
「ちゃんとあなたが、私の言うこと聞くってのが、私からあなたへの条件よ
これも飲める?
命令するのは私。決めるのも私。」
「わかった、それでもいい、旅に出られるんなら」
「ほう ヨシヒコ王子、わがままも言えず、厳しい旅になりそうですぞ。
贅沢もできず、時には平民の下で働かされるかも知らんぞ。
そんな扱いにも耐える覚悟がおありかな?」
「伯爵様の3つの条件も、モニカの命令、決定にも従います」
「どうじゃモニカ、ここまで言うのだ、連れて行ってくれんか?」
うわー退路を断たれた
「かしこまりました。ヨシヒコ王子と共に、旅に出ます」
「他国の王族と会う時に役立つかも知れんのでと、
王様より預かっているものがある」
伯爵はペンダントを私にかけた
「モニカ、そのペンダントに魔力を注いで見なさい」
言われたようにペンダントに魔力を注ぐとペンダントが光を放つた。
「王家の紋」ヨシヒコがつぶやいた。
「本来なら、ヨシヒコに持たせるべきかも知れんが、ヨシヒコはまだ未成年で、魔法を使えんから、それまでは、モニカ お前が預かるんじゃ。
普段は隠しておくように!
いいな。」
こうして、モニカとヨシヒコの旅が始まった。
パーティーも終わり、部屋の窓を開けて、月を見ながらため息をついた。
あれに恋はできないわ。
母さんが逃げ出した訳が、なんとなくわかった。
とにかく、ここにいてはダメ。明日お爺様と話そう。
「なに?もう出て行くと申すか?好きになれそうな男がいないと!
諸外国を見て回る旅に出たい?
よくまぁ好き勝手をポンポンと」
私は、部屋でおとなしくしてるように、命ぜられた。
あ~あ わたしこのまま枯れて行くのかしら、熱い恋がしたいなぁ。
ヨシヒコが私の部屋に来た
「お前 旅に出るのか?だったら俺も連れてけ!」
「えっ なに言ってるの?私があなたの面倒みながら旅を?
冗談でしょ。従者を連れた旅じゃ無いのよ。あなたの好きな すず とも離れて行くのよ」
「わかっているよ。僕だって外の世界が見たいんだ。僕はずっとここに居たくない。」
「アンタもまず、伯爵様の了承でしょ、いや、あんたの場合王様の了承も必要よ。
両方ちゃんと出来たら、それでやっと相談に乗ることができるわ」
すごすごと帰るかと、思ったら
「わかった、やってみる!」
と元気に部屋を出て行った。
アンタも籠の鳥なのね。
自分のことばかり考えてたわ。
私が捕まえたあの時も逃げ出したかったのよね。
それから5日後、伯爵様にヨシヒコ王子と一緒に呼び出された。
「旅を許可するための条件は3つ
これを守ると約束するなら、二人の旅だちを許可しよう。」
「やったー」ヨシヒコが喜んだ
「ちょっと、喜ぶのは条件を聞いてからにしなさいよ」
伯爵様は、ニヤリとした
「1つ ヨシヒコは、旅から戻ったら、当伯爵家を継ぐこと」
「2つ ヨシヒコとモニカは、旅を終えるまで、互いを守り合うこと」
「3つ 旅が終わるまでは、二人は情を交わしてはならない」
「なぁ~んだ、簡単じゃないか
のみます、その条件」
「そりゃ、あなたには簡単かも知れないけど、わがまま王子の子守を私は押し付けられたのよ。
一人旅がしたかったのにぃ。
少し考えさせてよ」
伯爵様が
「モニカ 当家を継ぐヨシヒコ王子を立派な方に成長させる、重要な役目じゃよ。
国内外の庶民の暮らしぶりから、王族に至るまで、つぶさに自分たちの目で見て来るのだ。
恋に恋するのは少し休んで、現実を見て回るのはどうだ」
ぐうの音も出ない。
私こそ軽い考えだったんだ
でも、責任重い子守だなぁ
「なぁモニカ うんって言えよ!それで俺たち旅に出られるんだぞ」
「ちゃんとあなたが、私の言うこと聞くってのが、私からあなたへの条件よ
これも飲める?
命令するのは私。決めるのも私。」
「わかった、それでもいい、旅に出られるんなら」
「ほう ヨシヒコ王子、わがままも言えず、厳しい旅になりそうですぞ。
贅沢もできず、時には平民の下で働かされるかも知らんぞ。
そんな扱いにも耐える覚悟がおありかな?」
「伯爵様の3つの条件も、モニカの命令、決定にも従います」
「どうじゃモニカ、ここまで言うのだ、連れて行ってくれんか?」
うわー退路を断たれた
「かしこまりました。ヨシヒコ王子と共に、旅に出ます」
「他国の王族と会う時に役立つかも知れんのでと、
王様より預かっているものがある」
伯爵はペンダントを私にかけた
「モニカ、そのペンダントに魔力を注いで見なさい」
言われたようにペンダントに魔力を注ぐとペンダントが光を放つた。
「王家の紋」ヨシヒコがつぶやいた。
「本来なら、ヨシヒコに持たせるべきかも知れんが、ヨシヒコはまだ未成年で、魔法を使えんから、それまでは、モニカ お前が預かるんじゃ。
普段は隠しておくように!
いいな。」
こうして、モニカとヨシヒコの旅が始まった。
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