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指輪の王子と約束 4
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「またなの、ウィリアム! あなた、いい加減に、本気で結婚について考えたらどうなの⁉ もう二十四になったのよ! 伯爵家の当主としての自覚が足りないのではなくて⁉ こんなことじゃあ、いつまでたってもお義姉様が安心できないじゃないの!」
客人とウィリアムの二人分のお茶の用意をして、ウィリアムの私室の扉を叩こうとしたエイジェリンは、手をあげたところでピタリと動きを止めた。
部屋の中から、少しヒステリックな声が聞こえてくる。
相手は本日ウィリアムが呼びつけた、彼の叔母にあたる伯爵夫人だった。
オーガスタ・ノックフィン伯爵夫人は、ウィリアムの父方の叔母だそうで、三十半ばほどの美人だった。
肩を少し過ぎたほどのブルネットの髪に、同色のつり上がり気味の目元。神経質そうな細い眉に、真っ赤な唇、ツンと尖った顎は気が強そうに見えたが、ウィリアムに説教をする声を聞く限り外見通りの性格をしているようだ。
お茶の準備をしているときにルーベンスから聞いたことには、オーガスタは、早くに夫を亡くした未亡人で、夫との間に十三歳になる息子がいる。再婚の話も出たことがあるそうだが、息子が一人立ちするまではと、亡き夫に代わって伯爵家を切り盛りする気丈な女性だそうだ。そして、パーティーのパートナーに困ったときにウィリアムがいつも泣きつく女性らしい。
不名誉な噂の多いウィリアムは、パートナーを務めてくれる女性を探すのも一苦労で、昔立て続けに十人に断られた彼は、その時の苦い思い出から、真面目にパートナー探しをすることをやめてしまったそうなのだ。結果、ここ最近はずっとオーガスタにパートナーを頼んでいるという。
(どうしよう、この中に入って行っていいのかしら……?)
メイドとしてうまく働くコツは、空気になりきることがいいのだと同僚が言っていたけれど、メイドとして勤め始めて日の浅いエイジェリンにはそんな高尚なことはできそうもない。
しかしオーガスタが落ち着くまで待っていたら、せっかくの紅茶が冷めてしまうだろう。
エイジェリンは覚悟を決めて、控えめに、コンコンと扉を叩いた。
ピタリとオーガスタの声が止んだので、一拍待ってそっと押し開ける。
「ああ、エイミー! ちょうどいいところに! ……の、喉が渇いていたところだったんだ!」
エイジェリンを見て天の助けとばかりにパッと顔を輝かせたウィリアムは、オーガスタにじろりと睨まれてわざとらしく喉が渇いたふりをすると、エイジェリンを手伝うふりをして席を立った。
「ティーポットは俺が運ぼう。熱いからね」
エイジェリンが押してきたワゴンの上からティーポットを持って、テーブルの上に置いたあと、さりげなくオーガスタから距離を取って座りなおす。
そして、ティーカップに紅茶を注ぎ、茶請けのお菓子とともにテーブルの上に準備をしているエイジェリンに、ちらちらと、何か言いたそうな視線を向けてきた。
(わたしになにかを期待されても、何もできないのですけど……)
エイジェリンが困った顔をすると、その様子に気づいたオーガスタが片眉を上げた。
「その子は?」
「新しく雇ったメイドのエイミーですよ。エイミー、叔母のオーガスタ・ノックフィン伯爵夫人だ。若かりし頃は社交界のカナリアと呼ばれていて、とても人気だったそうだよ」
「それは遠回しにおしゃべりだって言っているのかしら? それからまだわたくしは若いわよ!」
「…………」
オーガスタの機嫌を取るつもりだったのに見事に失敗したウィリアムが、ひくっと口の端を引きつらせる。
思うに、ウィリアムは妙な体質のせいで女性との付き合いがあまりないせいか、女性の扱いが上手ではないようだ。エイジェリンに対してもそうだが、余計な一言が非常に多い。
(本人がよかれと思って言っている分、たちが悪いのよね……)
