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連載
#298-1 エルフの皆さんがやってきた①
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「はー…… 憂鬱だよー……」
「まぁまぁ」
ヤタサの街の転移門の近くにて。
そこではシュージとゲンナリした様子のディアナが、これからこの転移門を通ってやって来る者達を待っていた。
「まさかこっちに来るなんてねー」
「外の世界を直接見たいとの事です」
そう、本日ここには、エルフの国、エリフォミアから、王であるローラン、その息子であるケリア、そしてディアナの母のアナベルと、父のディオールがやって来るのだ。
本当ならもう1人、ローランの嫁、つまりエリフォミア王妃であるフィーアも来たがっていたそうだが、体調面も考慮して今回は断念する形になったとか。
ただ、フィーアの体調は、シュージのレシピをエリフォミアでも取り扱い始めた結果、以前よりも格段に良くなったそうで、とても感謝をしていると手紙に記されていた。
「お、来ましたかね」
それからディアナと他愛もない会話をしていると、転移門のある建物から、それはもう美形なエルフの面々が姿を見せた。
「シュージ殿、少しぶりだな」
「お久しぶりです、ローラン様」
「ここがシュージ殿が暮らす街か。ふむ、空気も良いし民の表情も明るい。良い街だ」
「ディアナ、元気にしてた?」
「迷惑かけてないか?」
「はいはい、元気だし迷惑もかけてないよー」
「では、立ち話もなんですから、行きましょうか」
それからシュージは、ローラン達を連れ、蒼天の風へと向かって歩きだした。
すると、街の者たちからの目線がかなりの量集まってきた。
まぁ、それもそのはず、エルフの皆さんはもう普通に生きていたらお目にかかれないぐらい整った顔立ちをしているので、その目線はどこか見惚れてしまうような、そんな目線が多かった。
ただ、この街の者達はディアナの事をよく見かけているので、ある程度慣れているのか、割とすぐに目線を外す者が多かった。
「もう少し奇異な目で見られるかと思ったが、案外そんなこともないな」
「ディアナさんで慣れているからかもしれませんね」
「なら、今後もエルフの者が外の世界を訪れる時は、この街に来させるのが良いかもしれないな」
「そうかもしれませんね。この街は治安も良いですし」
「建築様式などもエリフォミアとは全く違くて面白いですね」
そう言うのは、先程から興味深そうに街を見回しているケリアだった。
彼は割と研究者気質なので、エリフォミアでは見ない建築様式や人々の服装などに興味津々のようだ。
「そうしたら、帰り際にこの街を一通り歩いたりもしてみましょうか」
「おお、それは楽しみだ」
そんな約束もしつつ、一行は蒼天の風へと辿り着き、入口から中へと入っていくのであった。
「まぁまぁ」
ヤタサの街の転移門の近くにて。
そこではシュージとゲンナリした様子のディアナが、これからこの転移門を通ってやって来る者達を待っていた。
「まさかこっちに来るなんてねー」
「外の世界を直接見たいとの事です」
そう、本日ここには、エルフの国、エリフォミアから、王であるローラン、その息子であるケリア、そしてディアナの母のアナベルと、父のディオールがやって来るのだ。
本当ならもう1人、ローランの嫁、つまりエリフォミア王妃であるフィーアも来たがっていたそうだが、体調面も考慮して今回は断念する形になったとか。
ただ、フィーアの体調は、シュージのレシピをエリフォミアでも取り扱い始めた結果、以前よりも格段に良くなったそうで、とても感謝をしていると手紙に記されていた。
「お、来ましたかね」
それからディアナと他愛もない会話をしていると、転移門のある建物から、それはもう美形なエルフの面々が姿を見せた。
「シュージ殿、少しぶりだな」
「お久しぶりです、ローラン様」
「ここがシュージ殿が暮らす街か。ふむ、空気も良いし民の表情も明るい。良い街だ」
「ディアナ、元気にしてた?」
「迷惑かけてないか?」
「はいはい、元気だし迷惑もかけてないよー」
「では、立ち話もなんですから、行きましょうか」
それからシュージは、ローラン達を連れ、蒼天の風へと向かって歩きだした。
すると、街の者たちからの目線がかなりの量集まってきた。
まぁ、それもそのはず、エルフの皆さんはもう普通に生きていたらお目にかかれないぐらい整った顔立ちをしているので、その目線はどこか見惚れてしまうような、そんな目線が多かった。
ただ、この街の者達はディアナの事をよく見かけているので、ある程度慣れているのか、割とすぐに目線を外す者が多かった。
「もう少し奇異な目で見られるかと思ったが、案外そんなこともないな」
「ディアナさんで慣れているからかもしれませんね」
「なら、今後もエルフの者が外の世界を訪れる時は、この街に来させるのが良いかもしれないな」
「そうかもしれませんね。この街は治安も良いですし」
「建築様式などもエリフォミアとは全く違くて面白いですね」
そう言うのは、先程から興味深そうに街を見回しているケリアだった。
彼は割と研究者気質なので、エリフォミアでは見ない建築様式や人々の服装などに興味津々のようだ。
「そうしたら、帰り際にこの街を一通り歩いたりもしてみましょうか」
「おお、それは楽しみだ」
そんな約束もしつつ、一行は蒼天の風へと辿り着き、入口から中へと入っていくのであった。
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