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第9話 かつての影と、未来への扉
〇
結婚式から数ヶ月が経ち、わたしの生活はさらに新しい段階へと進んでいた。王妃としての務めは想像以上に多岐にわたり、朝から晩まで息つく暇もないほどだ。けれど、不思議と心は穏やかだった。どれほど忙しくても、毎日のひとつひとつが「未来へと続く道」だと思えるからだ。
朝の執務を終えたあと、書簡の整理をしていると、メアリが少し不思議そうな顔をして近づいてきた。
「レティシア様、少し変わったお手紙が届いております」
「変わった手紙?」
差し出された封筒には見覚えのある紋章が刻まれていた。――グラント公爵家。
一瞬、心臓が跳ねる。指先がわずかに震えるのを感じながら封を切ると、丁寧な筆致で書かれた短い手紙が現れた。
『このたびはご結婚、心よりお祝い申し上げます。
多くの過ちを犯し、取り返しのつかないことをしてきました。
それでも、どうしても一度だけ、お話しする機会をいただけないでしょうか――
セリーヌ・グラント』
――セリーヌ。
彼女からの手紙など、二度と届かないと思っていた。結婚式で見た彼女の姿は、どこか遠くを見つめるような諦めを帯びていたからだ。まさか、今になって“会いたい”と書かれてくるとは思わなかった。
「……どうなさいますか?」
メアリがそっと尋ねる。
わたしはしばらく迷ったが、やがて静かに口を開いた。
「会いましょう。過去に決着をつけるなら、今しかありません」
◇
数日後、王都の静かな庭園。
陽の光が緑の木々を照らし、風が花の香りを運んでくる。わたしが到着すると、すでにセリーヌがそこにいた。以前の華やかな装いは影を潜め、質素なドレスに身を包んだ彼女は、かつての傲慢さを感じさせないほど穏やかな表情をしていた。
「……久しぶりね、レティシア」
「ええ、本当に久しぶりですわ」
向かい合って座ると、しばし沈黙が流れた。風の音と鳥のさえずりだけが響く中、先に口を開いたのはセリーヌだった。
「まずは……謝らせてほしいの。あの頃、あなたにしたこと、全部。どれほどの傷をつけたか、今ならわかるの。あのときの私は、ただ“上”に立っていたかっただけ。誰かを踏みにじらなければ、自分の価値を保てなかったのよ」
「……」
「でも、本当に価値がある人は、そんなことをしない。あなたは証明してみせた。どんなに貶められても、自分を信じて前へ進んだ。……正直、羨ましかったの」
その言葉は、嘘ではなかった。
声は震え、瞳には涙が滲んでいる。そこにあるのは、かつての高慢な令嬢の姿ではなく、自分の過ちと向き合うひとりの人間の姿だった。
「わたしは……あなたを憎んでいたわ、長い間。顔を見るのも嫌だったし、思い出すたびに胸が痛んだ。でもね、それと同じくらい、自分を見つめ直すきっかけにもなったの」
「……わたしを?」
「ええ。あなたがいなければ、わたしは“何もできない人間”のままだった。あなたの存在が、わたしを強くしたの。だから、今は――感謝しています」
セリーヌは驚いたように目を見開き、そして静かに微笑んだ。
その表情は、あの頃とはまるで別人だった。
「ありがとう……本当に、ありがとう。あなたがそう言ってくれるだけで、少し救われた気がするわ」
「わたしたちは、もう“敵”ではありませんわ。過去は過去として、これからは違う未来を生きましょう」
言葉を交わすうちに、心の奥のどこかがふっと軽くなった。
“ざまあ”という痛快な感情も、もうそこにはない。あるのは、静かな赦しと、歩んできた日々への誇りだけだった。
◇
庭園を後にするころ、セリーヌがふと立ち止まり、振り返った。
「レティシア……本当に幸せそうね」
「ええ、幸せです。だけど、それは“あなたがいたからこそ”の幸せですわ」
「……あなたらしい答えね。きっと、王妃として素晴らしい未来をつくっていくわ」
そう言って、彼女は深く頭を下げた。
その姿を見送ったとき、わたしの中でひとつの物語が静かに幕を閉じた気がした。
◇
王宮へ戻ると、アレクシスが執務を終えてわたしを待っていた。
彼はわたしの顔を見るなり、すべてを察したように微笑む。
「セリーヌ嬢と話を?」
「ええ。……不思議ですわね。あれほど憎んでいたのに、今はもう憎しみがありません」
「それは、あなたが過去を超えた証ですよ。憎しみを抱えたままでは、人は前に進めない。あなたはもう、未来だけを見ている」
「……そうですね。ようやく、本当の意味で自由になれた気がします」
わたしは静かに微笑み、彼の肩にもたれかかった。
窓の外では、夕陽が王都を金色に染めている。長く続いた“過去”という影は、今ようやく夜の向こうへと消え去ろうとしていた。
◇
あの頃のわたしは、ただ「ざまあと言わせたい」と思っていた。
でも今は違う。“ざまあ”なんて、もう必要ない。
だって、すべての答えは、今この手の中にあるから。
愛する人と共に歩む未来。
人々と共に築く新しい時代。
そして、過去の自分が夢見た「誇れる自分」という姿――それらが、すべて今ここにある。
「アレクシス。わたし、これから先、もっと多くの人を笑顔にしたいですわ」
「ええ。あなたならきっとできる。――そして、私はその隣で、ずっと支え続けます」
夕暮れの空に、静かに灯りがともる。
それは、過去の終わりと、未来の始まりを告げる光のようだった。
もう“いじめられっこ”はどこにもいない。
ここにいるのは、“愛され、選ばれ、共に歩む王妃”――レティシア・アルバーン。
そして、わたしたちの物語は、まだまだ続いていくのだ。
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結婚式から数ヶ月が経ち、わたしの生活はさらに新しい段階へと進んでいた。王妃としての務めは想像以上に多岐にわたり、朝から晩まで息つく暇もないほどだ。けれど、不思議と心は穏やかだった。どれほど忙しくても、毎日のひとつひとつが「未来へと続く道」だと思えるからだ。
朝の執務を終えたあと、書簡の整理をしていると、メアリが少し不思議そうな顔をして近づいてきた。
「レティシア様、少し変わったお手紙が届いております」
「変わった手紙?」
差し出された封筒には見覚えのある紋章が刻まれていた。――グラント公爵家。
一瞬、心臓が跳ねる。指先がわずかに震えるのを感じながら封を切ると、丁寧な筆致で書かれた短い手紙が現れた。
『このたびはご結婚、心よりお祝い申し上げます。
多くの過ちを犯し、取り返しのつかないことをしてきました。
それでも、どうしても一度だけ、お話しする機会をいただけないでしょうか――
セリーヌ・グラント』
――セリーヌ。
彼女からの手紙など、二度と届かないと思っていた。結婚式で見た彼女の姿は、どこか遠くを見つめるような諦めを帯びていたからだ。まさか、今になって“会いたい”と書かれてくるとは思わなかった。
「……どうなさいますか?」
メアリがそっと尋ねる。
わたしはしばらく迷ったが、やがて静かに口を開いた。
「会いましょう。過去に決着をつけるなら、今しかありません」
◇
数日後、王都の静かな庭園。
陽の光が緑の木々を照らし、風が花の香りを運んでくる。わたしが到着すると、すでにセリーヌがそこにいた。以前の華やかな装いは影を潜め、質素なドレスに身を包んだ彼女は、かつての傲慢さを感じさせないほど穏やかな表情をしていた。
「……久しぶりね、レティシア」
「ええ、本当に久しぶりですわ」
向かい合って座ると、しばし沈黙が流れた。風の音と鳥のさえずりだけが響く中、先に口を開いたのはセリーヌだった。
「まずは……謝らせてほしいの。あの頃、あなたにしたこと、全部。どれほどの傷をつけたか、今ならわかるの。あのときの私は、ただ“上”に立っていたかっただけ。誰かを踏みにじらなければ、自分の価値を保てなかったのよ」
「……」
「でも、本当に価値がある人は、そんなことをしない。あなたは証明してみせた。どんなに貶められても、自分を信じて前へ進んだ。……正直、羨ましかったの」
その言葉は、嘘ではなかった。
声は震え、瞳には涙が滲んでいる。そこにあるのは、かつての高慢な令嬢の姿ではなく、自分の過ちと向き合うひとりの人間の姿だった。
「わたしは……あなたを憎んでいたわ、長い間。顔を見るのも嫌だったし、思い出すたびに胸が痛んだ。でもね、それと同じくらい、自分を見つめ直すきっかけにもなったの」
「……わたしを?」
「ええ。あなたがいなければ、わたしは“何もできない人間”のままだった。あなたの存在が、わたしを強くしたの。だから、今は――感謝しています」
セリーヌは驚いたように目を見開き、そして静かに微笑んだ。
その表情は、あの頃とはまるで別人だった。
「ありがとう……本当に、ありがとう。あなたがそう言ってくれるだけで、少し救われた気がするわ」
「わたしたちは、もう“敵”ではありませんわ。過去は過去として、これからは違う未来を生きましょう」
言葉を交わすうちに、心の奥のどこかがふっと軽くなった。
“ざまあ”という痛快な感情も、もうそこにはない。あるのは、静かな赦しと、歩んできた日々への誇りだけだった。
◇
庭園を後にするころ、セリーヌがふと立ち止まり、振り返った。
「レティシア……本当に幸せそうね」
「ええ、幸せです。だけど、それは“あなたがいたからこそ”の幸せですわ」
「……あなたらしい答えね。きっと、王妃として素晴らしい未来をつくっていくわ」
そう言って、彼女は深く頭を下げた。
その姿を見送ったとき、わたしの中でひとつの物語が静かに幕を閉じた気がした。
◇
王宮へ戻ると、アレクシスが執務を終えてわたしを待っていた。
彼はわたしの顔を見るなり、すべてを察したように微笑む。
「セリーヌ嬢と話を?」
「ええ。……不思議ですわね。あれほど憎んでいたのに、今はもう憎しみがありません」
「それは、あなたが過去を超えた証ですよ。憎しみを抱えたままでは、人は前に進めない。あなたはもう、未来だけを見ている」
「……そうですね。ようやく、本当の意味で自由になれた気がします」
わたしは静かに微笑み、彼の肩にもたれかかった。
窓の外では、夕陽が王都を金色に染めている。長く続いた“過去”という影は、今ようやく夜の向こうへと消え去ろうとしていた。
◇
あの頃のわたしは、ただ「ざまあと言わせたい」と思っていた。
でも今は違う。“ざまあ”なんて、もう必要ない。
だって、すべての答えは、今この手の中にあるから。
愛する人と共に歩む未来。
人々と共に築く新しい時代。
そして、過去の自分が夢見た「誇れる自分」という姿――それらが、すべて今ここにある。
「アレクシス。わたし、これから先、もっと多くの人を笑顔にしたいですわ」
「ええ。あなたならきっとできる。――そして、私はその隣で、ずっと支え続けます」
夕暮れの空に、静かに灯りがともる。
それは、過去の終わりと、未来の始まりを告げる光のようだった。
もう“いじめられっこ”はどこにもいない。
ここにいるのは、“愛され、選ばれ、共に歩む王妃”――レティシア・アルバーン。
そして、わたしたちの物語は、まだまだ続いていくのだ。
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