ウィリアムがパーティーのたびにパートナー探しに苦心するのは、体質のせいだけではなく、その余計な口の影響も多分にあると思うのだが、本人はちっとも気づいていないのだろう。
オーガスタはじーっとエイジェリンの手元を見て、それから不思議そうな顔をした。
「メイドにしてはずいぶん手が綺麗ね。貴族出身の方かしら?」
エイジェリンはオーガスタの観察眼にぎくりとしたが、ウィリアムは肩をすくめただけだった。
「まあ、そんなところです。とても優秀なんですよ」
「あらそう。あなた、エイミーと言ったかしら? ちょっと真っ直ぐ立ってくださる? くるりと回って。一度扉まで行って、ここまで歩いてきてくれない? ……ふうん」
メイドの立場で逆らうわけにもいかないから、エイジェリンが指示に素直に従って、部屋の扉からまっすぐにソファまで歩いて行くと、オーガスタは綺麗に整えられた爪の先で、コツコツとテーブルの上を叩いた。
「貴族出身だもの、当然ダンスくらい踊れるわよね」
決めつけられて、エイジェリンは戸惑いつつも頷く。エイジェリンの設定では、エイミーは商家の娘なのだが、ウィリアムがオーガスタの質問を適当に流したせいで、今更否定することもできない。
教養として、十四歳で社交界デビューする前にダンスは学んでいたので、踊れと言われれば踊れるが、もう五年も踊っていないから、勘が鈍っているかもしれない。
オーガスタは、ニッと赤い唇に弧を描いた。
「いいじゃない。パートナー、この子を連れていきなさいよ。あなたの子守をしていたらわたくしも楽しめないもの」
「は?」
ウィリアムが目を見張った。
エイジェリンも驚いて、それから焦る。五年も社交界に顔を出していなかった、伯爵家を追い出されたエイジェリンを覚えている人は少ないだろうが、もしもと言うこともある。
国王の結婚記念のパーティーは、伯爵家以上に招待状が配られているので、モーテン子爵が参加することはないだろうが、それでもわからない。
(だ、大丈夫よね? 伯爵様が、うまく断ってくれるわよね?)
ウィリアムだって驚いていたのだ。きっと適当な言い訳をして、オーガスタの提案を退けてくれるはず。
そう期待したエイジェリンだったが。
「子守とはどういうことですか! 俺はもう二十四ですよ! 十歳の子供みたいに言わないでいただきたい!」
(そっち⁉)
ウィリアムが別次元のところでプンプン怒り出して、唖然としたエイジェリンの目の前で、オーガスタが大げさにため息をついた。
「この前のパーティーで、八十歳のフィレンツォ公爵夫人を口説きだしたあなたが、何を言うの?」
――どうやら、特異体質のウィリアムは、本当にいろいろなところでやらかしているらしかった。
客人とウィリアムの二人分のお茶の用意をして、ウィリアムの私室の扉を叩こうとしたエイジェリンは、手をあげたところでピタリと動きを止めた。
部屋の中から、少しヒステリックな声が聞こえてくる。
相手は本日ウィリアムが呼びつけた、彼の叔母にあたる伯爵夫人だった。
オーガスタ・ノックフィン伯爵夫人は、ウィリアムの父方の叔母だそうで、三十半ばほどの美人だった。
肩を少し過ぎたほどのブルネットの髪に、同色のつり上がり気味の目元。神経質そうな細い眉に、真っ赤な唇、ツンと尖った顎は気が強そうに見えたが、ウィリアムに説教をする声を聞く限り外見通りの性格をしているようだ。
お茶の準備をしているときにルーベンスから聞いたことには、オーガスタは、早くに夫を亡くした未亡人で、夫との間に十三歳になる息子がいる。再婚の話も出たことがあるそうだが、息子が一人立ちするまではと、亡き夫に代わって伯爵家を切り盛りする気丈な女性だそうだ。そして、パーティーのパートナーに困ったときにウィリアムがいつも泣きつく女性らしい。
不名誉な噂の多いウィリアムは、パートナーを務めてくれる女性を探すのも一苦労で、昔立て続けに十人に断られた彼は、その時の苦い思い出から、真面目にパートナー探しをすることをやめてしまったそうなのだ。結果、ここ最近はずっとオーガスタにパートナーを頼んでいるという。
(どうしよう、この中に入って行っていいのかしら……?)
