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5.この名探偵にゆずりなさい
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「それでは、まず何をしますか?」
「そうね、もう一度事件現場を調べてみましょう。なにか再発見があるかも。」
警察が到着するまでまだかかる。僕らにできることがあるなら、力になりたい。
僕達は再び社長室へやってきた。うぅ、相変わらず嫌な空気、そして匂いだ。
樹玖子さんはあらためて社長の遺体を調べている。僕も力になりたいのだけど、人に触れても能力は発揮されない。凶器の万年筆も触れたら指紋が残ってしまう。そうしたら僕も容疑者の仲間入りだ。こんなピカピカの万年筆だ。触れば一発で指紋が…
…ピカピカの万年筆…?
「あの、所長。犯人はこの万年筆で犯行を行ったわけですよね?」
「ええ、そうね。」
「だとしたら、すでに万年筆に指紋がついていてもおかしくないはずですよね?」
「………たしかに。」
樹玖子さんはそういえばたしかに!と驚いたような顔をして、すぐに真面目な顔になり、言葉を続けた。
「ハンカチとかを使えば指紋がつくことなく犯行が可能よ。」
「………たしかに。」
すごい発見だと思ったのにな。
「でも、良い着眼点ね、さすが私の助手よ。」
「ありがとうございます。」
「でも、やっぱりこの万年筆で犯行に及んだのは理由があるはずよね…それに犯行の時間も。」
「犯行の時間、ですか?」
「ええ、たしかに、パーティーの開始前は絶好のチャンスだったかもしれないけど…そのせいで容疑者が絞り込まれているのはおかしいと思わない?」
犯行は打ち合わせが終わってから皐月さんが社長室に行くまでの間だ。パーティーにはたくさんの参加者がいたけど樹玖子さんはその全員が犯行が可能だったとは考えてないみたいだ。
「社長室には外線があった。そして檜山さんも機材室にいた。つまり、助けを求めることはできた状況にあるの。」
「なるほど、犯人は少なくとも社長が部屋に招き入れる関係の人物、ということですね。」
「ええ。いくら招待客とはいえ、誰でも招き入れるとは考えにくい。それに、万年筆も部屋にあったはずだしね。」
となるとやっぱり容疑者はあの4人、ということになりそうだ。うーん、なんだか堂々巡りだな。
「ねえ。ドアノブを触ってみたらどうかしら?」
ドアノブを触る。つまり僕のサイコメトリーを使う、ということだ。
「試してみます。」
僕は手袋を外してドアノブを触ってみる。
その瞬間、僕の脳に映像が流れ込んでくる。
これは…皐月さんだ!扉を開けた瞬間、死体が見えて驚いている様子が見えた。どうやら死体を発見した瞬間の光景のようだ…
僕は樹玖子さんのほうに振り返り、今見えたことを話す。
「見えたのは皐月さんが社長の死体を最初に発見した時の光景でした。」
僕としては手がかりなし、と思っていたけれど、樹玖子さんはなにか思うことがあるようで、少し考えた後、僕にむかって尋ねた。
「その時、香織は扉を開けた瞬間に死体を見たのよね?」
「はい、そうでした。」
「香織の手元は映っていた?」
「手元、ですか?ええと…あまりよく見えませんでした。」
「手袋をしていたとかは見えた?」
「してなかったと思うんですけど…自信ないです。」
なるほどね、とまた樹玖子さんが考え込む。これでなにかわかったのだろうか。
「たぶん、香織は犯人じゃない。」
樹玖子さんは少し安心したような表情を浮かべてる。
「ゴン君が見たことが真実なら、香織が社長室に入ったのはすでに社長が殺害された後になる。」
たしかに、さっき見た皐月さんはとても演技しているとは思わなかった。
「香織の犯行チャンスは死体発見時だけのはず。だから、香織は犯人じゃない。」
一歩前進ね、と言う樹玖子さんだけど、その顔色はあまり良くない。それもそうだ。まだ僕が見た光景だけしか手がかりがないんだ。僕ももっと頑張らないと。
「次はどうしましょうか?」
「そうね…もう少し容疑者の話が聞きたいわ。」
「それなら、また話をしないとですね。まだ隣の部屋で花野刑事と話していると思います。」
「俺がどうかしたか?」
花野刑事が突然入ってきた。気が付かなかったな。どうやら話が終わったらしい。
「なにかありましたか?花野刑事。」
「ああ、簡単な身体検査がしたい。犯行の際、血がついたものがあるかもしれないしな。愛上は悪いが女性陣2人を頼む。」
「ええ。わかりました。」
そう言うと樹玖子さんは隣の部屋にむかって行った。そして入れ替わるように副社長の福留さんと記者の木ノ本さんがこっちの部屋に入ってきた。
