28 / 43
逆転のフーガ 2
しおりを挟む
それは、四限目の授業を終えて、教科書を机の中に片付けようとしたときのことだった。
バンッ!
と、突然机の上に誰かが両手をついて、びっくりして顔を上げたエイミーは、さらにびっくりしてしまった。
だって、そこにライオネルがいたのだ。
エイミーは隣の教室にライオネルに会いに押しかけたりしていたが、彼がエイミーの教室に来ることなんて、それこそ思い出す限りほとんどない。よほどやむにやまれぬ事情がない限り、彼からエイミーに近づくことなんてないからだ。
驚きすぎてぽかんとしてしまったエイミーに、ライオネルは仏頂面で言った。
「行くぞ」
「行く……?」
行くって、どこに――と聞く前に、ライオネルはエイミーの机の横に駆けられていた彼女のカバンをむんずと掴んだ。
「あのっ、殿下?」
「いいから行くぞ」
わけがわからなかったが、ライオネルが奪って歩き出したカバンの中にはお弁当が入っている。あれを持って行かれるとお昼ご飯を食いっぱぐれてしまうので、エイミーは慌ててライオネルを追いかけた。
教室を出る前に、一緒に昼食を食べているシンシアを振り返ると、彼女は苦笑してひらひらと手を振っている。
ごめんねと口の動きだけで告げて、エイミーは速足でライオネルを追った。
ライオネルは大股でずんずんと廊下を進んでいく。
「殿下! 殿下ってば!」
速足では追いつけず、ついに駆け足になって、エイミーはライオネルの袖をきゅっとつかんだ。
「どこに行くんですか?」
「どこって、カフェテリアに決まっているだろう。いいから来い」
「え……」
ライオネルはカバンを持っているのとは逆の手でエイミーの手首をつかむと、そのまま歩みを緩めることなくずんずんと歩いていく。
エイミーは小走りになりながら、頭の中にたくさんの「?」を浮かべた。
何が起こっているのかさっぱりわからない。
どうしてエイミーはライオネルにカフェテリアに連行されているのだろう。
(もしかして婚約解消の書類が整った……? ううん、いくら何でも昨日の夜から今朝までの短い時間で用意できるはずないわ。婚約解消の書類は正式書類だから、陛下のサインが入ったものが必要だし……)
いくら親子でも、夜に国王をたたき起こして書類を作らせるなんて不可能だ。
だから、ライオネルは婚約解消の書類を渡すためにエイミーを連れていくわけではないだろう。第一人の多いカフェテリアで、王族の婚約に関する話などできようはずがない。
(じゃあカフェテリアに何の用事があるの?)
ライオネルの目的がわからなかったが、なんか怒っているみたいだし、聞いても教えてくれない気がした。
カフェテリアに到着すると、ライオネルは隅の方の比較的静かな席へ向かうと、エイミーにカバンを返し、そして「ここにいろ」と言ってランチを買いに行く。
ここにいろと言われたので勝手に去ることもできず、エイミーはカバンをぎゅっと胸に抱きしめてライオネルが戻ってくるのを待った。
日替わりランチを買って戻って来たライオネルは、ランチについていた美味しそうなプティングをエイミーの前に置く。
「やる」
「え……?」
本当に、何が起こっているのだろう。
目の前に置かれたプティングと、それから無言でランチを食べはじめたライオネルを何度も交互に見返していると、ライオネルが怪訝そうな顔をした。
「お前は弁当なんだろう? 食べないのか?」
「あ、はい……え?」
ライオネルは何か用事があってエイミーをここに連れてきたのではなかったのだろうか。
何事もなかったかのような顔で食事をするライオネルに、エイミーは頭が混乱してわけがわからなくなりそうだった。
(とりあえず……ごはん?)
