63 / 103
時計屋の兎(ラビット)
3
しおりを挟む
一週間後。
懐中時計を受け取りに来たドルバー教授は、ラビットから時計を受け取ると同時に新しい時計を差し出してきた。
それは、男性が持つ懐中時計よりも二回りは小さな時計だった。最近、貴族の令嬢の間で、おしゃれな彫刻が施された小さな海中時計を、ファッションとして持ち歩くのが流行っている。銀色の表に繊細なユリの彫刻がされているところを見ると、これもその女性用の懐中時計だろう。
「教授、これは?」
自分の金色の時計が直っているのを確かめていたドルバー教授は、「ああ」と顔を上げた。
「大学の落とし物として届けられたんだよ」
「……落とし物を勝手に持ち出していいんですか?」
落し物は持ち主がいるから「落とし物」なのだ。いくら教授とはいえ、人様の物を我が物顔で持ち出すのはいかがなものだろう。
ラビットが冷ややかな視線を向けると、ドルバー教授は慌てたように、
「人を泥棒みたいな目で見ないでくれないか。それはもう三か月も前から落とし物として届けられているけれど、誰も取りに来ないものなのだよ」
「だからって、もらっていいものじゃないでしょ」
「だから違うって。私がほしくて持ち帰ったのではなく、君になら持ち主を探せるかもしれないと思ったから持ってきたのだよ」
「ああ、そういうことですか」
ラビットはじっと時計を見つめる。時計たちは言葉をラビットに伝えるわけではない。イメージを伝えてくるのだ。それは鮮明であったり、ときには曖昧で漠然としていたりと様々だが、この時計はいったいなにを教えてくれるのだろう。
知らない時計と「話す」のは初対面の人間と話すのと同じで、はじめから心を開いてくれるとは限らない。
しばらくすると、ラビットの脳裏に黒髪の二十歳前後の女性の姿がよぎる。時計が教えてくれたイメージだ。
身長は平均身長くらい。一重で眼鏡をかけている。左目の下に縦に二つほくろがあり、唇は厚め。色の白い女性だ。
ラビットが特徴をぽつりぽつりと語ると、ドルバー教授は眉をひそめた。
「それはナターリアかもしれないな。マルク子爵の末娘の」
「そうですか。ではその方に返してあげてください」
ラビットがそう言いながら時計を返そうとするが、ドルバー教授は首を横に振って受け取ろうとはしなかった。
「それは無理だよ。彼女は三か月前に亡くなったからね。でも、そうか……、ナターリアのものだったのであれば、持ち主があらわれないのも納得だな」
「そうですか、お亡くなりに……」
ラビットはそっと時計の彫刻を撫でる。
(そう……、君の持ち主はもういないのか……)
この三か月、ずっと「一人」で淋しかっただろう。そして、この時計が持ち主の手持ちに帰ることはもうない。
ラビットがけぶるような眉毛を伏せれば、ドルバー教授は薄く笑った。
「よかったらその時計は君が預かっていてはくれないか。そのうちマルク子爵に連絡を取ってみようとは思うが、いきなり時計を持って行っても驚かれるだろう」
「まあ、預かるだけでしたら……」
ここにはたくさんと時計があるから、この時計もぽつんと大学の落とし物の中に紛れているよりも淋しくないだろう。
「それれじゃあ、私は午後から授業が入っているから、失礼するよ」
ドルバー教授はシルクハットをかぶると、軽く手を振って店から出ていく。
ラビットがナターリアの時計を、店の奥の売り物でない時計たちが入っている棚の中に片づけようとしたとき、ふと一瞬、脳裏に一人の紳士の顔がよぎった。
(……?)
少し癖のある、チョコレート色の髪の二十代ほどの紳士だった。
ラビットはこの時計がほかに何か伝えたいことでもあるのかと思って、じっと銀色の表を見つめてみたが、それ以上は何のイメージも訴えてこない。
ラビットは首を傾げながら時計を棚の中に収めると、客のいない店の中を見やって、掃除でもするかなとつぶやいた。
「マルク子爵令嬢の時計?」
夕方になると、どうやら暇だったらしいウィルバードが迎えに来た。
帰り際になじみの宝飾店へ寄るらしい。女性へのプレゼントかと思ったら、レマニエル侯爵のパーティーにつけていく、ラビットのアクセサリーを買うという。ラビットは今までもたくさんの宝石類をウィルバードに買ってもらったから――というか、ウィルバードが勝手に買うから――、これ以上新しく用意する必要はないのに。
(言っても聞いてくれないんだろうけど)
どういうわけかウィルバードはラビットを着飾らせるのが好きだ。気がついたらクローゼットの中のドレスやアクセサリーが増えていたなんてことは日常茶飯事。文句を言えば、ラビットが私にねだらないから悪いんだよと意味のわからないことを言う。
ウィルバードの馴染みの宝飾店は、もちろんラビットも知っている。よく連れてこられるし、ここの店主がヴィラーゼル伯爵家を訪れることもある。
「店主、夜会用の品を選んでくれないか。ドレスは瞳にあわせて赤にする予定だ」
ウィルバードがそう言うだけで、馴染みの店主は心得たとばかりに奥に隠している宝石類を取りに行った。特に値の張るものは盗まれることを想定してか、店頭にはおかず奥の金庫におさめているのだ。
店主が宝石を取りに行く間、ラビットとウィルバードは馬車の中での会話の続きをする。
「三か月前に亡くなられたナターリア様のものだって」
「ああ、あの事件か」
「知ってるの?」
「まあ、ちょっとな。少々騒ぎになったから」
言いにくいことなのか、ウィルバードが言葉を濁す。
すると、ナターリアという名前が聞こえたのだろう、奥からアクセサリーをもって戻ってきた店主が、接客用のテーブルの上にアクセサリーを並べながら、
「マルク子爵様のナターリアお嬢様でしたら、お亡くなりになる前によくいらっしゃっていましたよ。亡くなられたと聞いたときは本当に驚きました。本当にお幸せそうでしたから」
「幸せそうだった?」
「ええ。もうすぐ結婚だか婚約だかをなさるんだとかで、結婚式のティアラは当店で注文してくださるとまでおっしゃってくださっていたんですがねぇ」
店主は並べたアクセサリーの中から、スクエアカットされたエメラルドのネックレスとイヤリングを差し出してくる。
「こちらなどはいかがでしょう?」
「これは見事なエメラルドだな」
ウィルバードはラビットの首元にネックレスを当てて満足そうにうなずくと、値段も聞かずにあっさりと購入を決めてしまった。
ラビットに時計屋を持たせたのは、きっと彼女を自立させて独り立ちさせるためだろうと推測しているのだが、ウィルバードのこの様子だと本当にそうなのだろうかと疑ってしまう。
けれども、店主の目の前で「いらない」とは言いにくくて、ラビットは心の中でこっそりとため息だ。
「ナターリア嬢が結婚するというのは本当に聞いたことなのか?」
会計はこの場ではなく、後日伯爵家へ請求してもらうため、ウィルバードは契約書にサインしながら訊ねた。
「ええ、なんでもお相手は伯爵様だそうで、素敵な方だとそれはもう嬉しそうでしたよ」
「そうか。それは知らなかったな」
ウィルバードは微笑んだが、ラビットはその目が思案気に揺れるのを見た。
(何か気になることでもあるのかな?)
