6 / 10
実行委員!
しおりを挟む
「実行委員になりたい人。」
「………」
(またこれか…)
秋原は思っていた。
俺の学年は、誰も実行委員に立候補
しないのだ。だから毎年秋原が実行委員に
なるハメになるのだった。
頼み事は断れない
(今まで、七回実行委員全部俺だ…)
「実行委員やらねーのか?」
「はー」
男子に言われて秋原は、ため息をつく。
(なんでこんなあだ名がついたんだろう。)
(分かるけど…)
「夏空は、実行委員やらないのか?」
「八月九日だからね。」
「夏空、実行委員やらないか。」
「へ?」
「やらないなら、別にいつも通り
俺だけでやるけど。」
「やる。」
顔を上げて笑顔になった夏空を見て秋原が、
「よし、決まりだな!」
「うん。」
「………」
(またこれか…)
秋原は思っていた。
俺の学年は、誰も実行委員に立候補
しないのだ。だから毎年秋原が実行委員に
なるハメになるのだった。
頼み事は断れない
(今まで、七回実行委員全部俺だ…)
「実行委員やらねーのか?」
「はー」
男子に言われて秋原は、ため息をつく。
(なんでこんなあだ名がついたんだろう。)
(分かるけど…)
「夏空は、実行委員やらないのか?」
「八月九日だからね。」
「夏空、実行委員やらないか。」
「へ?」
「やらないなら、別にいつも通り
俺だけでやるけど。」
「やる。」
顔を上げて笑顔になった夏空を見て秋原が、
「よし、決まりだな!」
「うん。」
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
1
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる