みずいろのなつ

澪花

文字の大きさ
上 下
1 / 3

設定

しおりを挟む
奥村 夏鈴    おくむら かりん  (9)
→龍崎  夏鈴     たつさき かりん
小学3年生。紘の姉の子ども。
当然顔は似てないが、目の色は紘と同じ綺麗な水色。
紘のことを『パパ』、玲奈のことを『ママ』と呼んで慕っている。パパとママからのあだ名は「ナツ」「なっちゃん」。
玲奈のことが大好きで時折そのことで紘と喧嘩(?)する。でもちゃんとパパのことも好き。
「あのね、本当はママと同じくらいパパのことも大好きなの。私とママの秘密ね!」「うん、秘密だね」
手を繋いでる親子をみると一瞬羨ましくなるが、パパとママに有り余る愛情を注がれているため気にしてない。
「おっきくなったらママみたいな人と結婚するー!」…さいですか。


龍崎  紘      たつさき ひろ      (25)
姉とは割と歳が離れていた。
夏鈴が産まれたときは高2になる前くらい。
大学3年生のときに姉夫婦が交通事故で亡くなる。
その後、親戚をタライ回しにされてた姪を引き取る。
自分よりも恋人に懐いてる姪に複雑な感情を抱きながらも、日々の成長を見守っている。
「なんでお迎えママじゃないのー!」「おうおうパパじゃ不満か??」「ママの方が好きー」「…そうか(ちょっと傷つく)」


八代 玲奈    やしろ れいな   (25)
紘とは大学生のときからの付き合い。
恋人が突然姪を引き取ると言い出し驚いたし、養えるわけないと反対した(まだ大学を卒業したばかりだったので)。
でも恋人は本気だし、覚悟も決めてたので微力ながら手伝うことを決めた。
夏鈴と初めて会うときには何か言われないかとドキドキしてたが笑顔で懐いてくる夏鈴に母性が目覚めた。
「えっと、はじめまして。紘くんの恋人の玲奈です。」「?(首傾げ)………まま!(満面の笑み)」「(か、可愛い!)」
紘と夏鈴の喧嘩(?)は微笑ましく見守っている。
多分近いうちに龍崎姓になる。


しおりを挟む

処理中です...