僕は…身体検査ということなら樹玖子さんについていくわけにもいかない。ここで様子をみておこう。
しばらく花野刑事の身体検査を見学する。出ていけと言わないのは花野刑事も僕らのことを信用しているのだろう。
「ちょっと、丁寧に扱ってくださいよ。」
木ノ本さんはなにやら花野刑事に怒っているな。どうしたんだろうと花野刑事の手元をみてみると、木ノ本さんのカメラを持っていた。先ほど丁寧に、と言っていたのはカメラのことだな。
デジタルカメラか…もしかしたら何か証拠が残っているかもしれないな。これはチャンスかもしれないぞ。
「カメラですか!もしかしたら手がかりが写っているかもしれないですね。」
「ああ、俺も同じことを考えていたところだ。」
「事件の手がかりなんて特になにも撮ってないですけどねえ。」
僕は写真のデータを覗き込むふりをしてそっと手袋を外してカメラに触れる。
その瞬間、再び僕に映像が流れ込んでくる。
結論から言うと犯人は木ノ本さんだった。僕が見たのは社長社長で木ノ本さんが黄金の万年筆を掴み社長に突き刺す光景だ。
僕の能力では声は聞こえないから2人にどんなやりとりがあったかわからない。でもたしかにあれは木ノ本さんの犯行の瞬間だった。社長には他に外傷はなさそうだったから、間違いないだろう。
「うーん手がかりになるようなものは写ってねえな?」
「…」
「おい、どうした?なにか写っていたのか?」
「え?あ、いや、そうですね。なにも写っていませんでした。」
「?変なやつだな…」
ど、どうしよう。今見えたことを花野刑事に言うべきか?でも、なんと言って伝える?突然映像が見えました、とでも言うのか?信じてもらえるのだろうか。下手なことを言ったら僕が怪しく見えるのではないだろうか。
いろいろなことが頭に浮かんで考えがまとまらない。
花野刑事は木ノ本さんと福留さんにいくつか質問をしているみたいだけど、僕には全く耳に入ってこない。そうして、いつの間にか身体検査は終了していたみたいで、部屋には僕一人になっていた。
犯人が目の前にいたのに、僕は無力なんだな。こんなことじゃ超能力なんてあっても意味がないかもしれないな…。
「どうしたの、ゴン君。こんなところで立ち尽くして。」
「樹玖子さん…!」
「仕事中は所長と呼びなさいって言ってるでしょ、って顔色悪いわね。大丈夫?」
僕はさっきのことを樹玖子さんに話した。
樹玖子さんは僕の話を何も言わずに言ったあと、
「お手柄よ、よくやったわ。ゴン君。」
「でも、僕は何もできませんでした。犯人が目の前にいたのに…」
「何言ってるの、あなたは助手でしょ?あとの見せ場はこの名探偵にゆずりなさい!」
「所長…!」
さすが樹玖子さん、僕の師匠だ!
さっきまであんなに息苦しかったけど、今では何でもできそうな気がする。
「それじゃあ次は犯人と対決ですね!」
「それはもう少し待ってちょうだい。まだ証拠が足りない。」
「証拠ですか?」
犯人は木ノ本さんということがわかっているのに。他になんの証拠がいるのだろう。
「残念だけど、ゴン君が超能力で見たことは証拠にはならない。だから今度は犯人がだれなのかを示す証拠じゃなくて犯人が犯行を行った証拠を探す。」
「犯行を行った証拠、ですか?」
「ええ、いつ、どうやって、なぜ。すべての証拠はきっと犯人である木ノ本さんに向かっているはずよ。」
「犯行を行うことができたのは誰か、じゃなくてどうやったら犯行をすることができたのか、を探すわけですね、所長!」
役に立たないと思っていた超能力も樹玖子さんならなんとかしてくれる。
「それじゃあ早速調査再開よ!まずはあらためて話を聞きに行きましょう!」
「おい、朗報だぞ!」
調査再開、意気込んだはいいものの、またもや花野刑事に呼び止められた。どうやら良い知らせらしい。
「朗報ってなんですか?花野刑事。」
「おう!ようやく容疑者が絞れたぞ!」
「本当ですか?」
「ああ、秘書の檜山だ。犯行時刻頃、機材室の近くにいたところを見たっていう参加者がいてよ。」
「確かな証言なのですか?」
「ああ、トイレの位置、開場にいた連れの証言、発言の矛盾もない。間違いないと思うぜ。」
調査を再開して数分後、いきなり大幅に前進だ。
「そうね、もう一度事件現場を調べてみましょう。なにか再発見があるかも。」
警察が到着するまでまだかかる。僕らにできることがあるなら、力になりたい。
僕達は再び社長室へやってきた。うぅ、相変わらず嫌な空気、そして匂いだ。
樹玖子さんはあらためて社長の遺体を調べている。僕も力になりたいのだけど、人に触れても能力は発揮されない。凶器の万年筆も触れたら指紋が残ってしまう。そうしたら僕も容疑者の仲間入りだ。こんなピカピカの万年筆だ。触れば一発で指紋が…
…ピカピカの万年筆…?
「あの、所長。犯人はこの万年筆で犯行を行ったわけですよね?」
「ええ、そうね。」
「だとしたら、すでに万年筆に指紋がついていてもおかしくないはずですよね?」
「………たしかに。」
樹玖子さんはそういえばたしかに!と驚いたような顔をして、すぐに真面目な顔になり、言葉を続けた。
「ハンカチとかを使えば指紋がつくことなく犯行が可能よ。」
「………たしかに。」
すごい発見だと思ったのにな。
「でも、良い着眼点ね、さすが私の助手よ。」
「ありがとうございます。」
「でも、やっぱりこの万年筆で犯行に及んだのは理由があるはずよね…それに犯行の時間も。」
「犯行の時間、ですか?」
「ええ、たしかに、パーティーの開始前は絶好のチャンスだったかもしれないけど…そのせいで容疑者が絞り込まれているのはおかしいと思わない?」
犯行は打ち合わせが終わってから皐月さんが社長室に行くまでの間だ。パーティーにはたくさんの参加者がいたけど樹玖子さんはその全員が犯行が可能だったとは考えてないみたいだ。
「社長室には外線があった。そして檜山さんも機材室にいた。つまり、助けを求めることはできた状況にあるの。」
「なるほど、犯人は少なくとも社長が部屋に招き入れる関係の人物、ということですね。」
「ええ。いくら招待客とはいえ、誰でも招き入れるとは考えにくい。それに、万年筆も部屋にあったはずだしね。」
となるとやっぱり容疑者はあの4人、ということになりそうだ。うーん、なんだか堂々巡りだな。
「ねえ。ドアノブを触ってみたらどうかしら?」
ドアノブを触る。つまり僕のサイコメトリーを使う、ということだ。
「試してみます。」
僕は手袋を外してドアノブを触ってみる。
その瞬間、僕の脳に映像が流れ込んでくる。
これは…皐月さんだ!扉を開けた瞬間、死体が見えて驚いている様子が見えた。どうやら死体を発見した瞬間の光景のようだ…
僕は樹玖子さんのほうに振り返り、今見えたことを話す。
「見えたのは皐月さんが社長の死体を最初に発見した時の光景でした。」
僕としては手がかりなし、と思っていたけれど、樹玖子さんはなにか思うことがあるようで、少し考えた後、僕にむかって尋ねた。
「その時、香織は扉を開けた瞬間に死体を見たのよね?」
「はい、そうでした。」
「香織の手元は映っていた?」
「手元、ですか?ええと…あまりよく見えませんでした。」
「手袋をしていたとかは見えた?」
「してなかったと思うんですけど…自信ないです。」
なるほどね、とまた樹玖子さんが考え込む。これでなにかわかったのだろうか。
「たぶん、香織は犯人じゃない。」
樹玖子さんは少し安心したような表情を浮かべてる。
「ゴン君が見たことが真実なら、香織が社長室に入ったのはすでに社長が殺害された後になる。」
たしかに、さっき見た皐月さんはとても演技しているとは思わなかった。
「香織の犯行チャンスは死体発見時だけのはず。だから、香織は犯人じゃない。」
一歩前進ね、と言う樹玖子さんだけど、その顔色はあまり良くない。それもそうだ。まだ僕が見た光景だけしか手がかりがないんだ。僕ももっと頑張らないと。
「次はどうしましょうか?」
「そうね…もう少し容疑者の話が聞きたいわ。」
「それなら、また話をしないとですね。まだ隣の部屋で花野刑事と話していると思います。」
「俺がどうかしたか?」
花野刑事が突然入ってきた。気が付かなかったな。どうやら話が終わったらしい。
「なにかありましたか?花野刑事。」
「ああ、簡単な身体検査がしたい。犯行の際、血がついたものがあるかもしれないしな。愛上は悪いが女性陣2人を頼む。」
「ええ。わかりました。」
そう言うと樹玖子さんは隣の部屋にむかって行った。そして入れ替わるように副社長の福留さんと記者の木ノ本さんがこっちの部屋に入ってきた。
僕は…身体検査ということなら樹玖子さんについていくわけにもいかない。ここで様子をみておこう。
しばらく花野刑事の身体検査を見学する。出ていけと言わないのは花野刑事も僕らのことを信用しているのだろう。
