遊び人ロイはハーレムスキル

烏帽子 博

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幻術の中で

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「クリネ 訓練にいい場所って」

「それは、明日のお楽しみ!なのら
今からは、今宵のお楽しみ時間なのら」

「そうだな、寝室に場所を移そう」とラビが言った。

「食休みしようよ」と俺が言うと

「食べてゴロゴロしちゃダメなのにゃ。
にゃんこがモーモーになるってママが言ってたにゃん」

「クリーン! みんなのお口の中とロイのベーダー卿は綺麗にしたわよ 身体は綺麗にしないでそのままが好きでしょ ロイ」

「エリ やっぱりキレイにしてからにしようよ」

「どうせ、マットレスの上でぬるぬるになるんだ、終わってからで良くないか?」

エリが「クリーン」をみんなにかけた頃は、あたりは明るくなりかけてた。


朝食時
「みんなタフだよな。寝不足はお肌に悪いんじゃ無いの。」

「栄養成分もたっぷりの魔力注入で、みんな艶々じゃない。睡眠なんか不要よ。 ね~~」

「ね~~」
「ね~ なのにゃ」
「ね~ なのら」

「わかってるよ。エンジェルたち。
君らは、綺麗で、元気だ!」

「所で、クリネ 昨日言ってた訓練にいい場所ってのを教えてくれるかい?」

「幻術の中の世界なのら
時間と空間を自由にできるのら
こっちの一秒がその世界では永遠の時間にできるのら。
体は、こっちだから、50年後に戻って来ても老いたりしないのら。幻術の中でケガをしても、こっちでは無傷なのら、幻術の中でいくら体を鍛えても、こちらでは効果はないのら」

「それじゃ そこで訓練してもあまり意味無いんじゃないの」

「アンタ バカぁ?」
「バカにゃ」
「バカね」
「バカなのら」

ラビが話しだした
「これからやろうとしてるのは「気」の訓練なのは、解るな
精神世界だから、肉体は関係ない
「気」のコントロールや鍛練はできるし「魔法」もそうだ。
それにもし、重症をおっても、なしにできるんだぞ」

「それじゃあ みんな少し「気」をおさえて、幻術にかけるのら」

「え? 今なの?」

雲の上に立ってる
「ちょっと待って!
ルー 運を一つ使ってくれ」

「ルールルルー いいことあるといいわね。」

ラビが「クリネ、地面は普通がいい。
そうだな ぶっ壊す前のエナ山あたりのイメージって、できるかい」

「かんたんなのら」

あたりの景色が一変した
「ロイ ここでは、身体強化を常にかけてろ、それが意識なくできるように それと、体を地面から常に2センチ以上浮かせろ 朝も昼も夜も常にだ」

「ミーナは好きなだけ「かめはめにゃ」をぶっぱなせ。打ち出した後からもコントロールして飛ばすんだ、アレンジはどんどんやろう」

「エリは魔法を好きなだけ探求してくれ。威力が有りすぎて使ってない魔法も撃ち放題だ」

「クリネには、私からは的確なアドバイスは出来ないが、みんなの壊した所を直したり、ケガをなかったことにしてくれるかい。あと周りの場所も適当に変化させてくれ」

「私の世界で、みんなが暴れた方が、私の訓練にもなるのら」

「じゃあ始めよう」ラビの一言で訓練が始まった

ラビが剣を振ると、剣先から「気」の刃が飛び出しあたりの木々をきりたおして山にぶつかりそれでも尚切り進んで行く

ミーナの「かめはめにゃ」が山に炸裂する。巨大なキノコ雲とともに山は吹き飛んで、爆風がこちらを襲う。

エリが「まずは、久しぶりに、ぶっぱなしたいのは、やっぱりこれよ

黄昏よりも昏きもの 血の流れより紅きもの ……

ドラグスレイブ!
ちゅドーン!

クリネが再生したばかりの山が、巨大なキノコ雲を残して、消し飛んだ。

「あー スッキリした テヘッ❤️」

リナに改名すれば~~

「スキあり」ラビが剣を一閃した
視界が360度して、頭に衝撃を受け、俺の目に入ったのは首から上が無くなってる俺の体だ。
俺は首をバッサリ斬られ、頭がコロンと地面に落ちたのだった。
俺は意識を失った。
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