ラビットは少し気になったが、サインを終えたウィルバードに「行くよ」と手を差し出されて、店主にお辞儀をすると、ウィルバードの手を取って店を出る。
馬車に戻ると、執事のショーンが扉を開けてくれた。
「お帰りになられますか? それともほかにお寄りになるところがございますか?」
馬車の扉をしめながらショーンが訊ねた。
「いや、もういいよ」
「かしこまりました」
ショーンが御者に邸に戻るように告げる。
ウィルバードは窓の外を眺めながら何やら考えこんでいる様子だった。
ラビットは窓ガラスに映るウィルバードの顔に、微かな焦燥にも似た不安を覚える。
(こういう顔をしているロードって、危ないことを考えていそうで、なんか嫌だな)
ウィルバードは少々変わった『仕事』をしている。今回もそうとは限らないけれど、先ほどの店主との会話の中で引っかかることがあったのは確かなのだろう。
危ないことをしなければいいけれど、とラビットはガタガタと揺れる馬車の背もたれに体を預けて、そっと目を閉じた。
懐中時計を受け取りに来たドルバー教授は、ラビットから時計を受け取ると同時に新しい時計を差し出してきた。
それは、男性が持つ懐中時計よりも二回りは小さな時計だった。最近、貴族の令嬢の間で、おしゃれな彫刻が施された小さな海中時計を、ファッションとして持ち歩くのが流行っている。銀色の表に繊細なユリの彫刻がされているところを見ると、これもその女性用の懐中時計だろう。
「教授、これは?」
自分の金色の時計が直っているのを確かめていたドルバー教授は、「ああ」と顔を上げた。
「大学の落とし物として届けられたんだよ」
「……落とし物を勝手に持ち出していいんですか?」
落し物は持ち主がいるから「落とし物」なのだ。いくら教授とはいえ、人様の物を我が物顔で持ち出すのはいかがなものだろう。
ラビットが冷ややかな視線を向けると、ドルバー教授は慌てたように、
「人を泥棒みたいな目で見ないでくれないか。それはもう三か月も前から落とし物として届けられているけれど、誰も取りに来ないものなのだよ」
「だからって、もらっていいものじゃないでしょ」
「だから違うって。私がほしくて持ち帰ったのではなく、君になら持ち主を探せるかもしれないと思ったから持ってきたのだよ」
「ああ、そういうことですか」
ラビットはじっと時計を見つめる。時計たちは言葉をラビットに伝えるわけではない。イメージを伝えてくるのだ。それは鮮明であったり、ときには曖昧で漠然としていたりと様々だが、この時計はいったいなにを教えてくれるのだろう。
知らない時計と「話す」のは初対面の人間と話すのと同じで、はじめから心を開いてくれるとは限らない。
しばらくすると、ラビットの脳裏に黒髪の二十歳前後の女性の姿がよぎる。時計が教えてくれたイメージだ。
身長は平均身長くらい。一重で眼鏡をかけている。左目の下に縦に二つほくろがあり、唇は厚め。色の白い女性だ。
ラビットが特徴をぽつりぽつりと語ると、ドルバー教授は眉をひそめた。
「それはナターリアかもしれないな。マルク子爵の末娘の」
「そうですか。ではその方に返してあげてください」
ラビットがそう言いながら時計を返そうとするが、ドルバー教授は首を横に振って受け取ろうとはしなかった。
「それは無理だよ。彼女は三か月前に亡くなったからね。でも、そうか……、ナターリアのものだったのであれば、持ち主があらわれないのも納得だな」
「そうですか、お亡くなりに……」
ラビットはそっと時計の彫刻を撫でる。
(そう……、君の持ち主はもういないのか……)
この三か月、ずっと「一人」で淋しかっただろう。そして、この時計が持ち主の手持ちに帰ることはもうない。
ラビットがけぶるような眉毛を伏せれば、ドルバー教授は薄く笑った。
「よかったらその時計は君が預かっていてはくれないか。そのうちマルク子爵に連絡を取ってみようとは思うが、いきなり時計を持って行っても驚かれるだろう」
「まあ、預かるだけでしたら……」
ここにはたくさんと時計があるから、この時計もぽつんと大学の落とし物の中に紛れているよりも淋しくないだろう。
「それれじゃあ、私は午後から授業が入っているから、失礼するよ」
ドルバー教授はシルクハットをかぶると、軽く手を振って店から出ていく。
ラビットがナターリアの時計を、店の奥の売り物でない時計たちが入っている棚の中に片づけようとしたとき、ふと一瞬、脳裏に一人の紳士の顔がよぎった。
(……?)