「ちょっと、丁寧に扱ってくださいよ。」
木ノ本さんはなにやら花野刑事に怒っているな。どうしたんだろうと花野刑事の手元をみてみると、木ノ本さんのカメラを持っていた。先ほど丁寧に、と言っていたのはカメラのことだな。
デジタルカメラか…もしかしたら何か証拠が残っているかもしれないな。これはチャンスかもしれないぞ。
「カメラですか!もしかしたら手がかりが写っているかもしれないですね。」
「ああ、俺も同じことを考えていたところだ。」
「事件の手がかりなんて特になにも撮ってないですけどねえ。」
僕は写真のデータを覗き込むふりをしてそっと手袋を外してカメラに触れる。
その瞬間、再び僕に映像が流れ込んでくる。
結論から言うと犯人は木ノ本さんだった。僕が見たのは社長社長で木ノ本さんが黄金の万年筆を掴み社長に突き刺す光景だ。
僕の能力では声は聞こえないから2人にどんなやりとりがあったかわからない。でもたしかにあれは木ノ本さんの犯行の瞬間だった。社長には他に外傷はなさそうだったから、間違いないだろう。
「うーん手がかりになるようなものは写ってねえな?」
「…」
「おい、どうした?なにか写っていたのか?」
「え?あ、いや、そうですね。なにも写っていませんでした。」
「?変なやつだな…」
ど、どうしよう。今見えたことを花野刑事に言うべきか?でも、なんと言って伝える?突然映像が見えました、とでも言うのか?信じてもらえるのだろうか。下手なことを言ったら僕が怪しく見えるのではないだろうか。
いろいろなことが頭に浮かんで考えがまとまらない。
花野刑事は木ノ本さんと福留さんにいくつか質問をしているみたいだけど、僕には全く耳に入ってこない。そうして、いつの間にか身体検査は終了していたみたいで、部屋には僕一人になっていた。
犯人が目の前にいたのに、僕は無力なんだな。こんなことじゃ超能力なんてあっても意味がないかもしれないな…。
「どうしたの、ゴン君。こんなところで立ち尽くして。」
「樹玖子さん…!」
「仕事中は所長と呼びなさいって言ってるでしょ、って顔色悪いわね。大丈夫?」
僕はさっきのことを樹玖子さんに話した。
樹玖子さんは僕の話を何も言わずに言ったあと、
「お手柄よ、よくやったわ。ゴン君。」
「でも、僕は何もできませんでした。犯人が目の前にいたのに…」
「何言ってるの、あなたは助手でしょ?あとの見せ場はこの名探偵にゆずりなさい!」
「所長…!」
さすが樹玖子さん、僕の師匠だ!
さっきまであんなに息苦しかったけど、今では何でもできそうな気がする。
「それじゃあ次は犯人と対決ですね!」
「それはもう少し待ってちょうだい。まだ証拠が足りない。」
「証拠ですか?」
犯人は木ノ本さんということがわかっているのに。他になんの証拠がいるのだろう。
「残念だけど、ゴン君が超能力で見たことは証拠にはならない。だから今度は犯人がだれなのかを示す証拠じゃなくて犯人が犯行を行った証拠を探す。」
「犯行を行った証拠、ですか?」
「ええ、いつ、どうやって、なぜ。すべての証拠はきっと犯人である木ノ本さんに向かっているはずよ。」
「犯行を行うことができたのは誰か、じゃなくてどうやったら犯行をすることができたのか、を探すわけですね、所長!」
役に立たないと思っていた超能力も樹玖子さんならなんとかしてくれる。
「それじゃあ早速調査再開よ!まずはあらためて話を聞きに行きましょう!」
「おい、朗報だぞ!」
調査再開、意気込んだはいいものの、またもや花野刑事に呼び止められた。どうやら良い知らせらしい。
「朗報ってなんですか?花野刑事。」
「おう!ようやく容疑者が絞れたぞ!」
「本当ですか?」
「ああ、秘書の檜山だ。犯行時刻頃、機材室の近くにいたところを見たっていう参加者がいてよ。」
「確かな証言なのですか?」
「ああ、トイレの位置、開場にいた連れの証言、発言の矛盾もない。間違いないと思うぜ。」
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