二度目の人生は魔法使い

烏帽子 博

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ムー大陸

組手

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襲ってきた男たちと、エロチックに縛られた娘を役人に引渡した。

「これでやっと情報収集が出きるわね」

このムー大陸は、4つの国から構成されてて、ここは、アンダーアーマー国、西にアッパーアーマー国がある。
元々はこの2つの国は、一つの国だったのが、美意識の違いから分かれたそうだ。

北にはミズノ国、北西にはナイキ国があるそうだ。

アンダーアーマー国では、丸顔の巨乳が美人の条件だ。

それに対し、アッパーアーマー国では、細おもてで、筋肉質アスリートタイプが美人とされていた。


「モニカ、大丈夫だよ、モニカはストライクゾーンから、ちょっとはずれてるかもしれないけど、空振りするヤツきっといるよ」

ちょっと、ヨシヒコに殺意が沸いたが、ぐっと飲み込んだ。

ガキ相手と思っていたけど、何故かちょっと相談に乗って貰いたくなった。

「ヨシヒコは、どんな子が好きなの?
って言うか、どんな子が男性から魅力的なの?」

私の旅は、恋活なのだ!
子守でも、世界征服でもない!

「そうだなぁ、やっぱ守ってあげたい感じは大事かなぁ
あの娘みたいに、助けて、とか言われて、俺がヒーローは燃えるよ」

「中二か? って小6だよな」

「その点モニカは助けは要らないよな。
霊長類女性最強は、男たちから敬遠されるかもね。
この国でもてたかったら、胸にパッド入れたらどう?」

「失礼ね、私はありのままがいいの!」

「あのウェイトレス見てみなよ、男たち目で追ってるだろ。
モニカは、そういう視線最近感じたりしてる?」

「そりゃ有るわよ。あの襲ってきた男たち、私のこと品定めしてたわよ」

「そりゃ、売り物としてだろ
恋人にしたいのとは違うよ」

「男はエロばっかりなの?」

「有る意味そうだね。抱く気がしない女とつき合う男はいないと思う。友人やビジネスパートナーとしてなら、それでも良いけどね
私はオイシイわよってアピールは、悪いことじゃないと思うよ。
触ると火傷するぜ!ってのは、余程の好き者しか手は出さないよ。
待ってないで狩りに行けば」

「どこに狩りに行けばいいのよ」

「何処でもいいじゃん
タイプがいたらグイグイ行く。
わざとぶつかるとか、目の前で転んでパンチラとか、探し物があって困ってるふりとか、スリにあったとか、道に迷ったとか、とにかく出会いを演出すればいいんだよ」

「わかったわよ。とにかく外に行きましょ」

「モニカ あの人は?」

「もう少し細い人がいいわ
ボディービルダー系は、ちょっと苦手かな」

「あの人は?」

「ちょっとオジサン過ぎるわよ」

「あの人、イケメンじゃん」

「あの帽子が気になる、薄毛をきにしてるんじゃない?」

「禿げてる人は男性ホルモン強めで、おすすめだよ」

「そこにパワーは私求めて無いから」



「あっ あの人ステキ!」

「奥さんと子ども連れてるじゃん。」

その後丸1日歩き回ったけど、運命の出会いは訪れなかった

「モニカ、もう少しハードル下げなよ。付き合ってみたら、いい人ってのもあるよ。
見た目ばかり気にしないでさ」

その時、一枚の貼り紙に目がいった。
「この人ステキ」

それは「近衛兵募集」の貼り紙だった。


「ここは、女やガキが来る所じゃねえよ。
とっとと帰んな。」

「あんた、弱いわよね。
私たちの強さが、わからないの?」

押し出そうとしてきたので、「出足払い」で転んでもらった。

「あなた、ちゃんと訓練してるの?役立たずの門番ね」

「なにお!言ってくれるじゃないか。手加減してやってるのに、いい気になって。」

ヨシヒコは、おら知らねぇーと
両手を広げて呆れ顔してる

「本気でどうぞ!いらっしゃい、遊んであげるから」

一本背負、外掛け、内股、体落し、巴投げ
モニカの技が次々繰り出されるが、男はその度に起き上がって「もう一丁頼む」と言った。

ギャラリーも集まってきてしまった
「これで最後よ」
モニカは「おくり襟絞め」で門番を落とした。(気絶させた)

すぐに気合いを入れて門番は息を取り戻した。

ギャラリーから「俺ともやれよ」と出てくる人がいて、その人を投げ飛ばすと、たくさん手が上がる。
相撲の稽古みたいと思いながら、それからよく覚えてないが五人位投げた。

手を挙げてる男たちの中に、一人小柄な……ヨシヒコ!お前もか!
早速指名してやると

「モニカ、回復しろよ。簡単に勝っちゃ悪いからな」

偉そうに、確かに剣と組手では、最近力をつけて来てる。
回復魔法を使った。

「まだまだ私の方が強いわよ」

「どうかな、僕も強くなったよ」

「始め!」
観衆の中から勝手に審判役をやる人が居るようだ。

ヨシヒコは、組もうとせずに、タックルにきた。
足を揃えられ、転びそうになる。
ヨシヒコの腰ベルトをつかんで持ち上げ、横に投げる。
ヨシヒコは体をねじって、手を振りほどき、よつんばいでしのいだ。
もう一度タックルに見せかけて、私のバックに回り、腕をかしあげてくる。
きまる前に私は回転して、肩から体当たりして、外掛けを繰り出す。
ヨシヒコも体をひねって、一本は決まらない。
両者崩れた体勢から、ヨシヒコは寝技を仕掛けてくる。
ヨシヒコの足を股に挟んで、逃げる。足が抜けたら押え込みを完成させてしまう。

「待て!」

ナイス審判さん。助かったよ。

両者立ち上がると
「始め!」

ヨシヒコの一本背負をこらえた

私の内股をヨシヒコが内股すかしで返すが、ギリギリ逃げた。

私の支えつりこみ足からの外掛けの連続技を凌がれた。

ヨシヒコがタックル気味に懐に入って来て、肩車で投げ落とされた。

「一本!勝負あり」

回りから拍手が上がった。
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