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ムー大陸
奥さまは魔女じゃない
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その夜、ヨシヒコが部屋に来た。
私がドアを開けると、私の姿をみて
「モニカ、期待してるところ悪いけど、普段着に着替えて、ちょっと付き合ってくれる」
先日行った下着の店で、シースルーのネグリジェを買ってきて、着てたのを忘れてた。
サム兵士長の部屋の前に来た。
ヨシヒコが、口に人差し指を当てて「しーっ」
中から声がする
「だから、何もしてないって!
手を繋いで、街中歩いて、ジュース飲んで、帰ってきただけだよ」
「ウソ!きっとあの女の方がいいんだ。私は捨てられるんでしよ。自分から身を引きますよ」
「サム、何を言い出すんだ!ぼくが愛してるのは、今までも、これからも君だけだよ」
「ダーリン 本当」
「サム 本当さ
機嫌なおして、こっちにおいで」
なに?何が起こってるの?
私は頭が混乱して、何が起きてるのか理解出来なかった。
ダーリンとサムの荒い息づかいが聞こえてきた。
ヨシヒコがドアに向かって、どうぞと合図した。
私は、足に魔力をたっぷり貯めてドアを蹴破った。
あられもない姿の男2人がそこにいた。
「付き合ってる人は居ないって言ってたのに、男の人となんて」
「付き合ってる女性はいないよ
ウソはついてないよ
彼は男性だから例外だろ」
「不潔 不潔よ!」
「モニカそれは頭にきても言っちゃダメだよ。人の趣向で差別しちゃあ」
「あんたに、男の方が好きって捨てられた女の気持ちが分かるの?」
「モニカ、ごめん。100%じゃないけど辛いのは分かるよ。
俺はいつもそばに居るだけしかできないけど、一番わかってるつもりだよ」
「あのー」ダーリンが何か言おうとした
「それ以上喋ったら、この国ごと消すから」
ヨシヒコに引っ張られるように、部屋に戻ってきた
脱ぎっぱなしのネグリジェがベッドに上にあった。
私は、泣きながらネグリジェをビリビリに引き裂いた。
ベッドの上に座って
「ヨシヒコ、手を握って」
「命令かい?」
「お願いよ」
ヨシヒコは私の隣に座って、手を握ってくれた。
ドキドキはしない。
私はヨシヒコに魔力を送り込んだ。
「モニカの魔力は、あったかいな」
しばらくそのままにしていて、私は寝てしまったようだ。
ヨシヒコがそっと体を離す時目が覚めた。
「ゴメン起こしちゃった」
「ううん、いいの」
「ヨシヒコ、私が寝るまで、手を握っててくれない」
「命令かい」
「お願いよ」
「大きな赤ん坊だなぁ~」
翌朝目が覚めると、上半身だけ私のベッドに倒れ込んで寝てるヨシヒコがいた。
私が起き上がると、ヨシヒコも目を覚ました。
「モニカ もう大丈夫?」
「私は大丈夫よ、あなたがずっと居てくれたから」
「僕は、変な格好で寝ちゃって体が痛いよ、モニカのせいだぜ」
二人は少しだけ笑った
「荷物まとめて、ここを出ましょう」
荷造りは簡単だ、魔法のバックに何でも放り込めばいいだけだから。
二人は、宿舎を後にした。
町中の近衛兵募集の貼り紙に、イタズラ書きをして回った。
「好きなのは男だけ❤️」
ヨシヒコはやめようと言ったけど、この国を滅ぼしたりしないから、それくらい許せと押しきった。
私たちは、西のアッパーアーマー国に向かった。
ダーリンたちのアンダーアーマー国と元々は一つの国だったのが、内乱の末に分裂したらしい。
現在は、和解方向に進んで交流も行われている。
アッパーアーマー国は、国の大部分が山岳森林で、懐かしさを覚えた。
ところが国境を越えた時から、常に見張られているのを感じる。
「ヨシヒコ、わかる?」
「三人だよね。まあ気にする程じゃないか?」
「私たち単なるツーリストよ、侵略者じゃないんだから、見張られる筋合いは無いわ」
「隣の国の近衛兵指南役が来たら警戒するかも?それとも盗賊?」
「そっかぁ、それでマークされてるのかもね」
「君たち出ておいでよ、怖くないから、間違って撃ち落としても知らないよー」
ヨシヒコの声に反応して彼らは現れた。
前に二人、後ろに一人
剣を抜いている。
「盗賊じゃ無いみたいね。何が目的?」
私がドアを開けると、私の姿をみて
「モニカ、期待してるところ悪いけど、普段着に着替えて、ちょっと付き合ってくれる」
先日行った下着の店で、シースルーのネグリジェを買ってきて、着てたのを忘れてた。
サム兵士長の部屋の前に来た。
ヨシヒコが、口に人差し指を当てて「しーっ」
中から声がする
「だから、何もしてないって!
手を繋いで、街中歩いて、ジュース飲んで、帰ってきただけだよ」
「ウソ!きっとあの女の方がいいんだ。私は捨てられるんでしよ。自分から身を引きますよ」
「サム、何を言い出すんだ!ぼくが愛してるのは、今までも、これからも君だけだよ」
「ダーリン 本当」
「サム 本当さ
機嫌なおして、こっちにおいで」
なに?何が起こってるの?
私は頭が混乱して、何が起きてるのか理解出来なかった。
ダーリンとサムの荒い息づかいが聞こえてきた。
ヨシヒコがドアに向かって、どうぞと合図した。
私は、足に魔力をたっぷり貯めてドアを蹴破った。
あられもない姿の男2人がそこにいた。
「付き合ってる人は居ないって言ってたのに、男の人となんて」
「付き合ってる女性はいないよ
ウソはついてないよ
彼は男性だから例外だろ」
「不潔 不潔よ!」
「モニカそれは頭にきても言っちゃダメだよ。人の趣向で差別しちゃあ」
「あんたに、男の方が好きって捨てられた女の気持ちが分かるの?」
「モニカ、ごめん。100%じゃないけど辛いのは分かるよ。
俺はいつもそばに居るだけしかできないけど、一番わかってるつもりだよ」
「あのー」ダーリンが何か言おうとした
「それ以上喋ったら、この国ごと消すから」
ヨシヒコに引っ張られるように、部屋に戻ってきた
脱ぎっぱなしのネグリジェがベッドに上にあった。
私は、泣きながらネグリジェをビリビリに引き裂いた。
ベッドの上に座って
「ヨシヒコ、手を握って」
「命令かい?」
「お願いよ」
ヨシヒコは私の隣に座って、手を握ってくれた。
ドキドキはしない。
私はヨシヒコに魔力を送り込んだ。
「モニカの魔力は、あったかいな」
しばらくそのままにしていて、私は寝てしまったようだ。
ヨシヒコがそっと体を離す時目が覚めた。
「ゴメン起こしちゃった」
「ううん、いいの」
「ヨシヒコ、私が寝るまで、手を握っててくれない」
「命令かい」
「お願いよ」
「大きな赤ん坊だなぁ~」
翌朝目が覚めると、上半身だけ私のベッドに倒れ込んで寝てるヨシヒコがいた。
私が起き上がると、ヨシヒコも目を覚ました。
「モニカ もう大丈夫?」
「私は大丈夫よ、あなたがずっと居てくれたから」
「僕は、変な格好で寝ちゃって体が痛いよ、モニカのせいだぜ」
二人は少しだけ笑った
「荷物まとめて、ここを出ましょう」
荷造りは簡単だ、魔法のバックに何でも放り込めばいいだけだから。
二人は、宿舎を後にした。
町中の近衛兵募集の貼り紙に、イタズラ書きをして回った。
「好きなのは男だけ❤️」
ヨシヒコはやめようと言ったけど、この国を滅ぼしたりしないから、それくらい許せと押しきった。
私たちは、西のアッパーアーマー国に向かった。
ダーリンたちのアンダーアーマー国と元々は一つの国だったのが、内乱の末に分裂したらしい。
現在は、和解方向に進んで交流も行われている。
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ところが国境を越えた時から、常に見張られているのを感じる。
「ヨシヒコ、わかる?」
「三人だよね。まあ気にする程じゃないか?」
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「隣の国の近衛兵指南役が来たら警戒するかも?それとも盗賊?」
「そっかぁ、それでマークされてるのかもね」
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