少し癖のある、チョコレート色の髪の二十代ほどの紳士だった。
ラビットはこの時計がほかに何か伝えたいことでもあるのかと思って、じっと銀色の表を見つめてみたが、それ以上は何のイメージも訴えてこない。
ラビットは首を傾げながら時計を棚の中に収めると、客のいない店の中を見やって、掃除でもするかなとつぶやいた。
「マルク子爵令嬢の時計?」
夕方になると、どうやら暇だったらしいウィルバードが迎えに来た。
帰り際になじみの宝飾店へ寄るらしい。女性へのプレゼントかと思ったら、レマニエル侯爵のパーティーにつけていく、ラビットのアクセサリーを買うという。ラビットは今までもたくさんの宝石類をウィルバードに買ってもらったから――というか、ウィルバードが勝手に買うから――、これ以上新しく用意する必要はないのに。
(言っても聞いてくれないんだろうけど)
どういうわけかウィルバードはラビットを着飾らせるのが好きだ。気がついたらクローゼットの中のドレスやアクセサリーが増えていたなんてことは日常茶飯事。文句を言えば、ラビットが私にねだらないから悪いんだよと意味のわからないことを言う。
ウィルバードの馴染みの宝飾店は、もちろんラビットも知っている。よく連れてこられるし、ここの店主がヴィラーゼル伯爵家を訪れることもある。
「店主、夜会用の品を選んでくれないか。ドレスは瞳にあわせて赤にする予定だ」
ウィルバードがそう言うだけで、馴染みの店主は心得たとばかりに奥に隠している宝石類を取りに行った。特に値の張るものは盗まれることを想定してか、店頭にはおかず奥の金庫におさめているのだ。
店主が宝石を取りに行く間、ラビットとウィルバードは馬車の中での会話の続きをする。
「三か月前に亡くなられたナターリア様のものだって」
「ああ、あの事件か」
「知ってるの?」
「まあ、ちょっとな。少々騒ぎになったから」
言いにくいことなのか、ウィルバードが言葉を濁す。
すると、ナターリアという名前が聞こえたのだろう、奥からアクセサリーをもって戻ってきた店主が、接客用のテーブルの上にアクセサリーを並べながら、
「マルク子爵様のナターリアお嬢様でしたら、お亡くなりになる前によくいらっしゃっていましたよ。亡くなられたと聞いたときは本当に驚きました。本当にお幸せそうでしたから」
「幸せそうだった?」
「ええ。もうすぐ結婚だか婚約だかをなさるんだとかで、結婚式のティアラは当店で注文してくださるとまでおっしゃってくださっていたんですがねぇ」
店主は並べたアクセサリーの中から、スクエアカットされたエメラルドのネックレスとイヤリングを差し出してくる。
「こちらなどはいかがでしょう?」
「これは見事なエメラルドだな」
ウィルバードはラビットの首元にネックレスを当てて満足そうにうなずくと、値段も聞かずにあっさりと購入を決めてしまった。
ラビットに時計屋を持たせたのは、きっと彼女を自立させて独り立ちさせるためだろうと推測しているのだが、ウィルバードのこの様子だと本当にそうなのだろうかと疑ってしまう。
けれども、店主の目の前で「いらない」とは言いにくくて、ラビットは心の中でこっそりとため息だ。
「ナターリア嬢が結婚するというのは本当に聞いたことなのか?」
会計はこの場ではなく、後日伯爵家へ請求してもらうため、ウィルバードは契約書にサインしながら訊ねた。
「ええ、なんでもお相手は伯爵様だそうで、素敵な方だとそれはもう嬉しそうでしたよ」
「そうか。それは知らなかったな」
ウィルバードは微笑んだが、ラビットはその目が思案気に揺れるのを見た。
(何か気になることでもあるのかな?)
ラビットは少し気になったが、サインを終えたウィルバードに「行くよ」と手を差し出されて、店主にお辞儀をすると、ウィルバードの手を取って店を出る。
馬車に戻ると、執事のショーンが扉を開けてくれた。
「お帰りになられますか? それともほかにお寄りになるところがございますか?」
馬車の扉をしめながらショーンが訊ねた。
「いや、もういいよ」
「かしこまりました」
ショーンが御者に邸に戻るように告げる。
ウィルバードは窓の外を眺めながら何やら考えこんでいる様子だった。
ラビットは窓ガラスに映るウィルバードの顔に、微かな焦燥にも似た不安を覚える。
(こういう顔をしているロードって、危ないことを考えていそうで、なんか嫌だな)
ウィルバードは少々変わった『仕事』をしている。今回もそうとは限らないけれど、先ほどの店主との会話の中で引っかかることがあったのは確かなのだろう。
危ないことをしなければいいけれど、とラビットはガタガタと揺れる馬車の背もたれに体を預けて、そっと目を閉じた。
32
あなたにおすすめの小説
贖罪の花嫁はいつわりの婚姻に溺れる
マチバリ
恋愛
貴族令嬢エステルは姉の婚約者を誘惑したという冤罪で修道院に行くことになっていたが、突然ある男の花嫁になり子供を産めと命令されてしまう。夫となる男は稀有な魔力と尊い血統を持ちながらも辺境の屋敷で孤独に暮らす魔法使いアンデリック。
数奇な運命で結婚する事になった二人が呪いをとくように幸せになる物語。
書籍化作業にあたり本編を非公開にしました。
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
私の意地悪な旦那様
柴咲もも
恋愛
わたくし、ヴィルジニア・ヴァレンティーノはこの冬結婚したばかり。旦那様はとても紳士で、初夜には優しく愛してくれました。けれど、プロポーズのときのあの言葉がどうにも気になって仕方がないのです。
――《嗜虐趣味》って、なんですの?
※お嬢様な新妻が性的嗜好に問題ありのイケメン夫に新年早々色々されちゃうお話
※ムーンライトノベルズからの転載です
【4話完結】 君を愛することはないと、こっちから言ってみた
紬あおい
恋愛
皇女にべったりな護衛騎士の夫。
流行りの「君を愛することはない」と先に言ってやった。
ザマアミロ!はあ、スッキリした。
と思っていたら、夫が溺愛されたがってる…何で!?
届かぬ温もり
HARUKA
恋愛
夫には忘れられない人がいた。それを知りながら、私は彼のそばにいたかった。愛することで自分を捨て、夫の隣にいることを選んだ私。だけど、その恋に答えはなかった。すべてを失いかけた私が選んだのは、彼から離れ、自分自身の人生を取り戻す道だった·····
◆◇◆◇◆◇◆
読んでくださり感謝いたします。
すべてフィクションです。不快に思われた方は読むのを止めて下さい。
ゆっくり更新していきます。
誤字脱字も見つけ次第直していきます。
よろしくお願いします。
結婚式に結婚相手の不貞が発覚した花嫁は、義父になるはずだった公爵当主と結ばれる
狭山雪菜
恋愛
アリス・マーフィーは、社交界デビューの時にベネット公爵家から結婚の打診を受けた。
しかし、結婚相手は女にだらしないと有名な次期当主で………
こちらの作品は、「小説家になろう」にも掲載してます。
【完結】幸せの終わり
彩華(あやはな)
恋愛
愛人宅で妻の死を聞いた僕。
急いで帰った僕は死んだ妻の前で後悔した。だが、妻は生きていた。
別人のように笑う妻に魅入られていく。
僕はいつしか・・・。
際どい場面こみのホラー的内容になっていますのでご注意ください。
*『亡くなった妻〜』の姉妹版に近いかもしれません。
処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜
放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!?
「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」
不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる