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時結莉黒

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何かを成すということ

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「何かを成す人間になりたい」

漠然とした意識のようなものを常に抱えていた時期がある。

例えば、違う世界に転生してその世界を救うとか、事件を相棒と解決していくとか。

そんな、ファンタジックなことでなくても、SNSで活躍している同世代、彼らが彼らよりも上の人と対等な関係を持てていることを羨ましく思っていた。

何かを成すためには、たくさんの努力と周りの理解が必要だ。

自分のような、なんとなく敷かれたレールの上をダラダラと進まざるを得ない人間には、何かを成すことなど縁遠いことである。

憧れ、羨み、望み、嫉妬し


「あぁ、また一日が始まる…」

そして、わたしは今日も、レールの上を進んでいく。
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