エイミーはいそいそとカバンからお弁当箱を取り出すと、ライオネルに習って食べはじめる。
しばらく食べることに集中していると、ライオネルがふと顔を上げた。
「お前、お茶はどうした」
「あ……水筒は教室に置いたままで……」
「わかった。待ってろ」
「あ、殿下?」
食事の途中なのにライオネルが席を立って、わざわざエイミーのためにお茶を持って戻ってくる。
(今日の殿下、いったいどうしたの?)
プティングをくれたり、お茶を取りに行ってくれたり――今日のライオネルはいつもなら絶対にしないだろう行動ばかりとる。
お礼を言ってお茶に口をつけながら、エイミーはちらりとライオネルを見上げた。
不機嫌そうな顔をしている。
でも――ちょっと違う気もする。
シャープな輪郭に、いつ見てもびっくりするほど綺麗な顔立ち。ぎゅっと寄った眉間の皺も、これはこれで、すっかり見慣れたエイミーにとっては愛着がある。
「あの……殿下……」
黙って食事をするのもなんだか落ち着かなくて、エイミーはお弁当を半分ほど食べだところで自分から口を開いた。
「ええっと……昨日のプレゼント、ありがとうございました。青い薔薇の……」
「ああ。……あれがほしかったんだろう?」
「――はい」
エイミーは震えそうになる唇で、何とか答える。
いつも「とりあえず」のプレゼントだったのに、何故――と訊ねそうになって、やめた。
黙って食事を再開したエイミーに、ライオネルが数拍の沈黙の後に続ける。
「ガラスの青い薔薇はふさわしくないが、あれなら結婚式につけても問題ない」
「……え?」
(何を言っているの?)
エイミーは目を丸くした。
食事の手を止めたエイミーを、ライオネルはまっすぐにその綺麗な紫色の瞳で見つめる。
「昨日の話だが、俺は了承しないぞ」
「殿下……?」
「さっさと食え。昼休みが終わっても知らないからな」
エイミーはゆっくりと目を瞬かせて、それから鴨のスモークのサンドイッチを口に運ぶ。
もぐもぐとゆっくり咀嚼しながら、ライオネルの言葉を何度も反芻した。
(了承しないって、どういうこと?)
何を言われたのか、理解できない。
何度も何度もその言葉だけを反芻しながら、ちまちまとお弁当を食べ終えて、ライオネルがくれたプティングに手を伸ばした。
甘くて、ほんのりほろ苦いカラメルの味のするプティングは、つるんと舌の上でとろけて喉の奥へ消えていく。
プティングもやっぱりちまちま食べていると、すでに食事を終えていたライオネルが苦笑した。
「お前の食べ方は小動物みたいで、なんだか可愛らしいな」
可愛らしい。
ライオネルの口からまさかそんな単語が出る日が来るとは思わずに、エイミーはあやうくプティングをのどに詰まらせそうになったのだった。
バンッ!
と、突然机の上に誰かが両手をついて、びっくりして顔を上げたエイミーは、さらにびっくりしてしまった。
だって、そこにライオネルがいたのだ。
エイミーは隣の教室にライオネルに会いに押しかけたりしていたが、彼がエイミーの教室に来ることなんて、それこそ思い出す限りほとんどない。よほどやむにやまれぬ事情がない限り、彼からエイミーに近づくことなんてないからだ。
驚きすぎてぽかんとしてしまったエイミーに、ライオネルは仏頂面で言った。
「行くぞ」
「行く……?」
行くって、どこに――と聞く前に、ライオネルはエイミーの机の横に駆けられていた彼女のカバンをむんずと掴んだ。
「あのっ、殿下?」
「いいから行くぞ」
わけがわからなかったが、ライオネルが奪って歩き出したカバンの中にはお弁当が入っている。あれを持って行かれるとお昼ご飯を食いっぱぐれてしまうので、エイミーは慌ててライオネルを追いかけた。
教室を出る前に、一緒に昼食を食べているシンシアを振り返ると、彼女は苦笑してひらひらと手を振っている。
ごめんねと口の動きだけで告げて、エイミーは速足でライオネルを追った。
ライオネルは大股でずんずんと廊下を進んでいく。
「殿下! 殿下ってば!」
速足では追いつけず、ついに駆け足になって、エイミーはライオネルの袖をきゅっとつかんだ。
「どこに行くんですか?」
「どこって、カフェテリアに決まっているだろう。いいから来い」
「え……」
ライオネルはカバンを持っているのとは逆の手でエイミーの手首をつかむと、そのまま歩みを緩めることなくずんずんと歩いていく。
エイミーは小走りになりながら、頭の中にたくさんの「?」を浮かべた。
何が起こっているのかさっぱりわからない。
どうしてエイミーはライオネルにカフェテリアに連行されているのだろう。
(もしかして婚約解消の書類が整った……? ううん、いくら何でも昨日の夜から今朝までの短い時間で用意できるはずないわ。婚約解消の書類は正式書類だから、陛下のサインが入ったものが必要だし……)
いくら親子でも、夜に国王をたたき起こして書類を作らせるなんて不可能だ。
だから、ライオネルは婚約解消の書類を渡すためにエイミーを連れていくわけではないだろう。第一人の多いカフェテリアで、王族の婚約に関する話などできようはずがない。
(じゃあカフェテリアに何の用事があるの?)
ライオネルの目的がわからなかったが、なんか怒っているみたいだし、聞いても教えてくれない気がした。
カフェテリアに到着すると、ライオネルは隅の方の比較的静かな席へ向かうと、エイミーにカバンを返し、そして「ここにいろ」と言ってランチを買いに行く。
ここにいろと言われたので勝手に去ることもできず、エイミーはカバンをぎゅっと胸に抱きしめてライオネルが戻ってくるのを待った。
日替わりランチを買って戻って来たライオネルは、ランチについていた美味しそうなプティングをエイミーの前に置く。
「やる」
「え……?」
本当に、何が起こっているのだろう。
目の前に置かれたプティングと、それから無言でランチを食べはじめたライオネルを何度も交互に見返していると、ライオネルが怪訝そうな顔をした。
「お前は弁当なんだろう? 食べないのか?」
「あ、はい……え?」
ライオネルは何か用事があってエイミーをここに連れてきたのではなかったのだろうか。
何事もなかったかのような顔で食事をするライオネルに、エイミーは頭が混乱してわけがわからなくなりそうだった。
(とりあえず……ごはん?)
エイミーはいそいそとカバンからお弁当箱を取り出すと、ライオネルに習って食べはじめる。
しばらく食べることに集中していると、ライオネルがふと顔を上げた。
「お前、お茶はどうした」
「あ……水筒は教室に置いたままで……」
「わかった。待ってろ」
「あ、殿下?」
食事の途中なのにライオネルが席を立って、わざわざエイミーのためにお茶を持って戻ってくる。
(今日の殿下、いったいどうしたの?)
プティングをくれたり、お茶を取りに行ってくれたり――今日のライオネルはいつもなら絶対にしないだろう行動ばかりとる。
お礼を言ってお茶に口をつけながら、エイミーはちらりとライオネルを見上げた。
不機嫌そうな顔をしている。
でも――ちょっと違う気もする。
シャープな輪郭に、いつ見てもびっくりするほど綺麗な顔立ち。ぎゅっと寄った眉間の皺も、これはこれで、すっかり見慣れたエイミーにとっては愛着がある。
「あの……殿下……」
黙って食事をするのもなんだか落ち着かなくて、エイミーはお弁当を半分ほど食べだところで自分から口を開いた。
「ええっと……昨日のプレゼント、ありがとうございました。青い薔薇の……」
「ああ。……あれがほしかったんだろう?」
「――はい」
エイミーは震えそうになる唇で、何とか答える。
いつも「とりあえず」のプレゼントだったのに、何故――と訊ねそうになって、やめた。
黙って食事を再開したエイミーに、ライオネルが数拍の沈黙の後に続ける。
「ガラスの青い薔薇はふさわしくないが、あれなら結婚式につけても問題ない」
「……え?」
(何を言っているの?)
エイミーは目を丸くした。
食事の手を止めたエイミーを、ライオネルはまっすぐにその綺麗な紫色の瞳で見つめる。
「昨日の話だが、俺は了承しないぞ」
「殿下……?」
「さっさと食え。昼休みが終わっても知らないからな」
エイミーはゆっくりと目を瞬かせて、それから鴨のスモークのサンドイッチを口に運ぶ。
もぐもぐとゆっくり咀嚼しながら、ライオネルの言葉を何度も反芻した。
(了承しないって、どういうこと?)
何を言われたのか、理解できない。
何度も何度もその言葉だけを反芻しながら、ちまちまとお弁当を食べ終えて、ライオネルがくれたプティングに手を伸ばした。
甘くて、ほんのりほろ苦いカラメルの味のするプティングは、つるんと舌の上でとろけて喉の奥へ消えていく。
プティングもやっぱりちまちま食べていると、すでに食事を終えていたライオネルが苦笑した。
「お前の食べ方は小動物みたいで、なんだか可愛らしいな」
可愛らしい。
ライオネルの口からまさかそんな単語が出る日が来るとは思わずに、エイミーはあやうくプティングをのどに詰まらせそうになったのだった。
45
あなたにおすすめの小説
【本編完結】王子の寝た子を起こしたら、夢見る少女では居られなくなりました!
こさか りね
恋愛
私、フェアリエル・クリーヴランドは、ひょんな事から前世を思い出した。
そして、気付いたのだ。婚約者が私の事を良く思っていないという事に・・・。
婚約者の態度は前世を思い出した私には、とても耐え難いものだった。
・・・だったら、婚約解消すれば良くない?
それに、前世の私の夢は『のんびりと田舎暮らしがしたい!』と常々思っていたのだ。
結婚しないで済むのなら、それに越したことはない。
「ウィルフォード様、覚悟する事ね!婚約やめます。って言わせてみせるわ!!」
これは、婚約解消をする為に奮闘する少女と、本当は好きなのに、好きと気付いていない王子との攻防戦だ。
そして、覚醒した王子によって、嫌でも成長しなくてはいけなくなるヒロインのコメディ要素強めな恋愛サクセスストーリーが始まる。
※序盤は恋愛要素が少なめです。王子が覚醒してからになりますので、気長にお読みいただければ嬉しいです。
※本編完結しました。
身代わり令嬢、恋した公爵に真実を伝えて去ろうとしたら、絡めとられる(ごめんなさぁぁぁぁい!あなたの本当の婚約者は、私の姉です)
柳葉うら
恋愛
(ごめんなさぁぁぁぁい!)
辺境伯令嬢のウィルマは心の中で土下座した。
結婚が嫌で家出した姉の身代わりをして、誰もが羨むような素敵な公爵様の婚約者として会ったのだが、公爵あまりにも良い人すぎて、申し訳なくて仕方がないのだ。
正直者で面食いな身代わり令嬢と、そんな令嬢のことが実は昔から好きだった策士なヒーローがドタバタとするお話です。
さくっと読んでいただけるかと思います。
転生してモブだったから安心してたら最恐王太子に溺愛されました。
琥珀
恋愛
ある日突然小説の世界に転生した事に気づいた主人公、スレイ。
ただのモブだと安心しきって人生を満喫しようとしたら…最恐の王太子が離してくれません!!
スレイの兄は重度のシスコンで、スレイに執着するルルドは兄の友人でもあり、王太子でもある。
ヒロインを取り合う筈の物語が何故かモブの私がヒロインポジに!?
氷の様に無表情で周囲に怖がられている王太子ルルドと親しくなってきた時、小説の物語の中である事件が起こる事を思い出す。ルルドの為に必死にフラグを折りに行く主人公スレイ。
このお話は目立ちたくないモブがヒロインになるまでの物語ーーーー。
捨てられ侯爵令嬢ですが、逃亡先で息子と幸せに過ごしていますので、邪魔しないでください。
蒼月柚希
恋愛
公爵様の呪いは解かれました。
これで、貴方も私も自由です。
……だから、もういいですよね?
私も、自由にして……。
5年後。
私は、ある事情から生まれ育った祖国を離れ、
親切な冒険者パーティーと、その地を治める辺境伯様のご家族に守られながら、
今日も幸せに子育てをしています。
だから貴方も勝手に、お幸せになってくださいね。
私のことは忘れて……。
これは、お互いの思いがこじれ、離れ離れになってしまった一組の夫婦の物語。
はたして、夫婦は無事に、離婚を回避することができるのか?
悪役令嬢が睨んでくるので、理由を聞いてみた
ちくわ食べます
恋愛
転生したのは馴染みのない乙女ゲームの世界だった。
シナリオは分からず、登場人物もうろ覚え、タイトルなんて覚えてすらいない。
そんな世界でモブ男『トリスタン』として暮らす主人公。
恋愛至上主義な学園で大人しく、モブらしく、学園生活を送っていたはずなのに、なぜか悪役令嬢から睨まれていて。
気になったトリスタンは、悪役令嬢のセリスに理由を聞いてみることにした。
ご褒美人生~転生した私の溺愛な?日常~
紅子
恋愛
魂の修行を終えた私は、ご褒美に神様から丈夫な身体をもらい最後の転生しました。公爵令嬢に生まれ落ち、素敵な仮婚約者もできました。家族や仮婚約者から溺愛されて、幸せです。ですけど、神様。私、お願いしましたよね?寿命をベッドの上で迎えるような普通の目立たない人生を送りたいと。やりすぎですよ💢神様。
毎週火・金曜日00:00に更新します。→完結済みです。毎日更新に変更します。
R15は、念のため。
自己満足の世界に付き、合わないと感じた方は読むのをお止めください。設定ゆるゆるの思い付き、ご都合主義で書いているため、深い内容ではありません。さらっと読みたい方向けです。矛盾点などあったらごめんなさい(>_<)
折角転生したのに、婚約者が好きすぎて困ります!
たぬきち25番
恋愛
ある日私は乙女ゲームのヒロインのライバル令嬢キャメロンとして転生していた。
なんと私は最推しのディラン王子の婚約者として転生したのだ!!
幸せすぎる~~~♡
たとえ振られる運命だとしてもディラン様の笑顔のためにライバル令嬢頑張ります!!
※主人公は婚約者が好きすぎる残念女子です。
※気分転換に笑って頂けたら嬉しく思います。
短めのお話なので毎日更新
※糖度高めなので胸やけにご注意下さい。
※少しだけ塩分も含まれる箇所がございます。
《大変イチャイチャラブラブしてます!! 激甘、溺愛です!! お気を付け下さい!!》
※他サイト様にも公開始めました!
転生したので推し活をしていたら、推しに溺愛されました。
ラム猫
恋愛
異世界に転生した|天音《あまね》ことアメリーは、ある日、この世界が前世で熱狂的に遊んでいた乙女ゲームの世界であることに気が付く。
『煌めく騎士と甘い夜』の攻略対象の一人、騎士団長シオン・アルカス。アメリーは、彼の大ファンだった。彼女は喜びで飛び上がり、推し活と称してこっそりと彼に贈り物をするようになる。
しかしその行為は推しの目につき、彼に興味と執着を抱かれるようになったのだった。正体がばれてからは、あろうことか美しい彼の側でお世話係のような役割を担うことになる。
彼女は推しのためならばと奮闘するが、なぜか彼は彼女に甘い言葉を囁いてくるようになり……。
※この作品は、『小説家になろう』様『カクヨム』様にも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる