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白い山
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虎のタビがつづける
「ミーナ、お前は知っておろう成人の儀を
長老がこうべをたれる若者に
「千の年月の過ぎし日の、月の隠れしその時に、夏も白き山裾の熱き泉に我を持て」と言って枝を振る。
それを合図に若者たちが「女神様の現れるその日までお守りします」と誓ったのであろう。」
「長老様が頭の上で、枝を振ったら、誓いの言葉を言うことしか、おぼえてなかったにゃ~」
「ライ お前もそうか?ワシの次に長老としての務めを行うのは、お前じゃぞ!」
「す すみません。そろそろ覚えなきゃとは思ってたんですが、どうも、頭に残らなくて、忘れちゃうんです。」
「くだらん言い訳をいいおって!その気になればすぐ覚えられるわ。
100回 ノートに書いて、明日提出しなさい!」
ロイが「それだ!その長老様の言葉が、いつ、どこで、何をすればいいかだ!
」
「でも、いつが千の年月なのかにゃ?夏も白き山ってどこ?」
「俺には神様からいただいた運のスキルがある。その上、「マグマの杖」を見つけた時に神様からお褒めのメモをいただいてる。きっと突き止められるよ。」
「ルー 早速だが運を2つ使ってくれ」
「ルールルルー わかったわ、神の啓示を」
ピコン
「千の年月は、なんと!今年なのだ!
つぎの満月は…
山が白いのは雪だけじゃない」
「神様ありがとうございます。きっと謎を解きます。」
こうして「マーベル」は再始動した
「次の満月は4日後だ
月の隠れし 月が沈むのを見れる場所は山の東側だ
いったん解散してそれぞれ近隣の村で、白い山の聞き込みをして、イイダの町のギルドで明日の昼に落ち合おう。
なるべく山々の東側を飛んで移動し白い山を目視でも探そう
さぁエンジェルたち、出発だ!」
「質問なのにゃ。今夜はロイはどこに泊まるのかにゃ?」
やはり外泊許可は出ないか!
「夜は皆でスワの宿だ!」
「キーで、ジャンプして独り占めしようと思ってたのに、残念なのら~」
「魔性にズルさが加わったな」
「あら、わざとらしいわね、ネタバラシ?」
「独り占めはさせないにゃん」
スワの宿に泊まった良く朝
エリが「白い山の話を聞いたわ、「ヒナタ山」の山頂がまるで海辺の砂浜のように、一面白い砂になってるそうよ」
クリネが「私も同じような話を聞きました」
ミーナが「私はそこ 見てきたにゃん。本当に山の上が白い砂だらけだったにゃん」
ラビは「クリネの体の軟らかさは、すごいな、あの体位は真似出来ないよ」
ラビ、君はぶれないなぁ
熱き泉は当然温泉だよね
ヒナタ山の真東の「オジロン湯」が本命だけど、やや北の「地核の裂け目の湯」も可能性はある。
明後日までには、どちらかに絞らないと。
「ルー 今日も運を2つ使ってくれ」
「ルールルルー ホント運だのみよね
もう少し頭使いなさいよ。
神様~ またヒント欲しいって!」
ピコン
「史実を知れば、おのずと答えは得られん」
それぞれの温泉の歴史か、一番は千年前に既に存在していたかを、調べるんだ!
調査は意外とあっさり答えが出た
オジロン湯は、とても素晴らしい湯だが、歴史的には浅く、掘り当てた源泉だ
それに対し、地殻の裂け目の湯は、元は岩の割れ目から湧き出るものを、見つけたとなっていた。
これで、「マグマの杖」で結界を解くための情報は揃った。
後はその時を待ち、実行に移すだけだ。
「ミーナ、お前は知っておろう成人の儀を
長老がこうべをたれる若者に
「千の年月の過ぎし日の、月の隠れしその時に、夏も白き山裾の熱き泉に我を持て」と言って枝を振る。
それを合図に若者たちが「女神様の現れるその日までお守りします」と誓ったのであろう。」
「長老様が頭の上で、枝を振ったら、誓いの言葉を言うことしか、おぼえてなかったにゃ~」
「ライ お前もそうか?ワシの次に長老としての務めを行うのは、お前じゃぞ!」
「す すみません。そろそろ覚えなきゃとは思ってたんですが、どうも、頭に残らなくて、忘れちゃうんです。」
「くだらん言い訳をいいおって!その気になればすぐ覚えられるわ。
100回 ノートに書いて、明日提出しなさい!」
ロイが「それだ!その長老様の言葉が、いつ、どこで、何をすればいいかだ!
」
「でも、いつが千の年月なのかにゃ?夏も白き山ってどこ?」
「俺には神様からいただいた運のスキルがある。その上、「マグマの杖」を見つけた時に神様からお褒めのメモをいただいてる。きっと突き止められるよ。」
「ルー 早速だが運を2つ使ってくれ」
「ルールルルー わかったわ、神の啓示を」
ピコン
「千の年月は、なんと!今年なのだ!
つぎの満月は…
山が白いのは雪だけじゃない」
「神様ありがとうございます。きっと謎を解きます。」
こうして「マーベル」は再始動した
「次の満月は4日後だ
月の隠れし 月が沈むのを見れる場所は山の東側だ
いったん解散してそれぞれ近隣の村で、白い山の聞き込みをして、イイダの町のギルドで明日の昼に落ち合おう。
なるべく山々の東側を飛んで移動し白い山を目視でも探そう
さぁエンジェルたち、出発だ!」
「質問なのにゃ。今夜はロイはどこに泊まるのかにゃ?」
やはり外泊許可は出ないか!
「夜は皆でスワの宿だ!」
「キーで、ジャンプして独り占めしようと思ってたのに、残念なのら~」
「魔性にズルさが加わったな」
「あら、わざとらしいわね、ネタバラシ?」
「独り占めはさせないにゃん」
スワの宿に泊まった良く朝
エリが「白い山の話を聞いたわ、「ヒナタ山」の山頂がまるで海辺の砂浜のように、一面白い砂になってるそうよ」
クリネが「私も同じような話を聞きました」
ミーナが「私はそこ 見てきたにゃん。本当に山の上が白い砂だらけだったにゃん」
ラビは「クリネの体の軟らかさは、すごいな、あの体位は真似出来ないよ」
ラビ、君はぶれないなぁ
熱き泉は当然温泉だよね
ヒナタ山の真東の「オジロン湯」が本命だけど、やや北の「地核の裂け目の湯」も可能性はある。
明後日までには、どちらかに絞らないと。
「ルー 今日も運を2つ使ってくれ」
「ルールルルー ホント運だのみよね
もう少し頭使いなさいよ。
神様~ またヒント欲しいって!」
ピコン
「史実を知れば、おのずと答えは得られん」
それぞれの温泉の歴史か、一番は千年前に既に存在していたかを、調べるんだ!
調査は意外とあっさり答えが出た
オジロン湯は、とても素晴らしい湯だが、歴史的には浅く、掘り当てた源泉だ
それに対し、地殻の裂け目の湯は、元は岩の割れ目から湧き出るものを、見つけたとなっていた。
これで、「マグマの杖」で結界を解くための情報は揃った。
後はその時を待ち、実行に移すだけだ。
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