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ムー大陸
山の暮し
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私のファーストキスは、ついにこの人に
! !
ケントの舌が私の唇を押し開こうとする
私は思わず彼を突き放した。
初めてのキスは、唇が触れるだけにして欲しかった。
舌を入れられそうになったとたんに、彼を性欲の固まりに感じて恐くなった。
「ごめんなさい」
私はソナさんの家に逃げ込んだ
ダーリンと付き合っても彼から性欲を感じたことはなかった。
むしろ私が求めていたのに。
でも、こうしていきなりは、ダメよ。覚悟してなかったもん。
ケントはきっと会場に戻って、あの子たちの中から、今夜の相手を見つけるんだろうな。
私は窓を開けて、月を眺めていた。月夜の晩の狼男か……
窓枠に魔法でちっちゃな狼男ゴーレムを作り出した。
私はそいつを指先ではじいた。
狼男は窓の外に落ちた。
狼男は一生懸命外壁を登って、私の所に来ようとしている。
女の子のミニゴーレムを地面の所に作り出した。
狼男と女の子は手を取り合うと踊り出した。
最初は女の子の腰に手を回して、
しばらくしてその手を背中に
女の子がふらつくと、そのまま重なりあって…
「違うわ!ダメよまだ!
抱き上げてベンチに運ぶの」
「お人形遊びかな?」
びっくりして振り向くと、ヨシヒコがニコニコしてる。
「あら?あの中の誰かと今頃よろしくしているのかと思ってたのに、早いお帰りね」
私は、また重なりあってたミニゴーレムたちを消した。
「ヨシヒコ、今ならまだケントの残り物が有るんじゃない?
行ってくれば?今夜は月夜よ」
「ぼくは、そんなにいつも飢えてはいないよ。
なんか変だよ、モニカ」
「そうね 変かもね」
「否定しないんだ?」
「さっき、キスしたの」
「良かったじゃない。君の魅力が通じる相手がいて」
「恐くなって、突き飛ばして帰って来ちゃった」
「そうなんだ、それでナイーブになってるんだ」
「ふふふ」私は笑った
「何?どうした急に?」
「彼の口 臭かったの!」
「ハハハ そりゃそうだろ、あの料理食べてるんだよ。
モニカもきっと臭うよ」
「私は違いますよ~」
「キスに甘い香りでも期待してたのかな、このお嬢様は?」
「悪い?恋に恋する年頃なのよ」
「大丈夫そうだな。お休み モニカ」
「お休み ヨシヒコ」
私は、ベッドに入ってから、自分の唇を指先で何度も触れてみた。
次の日、ソナさんの畑についていった。
「水やりが大変なんだよ」
「だったら、私が魔法で!」
「ちょっと待って!水の量とかも加減できるかな」
「はい、一応」
「水はね、多すぎてもダメなんだ、腐ったり、病気になったりするんだよ。少ないと枯れたり育たなかったりね
雨粒も大きいと、折角植えた種をほじくり返してしまったりするんだよ」
「微妙な加減がいるんですね」
「それじゃあ、細かい雨粒でかけてくれる?ストップって言ったら止めて」
水やりが終ると、草むしりをして、害虫がいないかチェックした。
昼に軽くお茶してると、鉱夫長がやって来た。
「魔法使いのお嬢さん、この先どっちに掘ったらいいか、分からないかい?
最近、あまり量が採れなくてな
もう堀り尽くしたんじゃないかってみんな不安なんだよ
このままだと、この村もいづれ無くなっちまうんだ」
「確実とは言えませんが、やってみます。坑道に入らせて下さい」
「坑道に!
悪いがそれは話が別だ!
坑道に女が入ると災いが起きるって昔からずっと言われてるんだよ。
俺も迷信と思うけど、俺たち鉱夫は落盤が一番恐ろしいんだ。
女が入った坑道には、もう誰も入りたがらないんだ。
こっちから声かけておいて悪いな、この話は無かったことにしてくれ」
「分かりました。坑道には入りません」
なんかとてもしゃくだけど、仕方ない。
その後、坑道の入口まで行って
「アナライズ」を使った。
やはり山は大きすぎる。
山の中の鉱物を探すなんて。
その時雨が降ってきた。
だんだん激しい雨となって来た。
坑道じゃあないが、前世で鍾乳洞に入ったことがある。
中は夏でも寒い位の温度で、湿度も高い、水が垂れてる所や、川に成ってる所、池も有って、かなり深いって書いて有った。
水!
そう私は水属性限定無しの魔法使いだ!
「アナライズ」にばかり頼ろうとしていたけど、水魔法と組み合わせれば、きっと上手くいく。
! !
ケントの舌が私の唇を押し開こうとする
私は思わず彼を突き放した。
初めてのキスは、唇が触れるだけにして欲しかった。
舌を入れられそうになったとたんに、彼を性欲の固まりに感じて恐くなった。
「ごめんなさい」
私はソナさんの家に逃げ込んだ
ダーリンと付き合っても彼から性欲を感じたことはなかった。
むしろ私が求めていたのに。
でも、こうしていきなりは、ダメよ。覚悟してなかったもん。
ケントはきっと会場に戻って、あの子たちの中から、今夜の相手を見つけるんだろうな。
私は窓を開けて、月を眺めていた。月夜の晩の狼男か……
窓枠に魔法でちっちゃな狼男ゴーレムを作り出した。
私はそいつを指先ではじいた。
狼男は窓の外に落ちた。
狼男は一生懸命外壁を登って、私の所に来ようとしている。
女の子のミニゴーレムを地面の所に作り出した。
狼男と女の子は手を取り合うと踊り出した。
最初は女の子の腰に手を回して、
しばらくしてその手を背中に
女の子がふらつくと、そのまま重なりあって…
「違うわ!ダメよまだ!
抱き上げてベンチに運ぶの」
「お人形遊びかな?」
びっくりして振り向くと、ヨシヒコがニコニコしてる。
「あら?あの中の誰かと今頃よろしくしているのかと思ってたのに、早いお帰りね」
私は、また重なりあってたミニゴーレムたちを消した。
「ヨシヒコ、今ならまだケントの残り物が有るんじゃない?
行ってくれば?今夜は月夜よ」
「ぼくは、そんなにいつも飢えてはいないよ。
なんか変だよ、モニカ」
「そうね 変かもね」
「否定しないんだ?」
「さっき、キスしたの」
「良かったじゃない。君の魅力が通じる相手がいて」
「恐くなって、突き飛ばして帰って来ちゃった」
「そうなんだ、それでナイーブになってるんだ」
「ふふふ」私は笑った
「何?どうした急に?」
「彼の口 臭かったの!」
「ハハハ そりゃそうだろ、あの料理食べてるんだよ。
モニカもきっと臭うよ」
「私は違いますよ~」
「キスに甘い香りでも期待してたのかな、このお嬢様は?」
「悪い?恋に恋する年頃なのよ」
「大丈夫そうだな。お休み モニカ」
「お休み ヨシヒコ」
私は、ベッドに入ってから、自分の唇を指先で何度も触れてみた。
次の日、ソナさんの畑についていった。
「水やりが大変なんだよ」
「だったら、私が魔法で!」
「ちょっと待って!水の量とかも加減できるかな」
「はい、一応」
「水はね、多すぎてもダメなんだ、腐ったり、病気になったりするんだよ。少ないと枯れたり育たなかったりね
雨粒も大きいと、折角植えた種をほじくり返してしまったりするんだよ」
「微妙な加減がいるんですね」
「それじゃあ、細かい雨粒でかけてくれる?ストップって言ったら止めて」
水やりが終ると、草むしりをして、害虫がいないかチェックした。
昼に軽くお茶してると、鉱夫長がやって来た。
「魔法使いのお嬢さん、この先どっちに掘ったらいいか、分からないかい?
最近、あまり量が採れなくてな
もう堀り尽くしたんじゃないかってみんな不安なんだよ
このままだと、この村もいづれ無くなっちまうんだ」
「確実とは言えませんが、やってみます。坑道に入らせて下さい」
「坑道に!
悪いがそれは話が別だ!
坑道に女が入ると災いが起きるって昔からずっと言われてるんだよ。
俺も迷信と思うけど、俺たち鉱夫は落盤が一番恐ろしいんだ。
女が入った坑道には、もう誰も入りたがらないんだ。
こっちから声かけておいて悪いな、この話は無かったことにしてくれ」
「分かりました。坑道には入りません」
なんかとてもしゃくだけど、仕方ない。
その後、坑道の入口まで行って
「アナライズ」を使った。
やはり山は大きすぎる。
山の中の鉱物を探すなんて。
その時雨が降ってきた。
だんだん激しい雨となって来た。
坑道じゃあないが、前世で鍾乳洞に入ったことがある。
中は夏でも寒い位の温度で、湿度も高い、水が垂れてる所や、川に成ってる所、池も有って、かなり深いって書いて有った。
水!
そう私は水属性限定無しの魔法使いだ!
「アナライズ」にばかり頼ろうとしていたけど、水魔法と組み合わせれば、きっと上手くいく。
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