4 / 52
第1章
マインさん
しおりを挟む
「ルーさん これってやり過ぎでしょうか」
「そうですね。新人2人で初日に4区間処理したのは過去にもそうそう居ませんね。
知られると目立ちますね。
もちろん私は誰にも言いませんが、報告書を見た人の口止めはできません。」
「今日は、2区画だけやって、明日又2区画やった事にできませんか」
「私に嘘の報告書を書けと言うのですか
それは絶対できませんよ。バレたら私の首が飛びますし、あなたがたにも資格剥奪などの罰則が適用されますよ。」
「わかりました。ありのままで報告書はお願いします。」
冒険者ギルドに戻ると、まだ時間が早いのかそれ程混んではいなかった。
依頼を受けた時同様に、マインさんのところに行って、クエスト完了の書類をクリスが出した。
マインさんは、書類を見て目をカッと見開いて口に手をあてた。
一目見て驚いてる表情だとわかる。
ララと二人で申し訳無さそうにしてると。マインさんは、恐い顔して
「ちょっと あなたたち コッチに来なさい」
周りからも注目を集めてしまった。
「なんだ、なんだ」
「新人だろ。依頼先からクレームでも来たんじゃねえか」
「あの子ちょっと可愛いよな、戻ってきたら慰めてやろうかな」
「お前はアホか 隣りに男がいたじゃねぇか。
お前 女しか見えて無いだろ」
マインさんがカウンターの端を上げて入る用に促す。
ララが振り返って「お騒がせしてすみませんでした」と言って頭を下げた。
ぼくも慌てて「すみませんでした」と言って頭を下げてから、カウンターをくぐった。
「あなたたち、以外としっかりしてるのね」
マインさんは一言そう言うと「ついてきなさい」と言って奥へと歩いて行った。
マスター室と書かれた部屋の前に連れてこられた。
マインさんが、ドアをノックして声を掛ける
「マスター失礼します」
彼女は返事も待たずにドアを開けて中に入った。
マスターは、いかにもって感じのガタイの大きな男の人で目を通していた書類からゆっくりと視線をクリスとララ移してきた。
「マスター この二人今日の昼近くに登録したばかりの新人のクリスさんとララさんです」
「はじめまして クリスです」
「はじめまして ララです。」
「あ おう 俺はここのギルトマスターをやってるガルドだ。
で、マイン この ど新人 が何したんだ」
「『どぶさらい案件』です。この二人で昼に出かけて4区間処理して、もうこの時間に帰って来たんです。」
「ほう そりゃあなかなかやるなぁ
逸材ってことだな
悪い虫が寄ってきそうだ。」
「そうなんです。それでなんですが、私に彼らの指導係をさせて下さい。このままだと心配です。」
「そうだな。(少し間を置いて考えてる)それがいいだろう。
良かったなお前たち。マインなら安心だ。」
「でも、ぼくたち指導料とか払うお金ありませんけど」
「ハハハ、金の心配はいらねえよ。
指導係と言っても、これはマインのおせっかいだ。無料でマイン姉さんが世話を焼いてくれるってことだ。」
「おせっかいだなんて~ひどいわね
わたしはただ、あなたたちに死んで欲しくないし、騙される所を見たくないし、攫われたり、無理やり奴隷にされたりも嫌なだけよ」
「エエエ~~~そんなに冒険者って危ない仕事なんですか?」
「坊主たち いいか 冒険者が危ないんじゃねぇ。お前達が危なっかしいからマインが気にしてるんだ。
そんだけの仕事がいきなり出来るってことは、お前たちが特別だってことだ。
特別なやつは目立つし、目をつけられる。
悪い奴が利用しようとよって来る。
マインを信用して隠し事なく何でも話せ。
いいな」
ガルドさんはそう言うとニカッと笑って茶色い歯を見せた。
「マインさん よろしくお願いします」
ララが手を差し出した。
「よろしくお願いします」
クリスも同じように手を差し出す。
マインさんは僕たちと手を繋いで
「一緒に頑張りましょうね」と言ってくれた。
3人で受付に戻って、マインさんにクエスト完了の手続きをしてもらった。
「4区画だから報酬は28000Gよ それぞれ14000Gずつね。
半分に分けといたから。
私は6の鐘迄仕事だから、それまで宿舎でくつろいでて。仕事が終わったら宿舎の食堂に私も行くから、そこで又会いましょう」
ギルド併設の宿舎は、一階に食堂とミーティングルーム。二階は男性宿舎。三階は女性宿舎と女子職員宿舎だ。
因みに三階は、男性立入禁止となっている。
「クリス 起きて マインさんと待ち合わせの時間よ」
思ったより疲れていたようだ。知らない内に寝入っていたみたいだ。
二人で食堂に入ると、既にマインが居て手を振っている。
「先に食事にしましょう。この食堂は、好きなものが食べ放題よ。大皿の料理を自分で取るのよ。大事なルールは自分の皿に取ったら残さないこと。おかわりもできるから、最初から欲張らないこと。いいわね。
じゃあ料理を取りに行きましょう。」
パンにパスタ、肉も焼いたのや煮込みが何種もある。スープも2つの鍋があって、野菜がいっぱい入ってる。
「こ これ全部、好きなだけ食べてもいいんですか」
「凄~い こんな料理 夢見たい」
「もう一度言うけど、食べ切れる分だけとるのよ」
「ふわーーお腹いっぱいだぁ~」
「もう苦しい、食べれないわ~」
「あんたたち、そんなに食べてお腹壊すわよ。
って もう ダメそうね。
食器片付けてミーティングルームに移動するわよ」
「マインさん、少し待って。ゲフッ お腹いっぱいで、今動いたら吐きそうです。」
「わたしも~ ゲフッ」
「まったく。今日が特別メニューってことじゃ無いのよ。明日も明後日も食べ放題なのよ。
これからはキャパオーバーに食べない事」
15分程休んでから、3人はミーティングルームに移動した。
「あなたたちの話を聞く前に、私のことを話すわね」
「そうですね。新人2人で初日に4区間処理したのは過去にもそうそう居ませんね。
知られると目立ちますね。
もちろん私は誰にも言いませんが、報告書を見た人の口止めはできません。」
「今日は、2区画だけやって、明日又2区画やった事にできませんか」
「私に嘘の報告書を書けと言うのですか
それは絶対できませんよ。バレたら私の首が飛びますし、あなたがたにも資格剥奪などの罰則が適用されますよ。」
「わかりました。ありのままで報告書はお願いします。」
冒険者ギルドに戻ると、まだ時間が早いのかそれ程混んではいなかった。
依頼を受けた時同様に、マインさんのところに行って、クエスト完了の書類をクリスが出した。
マインさんは、書類を見て目をカッと見開いて口に手をあてた。
一目見て驚いてる表情だとわかる。
ララと二人で申し訳無さそうにしてると。マインさんは、恐い顔して
「ちょっと あなたたち コッチに来なさい」
周りからも注目を集めてしまった。
「なんだ、なんだ」
「新人だろ。依頼先からクレームでも来たんじゃねえか」
「あの子ちょっと可愛いよな、戻ってきたら慰めてやろうかな」
「お前はアホか 隣りに男がいたじゃねぇか。
お前 女しか見えて無いだろ」
マインさんがカウンターの端を上げて入る用に促す。
ララが振り返って「お騒がせしてすみませんでした」と言って頭を下げた。
ぼくも慌てて「すみませんでした」と言って頭を下げてから、カウンターをくぐった。
「あなたたち、以外としっかりしてるのね」
マインさんは一言そう言うと「ついてきなさい」と言って奥へと歩いて行った。
マスター室と書かれた部屋の前に連れてこられた。
マインさんが、ドアをノックして声を掛ける
「マスター失礼します」
彼女は返事も待たずにドアを開けて中に入った。
マスターは、いかにもって感じのガタイの大きな男の人で目を通していた書類からゆっくりと視線をクリスとララ移してきた。
「マスター この二人今日の昼近くに登録したばかりの新人のクリスさんとララさんです」
「はじめまして クリスです」
「はじめまして ララです。」
「あ おう 俺はここのギルトマスターをやってるガルドだ。
で、マイン この ど新人 が何したんだ」
「『どぶさらい案件』です。この二人で昼に出かけて4区間処理して、もうこの時間に帰って来たんです。」
「ほう そりゃあなかなかやるなぁ
逸材ってことだな
悪い虫が寄ってきそうだ。」
「そうなんです。それでなんですが、私に彼らの指導係をさせて下さい。このままだと心配です。」
「そうだな。(少し間を置いて考えてる)それがいいだろう。
良かったなお前たち。マインなら安心だ。」
