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1章5節 盤上の世紀末
2-4 (122話)
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どっかで聞いたことがある台詞。
女の声がしている。まさかとは思うが、あの人がいるとかないよな。ゆっくりと顔を声のした場所まで向けた。
誰かいると思ったら本当にいた。最悪の場面になった。
「なんでお前いるんだよ・・・?ここに来いなんて一言も言ってないぜ?」
「こそこそしてるのはわかってんの。それに何も分かってないなんて本当に思ってんの?先まで分かってるから依頼したんだけど。まさか、期待外れとか思ってないよね?ね、刑事さん」
誰が期待外れなんだよ。むしろ同行するって話も分かってんのかよ。
全部読まれてるみたいで、見透かされてるみたいでイライラが止まらない。
誰にこれをぶつける?ぶつける相手がいない。ぶつけても今いるのは全員魔探偵の人間で学生だぜ?
大人げないじゃないかよ。警察官がするレベル超えてるだろ。
かっこ悪い大人って頭に刷り込まれる。
人生ここで終わんの?ガタが一気にくるハメになるじゃんか。
ため息しか出なくなる。こんな事になるんなら最初から断っておくべきだったのかもしれない。
「ホントに断ろうと思ってるみたいですけど、簡単に降参させませんからね。ね、期待外れの西崎さん」
「期待外れだの的外れだの言うんじゃねーっ!」
なんで子供相手にムキになんてんだ?情けない恰好の連続で頭の機能が低下してる。糖分取りたい。糖分摂取。
こんな時に限って岩城は隣にいないし、大人一人に対して子供四人はないだろ。
大家族の大黒柱になっておりますの状態に近い。冷静一人、やんちゃ二人、そして軽くボケに近い異常者一人。
様子を見るだけで一日の行動範囲が半日で尽きるレベル。だから、糖分摂取したいんじゃないか。
心の中で心底呆れてる自分が嫌になる。
「じゃあ、本題に入りましょうか。今回はあくまで護衛任務。依頼者である星浮 央樹の護衛をする、それだけの任務になります。あくまでも何もなければそれで終わり。次の日に移行になるだけの簡単な任務。しかし、軽い気持ちでやったら命を奪われかねない事態になる事を予想しておいてください」
「前に怪我をした人物は星浮の一つ上にいる玉喜 拡史。まだ初段といえども実力はそこそこある。が、この4日前の事。将棋会館で先輩の将棋を視聴し終えて帰る頃、何者かに襲われ全治10日という怪我になってしまった。怪我って言っても利き手である右手に刃物のような切り傷になったんだけど」
その後の調べによって玉喜は「誰にも恨まれるようなことは一切していない」と主張し、警察での処理によって被害届を受理された。
犯人の特徴は身長160センチから170センチ内で、細身で黒いパーカーを着ていた。男性か女性かはわからなかったが、フードを被っていたいたのと黒いマスクをしていたためか性別の判断がつかなかったと本人が主張していたことを西崎から報告された。
どんな些細な事でもいいから何かあったかの質問については何もなかった。
だが、一つだけ怪しい事が起こっていたという。
それは怪我をする一週間前に宛先のわからない封書が届いていた。
住所も宛名もない封書が届いている事を不可思議に思いながら自宅に戻ってその封書を開けたという。
でも、怖さのあまり中身を見ることはなかった。いたずらだろうと半分気を逸らしていたが、その翌日に将棋会館のボードに脅迫文ともとれる内容が書いてあったという。
女の声がしている。まさかとは思うが、あの人がいるとかないよな。ゆっくりと顔を声のした場所まで向けた。
誰かいると思ったら本当にいた。最悪の場面になった。
「なんでお前いるんだよ・・・?ここに来いなんて一言も言ってないぜ?」
「こそこそしてるのはわかってんの。それに何も分かってないなんて本当に思ってんの?先まで分かってるから依頼したんだけど。まさか、期待外れとか思ってないよね?ね、刑事さん」
誰が期待外れなんだよ。むしろ同行するって話も分かってんのかよ。
全部読まれてるみたいで、見透かされてるみたいでイライラが止まらない。
誰にこれをぶつける?ぶつける相手がいない。ぶつけても今いるのは全員魔探偵の人間で学生だぜ?
大人げないじゃないかよ。警察官がするレベル超えてるだろ。
かっこ悪い大人って頭に刷り込まれる。
人生ここで終わんの?ガタが一気にくるハメになるじゃんか。
ため息しか出なくなる。こんな事になるんなら最初から断っておくべきだったのかもしれない。
「ホントに断ろうと思ってるみたいですけど、簡単に降参させませんからね。ね、期待外れの西崎さん」
「期待外れだの的外れだの言うんじゃねーっ!」
なんで子供相手にムキになんてんだ?情けない恰好の連続で頭の機能が低下してる。糖分取りたい。糖分摂取。
こんな時に限って岩城は隣にいないし、大人一人に対して子供四人はないだろ。
大家族の大黒柱になっておりますの状態に近い。冷静一人、やんちゃ二人、そして軽くボケに近い異常者一人。
様子を見るだけで一日の行動範囲が半日で尽きるレベル。だから、糖分摂取したいんじゃないか。
心の中で心底呆れてる自分が嫌になる。
「じゃあ、本題に入りましょうか。今回はあくまで護衛任務。依頼者である星浮 央樹の護衛をする、それだけの任務になります。あくまでも何もなければそれで終わり。次の日に移行になるだけの簡単な任務。しかし、軽い気持ちでやったら命を奪われかねない事態になる事を予想しておいてください」
「前に怪我をした人物は星浮の一つ上にいる玉喜 拡史。まだ初段といえども実力はそこそこある。が、この4日前の事。将棋会館で先輩の将棋を視聴し終えて帰る頃、何者かに襲われ全治10日という怪我になってしまった。怪我って言っても利き手である右手に刃物のような切り傷になったんだけど」
その後の調べによって玉喜は「誰にも恨まれるようなことは一切していない」と主張し、警察での処理によって被害届を受理された。
犯人の特徴は身長160センチから170センチ内で、細身で黒いパーカーを着ていた。男性か女性かはわからなかったが、フードを被っていたいたのと黒いマスクをしていたためか性別の判断がつかなかったと本人が主張していたことを西崎から報告された。
どんな些細な事でもいいから何かあったかの質問については何もなかった。
だが、一つだけ怪しい事が起こっていたという。
それは怪我をする一週間前に宛先のわからない封書が届いていた。
住所も宛名もない封書が届いている事を不可思議に思いながら自宅に戻ってその封書を開けたという。
でも、怖さのあまり中身を見ることはなかった。いたずらだろうと半分気を逸らしていたが、その翌日に将棋会館のボードに脅迫文ともとれる内容が書いてあったという。
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