メイドとしてうまく働くコツは、空気になりきることがいいのだと同僚が言っていたけれど、メイドとして勤め始めて日の浅いエイジェリンにはそんな高尚なことはできそうもない。
しかしオーガスタが落ち着くまで待っていたら、せっかくの紅茶が冷めてしまうだろう。
エイジェリンは覚悟を決めて、控えめに、コンコンと扉を叩いた。
ピタリとオーガスタの声が止んだので、一拍待ってそっと押し開ける。
「ああ、エイミー! ちょうどいいところに! ……の、喉が渇いていたところだったんだ!」
エイジェリンを見て天の助けとばかりにパッと顔を輝かせたウィリアムは、オーガスタにじろりと睨まれてわざとらしく喉が渇いたふりをすると、エイジェリンを手伝うふりをして席を立った。
「ティーポットは俺が運ぼう。熱いからね」
エイジェリンが押してきたワゴンの上からティーポットを持って、テーブルの上に置いたあと、さりげなくオーガスタから距離を取って座りなおす。
そして、ティーカップに紅茶を注ぎ、茶請けのお菓子とともにテーブルの上に準備をしているエイジェリンに、ちらちらと、何か言いたそうな視線を向けてきた。
(わたしになにかを期待されても、何もできないのですけど……)
エイジェリンが困った顔をすると、その様子に気づいたオーガスタが片眉を上げた。
「その子は?」
「新しく雇ったメイドのエイミーですよ。エイミー、叔母のオーガスタ・ノックフィン伯爵夫人だ。若かりし頃は社交界のカナリアと呼ばれていて、とても人気だったそうだよ」
「それは遠回しにおしゃべりだって言っているのかしら? それからまだわたくしは若いわよ!」
「…………」
オーガスタの機嫌を取るつもりだったのに見事に失敗したウィリアムが、ひくっと口の端を引きつらせる。
思うに、ウィリアムは妙な体質のせいで女性との付き合いがあまりないせいか、女性の扱いが上手ではないようだ。エイジェリンに対してもそうだが、余計な一言が非常に多い。
(本人がよかれと思って言っている分、たちが悪いのよね……)
ウィリアムがパーティーのたびにパートナー探しに苦心するのは、体質のせいだけではなく、その余計な口の影響も多分にあると思うのだが、本人はちっとも気づいていないのだろう。
オーガスタはじーっとエイジェリンの手元を見て、それから不思議そうな顔をした。
「メイドにしてはずいぶん手が綺麗ね。貴族出身の方かしら?」
エイジェリンはオーガスタの観察眼にぎくりとしたが、ウィリアムは肩をすくめただけだった。
「まあ、そんなところです。とても優秀なんですよ」
「あらそう。あなた、エイミーと言ったかしら? ちょっと真っ直ぐ立ってくださる? くるりと回って。一度扉まで行って、ここまで歩いてきてくれない? ……ふうん」
メイドの立場で逆らうわけにもいかないから、エイジェリンが指示に素直に従って、部屋の扉からまっすぐにソファまで歩いて行くと、オーガスタは綺麗に整えられた爪の先で、コツコツとテーブルの上を叩いた。
「貴族出身だもの、当然ダンスくらい踊れるわよね」
決めつけられて、エイジェリンは戸惑いつつも頷く。エイジェリンの設定では、エイミーは商家の娘なのだが、ウィリアムがオーガスタの質問を適当に流したせいで、今更否定することもできない。
教養として、十四歳で社交界デビューする前にダンスは学んでいたので、踊れと言われれば踊れるが、もう五年も踊っていないから、勘が鈍っているかもしれない。
オーガスタは、ニッと赤い唇に弧を描いた。
「いいじゃない。パートナー、この子を連れていきなさいよ。あなたの子守をしていたらわたくしも楽しめないもの」
「は?」
ウィリアムが目を見張った。
エイジェリンも驚いて、それから焦る。五年も社交界に顔を出していなかった、伯爵家を追い出されたエイジェリンを覚えている人は少ないだろうが、もしもと言うこともある。
国王の結婚記念のパーティーは、伯爵家以上に招待状が配られているので、モーテン子爵が参加することはないだろうが、それでもわからない。
(だ、大丈夫よね? 伯爵様が、うまく断ってくれるわよね?)
ウィリアムだって驚いていたのだ。きっと適当な言い訳をして、オーガスタの提案を退けてくれるはず。
そう期待したエイジェリンだったが。
「子守とはどういうことですか! 俺はもう二十四ですよ! 十歳の子供みたいに言わないでいただきたい!」
(そっち⁉)
ウィリアムが別次元のところでプンプン怒り出して、唖然としたエイジェリンの目の前で、オーガスタが大げさにため息をついた。
「この前のパーティーで、八十歳のフィレンツォ公爵夫人を口説きだしたあなたが、何を言うの?」
――どうやら、特異体質のウィリアムは、本当にいろいろなところでやらかしているらしかった。
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