「でも、ぼくたち指導料とか払うお金ありませんけど」
「ハハハ、金の心配はいらねえよ。
指導係と言っても、これはマインのおせっかいだ。無料でマイン姉さんが世話を焼いてくれるってことだ。」
「おせっかいだなんて~ひどいわね
わたしはただ、あなたたちに死んで欲しくないし、騙される所を見たくないし、攫われたり、無理やり奴隷にされたりも嫌なだけよ」
「エエエ~~~そんなに冒険者って危ない仕事なんですか?」
「坊主たち いいか 冒険者が危ないんじゃねぇ。お前達が危なっかしいからマインが気にしてるんだ。
そんだけの仕事がいきなり出来るってことは、お前たちが特別だってことだ。
特別なやつは目立つし、目をつけられる。
悪い奴が利用しようとよって来る。
マインを信用して隠し事なく何でも話せ。
いいな」
ガルドさんはそう言うとニカッと笑って茶色い歯を見せた。
「マインさん よろしくお願いします」
ララが手を差し出した。
「よろしくお願いします」
クリスも同じように手を差し出す。
マインさんは僕たちと手を繋いで
「一緒に頑張りましょうね」と言ってくれた。
3人で受付に戻って、マインさんにクエスト完了の手続きをしてもらった。
「4区画だから報酬は28000Gよ それぞれ14000Gずつね。
半分に分けといたから。
私は6の鐘迄仕事だから、それまで宿舎でくつろいでて。仕事が終わったら宿舎の食堂に私も行くから、そこで又会いましょう」
ギルド併設の宿舎は、一階に食堂とミーティングルーム。二階は男性宿舎。三階は女性宿舎と女子職員宿舎だ。
因みに三階は、男性立入禁止となっている。
「クリス 起きて マインさんと待ち合わせの時間よ」
思ったより疲れていたようだ。知らない内に寝入っていたみたいだ。
二人で食堂に入ると、既にマインが居て手を振っている。
「先に食事にしましょう。この食堂は、好きなものが食べ放題よ。大皿の料理を自分で取るのよ。大事なルールは自分の皿に取ったら残さないこと。おかわりもできるから、最初から欲張らないこと。いいわね。
じゃあ料理を取りに行きましょう。」
パンにパスタ、肉も焼いたのや煮込みが何種もある。スープも2つの鍋があって、野菜がいっぱい入ってる。
「こ これ全部、好きなだけ食べてもいいんですか」
「凄~い こんな料理 夢見たい」
「もう一度言うけど、食べ切れる分だけとるのよ」
「ふわーーお腹いっぱいだぁ~」
「もう苦しい、食べれないわ~」
「あんたたち、そんなに食べてお腹壊すわよ。
って もう ダメそうね。
食器片付けてミーティングルームに移動するわよ」
「マインさん、少し待って。ゲフッ お腹いっぱいで、今動いたら吐きそうです。」
「わたしも~ ゲフッ」
「まったく。今日が特別メニューってことじゃ無いのよ。明日も明後日も食べ放題なのよ。
これからはキャパオーバーに食べない事」
15分程休んでから、3人はミーティングルームに移動した。
「あなたたちの話を聞く前に、私のことを話すわね」
220
あなたにおすすめの小説
【収納∞】スキルがゴミだと追放された俺、実は次元収納に加えて“経験値貯蓄”も可能でした~追放先で出会ったもふもふスライムと伝説の竜を育成〜
あーる
ファンタジー
「役立たずの荷物持ちはもういらない」
貢献してきた勇者パーティーから、スキル【収納∞】を「大した量も入らないゴミスキル」だと誤解されたまま追放されたレント。
しかし、彼のスキルは文字通り『無限』の容量を持つ次元収納に加え、得た経験値を貯蓄し、仲間へ『分配』できる超チート能力だった!
失意の中、追放先の森で出会ったのは、もふもふで可愛いスライムの「プル」と、古代の祭壇で孵化した伝説の竜の幼体「リンド」。レントは隠していたスキルを解放し、唯一無二の仲間たちを最強へと育成することを決意する!
辺境の村を拠点に、薬草採取から魔物討伐まで、スキルを駆使して依頼をこなし、着実に経験値と信頼を稼いでいくレントたち。プルは多彩なスキルを覚え、リンドは驚異的な速度で成長を遂げる。
これは、ゴミスキルだと蔑まれた少年が、最強の仲間たちと共にどん底から成り上がり、やがて自分を捨てたパーティーや国に「もう遅い」と告げることになる、追放から始まる育成&ざまぁファンタジー!
追放された私の代わりに入った女、三日で国を滅ぼしたらしいですよ?
タマ マコト
ファンタジー
王国直属の宮廷魔導師・セレス・アルトレイン。
白銀の髪に琥珀の瞳を持つ、稀代の天才。
しかし、その才能はあまりに“美しすぎた”。
王妃リディアの嫉妬。
王太子レオンの盲信。
そして、セレスを庇うはずだった上官の沈黙。
「あなたの魔法は冷たい。心がこもっていないわ」
そう言われ、セレスは**『無能』の烙印**を押され、王国から追放される。
彼女はただ一言だけ残した。
「――この国の炎は、三日で尽きるでしょう。」
誰もそれを脅しとは受け取らなかった。
だがそれは、彼女が未来を見通す“預言魔法”の言葉だったのだ。
レベル1の時から育ててきたパーティメンバーに裏切られて捨てられたが、俺はソロの方が本気出せるので問題はない
あつ犬
ファンタジー
王国最強のパーティメンバーを鍛え上げた、アサシンのアルマ・アルザラットはある日追放され、貯蓄もすべて奪われてしまう。 そんな折り、とある剣士の少女に助けを請われる。「パーティメンバーを助けてくれ」! 彼の人生が、動き出す。
ハズレスキル【分解】が超絶当たりだった件~仲間たちから捨てられたけど、拾ったゴミスキルを優良スキルに作り変えて何でも解決する~
名無し
ファンタジー
お前の代わりなんざいくらでもいる。パーティーリーダーからそう宣告され、あっさり捨てられた主人公フォード。彼のスキル【分解】は、所有物を瞬時にバラバラにして持ち運びやすくする程度の効果だと思われていたが、なんとスキルにも適用されるもので、【分解】したスキルなら幾らでも所有できるというチートスキルであった。捨てられているゴミスキルを【分解】することで有用なスキルに作り変えていくうち、彼はなんでも解決屋を開くことを思いつき、底辺冒険者から成り上がっていく。
劣悪だと言われたハズレ加護の『空間魔法』を、便利だと思っているのは僕だけなのだろうか?
はらくろ
ファンタジー
海と交易で栄えた国を支える貴族家のひとつに、
強くて聡明な父と、優しくて活動的な母の間に生まれ育った少年がいた。
母親似に育った賢く可愛らしい少年は優秀で、将来が楽しみだと言われていたが、
その少年に、突然の困難が立ちはだかる。
理由は、貴族の跡取りとしては公言できないほどの、劣悪な加護を洗礼で授かってしまったから。
一生外へ出られないかもしれない幽閉のような生活を続けるよりも、少年は屋敷を出て行く選択をする。
それでも持ち前の強く非常識なほどの魔力の多さと、負けず嫌いな性格でその困難を乗り越えていく。
そんな少年の物語。
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
俺に王太子の側近なんて無理です!
クレハ
ファンタジー
5歳の時公爵家の家の庭にある木から落ちて前世の記憶を思い出した俺。
そう、ここは剣と魔法の世界!
友達の呪いを解くために悪魔召喚をしたりその友達の側近になったりして大忙し。
ハイスペックなちゃらんぽらんな人間を演じる俺の奮闘記、ここに開幕。
転落貴族〜千年に1人の逸材と言われた男が最底辺から成り上がる〜
ぽいづん
ファンタジー
ガレオン帝国の名門貴族ノーベル家の長男にして、容姿端麗、眉目秀麗、剣術は向かうところ敵なし。
アレクシア・ノーベル、人は彼のことを千年に1人の逸材と評し、第3皇女クレアとの婚約も決まり、順風満帆な日々だった
騎士学校の最後の剣術大会、彼は賭けに負け、1年間の期限付きで、辺境の国、ザナビル王国の最底辺ギルドのヘブンズワークスに入らざるおえなくなる。
今までの貴族の生活と正反対の日々を過ごし1年が経った。
しかし、この賭けは罠であった。
アレクシアは、生涯をこのギルドで過ごさなければいけないということを知る。
賭けが罠であり、仕組まれたものと知ったアレクシアは黒幕が誰か確信を得る。
アレクシアは最底辺からの成り上がりを決意し、復讐を誓うのであった。
小説家になろうにも投稿しています。
なろう版改稿中です。改稿終了後こちらも改稿します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる