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#289 ヨシツネ達との交流
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「やぁぁっ!」
「ふむ、筋が良いな、少年」
蒼天の風の訓練場にて。
ナグモからやってきた面々にギルドを案内していたところ、ちょうど訓練場にいてジルバートと訓練していたリックが、ムサシに剣を見て欲しいと頼み込んでいった。
それに対して、主人であるヨシツネもむしろ訓練風景を見てみたいという事で許可を出し、絶賛リックはムサシに突撃していっていた。
「あの方は僕とそこまで歳が変わらないのに、凄く動けていますね」
「そうですね。リックといって、まだ冒険者見習いですが、もっと強くなりますよ」
「シュージ、僕と訓練…… あ、今はダメ?」
そんな風にヨシツネと話していると、リリスが訓練しようと声をかけてきたが、お客様と一緒にいるのを見て、遠慮する素振りを見せた。
「シュージ殿、僕に構わないで大丈夫ですよ」
「そうですか? あ、それなら折角ですし、ヨシツネ様も少し体を動かしませんか?」
「僕もですか?」
「はい。こちらのリリスさんに教えているのは主に体術なので、ヨシツネ様にも十分できる事かと」
「そういうことなら、ぜひ」
ヨシツネもお忍びできた事もあり、動きやすそうな服装だったので、食後の運動も兼ねて少し体を動かすことになった。
「よろしくお願いします、シュージ殿。そして、リリスさん」
「うん!えっと、ヨシツネ、様?」
「様など付けなくても大丈夫ですよ。ここではただのヨシツネですから」
「じゃあ、ヨシツネ!よろしくね!」
かなり大人びているヨシツネだが、年齢はリリスと同じ12歳なので、打ち解けるのも結構早かった。
「では、簡単な体の使い方からですね」
それからシュージは、2人に基礎的な体の使い方を教えることにした。
リリスもまだ体術を習い立てなので、打ち込みなどはせず、足運びや重心の取り方など、基礎的な部分を身振り手振りを交えながら教えつつ、今すぐにできる護身術なんかも少し教えてあげた。
「うん、お二人とも運動神経が良いですね」
「リリスさんには敵いませんけどね」
「僕は種族特性?ってやつもあるから!ヨシツネだって凄いよ!」
「確かに想像以上に動けていますね?普段から結構こういったことをやっているんですか?」
「少し前からムサシに剣を習い始めまして。まだ素振りと体力作りに走り込みぐらいしかしていませんが」
「なるほど」
「運動はかなり楽しいです。基礎練習の時は難しい事を考えないで出来ますし」
「それは何よりです」
「ん……?なんか賑やか……」
シュージ達が少し話しながら一息ついていると、いつものぷよぷよ浮かぶベッドに乗ったルナが訓練場にやってきた。
「おやルナさん。訓練場に来るのは珍しいですね」
「コロを探してた…… 一緒に昼寝しようと……」
「コロなら庭で遊んでましたよ」
「ん、分かった……」
「ルナ、丁度いい。少し手伝ってくれ」
コロの所在を聞き、そちらに行こうとしたルナだったが、ジルバートに呼び止められた。
「なに……?」
「今から俺とこちらのムサシ殿で手合わせをする事になったから、周りに被害が出ないよう障壁を作ってくれ」
「えぇ…… 面倒くさい……」
「……お前、年に一度のSランク冒険者が集まる会合、ここ数年すっぽかしているだろう」
「ぎく……」
「そこで斡旋させるSランク任務を、ここ数年お前の分も俺達がやっているんだが……」
「はぁ、分かった……」
「話はついたかな、ジルバート殿」
ジルバートがルナと交渉(?)をしていると、ムサシも近くに来た。
「ああ、お待たせした」
「む、よく見ればそこの寝転んでいる御仁も中々の実力者と見受ける。どうだ、儂と一戦やらぬか?」
「遠慮しとく…… 近接は貴方の方が強いよ……」
「はは、そうか。では、いずれなんでもアリで其方とは戦ってみたいな」
「そういうのはディアナに頼んで……」
それから面倒くさそうにしながらルナが張った魔力障壁の中で、ジルバートとムサシの打ち合いが始まった。
その動きはもう完全に人間離れしており、正直言って参考になるものではなかったが、リックなどはそれをキラキラとした表情で眺めていた。
「凄まじいですなぁ」
「ムサシがあんなに楽しそうに剣を振ってるの、以前の剣術大会でディアナ殿と戦っている時に初めて見たけれど、ジルバート殿も凄いですね」
その様子を同郷であるヨシツネとカンスケもちょっと微笑ましそうな表現で見ていた。
2人によると、ムサシはナグモの中だと文字通り最強で、彼が本気を出せる相手は、極稀に現れる脅威度の高い魔物相手ぐらいだそう。
本人はあまり表には出さないが、やはりこうして互角の強者との戦いをしている時が一番生き生きしているように見えるようだ。
「そのお二人の攻撃の余波に耐える魔力障壁をあんな風に寝転がりながら保っているあの御仁に私は目がいってしまいますな」
「あの人もジルさんやディアナさんと同じ、Sランク冒険者の方ですよ」
「で、僕と同じ魔族で凄い長生きしてるんだ!」
「凄いですね?リリスさんもそうですが、魔族の方には初めてお会いしたので、ぜひお話を聞きたいです」
「ちょっと面倒くさがられるかもしれませんが、優しい方なので応えてくれると思いますよ」
その後もしばらく訓練場でのヨシツネ達との交流は続き、3人とも帰る頃には非常に満足そうにしてくれていた。
なので3人とも、そう遠くないうちにまた来ると言ってくれ、中でもムサシはジルバートが普段、定期的に本気でディアナと模擬戦をしているという話を聞いたら、ぜひ自分もやらせて欲しいと言い出した。
ジルバート的にもディアナの相手をしてくれる人が増えるのは有り難かったようで、それを快諾し、その話を後から聞いたディアナも、めちゃくちゃ嬉しそうに了承し、期待に胸を躍らせるのであった。
※※※
すみません、ちょっとリアルが忙しくなるので、10日ほど短めのお話が増えるかもしれません!
毎日投稿は頑張りますので、引き続き応援していただけると幸いです。
「ふむ、筋が良いな、少年」
蒼天の風の訓練場にて。
ナグモからやってきた面々にギルドを案内していたところ、ちょうど訓練場にいてジルバートと訓練していたリックが、ムサシに剣を見て欲しいと頼み込んでいった。
それに対して、主人であるヨシツネもむしろ訓練風景を見てみたいという事で許可を出し、絶賛リックはムサシに突撃していっていた。
「あの方は僕とそこまで歳が変わらないのに、凄く動けていますね」
「そうですね。リックといって、まだ冒険者見習いですが、もっと強くなりますよ」
「シュージ、僕と訓練…… あ、今はダメ?」
そんな風にヨシツネと話していると、リリスが訓練しようと声をかけてきたが、お客様と一緒にいるのを見て、遠慮する素振りを見せた。
「シュージ殿、僕に構わないで大丈夫ですよ」
「そうですか? あ、それなら折角ですし、ヨシツネ様も少し体を動かしませんか?」
「僕もですか?」
「はい。こちらのリリスさんに教えているのは主に体術なので、ヨシツネ様にも十分できる事かと」
「そういうことなら、ぜひ」
ヨシツネもお忍びできた事もあり、動きやすそうな服装だったので、食後の運動も兼ねて少し体を動かすことになった。
「よろしくお願いします、シュージ殿。そして、リリスさん」
「うん!えっと、ヨシツネ、様?」
「様など付けなくても大丈夫ですよ。ここではただのヨシツネですから」
「じゃあ、ヨシツネ!よろしくね!」
かなり大人びているヨシツネだが、年齢はリリスと同じ12歳なので、打ち解けるのも結構早かった。
「では、簡単な体の使い方からですね」
それからシュージは、2人に基礎的な体の使い方を教えることにした。
リリスもまだ体術を習い立てなので、打ち込みなどはせず、足運びや重心の取り方など、基礎的な部分を身振り手振りを交えながら教えつつ、今すぐにできる護身術なんかも少し教えてあげた。
「うん、お二人とも運動神経が良いですね」
「リリスさんには敵いませんけどね」
「僕は種族特性?ってやつもあるから!ヨシツネだって凄いよ!」
「確かに想像以上に動けていますね?普段から結構こういったことをやっているんですか?」
「少し前からムサシに剣を習い始めまして。まだ素振りと体力作りに走り込みぐらいしかしていませんが」
「なるほど」
「運動はかなり楽しいです。基礎練習の時は難しい事を考えないで出来ますし」
「それは何よりです」
「ん……?なんか賑やか……」
シュージ達が少し話しながら一息ついていると、いつものぷよぷよ浮かぶベッドに乗ったルナが訓練場にやってきた。
「おやルナさん。訓練場に来るのは珍しいですね」
「コロを探してた…… 一緒に昼寝しようと……」
「コロなら庭で遊んでましたよ」
「ん、分かった……」
「ルナ、丁度いい。少し手伝ってくれ」
コロの所在を聞き、そちらに行こうとしたルナだったが、ジルバートに呼び止められた。
「なに……?」
「今から俺とこちらのムサシ殿で手合わせをする事になったから、周りに被害が出ないよう障壁を作ってくれ」
「えぇ…… 面倒くさい……」
「……お前、年に一度のSランク冒険者が集まる会合、ここ数年すっぽかしているだろう」
「ぎく……」
「そこで斡旋させるSランク任務を、ここ数年お前の分も俺達がやっているんだが……」
「はぁ、分かった……」
「話はついたかな、ジルバート殿」
ジルバートがルナと交渉(?)をしていると、ムサシも近くに来た。
「ああ、お待たせした」
「む、よく見ればそこの寝転んでいる御仁も中々の実力者と見受ける。どうだ、儂と一戦やらぬか?」
「遠慮しとく…… 近接は貴方の方が強いよ……」
「はは、そうか。では、いずれなんでもアリで其方とは戦ってみたいな」
「そういうのはディアナに頼んで……」
それから面倒くさそうにしながらルナが張った魔力障壁の中で、ジルバートとムサシの打ち合いが始まった。
その動きはもう完全に人間離れしており、正直言って参考になるものではなかったが、リックなどはそれをキラキラとした表情で眺めていた。
「凄まじいですなぁ」
「ムサシがあんなに楽しそうに剣を振ってるの、以前の剣術大会でディアナ殿と戦っている時に初めて見たけれど、ジルバート殿も凄いですね」
その様子を同郷であるヨシツネとカンスケもちょっと微笑ましそうな表現で見ていた。
2人によると、ムサシはナグモの中だと文字通り最強で、彼が本気を出せる相手は、極稀に現れる脅威度の高い魔物相手ぐらいだそう。
本人はあまり表には出さないが、やはりこうして互角の強者との戦いをしている時が一番生き生きしているように見えるようだ。
「そのお二人の攻撃の余波に耐える魔力障壁をあんな風に寝転がりながら保っているあの御仁に私は目がいってしまいますな」
「あの人もジルさんやディアナさんと同じ、Sランク冒険者の方ですよ」
「で、僕と同じ魔族で凄い長生きしてるんだ!」
「凄いですね?リリスさんもそうですが、魔族の方には初めてお会いしたので、ぜひお話を聞きたいです」
「ちょっと面倒くさがられるかもしれませんが、優しい方なので応えてくれると思いますよ」
その後もしばらく訓練場でのヨシツネ達との交流は続き、3人とも帰る頃には非常に満足そうにしてくれていた。
なので3人とも、そう遠くないうちにまた来ると言ってくれ、中でもムサシはジルバートが普段、定期的に本気でディアナと模擬戦をしているという話を聞いたら、ぜひ自分もやらせて欲しいと言い出した。
ジルバート的にもディアナの相手をしてくれる人が増えるのは有り難かったようで、それを快諾し、その話を後から聞いたディアナも、めちゃくちゃ嬉しそうに了承し、期待に胸を躍らせるのであった。
※※※
すみません、ちょっとリアルが忙しくなるので、10日ほど短めのお話が増えるかもしれません!
毎日投稿は頑張りますので、引き続き応援していただけると幸いです。
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