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旅は道連れ
小魔王ロビン誕生
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大金を奪われたロビンたちはテリーが持っていたわずかな金で宿屋に泊まった。
翌日、ロビンがオラムの街中に足を運ぶと、手配書が貼られているのに気付いた。それはロビンの人相書きで、ダイド村で悪事を働いた小魔王だと書いてあった。そして捕らえた者には少額の懸賞金を払うという旨が書かれていた。
「……ぬうう、小魔王だと? それに懸賞金が安い。俺はなめられている!」
手配書を見たロビンは怒ったが、テリーとエルノは楽しそうに笑った。
「小魔王さま、これで私たちを捕まえようとする奴らを返り討ちにして全員殺しましょう。小魔王さまは恐怖の小魔王として恐れられるでしょうウフフ」
小魔王という呼称を気に入ったらしいエルノはロビンに抱き着きながら言った。
「う、うむエルノ。全員殺すかどうかはともかく返り討ちの準備は必要だな」
「それよりロビンさま、我々にはもう金がありません。一刻も早く王女を捕まえてラクマ王家に身代金を要求しましょう。それで万事解決です」
テリーがうなずきながら言うと、ロビンも手を打ってうなずいた。
「……ちょっと待てテリー。こっちの手配書を見ろ、魔王ビガロを退治した者には大金を払うと書いてあるぞ。ビガロとは何者だ? 生意気な」
ロビンが見つけた手配書には、オラム西方の大洞窟に住み着いている魔王ビガロのことが書いてあった。エルノもそれを読んで笑った。
「小魔王さま、この世界で魔王を名乗る者なんて数えきれませんわ。とりあえずぶち殺しに行きましょう。お宝を持っているかもしれませんよフフフ」
ご機嫌になったエルノはロビンを抱え、テリーの手をつかんで宙に浮いた。
「出でよ魔の翼! 飛行術!」
エルノの白い背中が光り、黒い翼が生えるとエルノは飛行した。
「ああっ重い! ちょっとは痩せろよデブ小魔王! ブタ野郎が!」
エルノは抱えているロビンに言い、ロビンの脇腹を膝で何度も蹴った。
そしてエルノはふらつきながらも小さな山のふもとまで飛んだ。
洞窟の入り口らしき穴を見たエルノはロビンを投げ捨て、テリーと共に着地した。
「さて、ロビンさまが先頭でお願いします。魔物から我々を守ってください」
ロビンはぼんやりしながら洞窟に入り、後にテリーとエルノが続いた。
翌日、ロビンがオラムの街中に足を運ぶと、手配書が貼られているのに気付いた。それはロビンの人相書きで、ダイド村で悪事を働いた小魔王だと書いてあった。そして捕らえた者には少額の懸賞金を払うという旨が書かれていた。
「……ぬうう、小魔王だと? それに懸賞金が安い。俺はなめられている!」
手配書を見たロビンは怒ったが、テリーとエルノは楽しそうに笑った。
「小魔王さま、これで私たちを捕まえようとする奴らを返り討ちにして全員殺しましょう。小魔王さまは恐怖の小魔王として恐れられるでしょうウフフ」
小魔王という呼称を気に入ったらしいエルノはロビンに抱き着きながら言った。
「う、うむエルノ。全員殺すかどうかはともかく返り討ちの準備は必要だな」
「それよりロビンさま、我々にはもう金がありません。一刻も早く王女を捕まえてラクマ王家に身代金を要求しましょう。それで万事解決です」
テリーがうなずきながら言うと、ロビンも手を打ってうなずいた。
「……ちょっと待てテリー。こっちの手配書を見ろ、魔王ビガロを退治した者には大金を払うと書いてあるぞ。ビガロとは何者だ? 生意気な」
ロビンが見つけた手配書には、オラム西方の大洞窟に住み着いている魔王ビガロのことが書いてあった。エルノもそれを読んで笑った。
「小魔王さま、この世界で魔王を名乗る者なんて数えきれませんわ。とりあえずぶち殺しに行きましょう。お宝を持っているかもしれませんよフフフ」
ご機嫌になったエルノはロビンを抱え、テリーの手をつかんで宙に浮いた。
「出でよ魔の翼! 飛行術!」
エルノの白い背中が光り、黒い翼が生えるとエルノは飛行した。
「ああっ重い! ちょっとは痩せろよデブ小魔王! ブタ野郎が!」
エルノは抱えているロビンに言い、ロビンの脇腹を膝で何度も蹴った。
そしてエルノはふらつきながらも小さな山のふもとまで飛んだ。
洞窟の入り口らしき穴を見たエルノはロビンを投げ捨て、テリーと共に着地した。
「さて、ロビンさまが先頭でお願いします。魔物から我々を守ってください」
ロビンはぼんやりしながら洞窟に入り、後にテリーとエルノが続いた。
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